山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

2011年02月23日 | 野菜

お付き合いで、毎月ゆうパックをオーダーしています。

今月は「苺」。

いつ来るかわからないのが、いささか疑問ですが、いつも平日に配達されてくるので、そう不便も感じません。

今月は、伊豆の苺「紅ほっぺ」です。

丁寧に包装されていました。

計測してみると、一粒30g前後ありました。

一個100円の価格は、ちょっと割高かもしれませんね。

皆さまもご存じの通り、苺は野菜です。

シャンパンと相性が良いそうですが、今回はシャンパンの用意まで気が廻らなかったため、苺そのままを摘んで味わいました。

ヘタのほうから先に向かって味わうことで、より甘みを実感できるようです。


納豆克服?

2010年01月30日 | 野菜
子供の頃からなんですが、私は納豆が苦手です。

あの匂い、あの粘り、口の周りにつくと皮膚が痒くなるし、おかずに箸をのばせば、ファンヒーターの風にそよぐ細い糸…
ああ、そう考えるとやっぱり見るだけでも嫌です。

そんな私に最近転機が訪れました。
風邪をひいてしまい、数年ぶりに病院に行きました。
病院で投薬された薬が私には合わなかったのか、風邪は一向に回復せず、寝込んでしまいました。

そんな時です。
なぜか、家族が納豆を食べている姿をみて、私も食べたくなりました。

その日に限って、お酢が苦手な私が何故か黒酢のたれ(付属外)をかけて、軽く混ぜまして…



「ああ~ん」というふうにです。
レンゲなので、口のまわりに納豆が付かないですみます。

風邪で匂いがわからず、味覚もぼんやりしているせいか、納豆が美味しく感じられました。
喉越しが良く、大粒の豆を噛んだ時のねっとりした滑らかな歯触りが美味に感じられます。



この「おかめ納豆 国産大粒」です。
製造元は、茨城県東茨城郡小川町のタカノフーズ(株)。
「大粒納豆 水戸将軍」なども発売しています。

まだ風邪が良くなっていないので、一日1パックの納豆を続けていますが、良い感じです。
風邪が治ったら、またたべなくなるのでしょうか?


さて、納豆の栄養素(第五訂 日本食品標準成分表より)を調べてみました。

様々な栄養素を多く含んでいる納豆ですが、大きな特徴は「ナットウキナーゼ等の酵素類」で心筋梗塞や脳硬塞の起因となる血栓を溶かす酵素として非常に注目されています。
これは従来、心筋梗塞の発作時に投与されていた血栓溶解剤「ウロキナーゼ」が30分程度の効果しかなく、一回の投与で20~30万円もかかっていたのに対し、ナットウキナーゼなら納豆100gに含まれるものだけでよく、更に8時間も効果が持続するからです。血栓を防ぐためには1日100~200gの納豆食で良いとされています。

納豆菌がつくりだす酵素には、たんぱく質をアミノ酸に分解する「プロテアーゼ」、デンプン質をブドウ糖に変える「アミラーゼ」、中性脂肪をグリセリンと脂肪酸に分解する「リパーゼ」、繊維質を糖質に分解する「セルラーゼ」、その他に「ウレアーゼ」「パーオキシダーゼ」「カタラーゼ」「ペクチナーゼ」等々です。

他には血を凝固させる作用がある「ビタミンK」を多く含んでいます。
ヒトの腸内細菌でも、一日の必要量の一部は作られるので、納豆を一日1パック食べていれば 十分な摂取量になのだとか。
生まれたばかりの赤ちゃんは、この「ビタミンK」をおかあさんの母乳などから摂取します。

そのほか女性ホルモンに似たはたらきをもつ「イソフラボン」、ネバネバのもととなる「ムチン質」は肌をうるおす効果があるため、若々しい肌をつくるといわれています。
美容効果もあるのですね。

さらに、細胞の再生や成長を促進するはたらきのあるビタミンである「ビタミンB2」は健康な皮膚、髪、爪をつくり、脂質の代謝を促進し、糖質の代謝にも関係しているそうです。


まだまだいっぱい書ききれないほどの栄養素を含んでいる「納豆」ですが、安価でいてどこでも手に入る食材なので、毎日頑張って食べたいものです。

毒があると信じられた歴史もあるけど、トマトは健康の味方♪

2009年02月10日 | 野菜
お待たせしました!
本日は、ブログ冒頭で予告していましたおいしいお野菜「トマト」について、書いていきますね。

トマトというと、人によって好き嫌いがはっきりしているようです。
また味の好みも「糖度の高いトマトが好き」「程よい酸味があるほうが好き」「昔ながらのトマトの味が好き」など。
食感もまたまた「柔らかいのが好き」「歯ごたえのあるのが好き」「皮が口に残るのが嫌」など嗜好が多様化しているのには、訳があるんですよね。

なんと世界では、8000種を越える品種があるといわれています。
日本で登録されているトマトは2008年の農林水産省の品種登録情報ページによれば、120種を超えるそうです。
私の利用するスーパーでは、盛夏の頃には15種類以上のトマトが野菜コーナーにお目見えします。
スーパーのトマトは2つの種類に大分されています。
一つは未熟のまま出荷され店頭に並ぶ頃赤みがでてくる「ピンク系」の桃太郎に代表されるトマト。
赤く熟してから収穫される「赤系」のトマトは中玉やミニトマト、品種ではこくみトマトや高リコピントマトなどで、海外では多くの品種が「赤系トマト」なんです。

さて、トマトの歴史を紐解いてみましょう。

トマトの故郷は南アメリカのペルー、エクアドルなど中南米のアンデス山脈の西側高原地帯であろう、という説が最も有力です。日射量が多く降水量が少ない、さらりとした気候ながら昼夜の温度差がはげしく、水はけのよい土壌。
植物学者たちの調査で、のちにアンデス高原では8~9種類の野生種トマトが自生していたことが判明します。
1センチあるか無いかのたくさんの実をつけたトマトを鳥や獣が好んで食べ、種を排せつし、その種が再び実をつける。そうして少しずつ分布を広げ、やがてメキシコで食用として栽培されるようになりました。
1492年にコロンブスが新大陸を発見したのがきっかけで、大勢のスペイン人が我先と戦利品を求めて新大陸に押し寄せてきました。そこで持ち帰ったトマトがヨーロッパに伝わります。

ところが、赤い色が強烈で青臭い匂いを放つトマトは、毒があるのではないかと思われて食べられることはなかったのです。麻酔作用や幻覚作用のあるマンドラゴラの花にトマトの花がよく似ていたのも一因となりました。
16世紀になりイタリアで大飢饉がおき、草の根も食べて飢えを忍んでいるうち、たわわになったトマトの赤い実を口にするようになります。そうしてヨーロッパでトマトが食用とされるようになるのでした。

日本に伝わったのは17世紀半ば、四代将軍、徳川家綱のおかかえ絵師、狩野探幽が「草花寫生圖巻」に唐なすびとして残しました。(現在、東京国立博物館所蔵)
日本でもまた、トマトには毒があるのではと思われ、長い間鑑賞用として扱われていました。食用されるようになったのは西洋化も手伝い明治初期になってからでした。

現代、日本ではトマト一人あたり一日に換算して、ミニトマト1.5個分消費しているそうですが、世界のNO.1トマト消費国はイタリアのようなイメージがありますが×です。
年間消費量1位はギリシャの140kg。1日の消費に換算すると大玉トマト2個分を毎日食べていることになります。2位はリビア。イタリアは69kgでギリシャの半分も食べていないのです。
日本のように味噌や醤油など味付けの役目をする発酵食品があまりない世界では、スパイスやハーブを上手く利用しながら、トマトを煮込み料理やソースとして食べています。

ここでトマトの歴史は止めにします。もっといろいろ面白い話もあるのですが、長くなりますので…
普段当たり前に口にしているお野菜たちですが、ひとつひとつにも長い歴史があるんですよね。

最後になりますが、トマトを食べることで期待できることは何でしょうか。

トマトは95%が水分で100gあたり16キロカロリー(大玉トマトは200g以上)。低カロリーですね。

トマトの赤に含まれるリコピンは強い抗酸化作用があることで近年注目を集めているファイトケミカルです。
その作用は、βカロテンの2倍以上、ビタミンEの100倍以上ともいわれています。
カロテンは赤の色素に含まれているので、赤ければ赤いほど含有量が多いのです。
またトマトケチャップ大さじ2杯で、1日に必要とされるリコピンを摂取することができます。

トマトは旨み成分であるグルタミン酸を多く含み、生の昆布と比較すると2倍近くもあります。またイノシンサンも含んでいますので、肉や魚と上手く組み合わせることで、料理にコクや旨みが増すのです。

トマトは栄養素もたっぷりで、健康の味方ともいえます。
カリウムは100gあたり230mgあり、食事でトマトを食べることで余分な塩分を体外へと排出してくれる働きがあります。脂肪の消化を助けるビタミンB6、鉄、血圧を下げる働きのあるルチン、カルシウム、亜鉛、ビタミンC。
ビタミンCは美白のイメージがありますよね。カットするよりそのまま食べたほうビタミンの破壊が少なくてすみます。

トマトは洗ってそのまま食べれますから、女性には毎日食べていただきたいお野菜ですね。
綺麗なお野菜を上手に摂って、健康&キレイを目指しましょう♪

野菜は好きですか?

2009年01月31日 | 野菜
ブログを開設してみたものの、さて何を書こうか?悩んでしまいました。
まずは得意な分野から始めてみることにします。

今日は「野菜は好きですか?」という話題です。


買い物でスーパーに行くと、平置きの駐車場の場合、Ⓟ入口にあたるほうの店舗入口が「野菜コーナー」で始まるレイアウトになっている方が多いです。逆の入口は「惣菜コーナー」。

さて野菜コーナーから入店としたとします。
とりあえず野菜コーナーはセール品のチェックのみで通り過ぎ、魚→肉→惣菜とひと通り廻ってから野菜に戻って選ぶというパターンになりませんか?

野菜は「健康の味方」であるとともに、敬遠される存在でもあります。

「生で食べるにも洗わなくてはならない」
「料理加熱しないと食べられない野菜が圧倒的」
「野菜単体では加熱しただけでは旨みが少なく、肉や魚と合わせて調理することではじめて、メインデッシュとなる」
「生理的に嫌い(味、匂い、色、食感、なんとなく‥)」

今はお惣菜もヘルシー志向のものが多く、レンジで温めていただく方が、時間も手間も、水道代も節約になり、キッチンの掃除の手間も省けるし、調味料をあれこれと買ったりする必要もなく、メリットを感じる事の方が多いかもしれません。

そんなわけで野菜の個人消費量は下降してきているのも頷けますが、野菜は年々美味しさと手軽さを目指して、進化してきているのも事実です。

さて、H12年厚生労働省では21世紀の国民の健康づくり運動として「健康日本21」を施行。
「H22年を目標として野菜を毎日350g以上食べましょう!」
ということで、
緑黄色野菜120g,その他の野菜230gを一日の摂取目標としました。
H15年には「健康増進法」を施行し、さらなる「健康日本21」の推進のための法律が制定したのです。

その他(財)中央果実生産出荷安定基金協会では
「毎日くだもの200g運動」を謳っています。
200gの値には、種も皮も含まれます。

野菜が体によいとは誰でもイメージがあるかと思いますが「絶対、毎日食べたい!」とまでの深い思い入れはありませんよね。
私もそうでしたが、一昨年「野菜ソムリエ」の資格をとってから、少しだけ意識がかわりました。
野菜の隠れた魅力を知ることで、スーパーで並んでいる野菜たちと会話ができるようになるといったら大袈裟すぎかも知れませんが、まあそんな感じですね。

次のブログでは、野菜の花形ともいわれている「トマト」について。
かつてトマトと関わりの深い仕事をしてきたこともあり、楽しく綴っていきます♪