今回京都へ来たのは、宿坊へ泊まるためです。
それも朝の修行に参加を義務つけておるところを選びました。
このような機会でもないと経験することができないだろうなぁ~と思ったからです。
受付と宿の説明はお坊さんがしてくださいました。
当然のことながら、鍵を預かって荷物を持って自分自身で二階へ上がります。
部屋はなんと広い10畳の部屋です。お風呂とトイレは共同です。
門限はありますが、あれこれと厳しいことはありませんでした。
でも 次の日の早朝は5時30分に起床で5時45分に宿坊を出発して本堂に向かうというので
夜景の清水さんへ行くことはやめることにしました。
夕食は宿坊にお願いをして、京料理と精進料理にしました。
お寺さんの自家製のお豆腐付で、値段は1500円也でした。
おなかいっぱいになり、夕食をお願いしてよかった・・・
次の日の朝は5時30分に起床のアナウンスが流れて、45分まで集合です。
尼さんが案内を兼ねて本堂までつれていってくれました。
凛とした朝の冷たい空気の中本堂へ向かいました。
わたしたちが正座をして待っているとお坊さんたちが入場して、お経が始まりました。
それはそれは・・・
こんなにたくさんのお坊さんがお経を読むのを実際に見たのは初めてです。
すぐ目の前で見て聞くお勤めのその場にいれたことを信じられないくらいでした。
本堂いっぱいに響き座っている床までもお経に共鳴しているような錯覚に陥るようでした。
焼香も回ってきてちょっとびっくりしましたが、
わたしたちに向けて行われた講和も、とてもありがたいものでした。
このあと場所を移して護摩焚きにも参加させていただきました。
お経とともに燃え上がる炎にお坊さんが読まれた護摩が投げ込まれ、
テレビや映画の世界でしかなかった護摩焚きが行われました。
護摩焚き終わるとお庭が見える場所に移動です。
部屋に通してくれたのは、見習いのお坊さんたちです。(イケメン揃いです。)
暖かいお茶のなんとおいしかったこと・・・お菓子もふわぁ~ととろけてしまいます。
それはそれはうつくしい庭です。池には鯉がおります。
庭の説明や部屋の言われなど・・・
それに 貴重なあれこれの絵の説明も丁寧にしてくださいました。
朝のほかの参拝者がいないときに、なんとうれしいことでしょう・・・
智積院の手ぬぐいやお守りまでいただいてしまいました。
朝ごはんです。
ん・・・この納豆はいただけませんね・・・
秋田の納豆をお使いください!と言ってくればよかったかなぁ~

9時半がチェックアウトです。
建物は古いのですが、とても丁寧に親切に接してくれたお坊さんがありがたかったです。
機会がありましたら、また是非・・・お世話になりたいと思っております。
とても貴重な経験をさせていただきありがたく思います。
お礼を述べて荷物を持って、京都駅へ荷物を預けるために向かいます。
この日も・・・暑い一日となりそうです。