ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

育夢学園通信 Power No.30

2006年07月18日 22時44分33秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

発行日 2006年5月16日(火)   発行・文責 長坂 徳久

 【月例回答より】

   「利き脳の話はおもしろいです。子供達は2人とも右腕が上の左脳派だったのですが、これから鍛えたら、左腕が上に変わるのでしょうか・・利き腕は変わらないものだから脳も変わらない?」

(長坂)『利き脳はあくまで「どちらが使いやすいか」というもので、どちらの脳も使っています。だから、利き脳は変わらないかもしれませんが、トレーニングで右脳が発達すると、バランスのいい「全脳型」になりますね。右脳には大量に記憶する力、瞬間に判断して処理する力があります。たから、少し人間離れした感覚になります。長坂は右脳派なのですが、自分でなるとほどと思うのは、アイデアや企画が自然と湧き出てくることです。少林寺拳法の各行事でも演出や企画をすごくほめていただきますが、これらもすべてひらめきでで出てくるものばかりです。』

「5月10日(水)のことですが、ドッヂをした(ボールは使わないやつと言っていましたが・・・)と汗びっしょりで帰ってきました。市のドッヂボール大会が近いだけに喜んでいました。」

長坂『ボールを使わない、ドッヂボール・・・これは「ドッヂビー」のことですね。ドッヂビーとは、フライングディスク(いわゆるフリスビー)を使ってドッヂボールをします。また、安全性確保のため、フリスビーのようにプラスチックではなく、やわらかい生地でできているものを使用しています。利点は、ドッヂボールのように、一部の子が活躍するのではなく、投げるのはコツさえつかめば誰でも簡単に投げられるのでみんな楽しめます。そして、運動量が多い。また、いま、水曜日二部や少林寺拳法中高生の間では、「アルティメット」という競技を教えて、流行らせています。これをやった生徒たちは、もうはまりまくり! そういう、長坂もはまっています! 普通のボールと軌道が違うので、すごく難しいのです。アメフトとバスケを混ぜたようなルールです。次回の保護者講座で体験してもらおうかな・・』

 「ゴールデンウィークのときは、ジュースを買って頂き、ありがとうございました。「女が勝ったのに先生は男にも勝ってくれた」と嬉しそうでした。」

長坂『5日(水)は、連休で生徒も少なく、遊び的な授業を多くしました。その中で、フルーツタッチゲーム(英語の学習ゲーム)で「男vs女」をしました。「勝ったほうにジュースを買ってあげる。」といいました。女の子が勝ちました。女の子たちを連れて近くにジュースを買いに行きました。「本当に買ってくれるとは・・」とやたら感心していた女の子もいました。それで、「男の子の分も買っていってあげよう!」と言って買いました。またまた、その女の子が感心していました。(笑) こういう指導方法は学校の先生にはできない(立場的に)ことですね。』

「5月9日(火)に二人の家庭訪問がありました。○○を2年間受け持ってくれた□□の担任の先生が、兄弟で性格が全然違うと言っていました。○○は、いちかばちか一発勝負的なところがあるのが、□□は、マイペースでコツコツまじめに努力するタイプとの事でした。授業参観でも上は、大きな声で、あっている間違っているに関わらずバンバン発言していたのに対し、下は、自信のあることにのみ小さく手をあげている感じでした。少林寺拳法で少年部に2年間在籍した差が出だしているのでしょうか・・。」

長坂『少林寺拳法少年部での二年間は大きいでしょうね。長坂はすぐに正解の出る発問をしません。だから、間違うことのほうが多くなります。しかし、正解がでることのほうが稀ですから、間違うことが恥ずかしくなくなってきます。そんな子どもたちのためには、長坂はこういいます。「発表は金。間違うことはダイヤモンド。だって、その子が間違ったら、ほかのみんなが「あれは間違いなんだな」と気づくことができるでしょう。だから、間違ってもいいから発表することはみんなのためにもなるし、自分の勇気もつく。だから、ダイヤモンド!」 

あとは、ドリームコースでも小学生は、「指名なし発表」をよくさせます。あるテーマを与えて、全員が発表しなくてはいけないようにしています。だから、そんなところでも「発言する力」はつけてきていると思います。 

最後に、兄弟姉妹で性格などが似ているというケースは長坂にはほとんど記憶にありません。同じご両親から遺伝子を受け継いでうまれてくるのに違う・・それが個性。では何が違うのか?。それは「魂のレベルと質」でしょう。つまり魂の個性が違うのではないでしょうか。(また、なんか怪しいこと言いましたか?・笑) それと、本当のお子さんの姿を一番知っているのはご両親です。長坂を含め指導者、教師は、その子を分析して「あーだ、こうだ」といっているに過ぎないのではないでしょうか。ご両親の目に映るお子さんの姿を一番大切にしてあげてください。』