ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

わろてんかロケ地の旅 -20171104 BKワンダーランド① T-1スタジオ-

2017-11-05 17:18:21 | 連続テレビ小説わろてんか

台風が通り抜けると一気に秋になりました。

秋の文化祭ウィークといえば、BKワンダーランド。今年もやってまいりました。

残念ながら、わろてんかプレミアムトークは落選しました。BKワンダーランドのトークショーは毎年参加していたのですけど、年々ハードルが高くなり、ついにこんな年が来てしまいました。

負け惜しみですけど、BKワンダーランドに参加するメインの目的はプレミアムトークよりもT-1スタジオのセット見学です。今年も公開されたのですけど、予告では栞さんの部屋とのことでしたからちょっとおや?って思ってました。例年は主要なセットが公開されますから。

行ってみると、伊能家セットはT-2に設置されてました。T-2はバラエティ番組の収録スタジオですから、実際の伊能家の収録は別のスタジオで、セット自体はBKワンダーランドのために再説されたものだと思います。

さて、T-1です。今年は、セット改変のタイミングが例年より微妙に先に進行してて、すでにT-1全スペースが新セットになってました。なので、ネタバレNGということで撮影禁止とのことでした。本日二度めの残念。てか、わざわざBKワンダーランドに来た意味がほとんど無いことになってしまいました。

昨年のべっぴんさんも新セットだったのですけど、べっぴんさんは港町商店街のマイナーチェンジだったので一部の看板を隠すだけで済んでました。でも今回は風鳥亭(北村屋の新しい寄席の名前のようです)は全面新装なので、さすがにね。

でもちょっと、今後もワンダーランドのスケジュールが新セット移行後のタイミングと被るようだと、来年以降のワンダーランド参加は考えないといけないですね。観られるだけでもありがたいのだけど、正直価値大幅減です。

撮影できないので、今年は雰囲気で失礼します。

まずT-1の全体構成から。大きく二つに分割されてます。例年はエレベーター降りて右手の入り口側が新セットのため非公開なのですけど、今年は公開されてました。繰り言だけど、いっそ例年どおり非公開にしてほしかったなあ。向かって右手が風鳥亭、左手が今週登場した芸人長屋です。

それでは風鳥亭から。スタッフさんの口が堅く、てかリアルに知らされてないらしく、セット以上の情報はありません。まず風鳥亭の構成です。セットには木戸番はなく、一般的な玄関を入ると廊下。廊下の奥に売店です。表の間はお客さんの待合室です。スロープを上った続きの間が楽屋です。待合室から二階に上がる階段があって、舞台は二階なんじゃないかと思います。廊下に戻って売店の奥にさらに廊下が続きます。廊下つたいの間は風鳥亭の事務室です。その奥の間は応接室。応接室と楽屋の間に中庭があります。

では玄関から。玄関はいたってシンプルで、壁に大きな名札が三つかかってます。正十、猿子、盛一郎。ドラマに出てくる芸人かも。上がると廊下で、奥に売店があります。売ってるのは飲食物とグッズ。飲食物はあげこんぶ、みそせんべい、しおこんぶ、みかん、いかりまめ、つりかわ饅頭、粟おこし、稲荷寿司、バッテラ、お酒、ラムネです。グッズは扇子や提灯が置いてありました

廊下から待合室に入ります。お茶屋にあるような赤い敷物の長椅子が三脚。煙草盆がのってます。楽屋に入るスロープの左手には菊壇があります。そこには提灯で飾られた高札みたいなのが立ってて出演者の名札がかかってます。階段のところには大きな松の盆があります。階段のある壁には名札がびっしり。たぶん所属芸人だと思います。

のれんをくぐって楽屋に入ります。窓側に三つの化粧台が並びます。化粧道具と鏡が乗ってます。並びに姿見も置いてあります。庭側は大きめの机があります。師匠筋が使うのかな。机の向かいの窓には本がいくつか置いてあります。机の両脇は衣装をかける衣紋掛けがあります。庭側の窓の上と縁側に向かう壁に絵がかかってます。縁側には火鉢があります。

廊下に戻って売店の奥に入ります。ここには用具と事務用紙の束が置かれてます。物置になってます。突き当たると外に出るようです。裏口ですね。外には酒樽が12個積まれてました。裏口の事務室側の柱が不自然に素材の木肌がむき出しでした。たぶん塀が続いているのだと思います。セットの外側に大きな幟がいくつか立ててあります。

廊下に戻って事務室に入ります。手前から左手に会議卓、右手にポスターを作る製作台とお茶セットがあります。中央に向かい合わせで置かれた事務机が四つ。奥側は事務室の内側を向いて机が左右に並んでます。おてんさんと藤吉郎の机かしら。棚は四箇所。手前側にラジオが乗った棚。待合室側に長い棚があって製本された書類が整然と置いてあります。奥側の机の後ろにも左右それぞれ棚があります。会議卓の横には黒板があって、大阪市内の地図がはってあります。たぶん管理している寄席の場所を示す寄席マップだと思います。廊下側の壁にも寄席の写真が並んでて、これも管轄の寄席なのでしょう。待合室側の壁には名札が並んでます。所属芸人だと思います。その上に神棚があります。神棚の左手に大入札。奥側の壁には、あの北村屋の「始末 才覚 算用」の軸がかかってます。その隣に「人財」の軸もあります。応接室に入る入り口の左手に縦長の軸がかかっています。細かい字がびっしり書いてあって遠目にはなにが書いてあるかわかりませんでした。ドラマで出てくるのかもしれません。

応接室には扉がなかったと思います。中央に応接セット。庭側に障子があって、庭自体は小さいのだけどわりと広々して見えます。机の横には螺鈿細工の小棚があってキリコの花瓶が置かれてます。その隣に大きな衣紋掛けがあります。応接室の奥は全面壁で窓はありません。壁には絵がかかってます。

芸人長屋のほうはすでに登場しましたし、来週から中心的な役割を果たしますから簡単に。江戸時代の名残りのような木戸を通ると左手に長屋が三つ続きます。突き当たりが井戸。三つ長屋の向かいが一番大きい戸建てで、北村家の住まいです。木戸の右手に隣合わせの長屋が二つあって、奥側がリリコの部屋です。キースとアサリの部屋は三つ長屋だったと思います。北村家の路地向かいは二軒。大きなたぶん御店と寄席のようなのれんがかかったお家が並んでます。おてんさんと藤吉郎の最初の寄席小屋はここかも。北村家は玄関を入って左手に台所。へっついも調理台もわりあい広いです。調理台の横に大きな甕があります。部屋は二つで、玄関側がおてんさんと藤吉郎の部屋。奥側が啄子さんの部屋。部屋のしつらえは省略します。

芸人長屋の奥の壁板に落語研究会の小さな広告が何枚かはってあります。噺家の名前を見ると風鳥亭の所属芸人ではなかったのでドラマには登場しないのでしょう。ある種のエイジング。でもここにBKの本気ギミックが隠されてます。噺家のなかに、徒然亭、土佐屋、万葉亭の屋号が見えます。そうです!。ちりとてちんオマージュ!!。上方落語三国志の揃い踏みです。噺家の名前は、徒然亭四兄草(たぶん、しにそう)、土佐屋太尊(おおぞん)、万葉亭京柳(きょうりゅう)。四兄草って、草原兄さん、草々兄さん、小草若兄さん、四草兄さんを思い出しますね。いまのところ噺家は設定されてないけど、そのうち出てくるのでしょう。誰がやるのかな。

風鳥亭と芸人長屋は時期がちょっとずれているかもしれません。風鳥亭はずいぶんと立派ですから北村家がまだ長屋住まいとは思えません。例年ですと、現在は12月中旬放送分を収録中だと思いますので、その時分に長屋から引っ越すのかもしれません。長屋のほうは解体されて後半回の新しいセットが組まれるんじゃないかと思います。べっぴんさんのときは坂東家の新居とレリビィを作ってました。

T-1のセットは今回はタイミングが合わず、撮影NGでしたけど、春のセット公開ではたぶん撮影できそうです。でも実際のスタジオでセットを見学できるのは年に一回だけですから、今年はとても残念でした。こころを鎮めて春を待ちます。BKさんには、来年は本来のサービス精神全開でお願いしたいです。


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