ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

ドリーム No.361

2007年05月17日 23時09分37秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
少林寺拳法 橋本西支部 道場通信

発行日 2003年4月26日(土)   発行者・文責 長坂 徳久


「初段に合格して」(義博・中2)
 長坂先生、土橋先生、指導してくれたみなさんありがとうございました。
 ぼくは、四月六日に初段の試験を受けました。その前から練習を積み重ねてきたのでこの日がまちどおしかった。そして、車の中ではすごく緊張しておちつかなかった。その緊張している中でぼくは、日びの練習のことが頭の中にうかんできた。真剣にしているぼくと、真剣に教えてくれている先生が出てきた。それで、ぼくは、先生が真剣に教えてくれているのにここでおちるわけにはいかないと思った。今まで不安だった頭の中が変わって、自信をもってうけようと思った。
 そして、とうとうビックホエールに着いた。そこでは、まず、小学生初段、中学生初段、高校生初段というふうにならんで鎮魂行をおこなった。その後、いよいよ学科試験になった。そこで、ぼくは、今までにないほど学科が書けてうれしかった。今までの練習がいかされてうれしかったと思った。実技試験になった。そこでは技で失敗したが気合をいれて精一杯頑張った。
 実技試験が終わって結果発表をした。まず先生から「合格したら名前を言うからへんじをして」と言われた。「・・・・・T・・・・・M。」と言われてうれしかった。しかし、はっきり覚えていなくて車に乗っている時、M君に聞いた。するとM君はぼくの名前を聞いていて、ぼくはM君の名前を聞いていた。ぼくはここでやっと合格したことがわかった。二人共うれしくてたまらなかった。
 ありがとうございました。

「初段に合格して」(お母さん)
 お世話になった皆さん、ありがとうございました。
 「今までよく続いたなあと思うのが本音です。」中学に入り勉強やクラブ、少林寺拳法との両立、重なることが多く、それでも続けてこれたのは、先生が一人一人に配慮してくれていたからだと思います。初段までの道のりは、長かったけれど橋本西支部でいられることがどんなに子どもを成長させてもらっているかわかりません。気が小さくて弱くて不器用で何一つこれといって取りえのない子どもを手厚く根気よく付き合ってくださっていることをとても感謝しています。
 色々な体験、経験を義博なりに先生を通して橋本西支部のみんなに一つ一つ大きくさせていただいています。今回の初段は、受けたいけど自分にやれるのかなと不安だったと思います。でも、M君と二人で受けると決めた時に頑張るしかないと思ったようで一ヶ月間よく頑張りました。親の方もいつ弱音をはくのか心配でした。学校から帰ってくると少林寺やなと言いながら頑張りました。
 弟に「お兄ちゃんの技へたや」と言われながらも「技はむずかしいんやぞ・・・」と言いながら「お前もな、ほんなら中学生で受けてみ・・・」と家でのやりとりをしながら兄弟で話しあえる話題があるのもうれしいことです。親も笑ったり泣いたりと楽しみながら子育てをさせていただいています。
 義博の作文の中に初段の経験は、ぼくの人生の中で最も心に残ることだと書いていたとおり本当に私もそう思いました。昔にくらべて強くなったなあと思います。まだまだ、気が小さく当日は、緊張しっぱなしでしたが、いつか緊張しないで堂々と立ち向かえるようになってくれたらいいなと思います。
 また、試験会場の様子を話してくれました。その時、長坂先生と橋本西支部は、他と違っているのは前から分かっていたようですが改めて、今回うちの先生は違う、橋本西支部は凄いと実感したようです。
 本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。