墨汁日記

墨汁Aイッテキ!公式ブログ

平成マシンガンズを読んで 105

2006-10-31 20:11:23 | 

「どうすりゃいいのさ。答えなんかない。どうも出来ない!」

「顔洗ってきていい?」

 死神の答えも待たずに、さっさと立ち上がり洗面所に行き、洗面台を通り抜けてトイレの扉を開けて便器に座る。

 いや、漏れそうだったんだマジ。

 放尿しながら考える。自分の快楽、自分の都合。


平成マシンガンズを読んで 104

2006-10-31 20:03:46 | 

「男は価値を生む。
 女は価値を収穫する者だ。

 男は不平等を生む。
 暴力、実力、財力、知力など、男は自分の力を尽くし自分の望むものを手に入れようとする。力のない者は踏みにじられて当然だと平気で踏みにじる。
 女は平等を欲する。
 男のような力も無いのに、我が子や自分のために男並みの利権を主張する。これが、女の言う平等だ。

 男は行為を楽しむ。
 農作業を楽しみ、獲物を狩る事を楽しみ、セックスを楽しむ。
 女は結果を楽しむ。
 収穫された米にホレボレして、見事に肥えた鶏肉に歓声をあげ、セックスで出来た子供を愛でる。

 男は結果なんかより、行為の楽しさに没頭しやすい。平気で寝食も忘れて好きな事に熱中する。
 女は結果を重視するので、3度の飯より好きな事は3度の飯以外になかったりする。

 男は結果など考えないで、自分が好きな事に熱中できる。
 その行為のほとんどが無意味であっても、自分が楽しいとさえ思えば全精力をかたむけて無駄な事をする。
 女は、無意味な結果になる事を本能的に嫌う。
 だからキャリア・アップとか資格なんて事を口走る。世間的に価値がある事に目が向きやすいのだ。

 まぁ、女ばかり責めるのは可哀想なんだけど、女が世間を狭くしているのは事実だろう。
 それに、男はあまりに自分の快楽の為に平気で他人を踏みにじる。こういう存在の前では女も『防衛的』になろうし、『産む性』である女であるなら、種付け行為をしたらそれで終わりの男よりは、種付けの結果に目が向きやすいのも事実だ。

 なんにしろ、社会が余裕を持てば女が発言力を持って『社会規範』になるのは当然で、現在は『女社会』である。
 余裕のない社会は、価値を産み出す男が中心の世界となる。

 母性の基本は貪欲な『収穫者』。
 いわゆるエゴだ。
 思いのまま。まぁ、ママだからな。
 なんでもままにしたいと望む感性が女だ。
 子供のまま、私の思うがまま。

 その感性が世を満たすと、誰もが甘えん坊になる。

 余裕のない社会なら、誰もが必死だ。
 必死の世界では、誰もが無我夢中で、それなりになんとかなっているように思える。秩序があるようにすら思える。
 だが、余裕が生まれたとたんに、価値を生む者と収穫者の格差は広がり、収穫者の精神は腐敗する。

 男は正しくない。男は本音を言うなら自分の快楽しか追求したくない。

 女も正しくない。女も本音を言うなら自分の楽しか認めたくない。

 男も女も、あんたも俺も、誰もが正しくない!」 


平成マシンガンズを読んで 102

2006-10-30 19:20:48 | 

「現代において、女であるなら、『長野の帝王』みたいなノリこそ、他人に束縛されない『真の自由』なんだろう。
 歌舞伎の元祖と言われる『出雲の阿国』と『長野の帝王』はたぶん同類だろう。
 そして、ノリのない『長野の帝王』こそ、今の『専業主婦』だ。
 女が真の自由を得る為には『家庭の支配』でしか実現しない。
 その家庭において何でも自由に出来る権利を目指す感性こそが『主婦』であり、その感性が世を惑わす」

 え?

「平等という概念と、母が、この世を狂わせたのさ。
 平等は、希望の影。『パンドラの箱』に魔物と共に潜んでいた。そして、箱を開けたのはパンドラという『主婦』だった。
 そう言えば、人間が楽園を追い出された原因も、リンゴをもぎ取った『イブ』という女だったけか。
 子供の苦しみは、子供を産んだ母親の妄執が産み出す。父親なんてあんまり関係がない。
 父の暴力など、手の届く範囲に居なければ届かない。
 だが、母の愛はどこに居ようと心を蝕む。
 愛する事は妄執だ。
 己が為に他人を欲し、他人を側に置こうとする。
 その自己正当化の方便が愛だ。
 愛にすがり、他者を欲する事を正当化しようするなら、その心は気がつかないうちに『自己憐憫』に満たされるであろう。
 獣の母は、本能で成長した我が子を自分から遠ざける。
 正当化された愛と、平等という思想がミックスした時に、子供にとんでもない苦痛を与える。
 何故なら、平等が本当であるなら他人を縛る権利は誰にもないはずだ。
 なのに、母親は愛の名において子供を縛る。
 その上に、平等を教えるんだから子供は混乱して当然だ。
 女性の皆さんは、現在は男社会だなどと言って騒ぐけど、肝心の未来をつくる女も子供も、男なんか見ていない。
 もともと親父なんか昔っから家庭じゃツンボ桟敷だ。

 この世界は、今も昔も『女』が造り上げ、『女』が運営してきた。『女』は自ら一歩下がって見せていただけだ。

 母親がこの世界をつくり、この世界を狂わせた!」