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映画・演劇のレビュー

楽処がむしゃら『Answer for …』

2009-04-30 21:36:15 | 演劇
 『チャップリンの街の灯』によくある「天使と悪魔」(これは映画のタイトルではない)のお話をくっつけて『ハンサムスーツ』をまぶして仕上げて見ました、ってな感じの芝居。たわいないものだが、とても楽しそうに演じているから嫌ではない。かわいらしくていい。大の大人がこういう罪のない高校生レベル(なんていうと高校生に失礼か)の芝居を嬉々として作っているのを見ると、なんだかほのぼのした気分になる。

 高尚なテーマを大上段から振りかざして偉そうに見せるのではなく、自分たちに充分セーブできるささいな物語をきちんと1本の芝居として仕立て上げる。それって実はけっこう大切なことである。何の野心も感じられない90分程度のちょっとしたハートウォーミングだが、取り敢えずは全力で気持ちよく見せることに徹した。サークル活動の延長でしかないが、そこから芝居の面白さを見つけてくれたなら良い。

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