ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

思っているより

2011年12月18日 22時39分19秒 | 教育・指導法
いま、読んでいる本の中の一冊、「スポーツ大好き!な 子どもを育てる「62」の方法」によると、


6歳~7歳ぐらいで、子どもは自分と他の子どもたちの技術を比較しはじめる。他の子どもも自分と同じことができるかどうかを気にしはじめる。


つまり、それまでの前年齢ではまだそんなことも考えていないということ。


技術、運、努力、真の運動能力の違いがわかるようになるのは、「12歳」ぐらいから。


つまり、12歳ぐらいまでは自分の天性素質や能力というものを客観視できない。だから、うちでも、子どもたちに
「何位を目指しているの?」
と聞いたら、六年生も含めてほぼ全員が
「一位」
と答える。


そういう発達状態を知って言葉がけもしなくてはいけない。


この本のその項では最後にこう書いている。


「子どもは自分の能力をうまく判定できない。中略。だから親やコーチは、目標を高く設定しすぎないようにしなければいけない。」

また、スポーツ少年団の機関誌には


【目標は身近で具体的であることがよい】


と書いてあった。


重要なことだと思う。


深遠なる目標ばかりを掲げていたり、強要しても、人は動かない。


達成しやすい、具体的な目標をその子ども、その子どもに応じて設定し、持たせてやることが効果的だろうなと感じる。

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