山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

鬼首温泉「大新館」

2011年11月30日 | 温泉

宮城の鳴子温泉を北に、秋田の仙秋サンラインへ向かう途中、吹上温泉(間欠泉)、神滝温泉、轟温泉、宮沢温泉、神滝温泉など複数の一軒宿温泉を含めた鬼首温泉郷があります。

その宮沢温泉「大新館」に行ってみました。

宮沢川沿いの橋を渡ったところに、純大正7年創業の歴史ある和風老舗の旅館「大新館」が立っていました。

 

「こんにちは~」と声をかけ入館しましたが反応なし・・・あらら?

やがて、お台所から香ってくるとてもいい煮物の匂いを背に「あ!ごめんなさいね、気がつかなかったわ~」とお宿の方が笑顔で対応してくれました。

 

大新館さんには、大浴場、露天風呂、家族風呂があります。

まずは、こぢんまりした家族風呂へ。

正真正銘のかけ流しの温泉「家族風呂」に、汗が玉の滴となって流れ落ちてきました。

この大きさ、家族で入るには無駄もなく、ちょうどの浴槽です。

窓から差し込める光が心地よく、なぜか不思議と心が落ち着きます。

この浴槽が、この旅館の中で私にとって一番自分好みでした。

 

さて、露天風呂へも行ってみましょう!

この和風の感じ、風情があるかと思いきや・・・

その日は山からの吹きおろしの風が強くて、葉っぱも虫さんも風に流されてきました。



天井も高く、開放感もあります。


露天の温泉に和風の庭園が反鏡し、自然の懐に抱かれて、開放的な入浴が楽しめました。

ほぼ貸切状態でゆったりと湯汲みを楽しませていただきました。

最後は、大浴場でさっぱりと上がり湯。

日常のごちゃごちゃした心のもやもやも薄れ、温泉で完全リセットできちゃいました。

こんな素朴な温泉も、私は好きです。


■鬼首温泉 大新館

住所 大崎市鳴子温泉鬼首字宮沢22

泉質 単純温泉/弱アルカリ単純泉/低張性弱アルカリ性泉

冬の「力水」

2011年11月29日 | ドライブ

最近、秋田の温泉等を中心として、過去を辿ってご紹介させていただきました。

秋田は人情も豊かな土地で、海と山の自然にも恵まれています。四季の変化の美しさと共に、移り変わる自然と共存しながら、大事に伝承されている様々な文化があります。

今回は、秋田の横手・大曲に来たときに立ち寄る、私が好きな場所「力水」をご紹介したいと思います。

今回は震災による書きかけとなります(撮影:23年3月7日)

「力水」は湯沢城跡の山麓から湧き出ている湧水で、佐竹南家のご用水として使用され「からだに力がつく水だ」と城主や藩主が愛用したことからいつしか「力水」と名付けられたそうです。

昭和60年には、名水100選、平成2年国土交通省の「手づくり郷土賞」に選定されています。

山の空気とともに、コンコンと湧き出ている「力水」は、透き通るような大地の恵みの味わいがします。

うず高く積もった雪の季節の頃、湧水はキーンと冷え渡り、飲めば体の芯まで酸素がいきわたるようです。

残雪の残る3月、人の背丈以上に雪が積もっていました。

横手・大曲のそばを通りがかった際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

 

■力水

秋田県湯沢市湯沢中央公園


ホテルプラザアネックス横手 レストラン大観

2011年11月28日 | 

夜食はライトアップされた庭園を眺めながら落ち着いた個室空間「レストラン大観」での食事でした。

個人的には部屋食が好きですが、案内されたお部屋は完全個室の掘り炬燵席でプラーベート感もあり、雰囲気も素敵でした。

お食事はその日のお献立表に基づき、一品一品が最もよい状態で順番に運ばれてきました。


 

この前菜も手作り感があり、美味しく頂きました。


このお刺身盛合せは、器の演出もさることながら斬新な盛りつけが目にも楽しいものでした。

味も鮮度も上質です。

地元産の牛肉のせいろ蒸しは、自分好みで蒸すことができます。

とてもきれいなお肉ですよね~。

こちらは、イベリコ豚のスープ。

洋風にアレンジされて、途中の箸休めとして出てきました。


サクッと軽いテイストで、温かい天婦羅の盛り合せがきました~♪


地元の酪農家が育てた、牛肉のカルパッチョには地元の新鮮なお野菜が添えられ、それぞれの生産者の仕事の素晴らしさに感動しました。

地元酪農家がこだわって育てた牛肉もステーキで美味しくいただきました。


また、握りも美味しかったです。

〆の稲庭うどんの舌触り、歯触りとそのゆで加減の素晴らしさに幸せを感じました。

心をこめて綺麗に演出された最後のデザートに、この宿を選んで良かったという実感がこみ上げてきました。

時間がゆっくりと流れ、会話も弾みとても楽しい夕食でした。

今回は食事つきのプランでしたが、レストラン大観ではお好みをオーダーして、食事もお酒も楽しむことができます。

フリーな旅を楽しむのなら、とりあえずお部屋だけをキープして、好きな時間に食事利用も楽しいかもしれませんね。



朝食は、レストランでバイキングでした。

お粥も美味しく、温泉たまごや地元産のお野菜のサラダなど、とてもおいしく頂きました。

バイキングながら、心のこもったお食事でした。

ご馳走様でした!


ホテルプラザアネックス横手 露天風呂付部屋

2011年11月27日 | 温泉

今年3月の震災数日前に宿泊した、横手市の駅前温泉 「ホテルプラザアネックス横手」の書きかけの記事があり、いつか続きをご紹介したいと思っていました。

今週、秋田県の温泉をご紹介していたこともあり、この機会に過去記事を公開させていただきます。

 

ホテルプラザアネックス横手には、半露天風呂付きのお部屋があります。

洗面台を兼ねた、脱衣所の向こうには・・・

きちんとシャワーもついています。

 

残念なことに・・・

その日のお部屋はちょうど3階だったため・・・

半露天風呂からの光景は、JRコンテナの作業員さんや、トラック運転手さんたちが、せわしなく働いている眺めでした。

皆さんが一生懸命働いているのに、私はお風呂で、ホテルサービスのハーフワインで乾杯なんて、気が引けます~。

 


窓を全開して露天風にしたいものの、外の方と目が合ってもおかしくない距離感です。

電車好きにはたまらないロケーションでしょうが、私としては少しすだれを下し気味に入浴することにしました。

さらに問題が・・・

この湯口からちょうど良い湯加減の源泉が流れてくるなずなんですが、勢いがないと壁のほうにつたい流れ漏れてしまうため、浴槽にお湯が半分以下しかたまっていない状態でした。


このおしぼりをあてることで、湯口が狭まり湯の勢いが増し、源泉かけ流し風呂が実現しました。

このお風呂、窓を開放すれば、半露天風呂に。

また窓を閉め切れば、内湯のお風呂になるという画期的なつくりで、二通りの入浴の変化が楽しめます。

お湯はほんのりオレンジ色で、すこしトロリとした湯触り。

体の芯まであたたまる正真正銘の温泉です。

とてもいい温泉です。


さてお部屋は・・・

テラスつきで、ゆったりしたソファーで寛ぎながら、大きめの液晶テレビを楽しめます。

ベッドルームもとても上質です。

ベッドルームにも液晶テレビがあり、DVDデッキを搭載していました。

ウエルカムフルーツは、きちんと冷やされて、ワイングラスなども用意されていました。

こんな小さな気配りを嬉しく感じますよね。

 

一泊なんて、アッという間に過ぎてしまいました。

温泉付きのこのお部屋で、ダラダラと1か月も逗留してみたいものです。


横手のお漬物

2011年11月26日 | 

秋田県、横手市の代表的なお漬物といわれているのが、皆さんもご存じの方も多いと思います、この「いぶりがっこ」。

この漬物は、囲炉裏の天井に大根をつるし、燻煙乾燥という独特の乾燥法で燻製にしてから糠漬けにしたもの。人参のものも売られています。

毎日ちょっとずつ頂くなら、このようにカット済みされて真空パックされた商品をおすすめします。

寒い時節になると、このスモーキーなテイストが、こってりした味わいのお酒によく合います。

また「花ずし」も横手では、代表的なお漬物。

花ずしは丸ナスに炊いたもち米、菊の花、南蛮を重ねて作る漬物で、お米を使うことから「すし」と言われています。

とても甘く、それでいてしょっぱくて、独特な味わいです。