ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

全員を巻き込む

2014年07月20日 22時16分36秒 | 教育・指導法




























※月曜日⇒子どもたちへ。木曜日⇒保護者へ。土曜日⇒一般へ。日曜日⇒指導者へ。


【全員の原則 2】


全員を巻きこめ!

(悪い例)

・指導者が一方的に話しをしているが、聞いていない子や自分のことだと思っていない子が大半。

・一部の発表が好きな子だけが手をあげて発言している。

全員が活躍できるようにする!

全員が意欲的に取り組むようにする!

この2つが指導には大切であり、それを指導者が仕掛ける必要があります。

稽古をしている場合は、全員を動かしています。観取り稽古というのはあっても、

基本的には一人一人が活動(練習)をしています。

しかし、学科や法話になったときは、その先生の話が面白くなければ、

退屈そうにする子がいるでしょう。長い講義なって面白くなければ大人

でも寝てしまいます。


また、手を挙げる一部の子だけを発表させるようにすると、発表をしたくない子ややる気がない子は、

手を挙げようとはしません。「この退屈な時間さえ過ぎればいい」「自分には関係ない」

「恥をかきたくない」と思っているからです。

発表するから緊張感が生まれ、その緊張感が脳を活性化させます。また、緊張場目の経験が人を強く、そして、成長させます。


《授業(講話で全員を巻きこむために)》

1.指導者が一方的に話さない。 2.発問をする。 3.作業・活動をさせる。

4.発表をさせる。 5.確認を入れていく。


 これらを具体例に即して書いてみます。先日の橋本西修行参観日(保護者、家族の参観日。

橋本西は普段は保護者も見学禁止。)

この日授業で、「ホタル」を題材として「命」をテーマに扱った授業をしました。その場面を切り取ってみます。

(全員を巻きこむところを書きます。)


「何の写真ですか?」(全員を注目させる。)

「どんなホタルの種類を知っていますか?」(簡単な発問で全員に考えさせる。)

「源氏ボタル!」

「そう、それ知っていた人?」(このように聞くことで全員を巻きこむ。)

「ホタルは一度に何個ぐらいの卵を産むでしょうか?」

「50個!」

「そう思った人?」(ここで全員を参加させ巻き込む)

「それより、少ない?」(同)

「いや、多い?」(同)


「1/500、どんなことだと思いますか? 近くの人と話しあってごらんなさい。」

(全員が行う作業・活動をを入れる。)


「全員、起立。発表したら座りなさい。」(全員を発表させる機会をつくる。)


「命は誰のものか? 全員ホワイトボートに書きなさい。」(全員の作業・活動)
 

「自分の書いたものを順に読んでいきなさい。」(同)


「そう思った人?」と聞いたり、「(数字が出たら)それより上だと思う人? 下?」

と聞くだけで巻き込める。このように展開していくと、

飽きることはないし、反対に気を抜くところもありません。全員を巻きこみ、フル稼働します。





アドラー心理学

2014年07月20日 04時09分17秒 | 教育・指導法
今日の一般稽古は、いらいらせずに指導できた。

拳士がよかったのか?

ちがう。

長坂がよかったのだ。

「今日は、アドラーで行こう!」

と心して、指導に入ったからだ。

だから、イライラしなかった。

つまり、拳士の言葉や態度が悪いから、指導者がいらいらするのではない。

同じ言葉や態度でも、いらいらする指導者もいれば、気にならない指導者もいる。

いらいらする日もあれば、しない日もある。


ということは、すべて指導者の問題である。(拳士の側からみればすべて拳士の問題)


いらいらする長坂がいる。

いらいらしない長坂もいる。

拳士のアクションは同じなのに。


そして、どちらが拳士のアクションがよりよくなるのか?

それは、いらいらしていない長坂のときである。


長くなりました。


この日、心して臨んだのは、


アドラー心理学の、


「未来志向」の目的論をやろうとしたこと。


その反対は、

「過去志向」の原因論。


過去志向・原因論は、

「どうしてそんな態度をするんだ?」

「なぜ、やらないのだ。」

と過去に理由を見つけようとする。

これが、うまくいかないんだよね~


未来志向・目的論は、

「その態度をとったのは、どんな目的があるのだろう。きっと、その態度をとってしまった目的があるだろう。」

「どうやれば、君はやる気になる?それを考えてごらん。(一緒に考えよう)」


詳しくは省くが、結局は、長坂が、そのような心づもりをして指導に臨むだけでも大きく違うということ。


己こそ己の寄る辺だ。


「人間は自分の運命の主人公である」
(アルフレッド・アドラー)

政治、外交を学ぶ

2014年07月20日 03時50分59秒 | 教育・指導法


7/19 土 一般部稽古


鎮魂行


返事の練習

・普通に

・大きく

・病院で名前を呼ばれた時

・全国大会で1位になって表彰式で呼ばれた時

・大好きな芸能人から、「○○ちゃん、俺のサインいる?」
 って聞かれた時


・一番大きな返事


このようにシュチュエーションを変えて楽しく。


なわとび

【短縄】

・自由跳び5分

・向山型

・二重とびリレー

・はやぶさ

・つばめ

・三重跳び

【大縄(長縄)】

・かぶりなわ8の字

・むかえなわ8の字

・ダブルダツチ

・ロンダート入り

・馬跳び入り

・普通跳び→しゃがみとび→腕立て跳び



基本

・義和拳第2

・紅卍拳

・運歩法、体さばき



昇級、昇段組演武


二段技



学科(昇級、昇段レポート自主学習)


最後に、今日の学習で学んだことのキーワードを指名なし発表


ビデオ学習


観ながら、疑問点をメモ


一区切りしたところで、「隣と話し合いなさい。」


わからなかった言葉、内容を質疑応答


これを3コマ


(この日拳士たちから出た質疑)

・卒原発とは?

・滋賀ショックとは?

・驕りとは?

・情報操作しているのは誰なのか?

・なぜ、その負けた経済産業省出身の候補を安倍総裁は選んだのか?

・デマゴーグとは?

・なぜ、自衛隊から自衛官募集の案内が送られてくるのか?

・日中秘密交渉とは?