山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

私の2012年

2012年12月31日 | つぶやき

今年ももう終わってしまうのだなぁ~という感傷に耽る余裕もなく、この年末を淡々と過ごしています。

ただただいつも目の前にある当たり前のことに追われ、使命感でもあり意義があると自分を諌めながら、自分らしい何かを考え実行してきた1年となりました。

ブログに遊びに来てくれる方には、伝えなかったけれど、今年の前半は私にとって試練の期間でした。

 

心に抱えている葛藤が次第に私の表面に出てきて、はじめは洋服で隠れる場所にポツポツと顔を出すようになった蕁麻疹が、自分では気がつかない間に顔にまで出現するようになりました。

かつて重症の蕁麻疹を患い、発作のように呼吸困難になった経験から、生活の環境を変えるしかもう手立てはないと思いました。

 

例えて言えば、今年前半の私の仕事環境は、月も照らさない星も届かない暗闇の小道をだだまっすぐ信じて進むしかないようなものだったと思います。

次第に暗さに馴れますが、時々疑心暗鬼になる、どこに辿りつこうとしているのか解らないけれど信じるしかなく、心を強くもって歩んでいる自分が、ある日不意に「そのままでいいの?」という疑問に変わったのは2012年の夏でした。

暗闇でも道は続くものです。

 

かつて、もう一つの生き方が私にはありました。

例えていうなら、日本百名山を縦走するような、肉体と精神力と根性と持続性を求められる仕事です。

山のてっぺんに登りつめることだけを考え、そうしてやっと登りつめたら心地よい風に吹かれながら、自分を誇ることでしょう。

けれど山頂は変化がはげしく下山を余儀なくされ、次を目指す山のてっぺんはなぜかもっと険しい。

そんな365日のバイタリティーを維持するのは本当に大変で、ちょっとでも緊張が解れると滑落もするし、先を進む者から受ける落石で受死もありです。

 

もう一つ、私がかつて一番情熱を傾けれるコースがあった、そういう日が存在していたことを不意に思いだしたのでした。

例えていうなら、お花畑のコースです。

よい香りが満ちた様々なお花を眺めながら、思わずスキップしてしまうほど、心が躍る道です。

それは自分の持っているものが発揮できる愛すべき道ですが、突然に道がなくなり崖っぷちに立たされるリスクと恐怖が潜んだ道です。

 

さて、私はどの道を選んだのでしょうか、きっとお分かりになると思います。

 

2012年後半。

私はやりがいのある仕事に大変恵まれ、苦しかった蕁麻疹もすっかり顔を出さなくなりました。

人と人の出会いや繋がりに生かされています。

 

私のブログに遊びにきてくれた皆様には、日々の更新ができず、残念な思いをさせてしまったことも多々あったと思います。

それでも気にかけてくださり、ありがとうございます。

2013年、どこかの温泉や、どこかのお蕎麦屋さんやラーメン屋さんでお会いするかもしれません。

 

皆様、どうぞよいお年をお迎えください。

 

雛子

 

 

 

 

 

 

 

 

 


三川温泉 三川館 食事

2012年12月30日 | 

「三川館」の夕食は部屋食でした。

随分豪勢な手作り感のある料理が揃った夕食です。

新潟は、白身のお魚が濃厚な味わいです。

松茸の土瓶蒸しには、海老や筍も入っていて、美味しいお出汁が出ていました。

天婦羅の揚げたてです。

最後のご飯がとても美味しかったです。

香りも良くて、 艶々と粒が光っていて、一粒一粒が主張しているといいますか、甘味や旨味があるんです。

お米も美味しいけれど、炊き込むお水も美味しいからだと思うんです。

まさにここでしか味わえないお米の味です。

もちろん、朝のご飯も美味しかったです。

手作り感のある厚焼き玉子に料理への愛情を感じました。

 


三川温泉 三川館 

2012年12月29日 | 温泉

阿賀野川添いにある三川温泉は、泉質の違う「新三川温泉」と「三川温泉」のふたつにカテゴリー化されています。

 

 はじめて訪れる三川温泉ですが、「三川館」に宿泊しました。

家族的なフレンドリーなおもてなしを受け、14畳の和室に案内されました。

窓から見える景色は、田圃と山なみのほのぼのとした景色でした。

こんなのんびりした温泉なら、養生するのには理想的かもしれません。

三川温泉の周辺は、温泉街ともいえる雰囲気ではありませんが、外を散歩すると、饅頭工場の甘い良い香りが漂っていました。

さて「三川館」の浴槽は、1階の大浴場と、屋上の露天があります。

大浴場は、近年改装したのか綺麗な浴室です。

湯けむりがもうもうとしていますが、浴槽に蓋のようなものが被されていて、そこから熱い湯が出ており、加温・循環ろ過されているようです。

屋上の露天には、蚊帳が張ってあり、清潔かつ虫が入りこまず安心して入浴できました。

夕しずみのひんやりした風が肌を撫でつけて過ぎていくたび、この新潟の旅もそろそろ終わりに来てしまった切なさと、気持ちがゆったりしすぎて、日常の仕事に戻れるんだろうかという、一抹のぼんやりした不安が過る私でした。

■、三川温泉 三川館 

住所  新潟県東蒲原郡阿賀町五十沢1090


いしいのそば

2012年12月28日 | 蕎麦

宮古の蕎麦」は初訪でしたが、「いしいのそば」の暖簾をくぐってみることにしました。

湧水で打つ蕎麦は、美味しいことでしょう。

案の定「予約 ですか?」と聞かれました。

「予約してません」と立ったまま答えると、「何を注文するのか?」聞かれました。

どんなメニューがあるのかは提示もされないこの場では、どんなメニューがあるのか、何をオーダーできるのかも解りませんでした。

「そばだけ」といったら待つように指示されました。

少し待ってお座敷に案内されると、お座敷の多くの方はメニューを予約されていて、店主とお客様のあいだに何か一体感のような雰囲気が漂っていました。

蕎麦をもてなす側と、もてなされる側の阿吽の呼吸とでもいうんでしょうか。

やみくもに何も情報がなく立ち寄った私は、ポカンと座って待つしかありませんでした。

何か運ばれてきましたが、これは「そばだけ」につくサービスなのでしょうか??

「なんかよくわからないけど食べよう!」ということになり・・・

小鉢のこんにゃくがとても美味しいと感じました。

 

そしてまた待機・・・何なんだろう、この読めない雰囲気は?と実感としてきたところ・・・

相方と私の間に、水に浸された蕎麦とそうでない蕎麦の2つの椀が置かれました。

老年の店主は椀を置いてそそくさと去ってしまうので、その後、水ありとなしの中身の違うものが勝手に置かれて、ア然とすることになります。

またまた「なんかよくわからないけど食べよう!」ということになり・・・

「水で蕎麦を食べるのと、つゆで蕎麦を食べるのと、食べ比べてみなさい」というそういう演出かもしれませんが、つゆが好みに合わなくて駄目でした。「水」のほうが冷水で〆られていることもあり、少し塩を振って頂くと、蕎麦の香りと旨味が楽しめたような気がしました。

ふたつの椀の蕎麦をふたりで食べ比べするしかない感じで、やがて完食に至りました。

店主主動の独特の雰囲気に、暖簾をでた私は少しの疲労感をおぼえたのでした。

 

■いしいのそば


住所 福島県喜多方市山都町蓬莱字殿屋敷3360
TEL 0241−38−2604
営業時間  11:30〜15:00
店休日 不定休

 

 

 


蕎麦の里 宮古

2012年12月27日 | 蕎麦

新潟北部から福島喜多方方面へ続く街道は、いくつも峠を越えるのですが、「宮古蕎麦」ののぼりが要所要所に掲げられていました。

真っ白に染まった山と紅葉が終わった山の静けさの対比を見ながら整備された山路を進みました。

「どこに辿りつけば、蕎麦の宮古なのでしょうか?」 

 

やがて比較的大きな建物の集落にでました。

街道沿いの周辺には、これといった駐車スペースがなく、ここと思う場所でも車がいっぱいでした。

なんと「蕎麦の里宮古」にたどり着いたようでした。

なんでも『宮古地区』は全戸数30戸の打ち12戸が客間座敷を解放した【農家食堂】を営んでいる集落のようでした。

基本的に予約制ですが「予約なしでも入れます」などの看板もありました。

お客様の顔を見てからそばを打つという頑固なまでに味にこだわっているとか。

それならば、まずはどこかに入ってみましょう!

 

【農家食堂】とういより、宮古そば街道の趣です。

それぞれが大きなお屋敷ですね。

比較的大きな駐車場を抱えるお屋敷もあります。

それぞれ、看板や暖簾が掲げられていました。

料金は、地域一律のようですが・・・(続く)

 

**撮影 2012年11月25日***