ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

マッサンロケ地の旅 -20150214 北海道開拓の村-

2015-02-13 00:38:15 | 連続テレビ小説マッサン

2015年のバレンタインデーでラブリーな二人をお祝いしようと思いまして。

週末は悪天候が予想された札幌ですけど、なぜか今日は晴れ間が覗いていました。

マッサンロケ地巡りで、2ヶ月ぶりに札幌を訪れました。

新札幌です。北レーンのバス停を目指して奥に進みます。

北レーンのバス停に出る改札を出まして左手。

この階段を降ります。

バスレーンに織りまして、10番です。ちなみにJR北海道バスはスイカが使えます。

週末の開拓の村行きはだいたい1時間に一本です。

開拓の村行きのバスに乗って終着まで。

開拓の村バス停は雪のなか。

本日のロケ地、北海道開拓の村でございます。

ウェルカムゲートの管理棟です。

管理棟に立体地図があります。開拓の村の全景。今日は市街地郡と漁村群に行きます。

市街地群のロケ地はこの辺り。

漁村群のロケ地はこの辺り。

JAF会員証を提示しましたら、550円也でした。

ことし4月18日に、ここ開拓の村に北海道博物館がオープンします。新しい観光名所になりそうです。楽しみですね。

入村します。

開拓の村です。冬は村内をクロスカントリースキーで回ることもできるみたいです。スキーもブーツもレンタルできます。車椅子のかたとお子さん用にソリもありました。明治大正時代のコスプレもありますw。

管理棟は、札幌停車場です。

雪だるまだそうですけど。

かまくら。

開拓使札幌本庁舎です。ただここは複製です。外観を似せていますけど、内部は現代の建物で、ビジターセンターになってます。

馬そりです。お客さんがいっぱい乗ってて、大人気でした。

では、ロケ地巡りをスタートします。まずは来正旅館です。

「はいさーさーお立会い。ご用のお急ぎでないかたはぜひ見ていってつかぁさい」。マッサンがウイスキーの屋台を出していた小樽の待合旅館の前。

「いきなり買うてくれとは言いません。まずは一口、一口飲んでつかぁさい。お兄さんどう?。お願いします。お願いします」。

「ああ、お兄さん。ちょっと飲んでみてつかぁさい。金はいりませんけん」「タダでええのかぁ?」「もちろん。国産初本格ウイスキー」「やめとくべ」「どうぞどうぞ」「タダならええべなー」「タダタダタダ」

「はい、どうぞ! 北海道の風土によう合うとるでしょう?」。向いに見えるピンクの建物は浦河支庁庁舎です。

「まずっ! 何だこれ! あ~っ」「クハ~ッ…薬の方がまだマシだ!」「行くべ、行くべ」。

「クハ~ッって! あかん。北海道の人は舌がイカレとるわ。クハ~ッて。まだまだなんかのう」。

「あんちゃん、行商がい?」「ええ」「大変だな」「はい…」。マッサンと熊さんが初めて会った旅館の前。

「どっから来た?」「大阪です。どうぞ、見てってつかぁさい」「何売ってんだ?」「これはウイスキーです」「ウイスケ?」。

「西洋の酒。日本で初めての、国産ウイスキーなんです」「うめえのか?」「え~…」。

「何だ、うまくねえのが」「いやいや…」。

「わしが目指しとるのは、あがなウイスキーとは違います。もっともっと深い、コクとうまみと、かぐわしいスモーキーフレーバーの利いた、そりゃうまいウイスキー造りますけん」。来正旅館のなかです。

「何言ってんのかさっぱり分かんねえな」「え?」「うめえのかうまぐねえのか聞いてんだ」。

「大阪では、正直、いまひとつでした。じゃけど、北海道の人じゃったら、うまい言うてもらえるかな思うて」。

「九州でも北海道でも、うまぐねえものはうまぐねえべよ」。

「いや、そうとは限りません。たとえば、うどん。うどん一杯とっても、大阪の人は薄味じゃけど、東京の人は、濃いしょうゆ味です」「おら、東京も大阪も、一回も行った事ねえ」「そがな話じゃのうて…。一杯だけ飲んでつかぁさい!」「おら、ビールも洋酒も飲まねえ。親父の代からず~っと日本酒一筋だ」。

「まあまあ…そがぁな事言わんで」「おらの親父は、働きもんだったけんじょ…」「ええ、ええ」。

「大酒飲みでな、毎晩浴びるほど酒飲んで、体壊して死んじまった」。

「まあ、おら、親の死に目にも会ってねえから、偉そうな事は言えねえけどな」。

「わしゃ、あの酒売って帰らんと、会社クビになってしまうんです。わしを助ける思うて、ねっ、1本買うてつかぁさい!」。

「そりゃ、大変だな」「いやいや…。買うてもらえます?」「くに、どこだ?」「広島です」「田舎者だな」。

「北海道の人に言われとうありません」「おら、もともと北海道じゃねえぞ」「え?」「生まれたのは、会津だ。5つの時、船で、北海道さ来て、そっから、青森、秋田、山形、新潟と渡り歩いて。でまた、北海道にけえってきたんだ」。

「そがな事はどうでもええですけん、とりあえず、1本買うてつかぁさい。お願いします! お願いします!」。

「どうでもいいとは何ぬかす! 広島ったらよ、長州の近くだな? おら、会津の侍のせがれだ」「まあ、確かに、山口は隣りじゃけど、広島は広島。しかもわしゃ、造り酒屋のせがれです」「酒蔵の息子が、なんすて西洋の酒なんか売ってんだ?」「わしゃ…ウイスキーに惚れ込んどります。これからの日本には、新しいウイスキーの時代が必ず来ます! その新しい時代をつくる為にも、わしゃ、命を懸けてみよう思うとるんです!」「新しい時代?」「はい。買うてつかぁさい」「名前は?」「亀山政春です」「カメ?」「…山」「おら、森野熊虎だ」「森のくまとら?」「おら、明日、余市さ帰る。大酒飲みが大勢いっから、来てみっか?」「ほんまですか? 連れてってつかぁさい!」「よし! ついてこい!」「ありがとうございます。で、近いんです? その、余市は」「隣の町だ」「へえ~。歩いていけるんです?」「歩いたら5時間かかんな」「5時間!?」「たまげっこたねえべ? ここは北海道だ。朝一で出発するから、荷物まとめどけ!」「5時間も歩くんです?」「ハハハッ…。汽車だ。ハハハッ」「ハハハッ…いや、えかったえかった」。

「いらっしゃいませ」「ああこっちじゃこっちじゃ」「荷物まとめて」「ああわかりました」「お願いします」「はい」「やっぱりお茶はお姉さんじゃないとね」「この、熊さんとの出会いが、この先の人生を、大きく変える事になる事を、マッサンはまだ何も知りません」。

来正旅館をご紹介します。2階の様子その1その2。この背広はドラマでもまんま使われていました。

お風呂。

台所。

ビールはサッポロ。

来正旅館の横面。

市街地群を紹介します。小樽新聞社。 

近藤医院。

開拓使工業局庁舎。

広瀬写真館。

武岡商店。

札幌警察署南一条巡査派出所。

島歌郵便局。

大石三省堂支店。

山本理髪店。

太田装蹄所。

藤原車橇製作所。

本庄鉄工所。

本庄鉄工所の先を左折して、こちらに向かいます。

この街路の間には、雪に埋もれていますけど鉄路があります。

浦河公会会堂。

では、続いてのロケ地は漁村群です。「こりゃ何の魚じゃあ。えらいぎょうさんあるのぉ。」。行商中のマッサンが熊さんに連れられてやってきた余市の熊さんの家の前。ニシンが干してありました。

「おお親方。おかえりなんしょー」「土産じゃ」「へえ。ありがとがんす」

「すごいのぉ。こりゃニシンかぁ」

「仕事ははかどっとるか」「へえ。今日にはこんな坪も空になります」「そか。ご苦労さん」「へ」「したら今夜、なつぼあらいとすっか」

「熊さん」「おお。これがオラの家だ」

「これが家?」「オラこの家の殿様だ。これはオラが建てた城だ」。ご紹介が遅くなりました。マッサンファンならもうお分かりでしょう。そうです。熊さんのニシン御殿。青山家漁家住宅です。

「親方、新入りのヤン衆ですか?」「ヤン衆?」「本州から出稼ぎに来た男だぢのことだ。不景気で、田んぼや畑だけじゃ、家族養っていけねえから、ニシンで稼ぎに来たんだべ」「ほうじゃったんですか」「まあええ飯でも食うべ」「武、亀の荷物さらったれ」「へえ」「ええですけん」「貸せ」「大丈夫ですけん」

トイレに行くマッサンが出てきた母屋。

マッサンが入ったトイレはこれ。実際にトイレではありません。

「兎追いし♪」。マッサンとエリーとエマちゃんが故郷を歌いながら歩いてた里の道。

「追いしじゃのぅて美味しいじゃ」「追いし。美味しいって」「かの山 小鮒釣りしかの川 夢は今も♪」。奥は秋山家漁家住宅です。

「おう、エリー。ここじゃここじゃあ」「大きい!」

エリーの目線では、ニシン御殿はこう見えています

「ああ」「リンゴ送ってくれたおじさんの家?」

「ほうじゃあ。熊さん言うてのぉ。景気のええ親方がおるんじゃあ」「ウイスケはおらがまとめてぜーんぶ買い取ってやる」「え?」「おらには、ニシンがついてっからよ。ぬぅぁははははは」「行ってみよう」「わー」。土谷家はねだしです。

「その夜、食卓には、北海道ならではの豪華な料理が並び、上機嫌な熊虎さんを囲んで、宴会が始まりました」。マッサンとエリーとエマちゃんの歓迎会をしていた熊さんの家。

朝の熊さんの家。

いったん青山家漁家住宅を離れまして、市街地群に戻ります。三ます河本そば屋です。

「おお」「気にすな。まだ外国人を見慣れとらんのじゃ」「ふふ。大丈夫。もう慣れてます」「あはは」。マッサンとエリーが余市の土地を買うために、川向こうの土地の地主さんを探していた道。

「すいません。この辺に川向こうの土地を持っとる地主さんの家があるいうて聞いたんですけど」「こんにちは」「わしら怪しいもんじゃありません。熊虎さんの紹介で」。マッサンとエリーが商人に話しかけていた路上。

「熊虎?」「はい」「おれ知らね。何も知らね」「いやいや、ちょっとちょっと」。

武井商店酒造部です。

「おお、川沿いの土地買いたい?」「ウイスキー工場建てよう思うとるんです」「えっ? この町でウイスキーを?」。ようやくマッサンとエリーが地主さんを見つけて交渉してた屋敷のなか。

「はい。わしら、熊虎さんの紹介で」「熊虎…。帰ってくれ」「え?」「土地は売らねえ! 帰ってくれ!」「いや…」「どうして?」「分からん」

こちらでは、ボランティアスタッフのかたがいらしてあったかいお茶でおもてなししてくださいます。

「どうぞ上がってお茶をお飲みください。今日は晴れたり降ったり落ち着かない天気です」
「そうですね。でもここに来たら晴れたんでよかったです」
「千歳は止まってるみたいですよ」
「そうなんですか。明日帰る予定なんで心配だなあ」
「どちらから?」
「東京です。マッサンのロケ地を回ってまして、こちらでロケをしたって伺ったものですから」
「そうだったんですか。それは良い。今ちょうど座っておいでのそこにマッサン、ていうかマッサン役の玉山さんが座ったんです。そっちがエリーさんのシャーロットさん。私が座ってるここに地主さんが座ってました」
「え!。なんと!。そうなんですかーo(^o^)o」
「そうなんですよ。地主役の人はここ(開拓の村)の学芸員なんです」
「マジすか!?。役者さんじゃなく現地調達なんですか!」
「芝居はしてたんじゃないですかねー」

「マッサン見てなかったんですけど、マッサンをご覧になってるかたがこちらにたくさんお見えになるので、これは見ないとってことで、北海道編から見てます。面白いですねー」
「はい!。ウイスキー飲みたくなるでしょ?」
「私は禁酒してるんですけど、マッサン見てるとスモーキーフレーバーっていうのがやたら出てて、スモーキーってなんだ?って思ったんで竹鶴買ってきたんです。それで一口飲んだらふわ〜って。なるほどこれがスモーキーかと」
「いやそれ、ひさしぶりに飲まれたから酔われたんじゃないですか?w。道民のみなさんはマッサンを気になさってますか?」
「ええ。やっぱり道民はマッサン気にしてますよ。文春や北海道新聞でたたかれた時は心配しました。朝ドラにしてはテンポがゆっくりだし、なかなかウイスキー作んないし。北海道編は面白いですね。視聴率もうなぎ登りで北大路さんの回が最高らしいですよ。ほっとしました」

「ここは造り酒屋さんなんですか?」
「そうです。終戦直後に国に廃業させられるまで作ってたんです」
「北海道で戦前に日本酒を作ってたとは」
「ですよね。本州から買ってたんですけど高いじゃないですか」
「なるほど」
「美味しかったんですかね」
「どうでしょうねー。なにしろ北海道産の米のブランドが出て美味しくなったのは最近ですからね。昔の北海道は米作には不向きですから。酒も味より安さなんじゃないですか?」
「今でこそ暖房や防寒が進化したけど、マッサンの時代は寒かったでしょうね」
「寒かったでしょうねー。だから綿入れのでっかいのを着てたんです。あれ重いんですよ」
「そうなんですか」
「しかも雪で濡れると乾かないからますます重い」
「マッサンの時代は大変だったんですねー。ありがとうございました!。お話できて楽しかったです」
「漁村群もぜひご覧になってください。青山家と秋山家でロケしました。青山家は熊さんの家ですよ」
「拝見します。ありがとうございます」

ちょうど、ひな祭りの準備をされていました。

青山家漁家住宅に戻ります。「熊さん…借金? 私たち、騙されてる? どういう意味?」「とにかく、もっぺん話を聞いてみよう」「もういい加減に目覚ましてくれ!」。地主さんに断られ途方にくれていたマッサンとエリーが、進おじさんと武井を目撃した家の前。

エマがシャボン玉を飛ばしていた熊さんの家の前。

「なんだ二人揃って」。進さんが入ってきたガラス戸。

「お祝いの会は、俊夫の歓迎会になりました」

これにて開拓の村ロケ地巡りはおしまい。開拓の村はめっちゃ広くて、農村群と山村群もあるのですけど、雪が深いのでやめました。園内は除雪されているとはいえ、やっぱり雪道はとても疲れます。もう一度、浦河支庁庁舎。

手宮駅長官舎。

開拓使爾志通洋造家。

福士家住宅。余市のマッサンとエリーの家と同じ壁の色。

松橋家住宅。

有島家住宅。

北海中学校。

龍雲寺。

近藤染舗。 

子供のひろばに抜ける通り。

開拓使札幌本庁舎の内部も公開されています。最初に言いましたけど、模写してありますけど建物そのものは近代的なビルです。なかにいると普通の現代の建物です。二階が展示コーナーになっていて、開拓時代の遺品が展示されています。

入口近くにある開拓の村食堂で遅いお昼をいただいて、開拓の村をあとにしました。

雪国の大変さは東京に住んでいるとわかりません。まして自分は西国晴れの国岡山の出なので。開拓の村に4時間ほどいましたけど、やっぱり雪道は疲れます。これが毎日ですと大変ですよね。開拓の村を出ると、ちょうどバスが来ていたので、寒い思いをしなくてすみました。

 

たまたま、ですけど晴れ間覗く間に滞在することができました。ロケ当時の雰囲気はわからないけど、銀箔のロケ地は趣があって楽しかったです。次は雪が溶けてまた来ます。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
懐かしい、、、 ()
2015-07-02 22:12:29
開拓の村は小学生の時に行って以来。テーマパーク的で好きでした。
開拓記念塔、見に行きたくなっちゃった。
返信する
マッサン (のっぽ)
2017-04-16 18:58:46
はじめまして
マッサンを見ていましたよ
マッサンが始まる前に
余市にいかないと....と
考えていましたが
マッサンが開始されて
間もなく余市の工場で試飲できた
シングルモルト余市12年と18年の
製造を中止にすると発表があった時は泣きました
開拓の村にも行ってみたいです
返信する

コメントを投稿