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映画・演劇のレビュー

『ビースト・オブ・ノー・ネーション』

2021-10-04 16:30:32 | 映画
これは『闇の列車、光の旅』の監督としてだけで記憶していたキャリー・ジョージ・フクナガ監督のデビュー作である。3日前念願の彼の新作、というより007の最新作『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』を見た後、それにしてもなぜフクナガ監督が007にオファーされたのかが気になり、彼のフィルモグラフィを調べたらこの作品が出てきたのでさっそく見ることにしたのだ。2015年作品、2時間17分の大作だ。地味で小さな作 . . . 本文を読む
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『護られなかった者たちへ』

2021-10-04 15:53:35 | 映画
続々と新作が公開されていく絶好調の瀬々敬久監督最新作。重くて暗い映画だ。2時間14分の大作である。震災と真正面から向き合う力作である。こういう映画がメジャー大作として作られるのは素晴らしい。もちろんオールスターキャストによる社会派ミステリ映画で、堂々たる商業映画だ。低予算のマイナー映画ではない。だけど、観客におもねるただの娯楽映画では断じてない。志の高い力作であり、確かなメッセージを持つ。当然感動 . . . 本文を読む
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