ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

橋本西支部 道場通信ドリーム No.562・No.563

2006年07月14日 23時19分01秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

発行日 2006年6月29日(木)   発行・文責 長坂 徳久

 【2006年県大会終了・・・!】 

 今年も熱かった県大会が終わりました。皆様方に感謝いたします。 今年は、小学団体は、K支部がとてもいいということは当初からわかっていた。また、中学団体は、うちもいいのはわかっていたが、B支部がさらにいいのもわかっていた。

 さて、今年の橋本西支部は、K支部、B支部というライオンに向かっていくウサギだった。しかし、「ウサギでもライオンに勝てる方法がある!」・・という思いで、必死でみんなとがんばってきた。そう、最初から勝てる可能性は正直少ないとわかっていた。だからこそ、逆に「なんとかして勝ってやろう!この子らに勝たせてやりたい!」と思ってたたかってきた。 しかし、あと一歩及ばずというくやしい結果に終わった。本当に拳士たちは素晴らしかった。そして、楽しかった。だからこそ、もっと今のメンバーと一緒に団体演武の稽古がしたかった。 

 なぜか、今年ほどくやしかった年はない。今までは負けても、こんなにくやしいと思わなかった。それがなぜかを考えてみた。 

 勝てないとわかっていながら、ライオンに挑んだウサギのくやしさなのか。いや違う。彼らはあの日、ウサギではなく、同じライオンにまで成長していたのだ。だから、こんなにくやしいのだろう・・・・。

※小学、中学共に団体演武は、優秀賞(二位)で、全国出場を逃しました。

 まずは、小学、中学の団体の保護者感想です。 

【中学団体保護者感想】

◎Mです。帰って来るまでは何事も無かったようにしてましたが、家に着くなり自分の部屋に閉じこもって、かなり泣いているみたいでした。今まで大会に出てもこんな事は初めてです。何も声を掛けずにしばらくしたら、何事も無かったように出て来て夕食をお疲れ様を込めて大好きなのを作り食べました。かなり悔しかったのを実感しました。これを忘れず又稽古するでしょうから、今後とも宜しくお願いします。またありがとうございました。

◎こんにちは。Uです。昨日は、大会に引き続きお風呂まで連れていって頂きましてありがとうございました。昨日の車の中 Y君も一緒だったので自然と団体の話になってMは、先生に「くやしくないか?」て聞かれた時は、「精一杯やったんで くやしくないって言うたけど、なんかごっついくやしなってきたわぁ〓」と言ってました。二人で「演武は間違ってなかって完璧やったし 構成もよかった。これで負けたんやったら 後は、個々のレベルを上げるしかない〓」と話てました。今年は、中学最高学年なんで少し責任感が 出てきたのかなぁと思い嬉しかったです。これからまた、紀北 錬成と続きますがよろしくお願いします。先生方にも もう少し?お忙しい思いをさせますが、お体に気をつけて下さいね。

◎Kです。お疲れさまです。昨日は有難うございましたm(__)m 大会が終わったという安堵感となぜか気分はすっきりしています。 もちろん結果をみれば中学は「くやしいー残念!」という気持ちがあります。 でも、それよりももっとうれしい事がありました。 それはYくんとMくんの土曜日の稽古の時ミーティングで二人が「僕らはまだ一位になって全国にいったことがない。だからみんなでがんばって全国につれってほしい」とメンバーに伝えたそうです。 

そして今日の大会で団体演武の前に「あとは病院に運ばれたっていいからガンバロ!」とYくんが言った時にはみんなから「おう!」と声が出たときはこっちまで熱くなりました。 そして、演武後、B支部に敗れ戻って来たときには、Mくんが「僕ら120%頑張ったからくいはないわ!」って言葉には何とも言えない気持ちになりました。 きっと前日からの思いからでは悔しかったと思います。でも、そんな言葉が出るのは本当に結果よりやり終えた充実感のほうが大きかったのかと感じました。 子どもたちもサバサバしてて・・・ 嬉しかったです。 本当に忙しい中学生が少ない稽古時間の中でここまでに成長できたことに感動しました。本当にお疲れさまでした。先生方も有難うございましたm(__)m  この団体で歩んできたこと県大会にかけた思い、みんなでがんはれたことは結果より大切な日々だったと思います。Yは「全国にみんなでいけなくてくやしいけど、楽しかった。」と言ってました。また組演武は本当によく頑張ったと思います。今まで稽古してきたことがあの緊張感のなかでの演武すごく立派でした。いい経験になりました。有り難うございましたm(__)m長くなりましたが、よろしくお願いします。

◎いつもお世話になっています。Mです。大会当日はありがとうございました。Mは県大会デビューを無事に終えてほっとしています。おどおどするでもなく先生がおっしゃってたように楽しんでいるようでした。Cについては全国狙いだっただけに残念としかないです。ただ毎回県大会に参加してみて、全国狙いは西支部だけじゃないといつも痛いほど感じます。わかっていることなのにあの空気のなかにいてると初めて気が付いたように新鮮にそんな気持ちになります。今のメンバーで全国に行きたかったなぁ…とつぶやいたCがうらやましくて。いい仲間でしたもん。中学でクラブがあり受験生がいてて、ましてや塾に忙しい子ばかりのメンバーが時間をつくり練習してきた。とってもいい体験だったと思います。ひとつの大仕事が終わったねというところです。だだそういう団体メンバーの状況を知ってる大人として…保護者ではなくて…だだ全国に行ってほしかった…じゃなくて行かせてやりたかった!!結果は結果として素直にいただきます。これからも西支部は続きます。いろいろお世話になることばかりです。ご指導よろしくお願いします。

発行日 2006年6月29日(木)②   発行・文責 長坂 徳久

【県大会終了・・・!②】  

 続いて、小学生団体の保護者感想です。

【小学団体保護者感想】

◎○○です。こんにちは。いつもお世話になっています。県大会を終えて、先生をはじめ、参加された選手のみなさん、保護者のみなさんに対して、たくさんの思いがあり、どう言葉(活字)にすれば、この気持ちが伝わるだろうかと考えてみましたが、どうにもうまくまとめることができません。そこで、県大会が終わってすぐ思った気持ちを伝えたいと思います。「ありがとう。」です。□□も感動して嬉し泣きをしていました。先生やみんなと過ごした時間が、どれだけ□□を成長させたかと思うと、親としてもとても嬉しく思います。ほんとうにありがとうございました。(つたない感想で申し訳ありません。

◎Mです。今日は本当にありがとうございました。いろいろお礼は言いたいのですがまずはNを団体の一員に選んで下さったことに心から感謝します。たった二年で団体Aだなんてまだまだ早すぎる。他の拳士に迷惑がかかる。と心配ばかりしていました。少し前、燕がえしができなくてだいぶ悩んでいたこともあり、本当に大丈夫だろうか?と真剣に思っていました。でも、今日の結果は残念でしたが団体の演武を見てやっぱり凄い!こんなメンバーの中にN子がいれることはありがたいと、思いました。こんな気持ちにさせて頂いて感謝しかありません。もちろんN子にも、Rにもこんな気持ちにさせてもらえて親孝行の子供達を持てたと嬉しい気持ちで一杯です。組演武は残念の結果でしたが又あの子達のやる気を沸き立たしてくれたと、思います。先生のおっしゃる通り今から又始まりました。今日の結果来年はやってくれると信じれます。楽しみが増えました。これからも子供達を全力で応援していきます。先生方もどうぞゆっくり休んで下さい。ありがとうございました。

◎Mです。今日はお疲れさまでした。そして色々な結果となりましたが、ありがとうございました。先生に誉められた事、悔しがれ!という事もHから聞きました。稽古も大変でしたが、それ以上に得た物は大きいと思います。親から見ても成長したと思いました。仲間意識も持てる子なんだと気付きました。なにより今日はイイ顔をしていました。負けん気は強い子なんで気に入らない所もあったようですが次に繋げていくでしょう。今日は本当にありがとうございました。先生も体調が良くないようなので休めて下さい。まだまだ教えてもらわないといけませんから。

◎Yです。温泉へ連れて行って頂いて、有難うございました。又送って頂いて、有難うございます。県大会お疲れ様でした。本当に悔しい結果となりましたが、あの中で小学・中学共に2位というのは凄いことです。悔しい思いもありますが、「くそっ、来年又取り返しに行くぞ!」と楽しみに思えてきます。こんな思いが出来るのは親として、とても幸せな事です。まだこれから紀北、錬成と楽しみたいと思います。本当に有難うございました。これからも宜しくお願い致しますm(__)m

◎Kです。長坂先生、昨日はお疲れ様でした。組演武、団体演武ともに残念でした・・K支部もB支部もとっても良かったですよね・・聞くところによるとK支部は当日5時から朝練だったそうです。どこの支部も一生懸命ですよね、いいですね・・この一生懸命さが、RとMのおかげで又熱くなる事ができてほんと喜んでいます。結果残念でしたがいい経験をさせてもらいました。来年はどうなることやら・・・本(これ一冊で)ありがとうございます。 m(__)m

◎M(長坂とは同級生かつ昔からの友だち)です。あまり国語が好きで無い為、今までのドリーム他で、感想など書かなくてゴメン。まあ、Mやし仕方無いなと、分かってくれてると思って甘えていました。最後の感想文になると思います。? 今まで大会に出る以上優勝としか考えてなかったし、Yにも、出るからには、優勝しろと、教えていた自分が居ました。 この県大が上の大会に進める、最後の大会だろうと挑んだ大会で、組演武予選落ち、間違いなく決勝には進むと思って、発表を聞いていました。名前が上がらなかった瞬間、ショックなど無く、一瞬頭が真っ白になり、予選の姿が頭をかすめ、俺の頭の中では、優勝にアタイする最高の演武でした。その後、初めて出た、Rちゃんとの組演武等が、頭をよぎり、何とも言いようのない、充実感が、俺の体を包んでいた気がしました。ただ、そこでもう一つ、頭をよぎったのが、団体を決める時に、Yに野球と少林寺、どちらかを選ばせた時の涙でした。俺は満足してるけど、Yは、この結果に満足しているのだろうか?野球をさせてあげたら良かったのかなと考えていました。そこに帰って来た、Yの顔を見た瞬間の、清々しい充実感が、俺の不安を解消された気がしました。その後の団体決勝は、初めて勝ち負けを、あまり意識せず見れ、凄く良い団体でした。今年の、K支部が良いのは、Yが三年の時から分かっていた事やし、そこにほぼ互角に、しかも十二名で四年~六年の団体で戦えた事に、そこまでの力をつけてくれた、のっさんに感謝です。チームメイトとその保護者にも感謝です。妻も、この文を読んで、泣いて同じ気持ちだと言ってました。中学校に行ったら、野球をおもいっきりさせてやりたいです。それに余裕があれば、少林寺をしてほしいな、と考えています。まだ紀北大会も有りますが、のっさん、丸々八年Yの指導ありがとう。土橋先生ありがとう。指導してくれた先生・先輩ありがとう。最後にY、感動ありがとう!

長坂からK支部S先生へ

「全国出場おめでとう!心よりお祝いを言わせてください。うちは、今年は小学生、中学生ともにかなり難しいと最初からわかっていました。しかし、今年ほど悔しかった年はありません。勝てないからこそ、その覚悟で必死にやったからだと思います。まだ自分な熱さがあることは嬉しく感じます〓全国にいくことでK支部としてまた一つ前に進んでください!」

S先生より長坂へ。

「心のこもったメール、ありがとうございますm(__)m また、熱い思いが込み上げてきました!K支部の少年部として初の全国大会出場は、正直、嬉しいの一言です。私が、生まれて初めて全国大会というものを体験したのが、あの北海道の16年前の高校全国大会でした。長坂先生と出会ったのもこの全国大会に向けてのことでした。いろんな思いを込めて、うちらしく、私らしく、初の全国大会に挑戦したいと思います。ご指導よろしくお願いしますm(__)m」

S先生は、橋本西支部のOBで長坂の弟子になります。