墨汁日記

墨汁Aイッテキ!公式ブログ

芽が出ない

2005-07-05 20:35:48 | 園芸
 先月、可愛くてついガジュマルの衝動買いをした。
 それをはじめに、それ以後にふた鉢のガジュマルを入手した。
 区別の為、全てのガジュマルに名前をつけてやった。
 最初に衝動買いしたガジュマルが「農林13号」。女性っぽい姿態をしていて実に色っぽい。
 次に、先行試験の為に購入したガジュマルの名前が「内山憲久」。いわゆる、”まるた”である。他のガジュマルの為の試験材料だ。健康そうなのを選んだ。通称は「ウッチー」である。
 最後に購入したのが、「13号」とペアを組ませるべき購入した漢(おとこ)ガジュマル。侠気(おとこぎ)あふれる奴で誰がどう、どの角度から見ても、男根ぶらさげてふんばってる男にしか見えない男らしい奴だ。名前は「農林14号」とした。

 店で買うガジュマルはどれも鉢いっぱいにギリギリに根をのばしていて、どいつも植え替えが必要そうな風情だ。
 最初にまるたである「うっちー」で植え替えの実験する。
 大成功。
 イヤミなほどの生命力で新芽を芽吹かせた上にふくらませて枝をのばしまくる。
 おふくろの指示のもと、かなりテキトーにお気楽極楽で植え替えしたのに、こいつにはそんなことはどうでもいいらしい。広い鉢に植え替えられた事を素直に全身で喜んでいやがる。
 
 まるたでの実験成功に気を良くした俺は、本番である「13号」と「14号」の夫婦盆栽ガジュマルの作業に着手する。特大の鉢にふたりを移植する。

 それから、一週間と数日が経過した。
 漢であるべき「14号」に変化が全くみられない。ピクリとも変化がない。
 妻の13号は、すでに新芽を芽吹かせ、成長しはじめているが、男14号は植え替えた当時のままの姿で時が止まっている。これじゃ、根腐れが心配で水すら満足に与えられない。しかし、片割れの13号の成長を考えると、そろそろ水をやり日にもあててやりたいんだが。

 がんばれ14号!どうした14号!
 つい絶叫したくなる。
 あー。男ってめんどうだ。


ガジュマル

2005-06-27 20:33:51 | 園芸
 先週植え替えたガジュマルにもういだろうと水をやる。こいつはウッチー。

 昨日、夫婦盆栽に仕立て上げた鉢を観察する。古株は13号。新株は14号で夫婦盆栽。
 こいつらは新芽がでるまで安心出来ない。


ガジュマルの栽培方法

2005-06-26 12:09:38 | 園芸
 ホームセンターなどで安売りされているガジュマル。
 いったい、ガジュマルがどのように生産現場で栽培されているのかが疑問だった。
 俺はあんましモノを知らないので、こんなに安いのは東南アジアのどっかの国で自生しているガジュマルの根っこを引き抜いて盗ってきてるからなんでは、とかまでさえ思ってしまった。

 このところネットで、ガジュマルは生産地でどのように栽培されているのかが知りたくてずっと調べていたが、検索のワードが不十分であるらしく、なかなか答えにたどりつく事ができなかった。
 しかし今朝、コンピュータを立ち上げてネットをウロウロしているうちに、ふとガジュマルの生産現場の地名さえつかめれば、そこから答えにたどりつけるんではないかと思いつく。
 園芸店のサイトで贈り物用のガジュマルの産地を福建省と知り、さっそく「福建省 ガジュマル」でググルと検索する。

リンク: 福建省の花.
http://www.yonemura.co.jp/index.html 
「米村浩次の花の世界」

 やっと栽培方法を見つけた。なるほどこのように栽培されてんのか。切り盗ってきた根っこでなくて安心した。

 ガジュマルはタネから苗を育てる。そして苗は9ヶ月ほどで地中にぷっくりと太った根をつける。表面にでている枝葉はふつうの多肉植物のようだ。
 二年ほどで収穫、地中にある根っこはしっかりと太っている。なるほど、人参ガジュマルの別名どうり人参みたいな根っこだ。この根っこだけを、茎や枝葉を切り取って二次業者に販売する。売られているガジュマルに必ずある切り取った跡は、この時に茎を切り取った跡だ。
 日本に買われてきたガジュマルは本来は地中にあった根っこを鑑賞目的で、半分以上おもてに出した「根上り」と呼ばれる状態で販売されている。
 根っこは茎を切り落とされ野菜みたいにゴシゴシ洗われて、ポットなどに移植し根付いて葉が出たら輸出される。

 輸出される時、本来のガジュマルの茎は切り落とされるのだが、なんでであろうか?こうすると大きく育たないんであろうか?本来は20メートルもある巨木に成長すると言うからあんまり成長されても迷惑だしね。なんにしろ、また疑問がうかんだ。もう少し調べてみよう。


新芽

2005-06-26 12:08:15 | 園芸
 今日は日曜日で仕事は休み。

 今朝は七時前に目が覚めた。
 ノソノソ布団から起きだして台所に行き、常備してあるバナナの皮を剥きながらベランダに出ると、バナナをほうばりながら外をながめる。
 天気はくもりだが、雲がうすい。
 昼間は晴れるかもしれない。蒸し暑いが風があり、ややさわやか。

 寝床から起きたまんまの格好。シャツにトランクスというもろ下着姿であられもなく玄関からおもてに出る。そして、先週買ってきて鉢の植え替えをしてから、北側の玄関脇にそのまま置きっぱなしにしておいたガジュマルを観察する。
 ガジュマルの枝葉を観察する。
 昨日まで、枯れたような茶色い色でくすぶっていた枝の先から新芽が出ている。
 茶色いくすぶりを頭にかぶり真っすぐと上を向いて新しい葉が生えてきている。茶色いゴミを取り除いてやり、若葉をめでる。
 新芽が生えてきているという事は、どうやら植え替えは成功したらしい。
 あと難しいのは水やりのタイミングだけだな。植え替え直後に水をやりすぎると根腐れをおこすらしい。鉢の表土がすっかり乾燥してから水を与えれば良いらしい。
 見ただけでは良く判らないので、指で土をさわって確認してみる。まだ、わずかに湿っているような気もする。水やりはもう少し控えよう。

 しかし、植え替えが成功したようなので自信がついた。
 残りのふた鉢のガジュマルも今日植え替えをしてみよう。


植え変える

2005-06-22 21:06:50 | 園芸
 うちに帰って、一人でこっそり今日買って来たガジュマルを今日買って来た大きな植木鉢に植え替えようとしてたら、おふくろに見つかってしまった。
 俺はバイト君根性が植えつかれてんので、目上なモノにはいっさいさからえない。
 見つかった以上は、植え替え手順はおふくろのいうがままである。

 アミは駄目。石にしなさい。
 はいママ。
 
 この鉢は駄目。こっちのにしなさい。
 はいママ。

 株はサクリと抜きなさい。
 はいママ。

 ガジュマルの根に着いた土を出来るだけ取り除こうとしたら、ママからの命令。

 貸してみなさい!
 はいママ。

 根っこの土はこうやってとるんです!

 ガシガシ!!
 やめて!毛根が思いきり飛び散ってる!!!

 ね。取れたでしょ!
 (根っこもな!)はいママ。

 では、私が押さえときますんで、存分に土をかけなさい。
 押さえとく人がいないと中心に植え付けられませんからね!
 はいママ。(あんたが、おさえてるソコは中心と違う!)

 ガジュマルの植え替えは人に見つからないようにコッソリやるのが吉だ。