墨汁日記

墨汁Aイッテキ!公式ブログ

恥の上塗り

2005-08-31 20:23:38 | 駄目
 結局、恥ずかしい事を書いちゃったあとの対処はどうすれば良いか。さらなる恥ずかしい事を書く。恥の上塗りでデフレのスーパーサイヤ人なんである。一度書きはじめた以上は行くしかないんだわ、恥の極地へ。
 それが、嫌なら今すぐ書く事をやめるべきだ。
 でもさ、どん底まで自分を陥れると以外に後は楽。後は、精神のどぶさらい。

 だから、なんでも遠慮なく書きたいこと書けばいいんだよ。恥ずかしいのはみんな一緒で、この俺が今、最高に恥ずかしい。 


なにかを残せば笑われる

2005-08-31 20:05:30 | 駄目
 ラブホのゴミ箱に、コンドームしばって残せば掃除のおばちゃんに「あらまぁ」と笑われる。だからと言ってシーツに放出すれば、彼女も自分も、ことの後イコゴチ悪いし、シーツのシミの方はさらに恥ずかしい。
 生きる事はその全てが恥ずかしい。できれば無人島で一人で暮らしたい。
 恥は、当然の感受性であるが、恥を知りつつ、恥を克服しなけりゃどうやらいけないらしい。だって、生きてんだもん。普通の生き物は性器も肛門も丸出しでも恥ずかしいとは別に思っていない。


のこせば恥

2005-08-31 19:50:20 | 駄目
 書く事は、恥の上塗り以外の何ものでもなくて、書く度に後悔のどん底に投げ捨てられる。
 ちんこまんこで抜きました、程度の適当な文章ならどうでもいいのだが、いくらか心持ち、マジ真剣で書きなぐっちゃた作文は後日に読みなおすと赤面で体内の血液が沸騰する。斜にかまえてニヒルに薄ら笑いをうかべつつキーボードを連打したいものだとは連日望んではいるのだが、どうやら無理らしい。俺って、この年になってすら恥ずかしいぐらいにシャイで幼稚でクソ真面目なのだ。あー恥ずかしい。毎日てきとうにはぐらわしつつ切り抜けられたら最高なのだが、どうしても恥ずかしいシミのような本音が点在してしまう。誰か助けてとマジで思う。


徒然草 第三十六段

2005-08-31 19:26:40 | 徒然草
 「久しくおとづれぬ比、いかばかり恨むらんと、我が怠り思ひ知られて、言葉なき心地するに、女の方より、『使丁やある。ひとり』など言ひおこせたるこそ、ありがたく、うれしけれ。さる心ざましたる人ぞよき」と人の申し侍りし、さもあるべき事なり。

<口語訳>
「久しく訪れない頃、いかばかり(どれほど)恨んでいるかと、我が怠りを思い知られて、言葉なき心地がするのに、女の方より、『仕丁(使用人、召使い)はいる。ひとり』など言って送られるたのが、ありがたく、うれしかった。そのような心ざまをする人は良い」と人が申しました、そんな事もあるべき事かな。

<意訳>
「いろいろあってさ。彼女の家に、しばらく行けなかったんだよ。オレの事を恨んでんだろうなーと思うと、ますます行きにくくってさ。そんな時に彼女から、『使用人あまってない。一人でいいんだけど』なんて手紙が来てさ、ありがたくって嬉しかった。ホントに良く出来たいい女だよ」
 なんて事を知人が語っていた。そんな事もあるだろう。

<感想>
 いろいろあった男が、本命の彼女とのデートをかなり怠ってしまった。マジ、かなり長いあいだ彼女と会ってない。彼女は恨んでるんだろうなーと考えたら、ますます足が遠のく。そんな時に彼女からメールが届く。
「パソ壊れた。」
 あー。オレがインストールして設定までしてやった彼女のパソコンの調子が悪いらしい。ぜひ行って直してやらねば。男は彼女の家に行く良い口実ができたとホッとして彼女の家に行く。
 現代風に例えるならこんなかんじか。
 会えない恨みを忘れて、サラリと甘えてくれる女はいいよね。と、ある人が兼好に語った。兼好の感想は「さもあるべき事なり」、ようするに「そんなこともあるだろう」程度の肯定。兼好は坊主だしね。溜まってる上に、世間一般の馬鹿な女に偏見もある。冷めた感想は当然だろう。ところで皆さんはこんな女をどう思う?



















原作 兼好法師

現代語訳 protozoa

参考図書
「徒然草」吉澤貞人  中道館
「絵本徒然草」橋本治  河出書房新書
「新訂 徒然草」西尾 実・安良岡康作校注 岩波文庫
「徒然草 全訳注」三木紀人 講談社学術文庫


小雨

2005-08-31 06:10:25 | 携帯から
出勤直前まで、小雨が降っていた。今朝はくもり、少しだけ肌寒く感じる。昨日の夜、腕時計がわりにしている携帯の時間が4分進んでいるのを直してみたら、時間の読みがおかしくなってしまった。電車を乗り逃がしそうになった。