ピュイ&キュイの徒然

ポーセリン・ペインティングや美術館・お寺巡り・バードウォッチングのことなどの覚書です

お茶摘み

2011-06-08 22:04:48 | 日々のこと
先週末、大和高原にお茶摘みに行ってきました




通称、バリカンと呼ばれる専用の機械で刈り取った後の刈残しを摘ませて
頂きます
昔、全てを手作業で摘んでいた時は「一芯二葉摘み」
(上から三枚を摘みます)
・・・機械で刈り取ると余分な葉や茎が入ってしまいますね。



刈り取った新茶を工場に運んで加工します
蒸す事で発酵を止めます
蒸す時間は産地や目的によっても違いますが1分~2分
(2分位蒸すと深蒸しになります)



揉捻しています



約300キロを収穫したのに、完成した茶葉は60キロになります。

大和茶はブランドとしての知名度は低いのですが、
お隣、京都の宇治茶のブレンド用に使われていますので、
とても美味しいのです




以前、お茶処、静岡に住んでいた頃、最高級静岡茶として名高い
川根茶(天竜川の中~上流)の産地を見に行った事があり、
大和高原は、この川根にとても雰囲気が似ています

お茶の味は、地形などの環境に大きく左右されると聞いています
夜、昼の気温差が大きく、霧が出る、などの条件が揃うと
香り高いお茶が生産できるそうです

きっと大和茶は美味しい!と産地を見て納得。

さて、帰宅後は、持ち帰った茶葉を蒸して、揉んで、乾かす作業
に追われ・・・出来上がったお茶を頂きました
・・・やはり揉捻が足りず、弱発酵の白茶のような味です
でも自分で摘んで作った新茶は美味しいですね!

アトリエ・ラ・ヴィータ