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ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

季節が君だけを変える

2015年02月15日 04時26分38秒 | 教育・指導法
今日の稽古での百人一首は黄色札。

出席が9人だけで少なかったので、今日のスピーチは全員が行うことにしました。

百人一首で、柚葉(6年生→6年は一般部にも参加している。)と対戦して、17対0で負けた高1の男子にテーマを決めさせました。


「好きな季節」


という、ありがちなテーマになりました。

しかし、長坂にはいつもより難しく感じました。

好きな季節=春夏秋冬のどれかになると限定されるからでしょうか。


拳士には、

「第一声を工夫せよ。」

と指示。

作文の書きだしの一文を工夫するのと同じ。


しかし、大半は、

「僕の好きな季節は夏です。」

という一番平凡なパターンから入っていました。


終わってから、第一声だけをもう一度考えさせました。

ヒントは与えます。

・動きのある言葉を使う。(自転車を漕いでいても気持ちがいい季節、春。)


・絵になる言葉を使う。(飛び込みたくなる真っ青な海。)


・会話文から入る。(「健太郎、さんまが焼けたわよ~!」」


など。


いつものように長坂がトップバッター。

ボウイの歌から入りました。

『♪季節が君だけを変える・・
みなさんにはそんな季節がありますか? 私には、春がそうです。

中略


このような、春の風の匂いが私は好きです。』


自己採点65点。


自分はさておき、中高生、6年生たちはスピーチすることの抵抗がなくなってきているように思います。

いい傾向です。

目標&振り返り

2015年02月15日 04時04分34秒 | 教育・指導法







稽古前に、今日の目標を書き、稽古後にそれを評定します。


さらに、各項目を振り返り、□に◯か×で評定します。


裏面は、今日の稽古内容をマインドマップに。
すかすかなのはやり直し。


アメリカの調査で、

「夢を書いたグループ」

「夢を語ったグループ」

「夢を書かず、語りしなかったグループ」

に分けて追跡調査した結果、

夢を書いたグループは、書かず、語りもしなかったグループに比べて10年後の年収は10倍以上になったそうです。

夢を語ったグループに比べても数倍でした。

しかし、夢を書いたグループの全員がその夢を実現したわけではないのです。
実際に夢を実現しなくても、たのことで成功を収めていたということらしいのです。

書くことで、言語システムにより大きな負荷をかけることで、脳内コントロールが強まります。(澤口俊之氏)



チェック項目の、他利は利他の誤記です。

どん底

2015年02月15日 03時15分44秒 | 教育・指導法
読了。


『カイジ 「どん底からはいあがる」生き方の話』


経済ジャーナリスト
木暮太一 著


サンマーク出版


長坂「最後の方245ページに、はっとする言葉があった。


『今日の考え方を変えれば、今日の出来事の意味が変わります。』


今まで、今日の考え方を変えれば、今日の「出来事」が変わるとは考えていた。


しかし、出来事の「意味」が変わる。なるほど。」


長坂 ☆☆☆ 3つ星

集団成長期

2015年02月13日 02時39分30秒 | 教育・指導法
今日の学科の一つは、


「いいとこみっけ」

でした。


前に1人を立たせ、その子のいいところを発表します。


集団は、次の過程をたどると言われています。(河村茂雄氏の理論)


混沌・緊張期



小集団成立期



中集団成立期



自治的集団成立期


それぞれの期に、必要な指導は違います。
指導者の関わりかたも変わってきます。


いまの、橋本西は、中集団成立期から自治的集団成立期への移行中だと長坂は考えています。


ですから、今日やった


「いいとこみっけ」

は、自治的集団に成長していくための一つの取り組みです。


今日の実況は割愛します。

天才澤口

2015年02月12日 02時21分38秒 | 教育・指導法
読了。


『「やるき脳」を育てる』


澤口俊之 著


小学舘


長坂

いまは、テレビで面白い先生のイメージが強い澤口俊之氏。

でも、世間の人が思っている以上にすごい脳科学者・澤口俊之。

彼の本は、わりと専門的で難しいと私は思う。

しかし、この本は、お母さんたち向けに書かれた本で非常にわかりやすい。


澤口俊之氏が提唱する


HQ育成サイクルは教育者としては興味深い。

キーワードは、ワーキングメモリと未来志向型。


長坂 ☆☆☆☆☆ 5つ星

ピケティ

2015年02月11日 04時25分04秒 | 教育・指導法



読了。


「日本人のためのピケティ入門」


池田信夫 著


東洋経済新報社



長坂「本はずっと読んでいましたが、ブログにレビューするのは久しぶりです。ということで、久しぶりのブックレビュー。


来日もして、世界的に話題のピケティですが、著書『21世紀の資本』は分厚い本過ぎて読む自信がありません。

ピケティはリベラル系で、日本の保守系は否定的。
著者の池田信夫氏も保守系だと私は理解しています。
ピケティ自身はフランスのリベラル系で、来日時もアベノミクスを批判。
保守系論客の中で、宮崎哲弥氏
だけはピケティを評価しています。


ピケティは、

r>g


と結論付けているようですが、私にはよくわかりません!

仕事柄、『教育が格差を拡大する』というのは、現実にその通りですし、理解できる気がします。」



長坂→☆☆☆ 三つ星

米倉

2015年02月10日 03時54分20秒 | 教育・指導法
学童保育で、四年生の漢字の宿題をチェックしていました。


漢字の読みで、


米倉 よねくら


と書いていました。


『これ、こめぐらやろ?』

と長坂。

「あっ!」

とその子。

『写真撮っていい?』

「あかん!」


恐るべし、ドクターX、米倉涼子!の影響力。

5つの補足

2015年02月10日 03時43分46秒 | 教育・指導法
今日は、学童保育所、少林寺拳法全体、少林寺拳法昇級宿題対象者、と3つのわりと長い目の説明をそれぞれに行いました。

最後に、

『質問がある人?』

と聞きますが、質問が出ません。

子供たちは、

「わかりやすい。」

と言います。

自分でも、『ちょっとはうまくなったなぁ。』と手前味噌。


説明をするときは、向山洋一先生の

「子供を動かす法則」

の中の5つの補足に則って行っています。


1 何をするのかを端的に述べよ

2 どれぐらいやるのかを具体的に述べよ

3 終わったら何をするのかを示せ

4 質問は最後にまとめて受けよ

5 個別の場面を取り上げてほめよ


以前よりも、自分なりに長い説明がうまくなってきたと考えるとき、思い当たることが3つあります。


1 説明の組み立て(順番)をかなり意識している。


2 一気に全部説明せずに、パーツごとに説明をし、その都度、
「ここまでわかる人?」と確認を入れ、かつ質問を聞いている。(子供のワーキングメモリを意識している。)



3 一番理解力が弱い子にもわかるような話し方を心がけている。


ちなみに、指示をしたすぐあとに、

「えっ、何するん?」

聞いて来る子供たちがいます。

発達障害の子供に多いです。

ワーキングメモリが弱いからです。

しかし、そんな子供に、

『何きいとったんな!』

とか、

『今言ったとこやろ?!』

と言ってはいけません。

言われた子供の自尊感情(自己肯定感)が落ちていくからです。

『○○をします。』

ともう一度言ってやる。

そもそも、

「えっ、何するん?」

と聞いてくるのは、指導者の説明が悪いからだと思います。

そして、

「えっ、何するん?」

と聞いてくるのは、「やる気」があるからだということも知っておくべきですね。

北方領土の日

2015年02月09日 05時40分10秒 | 教育・指導法















2月7日は北方領土の日でした。

土曜日は時間がなかったし、欠席もあったので、北方領土の授業した来週に行います。


尖閣諸島、竹島、北方四島は日本固有の領土です。


しかし、自国の主張だけでは教育になりません。
双方の主張を伝え、


先占

国際法

実効支配

の3つの観点から授業をします。


さて、いつもの百人一首が代わりに、名言・格言暗唱カルタの勝負。

負けた人は30秒スピーチです。

これは罰ゲームではなく、スピーチ力をつけるためです。

長坂は毎回必ず自分も行います。

この日のテーマは、

家族について

でした。

カルタ終了後に勝ち組の拳士を指名し決めさせました。

だから、長坂も含めてみんな即席スピーチです。

詳しくは、Facebookの橋本西のページをご覧ください。