ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

わろてんかロケ地の旅 ―20171011 京都①―

2017-10-12 23:38:54 | 連続テレビ小説わろてんか

晩夏のような暑気の関西。

京都でございます。

こんなにはやく、本格的なわろてんかロケ地巡りの旅をスタートできるとは思いませんでした。観光地京都ならではです。

やってまいりましたのは、烏丸通の左、下立売通沿いのこちら。

京都府庁の旧本館でございます。

嬉しいことに、わろてんかロケ地の案内がありました。

それではさっそく、わろてんかロケ地巡りの旅京都編第一弾をスタートします。「お父はん、ドイツの薬会社と、どうしても取り引きしたいと思うてはるんや」「何で?」。儀兵衛さんがドイツの薬商人を探しにきてたホテル。

「きっと、新一のためやろなぁ。ドイツには、いろ~んな病気を治す、魔法のようなお薬があるらしいんえ。けど、何や、取り引きが思うようにいかんようで…。お父はん、こっそりお酒を飲むようになったんや」「やっぱり、うちのせいで…」。

「それは違うえ。お商売にはな、いろ~んな駆け引きがありますのや。そやからあんたが気にすることあらしまへん」。

京都府の旧議場です。府庁旧本館の一部で、建物の北側、正面入り口の反対側の入り口です。表と裏で表情が違う建物もめずらしいかも。

「まだ帰らんと、京都にいてはったんや」。中庭の北側。

中に参ります。「あっちこっち家族で見物してはるらしいわ」。ドイツ商人に謝るためにてんちゃんと風太がやってきたホテル。正面入り口の階段です。

「あ!」。

「ここで何をしているんだ?」。

「すみまへんどした!」「何?」。

「うち、あなたをわろたんやのうて、ただチョウチョがお嬢さんのリボンみたいで楽しゅうて楽しゅうて…。みんなで一緒に笑えたらええなて…。そやから、お父はんの事見捨てんといて下さい。お父はんは、魔法のお薬を手ぇに入れて、兄さんや、苦しんでいる人たちを助けたいんどす。お願いします! お願いします! お願いします!」。

「お願いします! お願いします!」。

続いては中庭に参ります。「テンテンテンゴのおてんちゃん。元気にしてはるか? 俺は今、伊予の宇和島から、大阪に戻ってきたとこや。戻った理由は、聞いて驚くなかれ。法善寺近くの南北亭いう寄席で、トリを任されたからや」。てんちゃんの女学校の中庭。

「トリいうても、空飛ぶ鳥やないで。トリいうんは、寄席の最後に出る主役や。すごいやろ。苦節8年、いよいよ俺の時代や。日本一の芸人になったら、会いに行くから。楽しみにしててな」。てんちゃんが藤吉からの手紙を見てた中庭。

シンメトリーでロケ場所がわかりにくいのですけど、北側です。このマップだと左手。ちなみにこの中庭は桜の名所だそうです。中央は、京都らしい枝垂れ桜。

「追伸、今日の笑いを一つ。手紙と掛けて、お弁当と解く。その心は。開けて見るのがお楽しみ」。

「何? これ」「お手紙?」「ううん」「まさか…」「恋文!?」「ああ…ちゃうちゃう。恋文なんて、そんなんや…」「どんな方?」「何してはる人?」。

「え~と…旅してはる」「旅してはる?」「芸人さん!」。

「芸人さん?」「芸人さんって、何?」「あっ、人に笑われてお金をもらう人たちちゃう?」「あぁ、その日暮らしの旅ガラスやてお父はんが」「え!」「落ちこぼれや半端もんがなるもんやいうて」「ちゃう! このお人は、みんなを笑顔にして、幸せにしたい、そない思てはる立派なお人なんえ。このお手紙は、そういう夢がぎょうさん詰まった…」。

「何が詰まってますて?」。

「すんまへん」「いつから?」。

「昔お父はんにわろたらアカンて言われたの覚えてはる?」「あぁ、あったなぁ」。

「あん時のくすり祭りで」「いや、あんな前から?」。

「年に1度か2度、もう来いひんか思てると、忘れた頃にまた。けどそれだけや。あれきり会うた事もないし」。

「あんたは藤岡屋の娘として、いずれはどこぞの商家へ嫁ぐ身。それが生まれ持ったさだめや。お父はんには絶対言わへんさかい、忘れよし」。

また中に入って二階に上がります。マップの右上です。

「思いも寄らぬ火災で、儀兵衛がドイツから仕入れた大量の洋薬が、全て、灰となってしまいました」。儀兵衛さんが薬倉庫の焼失の影響を最小限にするために出資を頼んでいた銀行。

「そこをなんとか、お宅さんとうちは、長いつきあいですやろ」。旧知事室の食堂です。

「どないかしてさしあげたいのはやまやまですが、これだけ大きな損害では、担保もなしに、お金を貸す事はできしまへん。何でそない強引に、洋薬への転換を…。伊能さんとの提携話はどないなりました? 伊能製薬の後ろ盾があれば、なんぼでも、お貸しできるんですけど…」。

本日最後にやってまりましたのは、こちら。

おなじみ、東寺でございます。

東寺は、わろてんかのクランクインの場所でもありますね。

「待っとくれやす。そないに急ぎ足で」。てんちゃんとりんちゃんとおトキさんの通学路です。

小子房です。

「急いでなんかいてへんえ。あんたらが遅いだけとちゃう?」。

「おてん様は、「お手紙の君」に恋してはるんですね」「何言うてんの!」。

「そやかて、お手紙が来るといっつもお顔がニタァニタァ、こ~んなふうにとろけてはるし」「そっくりやわ」。

「ふ…普通にわろてるだけやわ。大体、昔会うたきりやんか? 顔もよう覚えてへんし。うちはただ、行った事ない土地の話を聞くのが楽しいだけや。藤吉さんがいろ~んな人笑わせて、み~んながおなか抱えて、笑い転げてはる姿を想像するだけで、うれしなるんや」。

「それが、恋、いうんちゃいますか?」。

「きゃ」。

「これが、恋? ちゃう…ちゃうわ!」。

「てん! そこまで一緒に行こう」。通学するてんちゃんに新一さんが追いついた往来。

「今日も研究所どすか?」「ああ。論文を書いててな」「論文?」。

「藤岡屋は、これから大きな転換期を迎える。伊能製薬との提携は、確かにした方がええんやが。せんでもやれる考えが、ここにあるいう事や。そやからお前は、好きに生きたらええ。手紙の事で、風太とケンカしたんやろ」「お手紙の事、知ってはったの!?」。

「これでも、家の事は隅々まで、よう目ぇ配らせてるつもりやで」。

「あ~…さすが後継ぎさんや」「風太の事やさかいな。前からバレとったわ。けど、お父はんだけには見られんとこと、必死やったんやろな。何年もお父はんの目ぇ盗むやなんて、大変やったやろなぁ」。

ロケ地巡りをしているときは主題歌が脳内リフレインしているのですけど、明日はどこから♪はいいですね。ほっこりします。

夏のような陽光のなか、朝ドラロケ地巡りは例によって歩き回りますから汗だくになりました。それにしても京都は、ロケ地巡りの場としてはゴージャスですね。普通の観光をしてるような気分になります。まだまだ京都編は続きますので、また京都にまいります。


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