Que ma vie est belle!

私とは、美しいもの、美味しいもの、楽しいものの集合体。

(お台場+ポンピドゥセンター)/2=新しい住処

2007-08-10 08:48:23 | ロンドン

会社から2ヶ月を目処にWindsorの今の住まいから別の場所に移るよう言われていたので、せっかく英国に来たのだから、Londonに住みたいと考えていた。そこで最初はMayfairとかSouth Kensingtonなど、東京で言えば番町とか麻布みたいなエリアで探していた。ところが、このLondonの不動産は東京の比ではなく高い。結局予算内で「ここなら生活してゆける」という物件にめぐり合うことがなかったことと、通勤の便を考えて、Paddingtonという駅の近くの再開発地域にあるflatを借りることにした。Paddingtonを東京で喩えると池袋、という感じかもしれない。

Paddingtonという駅は、HeathrowからLondonへ入るときのターミナル駅でもあるのでご存知の方も多いと思うが、決して美しい場所ではない。周囲は、旅行者が多いのはもちろんのこと、少々怪しき人々も見かける。そんなわけで日本人女性の端くれである私としては夜道がとても心配である。特に英国は夏場昼間が長い代わり冬場は夜がとても長く、冬の通勤時間帯に周囲が真っ暗なことは想像に難くない。そこで、日が暮れた頃Paddingtonを訪れてみることにした。日があまりに長く、21時半を過ぎてもまだ明るさは多少残っていたものの、何と夜のflatの周囲は、まるでお台場を少しシックにしたよう。運河の周りの歩道は、ブルー系のライトに照らされて、またLondonにしては珍しくごみ一つ落ちていなくて、不思議な感じ。再開発ビルはとても近代的で、一つのビルはParisのポンピドゥセンターを思い出す。あれだけ心配したことが拍子抜けなくらい、ちょっとお洒落な感じ。これで、少しだけ安心して契約できる。

たまたま見つけたflatの持ち主の要望で、急遽引越しが2週間後に決定した。来週はAtlanta出張だし、またばたばたした日々が始まる。


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