ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

NPO法人育夢学園 Power No.39

2007年02月13日 00時22分04秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

発行日 2006年9月6日(水)   発行・文責 長坂 徳久

【すべてはめぐり合い】

 人間の知性は、8つに分類されると書きました。これは、脳科学の観点から見たものです。詳しくは、澤口俊之氏著の「幼児教育と脳」をご参照ください。

 さて、8つのすべてに優れた人はいないかもしれません。しかし、8つがバランスよく成長している人はいるかもしれませんね。しかし、そんな人は逆に「これに秀でている!」というものはないかもしれません。つまり、人それぞれです。子どもたちも例外ではありません。

 みなさんはどのタイプでしょうか?

①これは誰にも負けない!という何かを特別に持っている。  

②特別に秀でたものはないが、どれも人並みに無難になんでもこなさせる。 

③どれも人並み以下でしかできない。  

 私は、③の人はいないと思っています。「何にも向いていない人」なんていません。それは本人がまだ自分の適職や天職に出会っていないか、出会っていても気づいていないだけです。たとえば、専業主婦の方は、専業主婦という天職に出会っているのですから、それで素晴らしいことだと思います。 ダーマ(わかりやすくいえば「神様」・難しくいえば「サムシング・グレイト」)は、どうでもいいような人間を絶対につくるはずがありません。この世に生まれてきたこと、それは、選ばれたことです。そして、なにかを為すために生まれてきています。その「天命」を探し出すことが、人生という旅なのかもしれません。

 そして、その「天命」とすでに巡りあって生きている人が「自分らしく生きている人」なのではないでしょうか。お子さんにも、そんな人生を望むことでしょう。つまり、自分らしく生きる=自分の好きな道で幸せに成功する こんなに素敵な人生はありません。しかし、多くの人たちは、それが「叶わぬ現実」だと思っています。そう思っている人は、そんな人生しか送れません。希望を持てる人にだけに光は差し込んできます。 しかし、希望と「欲望」を勘違いしてはいけません。

 「その子に何が一番向いているか? それはその子自身が知っています。」

 「子どもには、なにが向いているかわからないから、いろいろなことをさせてみて、そこから好きなことを選ばせる。」 という話を良く聞きます。はっきりいって無駄です。 魂は永遠です。今の自分の魂は、過去のことを全て知っています。そして、実は未来のことも知っています。だから、本当に好きなこと、その子に向いていることは、探し出す必要なんてないのです。自然とどこかで出会うようになっています。だから、「自然」でいいのです。また、本当にその子に「向いていること(天命)」ならば、必ず「○○をしたい!」とその子自身から必ずいうはずです。周囲から「これをしたらどう?」といわれてはじめること自体が、すでに「本当にやりたいこと」「向いていることではない」と言えると私は思っています。 

 人は困ってから「学びます」。逆に困らない限りは、いくら言っても学びません。困ってから学んでも間に合います。自分が「勉強したい」と思ったときが本当にその人に勉強が必要な時期なのです。一生勉強が必要でない人もいるでしょう。そんな人は、別に「勉強していなくても、生きていくことに困らない人生」を歩むものです。 

 でも、子どもたちには、せめて必要な勉強はしてもらいたいというのが親御さんの願いでしょう。必要になってからでも学べるといいました。しかし、ひとつだけ、やっておく必要がある勉強があります。それは・・「読み・書き」です。今の時代なら「計算」も加わるかもしれません。詳細は紙幅の関係で後日。

(小ネタ)

 天才と呼ばれた「ダヴィンチ」と「アインシュタイン」。ダヴィンチは、睡眠時間は1日90分といわれています。しかしも、一度に90分寝るのではなく、30分ぐらいを3回に分けて寝たそうです。一方のアインシュタインは、一日10時間以上寝ないとダメだったそうです。また、先ごろの新聞では、アインシュタインがかなりの、浮気者だったことが証明されています。妻、子どもがありながら、数多くの女性と不倫を重ねたようです。そして、その不倫相手との旅行先から、その様子を事細かに自分の妻や子どもたちに手紙で送っていたそうです。これは天才のなせる業か? 社会的知性の欠如か?


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