ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

ちょっとしたこと

2011年12月18日 23時29分49秒 | 教育・指導法
●今日の大会を最後に少林寺拳法を辞めた四年生。


以前から、この大会を最後にして辞めると言っていた。


最後にお母さんから、
「先生、写真いいですか?」
と。
まずはその子とツーショット。


そのあとは、その子とお母さんと妹さん(少林寺拳法はやっていない)と長坂で記念撮影。


他人から見れば、大会の記念撮影に見えただろうな。実は退会の記念撮影だった(笑)


辞めるというのは、まあ、少林寺拳法が嫌になったから辞めるわけである。


そんな子どもや保護者とも、このようなお別れができるのも橋本西らしいところかな。


以前にお母さんから辞めることを決めたと話があったとき、長坂は、
「辞めることを絶対に責めてやらないでください。」と話をした。


人生いろいろだ。少林寺拳法だけが人生ではない。



●今日の大会で三種目ともに上位入賞確実と思われていたが、一つも入賞ならずの三年生。


その子の性格からしてもかなりショックで落ち込んでいるだろうと思った。


一声かけておいてやる必要がある。
大会が終わって昼間にお母さんに電話したが電源オフでつながらない。数回かけたがダメ。
夜8時にまたかけた。
つながった。
その三年生に代わってもらって、話をした。
内容はかかない。



全員には電話することはない。
またたいていは次の稽古のときに話をすれば大丈夫。

どうしても、いま電話してやらないと思う子にだけは電話して話す。


その判断はなにか?



それは、勘である。


山勘ではない、


プロの第六感だ。

思っているより

2011年12月18日 22時39分19秒 | 教育・指導法
いま、読んでいる本の中の一冊、「スポーツ大好き!な 子どもを育てる「62」の方法」によると、


6歳~7歳ぐらいで、子どもは自分と他の子どもたちの技術を比較しはじめる。他の子どもも自分と同じことができるかどうかを気にしはじめる。


つまり、それまでの前年齢ではまだそんなことも考えていないということ。


技術、運、努力、真の運動能力の違いがわかるようになるのは、「12歳」ぐらいから。


つまり、12歳ぐらいまでは自分の天性素質や能力というものを客観視できない。だから、うちでも、子どもたちに
「何位を目指しているの?」
と聞いたら、六年生も含めてほぼ全員が
「一位」
と答える。


そういう発達状態を知って言葉がけもしなくてはいけない。


この本のその項では最後にこう書いている。


「子どもは自分の能力をうまく判定できない。中略。だから親やコーチは、目標を高く設定しすぎないようにしなければいけない。」

また、スポーツ少年団の機関誌には


【目標は身近で具体的であることがよい】


と書いてあった。


重要なことだと思う。


深遠なる目標ばかりを掲げていたり、強要しても、人は動かない。


達成しやすい、具体的な目標をその子ども、その子どもに応じて設定し、持たせてやることが効果的だろうなと感じる。

伊都大会ありがとうございました。

2011年12月18日 21時24分09秒 | 教育・指導法
以下は道院メーリングリストで拳士、保護者へ送ったメールより。
大会入賞者はブログでは下の名前のみにとどめます。


長坂です。本日は早朝より誠にありがとうございました。
寒い中でしたが、館内は暖房もはいっており、過ごしやすかったですね。


結果は、審判員が採点し、3人審判の場合は合計点数で順位づけされます。


大切なのは、審判の評価よりも、自分自身の評価(自分で今日の出来はどうだったか?)です。


予想よりもよかった拳士、予想よりも残念だった拳士と様々だとは思いますが、大会というものはそういうものです。


結果をそのまま受け入れ、次への糧としましょう。


終わった失敗は絶対に言ってあげてはいけません。練習の時ならいいのです。その子はまだ取り返せます。しかし、本番が終わってから失敗やダメだったことを言っても、その子はもう取り返す場がありません。
いうとしても、せめて「次が楽しみだね」ぐらいの付け加えがなくてはいけません。



日頃の稽古、STと、やったことは、自分の頭と心と体に必ず残っていきます。それがどんどんたまってきて、どこかでブレークスル―が起こり、急成長するものです。


長坂から見ていて、今回の大会で拳士たちはとても成長しました。技で言えば、「力強くなった」ということが一番の収穫です。これは乱捕を多く取り入れた修練のおかげでしょう。


どの拳士も立派でした。長坂がそう言っていたよとほめてあげてください。


では、一日ありがとうございました。最後に入賞者成績を掲載しておきます。ご確認ください。


【単独演武の部】


・幼年の部   
1位 真柾   
2位 誠弥   
5位 昊輝   
6位 優斗


・1年生の部   
2位 遥希   
3位 太一  
6位 彩乃


・2年生の部   
1位 心咲  
4位 駿太  
6位 純平


・3年生の部   
3位 柚葉  
5位 匠海   


・4年生の部   
3位 崇志   
4位 拓真  
6位 尚平


・5年生の部   
4位 咲良   
6位 紅琳


・6年生の部   
3位 航太郎  
4位 涼悟  
5位 未唯   
6位 宗真


・中学生有段の部   
1位 夏帆   
2位 綾乃  
3位 彩可 
4位 智輝   
5位 まどか  
6位 かおり


【組演武の部】


・幼年・1年生の部   2位 遥希・太一  
3位 誠弥・真柾


・小学2年生の部    2位 拓海・純平  
3位 心咲・駿太


・小学4年生の部    3位 崇志・拓真


・小学5年生の部    3位 紅琳・咲良


・小学6年生の部    2位 航太郎・涼悟


・中学有段の部     1位 綾乃・まどか  
2位 彩可・ 栞  
3位 かおり・未唯


【団体演武の部】


・低学年の部  
2位 橋本西A   
3位 橋本西B


・高学年の部  
3位 橋本西A


・中学生の部  
1位 橋本西A  
2位 橋本西B




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2011年12月18日 00時58分58秒 | 教育・指導法
12月4日に倉敷葦高スポーツ少年団から五人の拳友が来橋された。
詳しくは、「少林寺拳法 謙のブログ」の「いざ、橋本西へ1~5」をご参照に。ここだ↓
http://blogs.mobile.yahoo.co.jp/p/blog/myblog/mytop?bid=keyuyuko


その翌週は二段受験が五名(中学二年生女子)
全員合格した。
みんなかなりがんばった。

五人は前の週の土日は二日間で、なんと25時間を道場で過ごす(実技、学科、食事時間)という、前代未聞の新記録樹立だ!


試験前日も9時~19時まで学科の缶詰勉強。


おかげで長坂は二段受験用学科学習コンテンツをいくつか作ることができた。
次からも使えそうだ。


とにかく、謙さんのブログはオススメだ。

伊都地方スポーツ少年団大会

2011年12月18日 00時44分07秒 | 教育・指導法
今日は大会。


演武大会なので、けんしには二つのことだけを指導してきた。


☆間違わないこと


☆思いきりやること


しかし、昨日の最後の稽古は次のように言う。


☆間違ってもいいから思いきりやりなさい。


そしてさらに後半には次のように言う。


☆間違うぐらい、思いきりやりなさい!


思いきりのイメージを鮮明にするために


(   )するつもりでやりなさい!


と指示。


( )は過激なので拙ブログでは書くのは控える。

そして最後は室内の電気を完全オフにしての暗闇演武。


一番最後に法話。


☆大会チェック表で大会時の行動面、精神面の確認(後日アップします)


☆あほうどりとミツバチの話(チャレンジすることに意義がある)


☆五等になりたいの話(一人一人が自分の持っている力を出しきればそれでいい。)


最近の橋本西の小学生は決してレベルは高くない。それでも、みんな一生懸命にがんばっている。


そんな弟子たちを誇りに思う。


たぬきよりも自分抜き


力を出しきれよ~


順位なんて、二の次、さんのつぎだ(^.^)