HPF（大阪高校演劇祭）２００７ 夏演放射

　今年もHPF大阪高校演劇祭が始まった。夏休みと同時に毎年必ずやって来る。これは僕の中ではもうずっと恒例行事になっている。これがなくては夏は始まらない気分だ。

　芝居に情熱を傾ける高校生たちからはいつも元気を貰っている。そして、このイベントを支えるスタッフのみんなの思いも痛いほど伝わってくる。（それを確認しに出かけるなんて側面もある）。顧問の先生たちの情熱にも頭が下がる。僕にはとてもじゃないが、演劇部の顧問なんてできない、と思う。

　今年は１９本のうち７本を見た。まだあと２日残っているが仕事の関係でもう見れないのが悔しい。さて、詳細のほうだが、時間ができたら少しここにも書くつもりだ。金蘭会高の『僕たちの好きだった革命』には興奮した。鴻上尚史にもぜひこれを見せてあげたい。きっと悔しがるはずだ。だって、自分の台本なのに自分の演出作品より凄いのだから。

　ここまで凄いものを見れるなんて夢にも思わなかった。今までも何度も金蘭には驚かされてきたが、今回が一番凄い。詳細は後日。

　全体的には、ジャンルがどんどん広がり、作品のレベルも高くなっているのが嬉しい。今回は見て外れがなかった。（といっても、外れは外れなりに楽しいのが高校演劇なのだが）

　毎日とても忙しかったが、ほんとに素敵な４日間だった。ありがとう。