今日はいかにも会津らしい、雪が降ったり止んだり吹雪いてみたりで
テレビではニュースのたびに、大雪被害の様子を映し出していた。
同じような雪景色ばっかりですが
田んぼに群れている鴨の写真でも見ながら読んでいただけたら嬉しいです。
しかし、なんだねえ…今の歯科医院はほとんどが予約制なので
昔のように開院と同時に受付をして順番待ちをしなくても良くなって助かるけど
子供たちが小さい頃、歯医者へ通っていた時には予約制のところも少なかった。
朝のうちに診察券を入れてから、一度家に戻って
9時の開院に間に合うようにまた歯科医院へと
それでも待たせられる事も少なくはなかった。
待ち時間って、ホント嫌で診察室の奥から聞こえる
機械音と子供の泣き声と、それをあやす声と
なんだかドキドキして、逃げ出したくなってしまう。
大人だってそうだもの…子供なんて尚更だよね。
うちの息子は小さい頃に、喉を締め付ける様な服が苦手で
ハイネックのセーターなんか着せたものなら、苦しがってのぜる。
(「のぜる」とは、会津弁で、本来は「えずく」かな…おえ~~!って事)
だからティシャツみたいなのだとか、ポロシャツもボタンを外したり
ご丁寧に首のところを引っ張って伸ばして着ていたくらい。
そんな息子が幼稚園の頃だったか、乳歯が虫歯になり歯医者へ行った。
当時歯医者と言えば、今ほど軒数もなく自ずと近くの医院へ行く事になるのだけど
なんだか神経質そうな歯医者が、仏頂面で…確かに腕は良いと聞いてはいたが
子供相手に手腕もへったくれもあったものではないんだよね。
鳴き叫ぶ息子は、助手の人と受付の人とに押さえつけられて
身動きも出来ずに、口をこじ開けられながら
涙とヨダレと鼻水と…しかも両の頬には爪の跡…。
それ以来息子は歯医者嫌いになってしまった。
その後、虫歯の治療をどうしたものかと思っていたが
当時、まだお勤めをしていたじいちゃんお勧めの歯科医院で
そこが早く行って順番取りをしなければならなかった歯医者なのだが
半信半疑で、取りあえず治療の前に以前こういう事があったのだと
そこの歯医者さんへ話をした。
大丈夫、無理な事はしませんよ。と
心配であれば、お母さんが抱っこしてでも良いと言ってくれた。
嫌がる息子を、なんとかなだめて治療を始めたが
のぜた時の為に胸にはタオルを当ててくれて
治療もホンの少しずつ、痛がるようならひと息ついて
冗談のひとつやふたつ…完治するまで期間はかかったけど
ちゃんときれいに治してくれた。
以前の歯医者さんでは、押さえつけられながら大暴れだった為か
しっかりと治療も出来ていなかったようで
詰め物をした内側が化膿していたそうだ。
これじゃ、痛いはずだったね~~~、よく我慢をしたと言われた。
おかげで、というかその後は娘二人とも、そこの歯医者にお世話になり
息子の歯医者嫌いもすっかりと治ってしまったようだが
それでも歯医者ってとこは、なるべくなら行きたくないのが本音みたい。
まぁ、いい年したオバちゃんである私でさえもそうだから
人の事は言えないのだけど…苦笑。
恐怖心は我慢できるような痛みでも倍増するのだと思う。
今はそんな歯医者さんもいないだろうけど、それでも歯医者さんは苦手。
…って、本当は二回目の治療で、歯石を取った話をしようと思ったのに
子供だった頃の息子の歯医者の思い出話となってしまった。
まあ、歯石の話は次回にでも…って事で(^O^)/
という事で、先日の夕暮れの風景をUP!