ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

ビー玉1000 個

2014年09月17日 03時38分57秒 | 教育・指導法




















【なぜ、1000個も買うのか?!】


(長坂のフェイスブック記事より)

 私の仕事の一つのセクションである「学童保育所」。夏休みは午前中指導に入っている。

 子どもたちの間で、ビー玉を使った遊びが流行っている。数に限りがあるので、このビー玉がいい、こっちのほうがいいと、揉めたり、トラ

 ブルのきっかけになることがある。

 そこで、私が、

 「わかった。いっぱい買ってあげる。いっぱいあったら取り合いにならんやろ?」

 「うん。」

 「その代わり、ビー玉管理会社をつくるで。社長、部長、課長で責任を持って管理してもらいます。

  一個でもなくしたらあかん!」

 「わかった!」

 ということで、ビー玉を


 1000個


 買ってやりました!

 子どもたちいわく、

 「長坂先生、1000個もいらんやろ?」

 でした。(笑)

 でも、子どもたちの記憶には残るでしょう。将来、ビー玉を見るだけで学童保育や長坂のことを思い出し、

 「そういえば、学童の先生は、友達や家族を大切にしなさい、弱い者をかばってやれ。」

 ということを教えてくれたなぁと思い出すかもしれない。そんな仕掛けづくりでもある。

 まあ、1000個のビー玉はきれいだ。





 一つの高いものを買ってもらったり、自分のほしいものを手に入れるとそれを大切にするだろう。それを教えることも大切だ。つまり、無駄

 遣いせずに一つを大切にすることを教える。

 今回、長坂がとった教育は、1000個あっても、その一つ一つを大切にするということを教えるためだ。たくさんあるから一つは粗末にし

 てよいと言うことではないということを教える。




 
 一つのものを大切にするということは、「自分を大切にする」ということにつながる。これは極めて自然なことで、極めて大切なことだ。

 そして、多くを大切にする、一つ一つを大切にするということは、「他人をも大切にする」ということにつながると考える。

 1億人いるから、一人ぐらい死んでもいいのではない、知らない人なら死んでも別にかまわないのではない。

 ビー玉を通じてそこまで教育する。




 はぐくむは「みんな」を大切にしない。

 はぐくむは「一人一人」を大切にする。

 一人一人の個性や存在を認め、それをすべてよしとし、大切に育てていく、伸ばしていく。

 それが、はぐくむ学童である。






中学生 Twitter

2014年09月17日 03時19分50秒 | 教育・指導法











読了。



いま、少林寺拳法の5年生~高校生までの拳士たちと「交換ノート」(日記。それに長坂がコメントを入れる)をしている。23人だ。


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