墨汁日記

墨汁Aイッテキ!公式ブログ

逃避

2005-10-09 19:19:10 | 駄目
 俺は弱い人間で、マジ弱い、たぶんだが、確実に誰かよりは何かが負けている。全てに勝るにんげんなんか確実にこの世にいないが負けがこみすぎている。最弱である。
 俺の逃げ込み先は常に希望であった。希望以外に逃げ込める隙間は無い。希望とは夢であり願望だ。
 俺は、他人とは異なる感受性をもつが、それは単なる習得的な価値観の差にすぎない。俺ごときはただの普通の男だと確信に至るのに30年かかった。俺はたんなる精神的異邦人なのである。
 ただの男が逃げ込む先を失った。酒にでも逃げ込めれば幸いであるのだが、俺は希望の美酒の味だけは忘れられない。パン屋や女に希望の矛先を向けてもみるものの、なんだかしっくりこない。
 マン、。マンコに、いやアレに再び情熱をそそいで良いものか。俺は普通でなんの才能も無い。でも、いずれ死ぬとか下らない当たり前な事は考えない。俺は転んだら起きないが、目ん玉はなぜか顔の真ん前にしかついていないので前しか見えない。


挫折

2005-10-09 18:48:22 | 駄目
 俺は挫折者で遁世者ではない。でも目は常に世間を向いている、単に俺が不器用な上に馬鹿なので世間からはじかれているだけだ。馬鹿だから何度でもこりずに挫折してパチンコ玉のようにはじかれて今じゃこのザマだ。
 失敗しちゃいけないのか?
 失敗は恥ずかしいのか?
 失敗を恐れて遁世の隠者を気どって、ナニが楽しい。そんなにやりたくもないはずの仕事に食らいついてるのが正しい事なのか? 自分の仕事に誇りを持って働いているのならともかく、食い扶持の為にやってやってんだよという態度は、消費者や雇用主への反逆にすぎない。媚びるなら媚びきれ。出来るようにしか出来ないなら出来るようにやれ、本気でだ。
 いや、コレは誰に対してどうとかいう話ではない。自分自身への戒めだ。
 明日からも出来る範囲で頑張ろう。


徒然草 第八十段

2005-10-09 17:41:35 | 徒然草
 人ごとに、我が身にうとき事をのみぞ好める。法師は、兵の道を立て、夷は、弓ひく術知らず、仏法知りたる気色し、連歌し、管絃を嗜み合へり。されど、おろかなる己れが道よりは、なほ、人に思ひ侮られぬべし。
 法師のみにもあらず、上達部・殿上人・上ざままで、おしなべて、武を好む人多かり。百度戦ひて百度勝つとも、未だ、武勇の名を定め難し。その故は、運に乗じて敵を砕く時、勇者にあらずといふ人なし。兵尽き、矢窮りて、つひに敵に降らず、死をやすくして後、初めて名を顕はすべき道なり。生けらんほどは、武に誇るべからず。人倫に遠く、禽獣に近き振舞、その家にあらずは、好みて益なきことなり。

<口語訳>
 人毎に、我が身に疎い事のみを好むようだ。法師は、兵の道を起こし、夷(→関東の武士)は、弓ひく術知らない、仏法知っている顔し、連歌し、管絃をたしなみ会う。けれど、おろかなる己が道よりは(弓ひく術知らない、仏法知っている顔し、連歌し、管絃をたしなみ会う。ほうが)尚更、人に思い侮られないだろう。
 法師のみでもない、上達部(→上級貴族)・殿上人(→朝廷に仕える役人)・上ざま(→皇族)まで、おしなべて、武を好む人多い。百度戦って百度勝つとも、未だ、武勇の名を定め難い。その故は、運に乗じて敵を砕く時、勇者でない様な人はない。兵尽き、矢尽きて、最期まで敵にくだらない、死をたやすくした後、初めて名をあらわすべきの道だ。生きているあいだは、武に誇るべきでない。人倫に遠く、禽獣に近い振舞、その家にいないならば、好んで益ないことだ。

<意訳>
 人は我が身の本分を忘れ、自分に関係の無い事を好むようだ。
 法師が武道を志し、武士が経を読む。
 それでも、そんな趣味のほうが、つたないままの己の本業よりは人に笑われないですむだろう。
 武を好むのは法師だけではない。皇族や貴族、役人にいたるまで武を志す。しかし、百回戦って百回勝とうと、武勇の誉れは得られないだろう。
 その理由は、勝ち戦なら誰もが勇者になれる。しかし武勇の誉れは、兵尽き矢も尽き、それでも敵にくだらず死も恐れずに戦って初めて得られるのだ。
 兵は死んで誉れを残す。
 生きているなら、武など誇らないほうが良いだろう。
 戦いなど正気の沙汰ではなく、獣に近い振舞だ。武門の家に生まれついたのでもなければ、好んでするべき事ではない。

<兼好の呪い>
 やられた。さんざん兼好をコケにしてきた呪いだろうか。この八十段もまったくワケがわからない。
 とうとう、徒然草解読を放り出してprotozoaはつれづれ79段で挫折しましたと宣言しようかとも思いましたさ。マジで。しかし、ここでくじけると落ち着かない。オチもつかない。くじけるならくじけるべき当然のところもあるだろうと、もう少しミリ単位で頑張り通す事にして、脳の潤滑油であるアルコールを投入してみた。
 とくに「されど、おろかなる己れが道よりは、なほ、人に思ひ侮られぬべし。」という文にはやられまくった。まったくにして、言葉のつながりが読めない。酔っぱらって書いてんのか兼好! とツッコミたくもなったが、酔っているのは俺だ。
 その後もわかりにくい文章は続いたが、酒のおかげで一時間ほどは脳の活動が通常の三倍なので、なんとか解読しきった。
 こうして解読してみると兼好の言いたい事は明快で聡明だ。そのくせ本文は難解で何回読んでもワケわからん。
 それはともかく、兼好の時代は鎌倉時代末期。元寇から40年近くがすぎた。鎌倉幕府はもはやふぬけである。誰もが次にくる戦乱の時代を予想していたのだろう。

原作 兼好法師


コスプレ

2005-10-09 08:43:43 | 駄目
 あんまり俺はコスチュームには萌えないんだけど、今朝はひとつ俺がどんなコスチュームに萌えて漏らせるのか考察してみよう。なにか明日への展望に繋がるかもしれない重大なキーワードが発見出来るかもしれない。ちなみに今日は休みで今は朝の八時だ。行く所も金も無い。妄想に励む時間だけは腐るほどある。
「メイドさん」
 うーん。イマイチピンとこない。メイドさんになじみがないしな。
「婦人警官」
 テレビや漫画の婦人警官には萌えれるんだけど、現実とのギャップが激しすぎてな。イマイチ。
「軍服」
 ナチスの女将校なんか萌えるね。あらゆる命令に服従してみせる自信がある。
「ショッカー」
 幼児の頃のトラウマで、初期のショッカー女戦闘員なんかに襲われたら、萌える前に泣く。
「スチュワーデス」
 つまんない。
「看護婦さん」
 いい。
「キリスト教の尼僧」
 かなりいい。できれば、服は黒でなく、茶がいい。
「尼さん」
 萌えどころが無い。しかし、夏目雅子の三蔵はいい。アレは尼ではないか。
「海女さん」
 上半身はだかはポイント高い。
「コックさん」
 白衣はいいよ。色々透けて。
「女子高生」
 まぁ。王道だけど、俺は王道を外すのが好きだから。目の保養にはなるか。
「作業着」
 背中に染み込んだ汗に色気を感じる。
「制服系OL」
 地味なら地味なほどなんか萌える。
「スーツ系OL」
 あのシャツとかパンツはどうもいただけない。
「ヤクルトレディ」
 けっこう好き。
「学研のおばさん」
 どんな格好をしていたか忘れた。
「ハッピ姿のお姉さん」
 ハイレグなんか目じゃないあの尻のくいこみがなんともいえない。
「十二単」
 萌えないが、どうなっているのか一枚一枚めくっていってみたい。
「スクール水着」
 あー夏が来た。という開放感。
「キャンギャルっぽいの」
 制服から外れてきたか。
「すもうとりの着ぐるみ」
 これで萌えられたら、愛だねソレは。
「寝巻」
 す巻きよりはいいか。
「コンビニの店員」
 あの寝巻みたいな、うわっぱりはなんなのとか思う。たいてい薄汚れているし。
「大正時代の女学生」
 ハイカラさんは可愛いよね。
「ウェイトレス」
 店によるか。
「喪服」
 これに萌えるようになると親父だなーと思う。
「もんぺ」
 以外に可愛いとは思うのだが。
「ゆかた」
 浴衣姿の女の子は、ほぼ例外無くみな可愛い。
「ふりそで」
 ごちゃごちゃとうるさい感じがする。

 うーん。やっぱりピンとくるのはナチの制服か浴衣かな。だれかソレらを着てこの俺を誘惑してくれ。それはともかく服よりは当然に中身だよな。ズワイガニのカラだけお中元にもらっても嬉しくないしね。