昼下がりのある日、「仙台の駅東口のあたりで、美味しいラーメンないかな~?」という私に、知人の情報を頼りに初訪。
和食屋さんのような外観に和食系ラーメン屋なのか・・・と思いきや、暖簾をくぐると、私の思い込み(想像)とはかけ離れた空間・・・
まずは食券販売機がお出迎え。
その後は好きな席に座れるらしく、自由な雰囲気でした。
カウンターと大テーブル席、壁掛けの大きな液晶テレビ、サウンドのよいスピーカーで、店内ほの暗く、ラーメン屋さんというより第一印象は「バー」に近い店内。
店員さんがお水と冷たいおしぼりを運んでくるタイミングで、食券を渡します。
ラーメン屋さんなのに冷たいおしぼりというサービスの良さ、テーブル席の雰囲気もなかなかよiいです。
そんな雰囲気の中で、少し気持ちを開放(OFF)しながら、ラーメンを待ちます。
「熱いので気をつけて下さい~」と感じのよい店員さん。
初訪で何となく「味噌ラーメン」をオ―ダーしたのですが、最初の一口で不思議な違和感をおぼえました。
スープがドロッとしていて、それが豚骨とか牛骨とか、鶏ガラのドロリ感ではない、なにか微妙なスープなのでした。
店員さんに聞いてみると「米粉を使ったスープ」なのだとか・・・
しかも味噌ラーメンなのにカレーのような香味がするので、聞いてみると「ガラムマサラを風味で使っているのです」という返答。
???
どうしてこんなコンセプトのラーメンが思いつくのだろう、というか提供したいと思うのだろう???
と不思議な感覚で店を出た私は、謎が謎に包まれるような心境に陥ってしまい、その本髄を知りたい好奇心にかき立てられ、数日後にふらりと再来。
今回は、醤油ラーメン。
運ばれてきたそれは、まさに普通のラーメンの見た目で、少し安堵した私。
麺は小麦粉の香りがして喉越しも良く、スープは私にとって「塩感が少し濃いかな~」と感じつつ・・・もう少し食べたかった感じの、軽い未練をおぼえつつ・・・前回の味噌ラーメンとは、真逆なラーメンに(内心)驚くばかりです。
店主自身、本心ではどっちのラーメンを作りたいのだろう??
そんな好奇心にかき立てられ、時をおかず数日後再来。
今回は「黒醤油ラーメン」にトライ!
スープの色が濃くって、さらに塩気が増し増し。
さらにこのステーキのような大きさの、分厚くて大きいメンマと葛藤しながら、汗!
これで気持ちを残すことなく、3回目で「くろく卒業」した私でした。
■らーめん くろく
住所 宮城県仙台市宮城野区榴岡2-2-12 アーバンライフ橋本 1F
TEL 022-298-7969
営業時間 [月・木・金]11:30~14:30/17:30~23:30
[火・水]11:30~14:30
[土・日・祝]11:30~21:00