ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

あさが来たロケ地の旅 ―20160105 和歌山マリーナシティ―

2016-01-05 19:10:15 | 連続テレビ小説あさが来た

ロケ地めぐりファンの皆さま。あらためまして、新年あけましておめでとうございます。

2016年のぽちごやも、ロケ地めぐりをできるだけ続けたいと思ってます。本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

今のところの計画は、あさが来たととと姉ちゃんです。真田丸の上田ロケもあったようですけど、行けるかな。それにしても平成28年度後期の連続テレビ小説の発表は、ついに年越ししてしまいましたね。いったいいつになることやら。

とっても残念ながら、「土曜スタジオパークin大阪〜あさが来たスペシャル〜」は落選してしまいました(T_T)。無念です。悲しいです。お正月からしょんぼりぽんです。なので今年は、朝ドラファンミーティングのフルバージョンブログはお届けできません。今年は土スタなんで全国生放送ですから、ブログ書いても需要はなかったかもしれませんね。

当日、あさが来たのお衣装を拝見できるみたいなので、土スタには参加できないけど、BKにはお伺いしようと思います。

気を取り直して。土スタあさが来たスペシャルのの前祝いということで、2016年最初のロケ地めぐりは、というわけでやっぱり。あさが来た^^;。

やってまいりましたは、和歌山でございます。

ロケ地ファンの皆さまには、和歌山ときいてもうぴーんと来たと思います^^;。あさが来たは、スタパの「あさが来た」展ブログで判明したロケ地をご紹介していますけど、新しいロケシーンが登場した時に、一番反響があったのが、年末の「東京物語」編で登場した第一弾和歌山ロケです。びっくりぽんでしたからねw。和歌山マリーナシティです。

和歌山マリーナシティへの路線バスのルートは二つ。JR和歌山駅とJR海南駅です。海南のほうが近いのでメインルートですかね。和歌山県民のかたは車でしょうけど。

和歌山駅中央口目の前の2番のりば。メインは121系統です。和歌山駅からは、平日の比較的混雑のない状態で45分かかりました。時間が読めないので気をつけたほうがいいでしょう。

海南駅も同じく2番のりばです。

帰りは海南ルートにしてみました。海南駅からは15分程度。和歌山-海南間も15分程度なので、乗り換えをいれたら和歌山ルートとほぼ同じ時間かもしれません。でも海南ルートのほうが時間を読み易いですかね。

到着いたしました。

和歌山マリーナシティです。

マリーナシティは入園料はかかりませんけど、主なロケ地のポルトヨーロッパは有料です。ロケ地を観るだけなら、入園料は1,500円也。コンビニで前売りを変えまして、1,300円也です。

撮影はポルトヨーロッパの中と外の両方で行ってます。一番登場しているのは、実は外側w。

まずは中側から。それでは入園してみましょう。西側のエントランスです。

マリーナシティロケ地初登場のこちらから。噴水から東側エントランスに向かう橋の北側の運河河畔です。でも、今日は撮影場所には近づけませんでした。レストランの前なので、景観のために常時規制しているのかもしれません。

「あさはできる限り、千代と一緒にいました。あさが大阪に来て、妻になり母になる間に、大阪の町も、文明開化が着実に進んでいました」。

「待っとくなはれ、亀助さん」「はぁ~そうだす。こないな大きい道出てきてしもたら、もう誰がその男か分からしまへん」「へぇ。そやけど、気になるなぁ…」「確かに」。

つづいては、大久保利通卿に初対面したあさ姐とおうめさんを五代さんが送っていた橋です。噴水から東側エントランスに向かう橋。「はぁ、信じられまへん。ほんま信じられまへん」「まだブツブツ言うてますのか」。

「今日の大久保さんは、珍しくえらい優しい顔してはりましたなぁ」「そうだしたんか」。

「はい。近頃は政府での地位も、揺るぎないものになって、人を寄せ付けない、威厳があって…。せやから、あない優しい顔見るのは、久しぶりなんです」。

「ほんまに、仲がおよろしいのだすな」「ハハハ」。

「あの…あれは何してはりますのやろ?」「わぁ。ガス灯だす。ようけ並んでますなぁ」。

「はい。ここからおよそ、一里の間に、85本のガス灯が街道を照らしてます」「85本!? なんて明るい事。提灯とは比べもんになりまへんなぁ」「ほんまだすなぁ」。

「これから、東京の夜はますます明るなりますわ」。

「へぇ。旦那様や千代にも、見せてあげたいなぁ」。典型的な遊園地的レジャー施設でのNHKドラマのロケは珍しいなあとお思いでしょうけど、マリーナシティは実績がありまして、「夫婦善哉」でもこの橋が良く出てきてましたね。

「おあさ様? おあさ様!」。大久保卿がたおれたと知ったあさ姐が、五代さんを案じて走っていた橋。

あさ姐とおうめさんと五代さんが散策していた東京の川沿いの公園です。橋のたもとの西側河川敷の南側です。

次はこちら。五代さんの東京の会社、東弘成館です。西側エントランスを入ってすぐの右手です。

「そして何時間か東京の町を歩いた後、あさはようやく、築地にある、五代友厚の事務所に到着しました」。ドラマでは右手の柱に東弘成館の表札がかかってる門がありましたね。

「うわ~大きいとこや」「あささん!」「五代様!」。

「はあはあはあはあ…。はあ」。五代さんを案じるあさ姐が走っていた門。

この門をくぐったところ。五代さんがあさ姐とおうめさんを東京見物にエスコートしていた階段です。「新次郎がいろいろな事にやきもきしている間にも、東京のあさは、五代に連れられ、東京の新しい名だたる所を見学していました」。

ここは実際にフォトスポットですw。

その上の小さな噴水のある中庭も、五代さんの東京見物のルートです。

「五代様?」「あささん…」「五代様…よかった、ご無事で」「もう船に乗ってる時分や」「はぁ…もう、そないな頃だすなぁ。間に合わへんかった。うめに謝らな」。五代さんを案じてあさ姐が走っていた階段。

「何で…?」「駅のそばで、大久保様の事を知ったんだす。それでもし、五代様にも何かあったらて…」「アホな事を…。はぁ…何でこんな事になってしもたんやろな?」。第77回はとても印象的な回ですね。新次郎さんの色気のある三味線の音色にのせた、五代さんを案じるあさ姐のシーンが、いろんな意味でスリリングでもあり、とても好きな回です。

ポルトヨーロッパ内は以上です。では外側のロケ地に向かいましょう。福沢翁が書生を連れて散歩していた門です。「この親切な男性が、日本に近代思想をもたらした立て役者である、福沢諭吉である事は、もちろん、あさは何も気付いておりません」。ポルトヨーロッパは、東西のエントランスで手にスタンプを押してもらったら、当日のみ再入場できます。

続いてはこちら。あさ姐とおうめさんが大久保卿の訃報を聞い建物の前です。「そして、いよいよ、あさたちが、大阪に帰る日となりました」。

「号外、号外! 号外、号外!、号外、号外! 号外、号外!」「暗殺て…」。ポルトヨーロッパの西側のチケットカウンターです。チケットカウンターは日によって変わるみたいですね。今日は平日でお客さんも少ないので、こちらになっていたようです。

「明治11年、5月14日の、事でした」。

和歌山マリーナシティロケ地めぐり最後は、あさ姐とおうめさんが東京に出てきたときと、東京を去るときのこちら。ポルトヨーロッパの西側エントランスの前です。「あさとうめは、大阪から横浜までを船で。横浜から新橋までを汽車に乗り、ようやく、東京へたどり着きました」。

「五代様の事務所は,築地いうとこだしたわなぁ?」「へぇ。大した道のりやない言うてはったのに、どっちだすやろなぁ?。うめはもう疲れてしもて…」「そうや、うめ、大丈夫やった?」「へ? おいどだすか? おいどやったら大丈夫やございまへん。もう! 陸蒸気がこないにおいどが痛なる乗り物やと思いまへんだした。昔おあさ様がよう、おいど叩かれてた気持ちが、ようよう分かりました。イタタタタ」。

「まだ痛みますのか?。うちは案外ええ乗り心地で感心してましたのに。あの石炭の煙…。ようやっと念願やった陸蒸気に乗れましたわ。ん? 何だす? あれ。何でだす?。何でみんなでそろって歩いてはるんやろ?。面白そうや。行ってみまひょ。あの…」「おあさ様!」。

「すんまへ~ん。すんまへん。築地いうのは、どっちだすやろか?」。

「ああ、懐かしい。その言葉は大阪ですね」。

「へぇ。待ち合わせしてますのやけど、東京は初めてのもので…」「ああ…。築地ならば、北西になりますな。ちょうど逆になりますなぁ」「そうだしたか。お忙しいとこおおきにありがとうございます」。

「ちなみに辻馬車乗り場は…北ですね。あちらですな」「馬車がございましたんだすか」「はいはい」「あ~そらええ事聞きました。それやったらおあさ様…」。

「おおきに。せやけど、せっかく東京に来ましたんやさかい、町並みを見ながら歩こ思います」「歩く?」「歩くて…」「あ~それはいい。歩行は心身の鍛錬に最適です。なぁ、諸君」「はぁ…」「何だよ…。何里か歩いただけで情けないぞ、諸君は。しかし、あなたそのかぼそい体で、築地まで、待ち合わせに間に合うように歩く事はできるんですか?」。

「へぇ。大丈夫や思います。いつも山道をよう歩いてますさかい」「山道を! どこの山を?」「北九州の忠隈山だす。ええ石炭が採れますのや」「石炭? なぜ石炭を?」「それは…石炭で、陸蒸気や船や、日本を動かしたいからだす」。

「どうして、なぜ東京に来られたんですか?」「え~っと、しびれーげいしゃを見に」「しびれ芸者?」「ご存じだすか? 文明、いう意味なんだっせ」「ほ~う」。

「ほな、おおきにありがとうございました」「ありがとうございました」「お気を付けて」「本当にね、忙しそうに歩いてはったのに呼び止めてしもて…」「いやいや…お気を付けて」「もう勝手に歩いてってしもて」「東京のお方て、面白おますなぁ」。

「話してる途中でようやく気が付いたが、あのおなごは、相当の変わり者だぞ。ええ?。平生から、九州の鉱山を歩き回るとは…。とんでもない事を言う。その上にだ、シビリゼ―ションを、文明と私に説明しおった。この私にだよ。ええ? フンッ。あ~ら、相当な、変わり者だな。おかしなおなごだ。何がしびれ芸者だ!。本当に…」「先生、落ち着いて下さい」「そうだな。いかんいかん。散歩の途中であったな」。

「日本政府の参議兼内務卿である、大久保利通が暗殺されたという話は、瞬く間に東京を駆け巡りました」「この間お会いしたばっかりのあのお方が、殺されてしまいはるやなんて…」「五代様は…?」「へ?」「五代様は、ご無事やろか?」「どやろか…」。

「どないしよう。五代様の身に何かあったら…」「おあさ様、ご心配なのは分かりますけども、ぼちぼち行かな、汽車が出てしまいます」「はぁ…そうだすな。みんなが、待ってますなぁ。あかん。やっぱり心配や」「おあさ様、あきまへん。汽車が出てしまいます」「堪忍うめ。確かめたら、すぐに帰りますさかい。ちょっと行ってきます。うちはまだ、何も五代様にご恩が返せてへんのだす! 後の汽車に乗ります。うめは先に帰っといとくれやす」。

「ん…。旦那様? はっ! あっ、うめ!」「「うめ!」じゃございまへん!。こないなとこで何したはるんですか!」「五代様は?」「五代様やったらもうとっくの昔に出ていかはりました!。うめはもうびっくりしました。走って走ってようようたどりついて見てたら、おあさ様はお酒を飲んで寝入ってしもてて。五代様が介抱してはるやございまへんか!」「飲みましたなぁ…。飲みました。うち、いつの間に寝てしもたんやろ…。あかん。思い出されへん」「はぁ…ほんまにもう!」「思い出してる場合やあれへん! 行こ!」「へ!?」。

「ほら、走って! 急がな汽車が出てしまいます。ウッ…。そやけど走ったら頭痛い」「お酒なんか飲みはるさかいだす。急いどくなはれ! 汽車が出てしまいます」「へぇ。ハァ、ハァ。おおきに…東京はん。おおきに、大久保様。おおきに!」「おあさ様!」「はい!」「おあさ様…おあさ様!」。

さあ、あさが来たで2016年のロケ地めぐりをスタートしました。あらためまして、本年もよろしくお願いします。

ああ。未練ですけど、土スタのあさが来たスペシャル行きたかったなあ。


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