山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

手打ちそば 茂右衛門

2009年10月31日 | 蕎麦
西川町で立ち寄りたいお蕎麦屋さんがあります。
「手打ちそば 茂右衛門 」

雪深い山間部にあり、民家さんの店舗ですが、春は天然の山の天ぷら、秋は新そばが楽しめます。
年間通して、冷たい水でキリリとしまった二八の蕎麦が頂けます。

ここのお店に来たら、やはり「天ぷら」をオーダーすることをお勧めします。
いつ来てもこのお店の天ぷらはボリュームがあります。
歯触り良くサクサクとして、山の幸の旨味がギュッと凝縮されているのです。

「新そばになりました~!」とおかみさん。
その日は10/26。今年はじめての新そばです。ラッキー♪



蕎麦の香りが引き立ち、ツンと冷たいお蕎麦です。
やはり、新蕎麦は香りが素晴らしいです。

その日の天ぷらは、舞茸、月山タケ、海老、黄金芋、紫蘇でした。
おかみさんが紫芋の天ぷらもサービスしてくれ、すごくホクホクして美味しかったです。

いつもの堅めのお蕎麦とは違い、その日の蕎麦は平たく、汁もあっさりめでした。
色々試行錯誤があるのかもしれません。

お新香は昆布がトロトロで、お野菜の旨味が活き、野菜本来の甘さと食感が感じられ、あっさりした味わいです。

山に抱かれ、澄み渡った空気もお蕎麦を啜ると同時に、体に生がいきわたる感じがします。
ん~ん、やはり、また来たいお店です。

「ごちそうさまでした!」


■手打ちそば 茂右衛門 (もえもん)

住所 山形県西村山郡西川町大字大井沢2138

営業時間 [4月~11月] 11:00~15:00

定休日 第2・4水曜日

西川町 菊祭り

2009年10月30日 | ドライブ
西川町の役場前で、10/24~11/8まで、菊祭りが開催されています。



なんと74回目というのですから驚きです。
入場料は無料です。



大菊を育てるには、苦心するのでしょうね。



色とりどりの菊が綺麗に咲揃っています。



素晴らしい、菊の競演ですね。



菊の盆栽も味がありますね。
若いころは、盆栽の良さがわからなかったけど、この頃は思わず見入ってしまいます。



今年は大河ドラマ天地人の影響で、山形にスポットが当たりました。

あの時代以前から脈々と山形の素晴らしい文化は根付き、後世に受け継がれていますが、ブラウン管では表現しきれないほど、奥の深いものだと私は思っています。



74回…すごいですね~。
「愛」ありきですね。




長沼・大沼森林公園 西川町

2009年10月29日 | ドライブ
ブナ・ナラ・アカマツ・杉などが生い茂る「大沼」周辺の紅葉は見頃を迎えていました。



雨にもかかわらず、沼で釣りをする人の姿がありました。
何が釣れるのでしょうか?

釣れないにしても、心が和む静かな山の沼です。



「大沼神社」
お賽銭箱がない代わりに、神様の前にはお供え物が並んでいました。

大沼は10ha程の広さがあり、竜神伝説が伝わる沼として有名なのだそうです。



集落の近くには「長沼」があり、カヌーの練習場としても利用され、「長沼神社」が祀られていました。



神社の裏手はすぐに沼になっており、向こう岸にご神体が祀られているようです。
神秘的ですね。



さらに丘に続く道を歩くと…



「忠魂碑」がありました。

かつてこんな小さい雪国の村の青年たちが、ふるさとを守るために命をかけて戦ったことを想うと、胸があつくなる思いがします。

月山の山懐に抱かれて、いつまでも自然豊かな森であり続けて欲しいものです。

大沼キャンプ場

2009年10月28日 | 
すっかり紅葉のシーズンになりました。

温泉宿でまったりしようかと思いましたが、静かな山の中で焚火をしながら何となくぼんやり時間を過ごしてみたい気分の方が勝りました。

今年のマイ・テーマは「復活》山とキャンプ」です。
やっぱり、山が好きでなんですね、私。



到着は、なぜかいつも夕方。

今の季節、山の日の暮れは17時前です。
6月は19時半過ぎと思うと、秋は時間を損した気分になります。

明るいうちに薪を拾い、あらかじめ割っておきます。
夜は焚き木のあかりでまったりと過ごす時間が好きです。

<中略>

あっという間に24時を回ってしまい、慌ててテントへ。
焚火のお陰で体はぽかぽかです。
さらに夜は、フワフワの羽毛布団と低反発マットがあるから快適です。

じゃ、なんで山で寝るの~?と聞かれたら…



朝、焚火の匂いのせいか、気がつくとワンちゃんがテントの傍でぼんやりしていました。

「なぜ、来たの?」
犬「・・・」

「あら、車にドライフードがあったわよね~」
犬_(それを食べるが何となく不満気・・)

犬を撫でたり、写真を撮ったりしていたら、軽トラが突然キャンプ場に駐車し、少し経ってからおじさんが「こんにちわ~」と来たので「こんにちは~」と返事をすると、いきなり踵を返して「コラ!」と犬を一瞥して立ち去って行きました。
だらりと垂れていた犬の尻尾が、上に立ちあがりながら木立の中を犬はついて行き、軽トラの後ろに乗ってこちらを一度も振り返ることなく、車に揺られ消えていきました。

・・・
ひと時、寸劇を見たような…
犬がいなくなってますます山の静けさがましたような気がしました。

あの犬が来てからの半時間は、かつて秋田犬「麿」と一緒に全国を旅した時の、楽しかったあのキャンプ時間をを彷彿とするものがありました。



朝ごはんに、今年初めての「さんま焼き」をしましたが、薪がナラ系だったので、スモークがかかってしまい、いまいちでした。
川魚の方が、良かったなぁ~。

蝋燭庵

2009年10月27日 | 蕎麦
以前から気になっていた手打ちそば処「蝋燭庵」。



暖簾をくぐると土間があり、素敵な雰囲気のお店でした。



店主さんの本業は、ローソクの製造販売のようです。
店内では、手頃な値段で、綺麗なろうそくが並んでいました。

あかりのことを江戸時代まではあかしと称し、あかしの代表的なものが当時貴重品であった蝋燭だったのでローソクのことをあかしと呼称したそうです。



谷川の清流のほとりが素晴らしいお部屋に案内されました。
川を眺められるカウンターとテーブル席がありました。

紅葉の眺めの美しさに心がなごみます。
山形で、こんな景色の良いお蕎麦屋さんは、今まであったでしょうか…?



メニューにはこんなメッセージがありました。

以前は旅籠兼茶屋を生業としていた…
22年ほど前よりこの風雅の地に佇む自宅を独占してはバチが当たるように思ったものですから本業に因んで蝋燭庵と名付け、先祖の生業であった手打ちそば処として皆様に解放した次第です。



まずは、天ぷらが来ました。
あけび、アマトウガラシ、海老、いちぢく、なす。

ちょっと珍しい食材に感激しました!



そばは、あしのついた台座の器に盛り付けられてきました。

蕎麦はつるつるとのど越しがよくて、つゆはあっさり系のつゆになじみます。

梅干しが添えられていました。



お会計の際、尋ねてみましたが、やはり11/3で閉店してしまうそうです。

「残念ですね~」と言ったら、厨房の店主がペコリと頭を下げたのが、印象的でした。
ごちそうさまでした!


■蝋燭庵

営業時間: 10:30~17:00
定休日: 火曜日
住所: 〒990-0015 山形県山形市新山161
電話番号: 023(629)2134