ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

第62回小金井桜まつり20160402

2016-04-08 00:09:28 | まち歩き

春はあけぼの。やうやうしろくなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲のほそくたなびきたる。

今年の春は、あけぼのを楽しむにはちょっと寒暖の差が大きかったですね。過行く冬の名残りっぺのような寒気に体調など崩されていませんか?

4月は誕生月ですし、毎年桜が満開の頃が誕生日なので、とくべつな季節です。自分のために咲いてくれてるという勘違いが許される特権を、今年も心待ちにしました。

地元小金井公園に行く前に、千鳥ヶ淵です。


東京の桜座敷小金井で、恒例の桜まつりでございます。

例年は、小金井公園の桜が一斉に咲き誇るのですけど、今年は染井吉野が開花してからの寒気で、時期ずれの品種の開花がゆっくりなようです。その分、品種による開花時期の微妙な差が分かりやすくて、こんな年は長年桜まつりに参加していても無くって、とても貴重な経験をしました。

では、今年も自宅に近い西口から桜パトロール、はじめます。

西口で出迎えてくれるのは、左右の白雪です。例年は染井吉野と一緒に満開になりますけど、今年はまだこれからのようです。

ピンク色が可愛い陽光です。

おおぶりで豪華な花の御車返。

越の彼岸桜です。

江戸の桜と言えば、江戸彼岸。八重の桜で有名になった会津の石部桜をはじめ、東北各地の名桜はこの江戸彼岸が多いようですね。

大島桜かな。

ことし、小金井公園さくら守の会からとても悲しいたよりが届きました。小金井公園の守り主、小金井固有種の小金井薄紅桜の原木がついに枯れてしまったそうです。

この木から分木した品種は日本各地で観られるのですけど、原種はここ小金井公園でしか観られません。小金井を見守り続けてくれた薄紅桜に、こころからのありがとうと、そしておつかれさまを贈りたいです。

その小金井薄紅桜の子供たちは、今年も元気に咲きました。こちらは西口の木です。

こちらは貯水池付近の木です。

小金井薄紅桜から分木した山桜です。

ちょっと江戸東京たてもの園に寄り道します。たてもの園内の染井吉野。

たてもの園の西ゾーンに大きな枝垂れ桜があるのですけど、枝垂れのなかでは例年はやめに咲きます。

公園に戻ります。枝垂れ桜。

小金井公園のもうひとつの名木、衣通姫です。大島桜と染井吉野の、接ぎ木ではない交配種です。

小金井公園は八重桜も綺麗です。GWくらいまでは楽しめると思いますので、もしよかったら広々とした気分で羽をのばしてみてください。


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