墨汁日記

墨汁Aイッテキ!公式ブログ

ガンプラ

2007-08-26 13:45:06 | マンガ
 あまり金が無いので、マンガとか本とかは古本屋以外では買わないのだが、昨日はつい気の迷いで新刊のマンガを2冊も買ってしまった。

 1冊は、ケロロ軍曹の15巻。
 何度も言うように、最近「ケロロ軍曹」にはまっている。
 原作のマンガだけでなく、ケロロ軍曹の TV シリーズも第1話からレンタルしてきた DVD で順番に観ている。昨日の夜までに、シリーズ3作目(テレビ放送で3年目のケロロ軍曹)の第15話まで観た。

 もう1冊、買ったマンガは「トニーたけざきのガンダム漫画 II 」
( II は『2』と読んで下さい)。
 漫画家 トニーたけざき さんの代表作と言えば、誰がなんと言っても「岸和田博士の科学的愛情」である。
 その トニーたけざき さんが、安彦良和さんが描くガンダムの漫画を真似て、「機動戦士ガンダム」のパロディ漫画を描いているのが「トニーたけざきのガンダム漫画 II 」なのである。
 「トニーたけざきのガンダム漫画」と、「安彦良和の描くガンダム漫画」は、ペンタッチやトーンの貼り方という画風から、書き文字の雰囲気まで、とても似ている。
 そんなソックリの漫画でえげつないガンダムのパロディをやるんだから、さすがに岸和田博士の作者と大笑いしてしまった。
 なんと、「トニーたけざきのガンダム漫画」1巻巻末では、安彦良和さん本人に「時々どっちがオレの原稿だったか分からなくなる」とまで言わせているのだから凄いもんだ。
 あまりに似すぎている為に、
「安彦良和のアシスタントをしていた」
「安彦良和がペンネームを使って描いている」
 なんて噂が、一時期ネットを中心に広がったそうだが、岸和田博士の作者としてトニーさんを知る俺にとっては、あの人ならこのくらいの事は平気でやるに違いないと笑って認めるしかない。
 2巻では、ガンプラを使った「トニーたけざきのガンプラ漫画」を、フルカラーで掲載している。これまた、すごいもんで、その労力にはひたすら感動してしまう。
 しかしなんだか、「トニーたけざきのガンダム漫画 II 」を読んでいると、無性にガンプラが造りたくなる。量産型ザクでも買ってこようかな。 

トニーたけざきのガンダム漫画 2 (2)トニーたけざきのガンダム漫画 2 (2)
価格:¥ 714(税込)
発売日:2007-04-26



まんがライフ

2005-11-18 21:02:46 | マンガ
 昨日発売の、「まんがライフ」一月号(月刊誌)を買ってきた。
 まだ11月もなかばだというのに、堂々と一月号。
 しかも内容はクリスマスネタ。
 この漫画を描かれた作者の方々は、たぶん10月中にクリスマスネタを考えて今月号の漫画を描かれたはずだ。今頃は正月ネタでもねっていらっしゃるに違いない。
 大変な生き様であるよなとは思う。少々狂っているけど。

 あいかわらず「まんがライフ」は、川島よしおの「ナオミの連れてけ甲子園」が読みたくて買っているが、最近は「耕して?フォーリンlove」や「動物のおしゃべり?」も面白い。
 「もてもてねーちゃん」、牛乳リンダの「ラブラブ愛してる?」もイケてる。
 うー。?が多い。やっぱ漫画は愛だねぇ。


アレルギー

2004-09-10 20:18:34 | マンガ
 小学生当時、俺は手塚治虫マニアで、立ち読みの鬼だった。小学校六年生の時のおこづかいは月に600円だった。小学校一年生のときが100円だ。今となると、それが普通だったのか、少なかったのかは、良くわからん。お年玉も貯金という名目ですべて親に没収されてたので、毎月その金額でやっていた。とにかく、もし俺に子供ができたなら、月に十万こづかいやろうと思う。
 そんなんで、ガンプラも欲しいし、ノートや鉛筆も買わなきゃならん。当時、ノートや鉛筆を買い与えても、すぐに落書きでいっぱいにしてしまうので、こづかいで買わされてた。だから、漫画のコミックスなんて買う金はないのだ。すべて、立ち読みか、人のものである。
 俺は手塚治虫にかんしちゃ嗅覚が発達していた。公民館の書棚や、他のクラスのクラス文庫。絵の教室の先生のうちの本棚。いたるところに手塚治虫はひそんでいたのだ。俺はそういうもんを見つける名手だったと思う。だが、一番は立ち読みである。当時は本屋のコミックスのビニールが、まだあまり発達していなかったので、漫画読み放題だったのだ。迷惑なガキである。
 たぶん、小学生の時に手塚治虫の全著作の8割程度は読破していたはずだ。しかし、そんな手塚治虫との甘美な時間も、中学生になって終わってしまった。
 体が手塚治虫を受け付けなくなったのである。手塚治虫の読みすぎなんであろうか?どうしても手塚治虫の漫画を読む気になれなくなったのだ。一種のアレルギーみたいなもんであろう。なんであれ、摂取しすぎは、体に毒なんである。そのうち、手塚治虫じたいが好きじゃなくなってしまった。
 最近はたまに再販のブラックジャック百円とかを古本屋で買ってきて読んでみたりする。面白い。やっぱり手塚治虫は天才なのだ。
 でも、読みすぎは駄目なのだ。ほどほどが一番である。