山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

ホテル蔵王 館内

2009年11月30日 | 温泉
今回の旅は、本当にラッキーでした。



「お部屋お任せプラン」でしたが、案内されてサプライズ!



ホテル紀州の敷地は広く、雑木林と杉木立に囲まれています。
お部屋からは、蔵王の山頂の景色が見渡せました。



続きの和室は、窓辺の廊下もあり、ゆったりしていました。



夕食はシンプルでしたが、目の前で炊き上げる釜めしが魅力的でした。
おかずの一部をいろいろと釜に投じて、オリジナルの釜めしをつくるのが山咲流です。
野菜の旨味が出て、私の好きな柔らかめのご飯になります。



二日目は、前日より豪華な夕食でした。
連泊すると、少しずつ食事が良くなるというのが、今までの私の経験からの「定説」です。
「定説」は一度も破られたことはありません。



朝職は二日ともバイキングでした。
お粥の用意もあるなんて、それだけでうれしいものです。
卵の味が濃くて、美味しく感じました。

旅館は経営が紀州鉄道とあって、関西のお客さまが多かったように感じました。

夜露天風呂で色々な方々と少しおしゃべりしたりして、心に残る旅になりました。


ホテル蔵王

2009年11月29日 | 温泉
「ホテル蔵王」は紀州鉄道が経営しています。



蔵王温泉の繁華街から離れた、静かな山あいにあります。



ホテルの駐車場には、正しく源泉が引かれている様子が見られます。



ついでに足湯もおススメです!



内湯は広く、ドバドバと勢いよく音を立てながら、浴槽に注がれています。
ですが、源泉を割り水しているようです。



杉木立に囲まれた露天風呂は、怪しいほどに静けさが満ちていました。



泉質は皮膚病などによく効くようです。
日によって、白く濁っていたり、透明だったりするんですよ、と宿の方が教えてくれました。
源泉は「上の川源泉」。
温泉はまさに自然の恩恵ですよね。



さて源泉は宿から東へ徒歩3~5分ほどのところにありました。



この場所から各宿に分湯されているのですね。
亜硫酸ガスを含んだ源泉なので、この場所でガス抜きする役目も担っています。

蔵王温泉は西暦110年に開湯しており、日本では「古代温泉」に分類されますと書かれていました。




ある日の露天風呂にて

2009年11月28日 | 温泉
露天風呂が快適な季節になりました。

紅葉も終わり、しかも雪のないこの時期は、温泉ファンの私にとって、待ちに待ったというのでしょうか…
オフシーズンには、浴槽もひとり占めできるチャンスが!!

ゆったりとした湯船に身を沈め、目を瞑れば、心のなかに何か一筋の光が射すように、ジワリジワリと底知れない喜びに満たされていくのでした。



柔らかい風がスル―っと肌を冷やし、また湯気の中に体を解き放つ…

木々の静かな揺らめきも、笹が触れ合うかすれた音も、湯船でじっとしている自分も…
小宇宙の中の一部なのだと…
心のいつも開かれない場所に息づくとてもとても静かな時空に迷い込んだような…
これを言葉で表すとすれば、祈りとでもいうのでしょうか。


本当に、健康がいい。

ゆったりとした時間が過ごせて、うれしい。

かけ流しの大地のエネルギーみなぎる温泉は、素晴らしい。

好きな人と一緒に幸せを感じることは、楽しい。

生かされて時間を頂き、感謝します。

だからまたこれるように、仕事をください。


ですが、感謝の気持ちは長く続かず、突然の襲雨のように、現実感が頭を直撃してきます。

人生は複雑にややこしく遠回りで見晴らしは悪く、めまぐるしく変化する天候の中をそれでも進み続けている感じ。

ああなぜこんな時に、難しいことまで考えてしまうのでしょう。




水風呂へジャポン!

シュわ~、シュわ~

お湯と水を交互に繰り返しているうち、なんかすべてが楽しくて仕方がない気分になってきます。




畳の敷かれた洗い場で、体を流して体も気分も再生しました。


ホテル蔵王の露天風呂より。




宮城商家の婚礼料理

2009年11月25日 | 
宮城製菓専門学校の学園祭では、毎年歴史ある料理はじめ、様々な研究展示がされています。

今年は「宮城商家の婚礼料理」。
それは、大正14年、亘理山田家と仙台伊澤家のご祝儀お献立の「嶋台盛・鶴・亀」の実物の料理の展示です。

その昔、おめでたい事の予告としてこのような置物を門のあたりに飾るのが、その時代の習わしだったそうです。



そのお飾りは、おめでたい時は出し、その儀式が終わると蔵などにしまって、何度か使いまわしていたそうです。
現代では「クリスマスツリー」が、それにあたるのかもしれませんね。



婚礼なので、金屏風ですが、特筆すべきは翁とお婆さんのお飾も面白いですね。
その頃の平均寿命は50歳でしたから、夫婦共白髪は長寿や繁栄を意味していたと思われます。



本膳。



二の膳。



三の膳。
これらのお膳は、お客様ひとりひとりに用意されます。
凄く大きな鯛を人数分用意するのは大変だったと思いますが、現代の価格でいえば、六千円以上は下らないようなかなり大きな鯛です。



これは三三九度のための酒器。
お祝いの時は末広がり、喪の時は口すぼまりとリバーシブル。
使わない方は、お飾りで隠します。

昔の方の知恵ですね。
今も冠婚葬祭では、リバーシブルを活用していますよね。

そのほか、伊達藩のお正月料理の写真展示がありました。
黒い膳から食べる=ご先祖様の膳を食べてから、赤の膳=お祝い膳を食べるというのが、伊達家ならではのしきたりだったとか。
豪勢なお料理、食べきれないと思えるほどの超グルメの品々に、どんな胃袋をもって頂くのかと、様々不思議な思いにかられました。

展示を見ているうちに、我が家でも少し食で贅沢をしたくなりました。



学生たちが作ったケーキとパンをテイクアウト。



帰りに藤崎百貨店で最近オープンしたワインハウスのオープニングセールでアルゼンチンワイン「KAIKEN」を安価で手に入れ、その日は何気に心地よく贅沢な時間に酔いしれました。

宮調の皆さん、この社会変動のなかで就職活動は大変だと思います。
心のこもった食べ物を頂くと、心は幸せでいっぱいになります。

美味しい料理と自己研鑽の学びやに感謝です。