いよいよ、自分の朝ドラファン史上最高の熱意で臨んだマッサンも、ラストウィークを迎えます。
名残を惜しんで、というか、マッサンロスにならないために、3日連続のマッサンロケ地巡りでございます。
訪れましたは、野洲。サムライブルー乾選手の母校で全国的に著名ですけど、実は朝ドラロケでは著名で、ごちそうさんのロケも野洲のマイアミ浜で撮影されました。
マッサン友の大切なご夫婦と野洲駅で合流しまして、やってまいりましたは銅鐸博物館。マッサンの野洲ロケパネル展を開催しています。残念ながら撮影NGなので、テキストだけで失礼します。
写真パネルは20枚ほどございました。野洲市内の企業の倉庫を借りて、セットが組まれたのだそうです。滋賀県内のロケは概ね三つ。野洲と甲賀と近江高島です。野洲では山崎と余市の蒸溜所のセット撮影が行われました。蒸溜所は、ポットスチルがある蒸留棟と樽の貯蔵庫のシーンです。山崎と余市では蒸留棟の作りが違ってまして、山崎はコンクリート剥き出しでしたけど、余市はレンガ作りでした。ポットスチル自体は同じでした。ポットスチルは、ニッカの宮城峡で保管されていた古いものをレストアして提供されたのだそうです。
どうやら同じ倉庫に蒸留棟と貯蔵庫のセットが組まれていたようです。貯蔵庫は撮影スタッフではガルウイングと呼ばれていたそうで、屋根が開放できるようになっています。これは、貯蔵庫の内部を俯瞰的に撮影するために作られたギミックなんだそうです。貯蔵庫のウイスキー樽は、ニッカの栃木工場で保管されていた、かつて実際に仕込んでいた樽を持ってきたのだそうです。鴨居ウイスキーの初号が売れ残った在庫が山積みされていたのも、野洲の倉庫です。
滋賀県内では、計11日間の撮影があったそうです。蒸溜所以外では、近江高島で一馬の幼少期の映像が撮影されたのと、甲賀市です。甲賀ロケは、マッサンとエリーが三原駅から竹原に向かう乗合バスに乗っていたシーンです。「早うウイスキー造りたいのう~!」「政春…。政春、子どもみたい」。それから、エリーが早苗さんに懇願されスコットランドに帰る決意で乗合バスに乗ったシーンと、そのバスをマッサンが走って追うシーンも甲賀のようです
野洲は、大阪京都の通勤圏内ということで、失礼ながら予想以上に開けた街でした。でものんびりした風情が漂っていて、ポストマッサンスリーデイズはのどかに幕開けできましたー。
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