ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

2012年1月に書いたもの

2014年07月17日 02時04分39秒 | 教育・指導法
2012年に橋本西スポーツ少年団支部を設立したとき書いたもの。(本部へてい出のため)



「設立に当たっての動機と決意書」


金剛禅総本山少林寺橋本西道院

道院長 三九一期生 



 道院とスポーツ少年団との併設は最善だと

考えた。私のスポーツ少年団開設にあたって

の動機は次の三つである。

 (一)金剛禅運動のための入口。

 (二)幼年部の充実と展開。

 (三)発達障がい児と特別支援教育。



 (一)金剛禅運動のための入口。

 金剛禅の教えは少林寺拳法の肝である。その

ためには、道院活動は決して欠かすことができ

ない。しかし、現場では「社会教育法」の関係

で、公共施設での道院活動はできず、その対応

によっては様々な問題を生じ得る。

 そんな中で「スポーツ少年団」は、少林寺拳

法への入口として、非常に有効で適していると

思われる。文部科学省(国)、都道府県、市町村

と行政が連携した組織であるからだ。

 スポーツ少年団を、幼児~高校生の少林寺拳

法入会のきっかけとし、技法を学び、同時に教

えにふれる中で、奥深い金剛禅の教義にも関心

が向かっていく人々が多くなるだろう。


 (二)幼年部の充実と展開

 本道院では、十五年以上前から、幼年部」を小

学生とは違う時間帯で指導している。この幼年部

のおかげで、本道院では安定した拳士数を維持し

ている。また、幼年部で入門した拳士は、小学校、

中学校でも少林寺拳法を続けているケースが大半

である。

 森信三・シュタイナー・モンテッソーリなど高

名な教育者はすべて幼児教育の大切さを提唱して

いる。

 他の武道が幼児から受けて入れていることが多

くなった昨今、少林寺拳法を普及していくには、

今後、私達も幼児へのアプローチがますます必要

になってくるだろう。そのためには幼児への指導

体制が必要課題となる。

 スポーツ少年団で他の競技種目の指導者と交流

をもち、幼児への指導方法の研鑽に励むことも大

変意義深いことであると考える。


 (三)発達障がい児と特別支援教育

 二〇〇七年から特別支援教育が学校の中に取り入

れられた。発達障がいの子ども達は確実に増えてい

る。そして、本当に困っているのはその本人や家族

である。そのような弱者に寄り添える少林寺拳法の

道場でありたい。行政と連携しているスポーツ少年

団は大変良い環境であると言える。

 少林寺拳法の道場は「指導」と共に「支援」を実

践できる場でありたい。

 最後に、スポーツ少年団設立にあたり部長として

の決意を、教育格言を用いて表す。


【「全員の子どもを何とかしよう」というのは、自

 分自身の見栄のために、指導者がほめられたいか

 らするのではない。逆に、本当に何とかしたいと

 いう指導者のあたたかさから出ているのである。】


【教育にはきびしさは必要である。「教える」こと

 もまた必要である。しかし、「養う」ことは、そ

 れにもまして必要である。】


 道院長を拝命して二十年になる。今ひとたび、その

ときの原点にかえることを心に誓う。




ドッヂビー

2014年07月17日 01時40分46秒 | 教育・指導法
↑的あて用のカラーコーン


1.段々に並べる(近く→遠くなっていく。)


2.投げる場所は一定。


3.的に順に当てていく。


4.当たったら、次の的へ行ける。外れた場合は、当たるまでその的で。投げたディスクは必ず自分で拾いに行く(運動力の確保)


5.だんだんと距離が長くなって難しくなっていく。


6.最初のコーンだけ同じ距離設定で2つか3つ置く。→最初は混雑するため、その対策。


以上は、向山型体育から学んだ方法です。




毎週水曜日5時~5時50分は、


育夢学園 ドッヂビーチーム


「シューティングスター」


これは、誰でも参加できます。


保険には加入してもらっていますが、参加費や会費は不要です。


毎回、メニューは固定しています。


固定している(システム化)しているから、子どもたちは自主的に動きます。


(体育館に来たら)


2年生がドッヂビーディスクをカバンから出す。(30枚~50枚)


5、6年生が、的あての場をセッテイングする。


(練習メニュー)


5時~5時15分 的あて


15分~20分 キャッチボール


20分~25分 中当て(3人組で)


25分~35分 試合1


35分~50分 試合2














カラーコーンの少ない場合は椅子で代用。