少林寺拳法 橋本西支部 道場通信
ドリーム No.628
発行日 2008年6月19日(木) 発行・文責 長坂 徳久
小学Aチームの緊急ミーティングを実施した。
緊張感とやる気が明らかに落ちている。緩んでいるのだ。本人たちも気づいていない。それがこわいこと。
紀北大会の最優秀で、過信してしまっている。
『県大会で最優秀になる可能性は、何%あると思う?』
「75%」「70%」「80%」「85%」など。
70%よりも下という拳士はいなかった。そう思っていると、緩むはずである。
長坂は、
『このまま一生懸命に必死で稽古しても可能性はせいぜい50%だ。』
と言った。本当にそうである。そんなに甘くない。また甘いと思わせてはいけない。
そして、拳士たちには「行動」を変えよと命じた。そして、リーダーには、
『好かれようとするな! リーダーはいやなことを言ったり、嫌われるように厳しくするぐらいでちょうどいい。』
と話した。
6年生は学校でもトップ、道場でも少年部でトップ。気づかないうちに、そんな慢心やおごりが出るものである。それは毎年のこと。それを指導者が戒めていく。それが仕事。
保護者にも、紀北大会が終了して、緩みがあった。必要な「休息」もいる。しかし、保護者の空気は子どもたちにも伝染するということを知っておいてほしい。
反対にBチームは、来年のAチームに選ばれたいという気持ち(モチベーション)が強くある拳士たちはやはりとても一生懸命にやっている。チームの雰囲気もいい。
あと、「4年生」・・毎年ながら大切な時期である。ギャングエイジと呼ばれると同時に「ゴールデンエイジ」でもある。人生の中で一番大切な時期だと長坂は思っている。