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ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

AFCチャンピオンズリーグ2012グループステージ第2節FC東京vs蔚山現代@国立霞ヶ丘競技場20120320

2012-03-20 22:34:26 | スポーツ

俺たちのー おー東京 さあ行こう 世界目指しー♪

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FC東京世界デビューイヤーのホーム開幕戦です。蔚山現代(韓国)。国立で開催されるときは快晴になるという2012年の流れは、天皇杯決勝、スーパーカップを経て今日も継続です。絶好のサッカー観戦日和。

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90%くらい勝っていた試合です。勝ち点3を逃したと言ってもいいでしょう。カウンター2発で同点にされました。直接的なライバルになる蔚山にホームで勝ちきれなかったのは、先のことを考えると少し不安です。まあ、サポーターは心配症ですから。

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ACLを観るのはちょっと難しいです。相手選手のこと、知りませんから。その点蔚山には、イ・グノ、クァク・テヒ、家長、キム・スンヨンがいますから、観戦のきっかけがあって助かりました。蔚山の特長は3つ。

・組織的な守備

・エスチベン

・キム・シンウク

中盤をボックスにした4-4-2を採用しています。守備の時は、縦20mくらいの範囲でコンパクトな陣形を保ち、中央に寄せる形でブロックを形成します。この陣形を維持したまま、試合展開に応じて上下に移動させてきます。東京のバックパスが甘いときは最終ラインも東京陣に入り、前線の選手から東京のCBや権田にプレッシャーをかけてきます。高い位置でボールを奪い、手数をかけずゴールに迫るイメージでしょう。ただ、それだけではありません。東京の攻撃が有効になりそうな時は、サッと自陣に下がることができます。守備に関しては、とてもオーガナイズされたチームですね。ブロックがコンパクトで要所に選手が配置されていて、東京が縦パスを入れるスペースがありません。今日のスタメントップがルーカスではなく千真だということも影響していたと思いますけど、先日対戦した名古屋のルーズさが記憶に新しいだけに、東京がやり辛そうに感じました。守備でもう一点は、サイドの守備です。人数をかけるというわけではないですけど、両SBが強くて速い。とくにナオのサイド、カン・ジンウクのポジショニングと体の入れ方がうまく、ナオがスピードに乗せてもらえませんでした。東京が繰り出す攻撃には5つの長所がありますけど、蔚山はそのうちの3つを潰すことに成功していました。

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蔚山が対処できなかった残りの2つ。その一つは、2012東京の武器になりつつあるセットプレー時のサインプレー。今日も結果が出ました。前半37分。ナオがCKをペナルティボックスの外にいた徳永にグランダーのパス。徳永はドリブルで前進し、相手DFが接触する直前にループシュート。キーパーを越えゴールw。東京1-0蔚山。ナオのCKがショート気味にだったのが気になっていたんですけど、ミスではなく狙いだったのかもしれません。

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蔚山の攻撃は、エスチベンのプレーがきっかけで始まります。アンカーをイ・ホに任せ、エスチベンがボールを追いかけスイープします。エスチベンがボールを奪って前線に配球するイメージ。案外運動量があってしかもフィジカルも強いので、攻撃の核になってました。ボールを納める先が、193cmのキム・シンウク。蔚山にとってはここが問題でした。キム・シンウクは完封しました。デカイだけでシュートがないです。イ・グノのコンディションもそれほど良くなかったようで、独力突破はできていませんでした。というわけで、キム・シンウク→マラニョンにチェンジしたのでしょう。蔚山にとっては、この交代がよかったですね。スピードでカウンターを狙えるようになりました。もう一つ蔚山にとってよかったのはエスチベンの負傷交代。攻撃のコンダクターがいなくなりましたから、カウンターで東京DFの背後のスペースを狙うことに攻撃の方向性を絞ることができました。

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試合終盤、一気に試合が動きます。後半35分、バックパスをGKキム・ヨングアンがダイレクトで前線にフィード。イ・ホがバックヘッドでフリックしたボールがマラニョンの前に落ちます。マラニョンからフリーで走り込んだキム・スンヨンに渡り、ゴール。東京1-1蔚山。東京DFラインがオフサイドを取りきれず、蔚山アタッカー3人がラインに割り込んでいた形。

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さて、もう一つの東京が持つ攻撃の長所は梶山。名古屋戦でも相手DFをテクニックとフィジカルで凌駕していましたから、心身のコンディションさえよければ、Jリーグでは安定したストロングポイントになります。さて、国際舞台ではどうなのか?がこの試合一番の興味でした。結果的には、やっぱり梶山は抜群の存在感を見せていました。

後半38分。名古屋戦で見せた、パスをいっぱい繋いで、太田のサイドで崩しシュートまで持っていく攻撃が今日も出ました。徳永が競り勝って奪取したボールを、羽生―アーリア―徳永と渡ってフリーに。ボールを奪うシーンにフォローが二人いて三角形を作る基本がここでもできてます。徳永―羽生―加賀―秀人。ここで縦パスがアーリアに入り、センターラインを超えます。アーリア―羽生―アーリア―羽生。羽生がドリブルで中央の空いたスペースに進出。ボールを繋ぐことで、蔚山中盤の守備陣形を崩します。トップにナオ、左に太田がフリーで、羽生のパスコースが二つ。羽生―太田。マラニョンが下がってきたのでもう一度戻します。羽生―モリゲ。蔚山が太田サイドに動いたので、また中央にスペースができ、アーリアが侵入。モリゲ―アーリア。ここでチャレンジ。DFを背負ったナオに縦パス。と同時にアーリア自身も前に。ナオとのタベーラでアーリアが前線に。これで蔚山のSBが中央に絞り、左サイドに控えていた羽生がどフリーに。アーリア―羽生。羽生がペナルティエリアでパスを受け、丁寧にマイナスのパス。最後は走り込んだ梶山がゴール。なんと18本ものパスを繋いだゴールです。一度縦に入れてみて、崩せないようならもう一度作り直す。相手の陣形を見て、空いてるスペースを使う。リスクテイクする勇気。そして、気持ちを切らさない精神力。名古屋戦の1点目と比較して興味深い点があります。いずれもポゼッションにアーリアが絡んでいること。アーリアは途中交代であってもスムーズに試合に入れることがわかりましたし、ポゼッションを有効にするためのキーマンとなっていることもわかりました。一方で梶山がポゼッションにほとんど絡んでいないこと。最終局面に絡むことを意識しているんでしょう。ポゼッションには支点が必要ですけど、今日はナオでした。このときナオは、トップの位置から動かなかった。だから、ボール回しをしている選手がシュートに至るまでのルートを意識することができたんだと思います。名古屋戦ではルーカスでしたね。千真だけがまったく絡んでいません。これは偶然です。たまたまボールが渡らなかっただけ。東京が無理に陣形を崩すことなく攻撃できることは、ボールを奪われたときのリスクマネジメントにも繋がります。やっぱりポポ東京を象徴するゴールだと思います。東京2-1蔚山。

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東京の好調はコンディションの良さが引っ張っていました。今日は、2点目が入ったあと、ちょっと足が止まったような気がします。試合終了が近かったこともあって、精神的なものも影響していたかもしれませんけど。

後半43分、またまた蔚山のカウンター。クァク・テヒがロングボールを東京最終ラインの裏に。抜け出したマラニョンに渡り、ループ。権田の頭を越しゴール。東京2-2蔚山。マラニョンの動きが巧妙でした。真ん中にいたんですけど、波うつように横に走り、モリゲと太田の間のギャップにスルスルっと入っていきました。佐藤寿人のようなプレーですね。見事です。さすがにACLに出場するチームですね。チャンピオンが持つ精神的な強さでしょう。月並ですけど、これがアジア。これでこそACLですよ。

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このまま試合終了。東京は勝ち点1を積み、2節を終えてグループ首位キープです。

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米本がスタメンに復帰しました。1年ぶりです。まずは試合に出られただけでも賞賛に値すると思います。よくがんばりました。やはり秀人とアーリアのコンビに比べると「ひとりでがんばってる」感がしてしまいます。違いは攻撃時にスペースを見つける視野でしょう。一方で、アグレッシブで粘り強い守備は、怪我前と変わらない米本の長所。ポポさんのことですから、まだまだチャンスはあると思います。

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千真。ポストプレーは千真にしては安定していたと思います。千真がポストを落として梶山にシュートを打たせたシーンは、千真がチームフィットしてきている証だと思います。ルーカスとの違いは独力突破力とキープ力です。逆にルーカスにはない長所が千真にはあると思いますから、どんどんトライしてほしいです。

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なんだかホームのブリスベン戦がポイントになるような気がします。最終的に得失点差の争いになる可能性もあるので、取れる相手からはしっかり得点したい。

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まだ北京とやっていないのでわかりませんけど、東京はアジアのコンペティションで十分に戦えるところを見せています。グループ突破の切符は一つだけですけど、可能性はあるのでがんばりたいですね。


2012J1リーグ第2節FC東京vs名古屋グランパス@味の素スタジアム20120317

2012-03-18 14:57:13 | スポーツ

すこしずつ気温があがってきました。ようやく梅が見頃になってきて。さて、今年の桜はいつ咲くんでしょうかw。思い起こせば、秋にソメイヨシノが咲いてましたから、「なんだよ、まだ春じゃないじゃん」ってブツブツ言いながら二度寝しちゃってるんでしょうね。こちらは野川公園のジュウガツザクラでございます。ぽちぽち咲いてます。

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ホーム開幕戦でございます。

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開幕特別ゲスト(その1) テリー伊藤さん。

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開幕特別ゲスト(その2) VOJAさん。You'll Never Walk Alone♪

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いきなり下馬評では今期優勝候補最右翼である、名古屋との対戦です。ただ、名古屋は藤本淳悟と中村直志が怪我のため不在です。オーガナイザーが二人ともいないんだから、これは大きい。玉田と田中隼磨も怪我ってはなしでしたけど、こちらは先発。メンツがちょっと落ちる名古屋は、ここが叩きどころです。

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いきなりでアレですけど、勝ちました。しかも逆転勝利。しかもナオが2得点。プロスポーツは勝たなきゃいかんですよ。スタジアムから帰るときにワクワクした高揚感が残っていると、お客さんはまたこようと思うし。サポーターはストイックですから、勝とうが負けようが関係なくきますけど、新しいファンをつかむには、やっぱり勝たないと。サポが「また次があるさ」とか「これもサッカーだよね」なーんて言い始めるとデフレスパイラルが始まってる兆候です。2010年って、そんなつぶやきしてませんでした?w。やっぱりそれじゃダメで、勝たないと。で、ポポさんって明るいんですよね。東京はサポも含めて明るいクラブですから、やっぱり明るい監督さんが似合います。

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藤本と中村不在の名古屋は4-4-2。やや下がり気味でポストをさばくケネディを軸に、玉田、永井、金崎がポジションをフレキシブルに変えてきます。守備はゾーン主体。状況に応じてプレスとリトリートをバランスよく使い分けます。ただ、リトリートしたときにバイタルエリアにぽっかりスペースができることがあります。梶山とルーカスにそこを使われた印象です。両SB、とくに阿部の位置取りがもの凄く高いです。高く位置取るタイミングが早い。闘莉王やダニルソンがボールを持ちそうになるとすでに前に行ってる。藤本や中村がいると、もっと効果的にSBを使えたかもしれません。戦い方は、東京と違ってドリブルに対する制約はなさそうです。金崎や玉田がドリブルをしかけてきます。

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今日の東京は大宮の後半と同じでした。梶山がトップ下でアーリアがボランチ。加賀がCBに入り徳永が右SB。

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前半35分名古屋。ルーカスのロブを増川が跳ね返したボールを闘莉王が前に繋ぎ、中盤でハブ役をしていたケネディが持ちます。吉村を使って前を向き最前線で裏を狙っていた玉田に。抜け出した玉田がゴール。ケネディが中盤に下がったためモリゲが中途半端に前目にいて、最終ラインにギャップができてました。事実上加賀の1バック状態。でもまあ、状況をよくみてたケネディが凄いですね。

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名古屋の強さはここからです。かならずしも調子がいいとは言えない状況のなかで先制点が入りました。名古屋は残りの時間をじっくり戦えるのが強みです。とくにゲームが動いた直後。東京は気落ちすることなく攻勢に出ますけど、名古屋はここがポイントとばかり、アグレッシブに圧をかけてきます。これで東京のパス回しを寸断することに成功してました。もう一点、東京にいいプレーがあったり名古屋にミスがあった時、名古屋のベテラン選手は間をおくのが上手です。良い子はマネをしちゃいけないプレーを含めw。

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経験豊富な選手が後方にいると、チームは安定します。東京にとって名古屋から学ぶことも多かった試合ですね。

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そんな大人な名古屋を見せつけられていた後半15分。徳永の自陣スローインから、アーリア―秀人―モリゲ―秀人―アーリア―ナオ―徳永―秀人―モリゲ(ここでセンターラインを超える)―梶山に縦パス。名古屋はここの守りが甘かったです。一気にゴール前に。さらに、ルーカスへのパスをダニルソンがカットしたボールをモリゲが再カット。モリゲ―ルーカス―モリゲで、大外の太田に。ここから再アタック開始。名古屋は真ん中に絞っていたので太田はフリーに。跨ぎフェイントを絡ませたドリブルで隼磨にじわじわ迫り、ペナルティボックス侵入。太田―アーリア―羽生。羽生さんのシュートが増川にあたってはじいたところにナオが詰め、ゴール。じつに15本のパスを繋げたゴール。どうですか、これwww。これぞまさにポポさん理想のゴールなんじゃないでしょうか。ポイントは名古屋の守りを中央に寄せ、しかも棒立ちにさせたこと。それから太田のドリブル。東京の攻撃に、おそらく名古屋は相当の恐怖を感じ、混乱したと思います。こんなゴールをもっとみたい観たい。東京1-1名古屋。

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名古屋は吉村をさげダニエルを投入。闘莉王をボランチにあげます。吉村のプレーが今日の名古屋のバロメーターになっていたような気がします。吉村がプレッシングできているときはチーム全体もいい仕掛けができてました。攻撃のリズムを作る意図や、セットプレーの高さを意識したチョイスなんでしょうけど中盤の運動量は落ちますから、結果的には裏目に出たような気がします。

後半22分。ナオのショートコーナーから秀人がサイドチェンジ。ファーにいた加賀が折り返したところにアーリア。逆転ゴール。ダニルソンの裏から顔を出したアーリア。はーせがわアーリアジャスール♪。公式戦3点目。リーグ戦初得点。よっちさんに教えていただいたのですけど、名古屋はセットプレーのファーサイドが弱点なんだそうです。東京2-1名古屋。

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リードしてからどう戦うかも注目でした。落ち着かせて逃げ切ってもいいし、更に加点を狙ってもいい。できれば長いシーズンを考えたら、春先の好調なうちに勝ち点を重ねたいところ。勢いに乗るために一気に攻勢に出てほしいところでした。

ポポさんとチームのチョイスは、さらにイケイケ東京。後半28分。ルーカスがバイタルでインターセプトしたところにダニルソンとダニエルが絡み二人とも潰れます。ルーカスから梶山に。梶山はフリーで前を向き、隼磨に替わって入った石櫃の裏をとったナオに丁寧なスルー。ゴール。ナオ2点目。東京3-1名古屋。

結果論ですけど、名古屋は交代選手が失点に絡んでしまいました。とくにダニエルはプレー判断が甘いかもしれません。

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さすがに名古屋は攻勢に出てます。ボランチに田口を入れ闘莉王をトップに入れます。名古屋名物、スクランブルの闘莉王システム発動。さすがですね。後半42分。セットプレーからバーに当たって跳ね返ったボールを永井がつめてゴール。東京3-2名古屋。

このあと、米本と平山が試合に戻ってきました。米本は試合後シュワをしてて、男泣きしてました。おかえりヨネ、そーた。最後のほう、両チームエキサイティングしてダニルソンにレッドが出たりしましたけど、このまま試合終了。東京連勝。

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梶山は前節に引き続き神でした。ダブルチームで詰めてこられても、左右の足を使ったひとりタベーラを頻繁に繰り出していたのが印象的でした。何が梶山の意識を変えたんでしょうね。

ナオは序盤噛み合わないところがありましたけど、得点してからは躍動感満載でした。ナオを調子の波に乗せると他チームは怖いですよ。

アーリアは、なんとなくポテンシャルの高さを感じました。ようやくですけど。まだまだプレーチョイスの甘さがあり、重要な局面での集中力に課題があります。でも、流れを読むセンスがあり、ポジショニングがいいです。とくにゴール前に進出するタイミングが優れてる。課題を克服すると、遠藤のようなオーガナイザーになれるかもしれません。試合に出て続けることが大切ですね。

なにより太田。安定感が抜群です。攻撃の威力も持ってるし、東京はホントにいい選手を獲得しました。

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シュートアテンプトが少ないのは前節と同じですね。決定率が高く(3/8。後半に限っていうと3/5。ちなみに名古屋は2/9)、しかもエモーショナルなゴールだったので印象には残らないのですけど、やっぱりシュートがいっぱいある試合のほうが楽しいですから。流れのなかで言えば、ゴール前のワンタッチプレー精度をあげたいです。梶山がゴール前で繰り出すファンタスティックなプレーに絡めるようになりたい。それから、パスとムービングをもっと速くしたい。意外性とクイックネスで相手DFを凌駕するということです。もうひとつ、ナオのダイアゴナルラン、SBの前から斜めにCBの裏に走り抜けるプレー。これを武器にしたいです。

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J1トップレベルのプレッシャーをいなし、3得点できた点はとても嬉しい成果です。とくに秀人。圧がかかるなかで有効なプレーができるのかが確認したかったところですけど、慌てることなくプレーできてました。いまは秀人がチーム全体のコンダクターですから、秀人が安定するとチームも落ち着きます。アーリアと梶山で相手の圧を分散できていることも好影響なんだと思います。

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権田のフィードが不安定でしたね。ボールがすべっていたのかもしれません。バーレーン戦でも不安定なプレーを見せていたので、ちょっと心配です。集中力を安定させることが権田の課題です。

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ナオがヒーローインタビューで言っていましたけど、東京は精神的に強くなってきました。あの名古屋に先制されるというキビシイ状況で逆転するなんて、2010年までの東京には(たまにしか)なかったことだと思います。ポポ東京。とっても楽しみ。ただ、これからACL蔚山、好調神戸、広島、川崎と難敵が続きます。逆にいうと、ここを勝ち切ると一気に調子の波に乗れると思います。ここをワクワクしながらしっかり応援したいですね。

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ブラボー。


ロンドンオリンピックアジア最終予選U-23日本代表vsU-23バーレーン代表@国立霞ヶ丘競技場20120314

2012-03-17 13:43:40 | スポーツ

代表戦を観に国立にきました。

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ロンドンオリンピック最終予選最終戦。U-23日本代表vsU-23バーレーン。

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オー バモ日本 日本日本 バモ日本♪

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だそうです。この場合、世界というよりロンドンですけどね。

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協会とウルトラスのコラボ。最終予選だからいいけど、ちょっとねぇ。サポーターは距離を置いてほしいなあ。

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日の丸。ひらひらの様子

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権田がキャプテンしてますw。

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行くぞー!。扇原が「そんなの関係ねー」的な格好しててw。

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ヒーローです。扇原。圧倒的に攻めながら得点できなかった閉塞感を打破してくれました。

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キャプテン権田。せっかくの経験ですから、ひと皮剥けてほしいですね。時折見せる集中力の欠如とメンタルの不安定さを克服してほしい。

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酒井宏樹。このチームのストロングポイントは、清武のテクニックと酒井のクロス。この試合では、レギュラーではなかった相手右SBを攻めるというチーム方針で比嘉を多用していましたけど、基本的には酒井でジワジワ相手を追い詰めるほうがいいんじゃないかと自分は思います。

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MOMを獲得した清武。ひとりだけ異次元でした。高速のなかでテクニックを使えることと、自分のためにスペースを作ることができる視野。ふと東京を振り返ると、こういうスーパーな選手はいません。それでいて優勝争いができるなら、それは組織力です。興味深くみていきたいです。

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大津。

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おめでとう、U-23日本代表。ロンドンオリンピック出場決定です!

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2012J1リーグ第1節大宮アルディージャvsFC東京@NACK5スタジアム大宮20120310

2012-03-11 12:02:51 | スポーツ

Jリーグの2012シーズンが始まりました。東京は一足先に公式戦をスタートしているわけですけども。公式戦1勝1敗。ブリスベン・ロアーに勝てたので、開幕独特の「いつ勝てるのかな」という不安がなくて、ちょっと心が軽いです。

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東京サポーターになって10年を越えましたけど、アウェーで開幕を迎えるのは初めてです。大宮の街は、サッカーのある日常が戻ったワクワク感が漂っているような気がしました。まあ、自分がワクワクしてるからそう思えただけですけどねw。大宮駅前のすずらん通りと氷川神社。

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試合前にPK合戦のイベントがありました。ゴールしたコバトンとキスするミーヤ。失点と失恋のショックに崩れ落ちるアルディw。

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武蔵丘短期大学マリリンズのチアダンス♪

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NACK5スタジアムは、2011シーズンのベストピッチ賞を受賞したそうです。

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明日は、東日本大震災から1年。Jリーグ開幕戦は特別な試合です。各地で被災されたかたに向けた黙祷がありました。1万人を超えるひと達と共に黙祷できることが嬉しかったです。サッカーのある普通の日常を大切にするために、ボクら日本人はがんばっていかなきゃですね。

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さて、試合です。J2にいた1年のブランクに加え、大宮に新戦力が加わっていて新鮮でした。予備知識がないせいもありますけど、一昨年までの大宮とはまるで違いました。正直、大宮は、堅実ではあるけど他サポからみた魅力が少なくて、積極的にチョイスしたいチームではないです。アウェーに来るのも、NACK5が主な理由です。ところが、今年の大宮は変わりましたね。非常に面白いです。チョ・ヨンチョルが加わり、魅力が倍増しました。

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パッと見の印象は、東京に似ています。でもやっぱり違います。大宮は東京と同じく、FW1枚+1の4-4-2です。4-4-2と4-2-3-1のハイブリッドと言いますか。ラファエル+東。ところがトップ二人の役割と周囲の関係はちょっと違います。東京はルーカスが中央に張りアーリアがシャドウになる、純然たる縦関係です。二人のメイヤは、やはり純然たるメイヤ。一方の大宮は、よりポジションがフレキシブルです。トップの東を軸にして、ラファエル、チョ・ヨンチョル、渡邉大剛がフレキシブルにポジションチェンジします。なので、ちょっと大袈裟に言うと4トップとも言えます。攻撃時には、この4人に左右のSBが絡んできます。極端なところでは、下平があがりラファエルが左SBに下がるシーンもありました。選手が自在にオープンスペースを使いますから、大宮がペースを握る時間は分厚い攻撃を見せます。攻撃のスイッチは、チョ・ヨンチョルにボールを入れるところから始まります。ヨンチョルのサイドで作り、大剛のサイドで仕掛けるイメージ。ヨンチョルの突破力と村上の攻撃力を活かす考えでしょう。フィニッシャーのファーストチョイスはヨンチョルのようです。オリジナルポジションからダイアゴナルに動き、逆サイドのゴール前に進出してパスを受ける。ヨンチョルに限らず、シュートは点で合わせるイメージのようですね。手数をかけず、スピードを重視しているということでしょう。この攻撃力を支えるのが、コレクティブな守備です。縦10mくらいの間隔でまとまり、とてもコンパクト。基本的に3ラインを崩さず、ボールのある位置を支点に、チーム全体が上下動します。それで、FWとMFで、相手中盤のボールサイドに人数をかけ、三角形のグループをつくりボールを奪いに行きます。ちなみにセットプレーはマンマークを基本としているみたいで、対比が面白いですけど。東京はもう少し選手の個人能力を活かす守り方をしますけど、高い位置でボールを奪う意図は同じ。つまり、中盤の攻防、ボールの奪い合いが、趨勢を決めるような試合展開でした。興味深いことに、両チームを通じて初のCK(ていうかFKを含めたセットプレー)が30分を超えていました。シュート数が少なかったことを加味すると、いかに中盤の攻防が激しかったかを物語るデータかなと思います。

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そんなわけで、前半は大宮のコレクティブな戦い方がうまく働き、ペースを握ります。完璧に崩された22分のチョ・ヨンチョルが放ったシュートや、ラファエルが飛び込んだシーンなど、決定的なシュートを重ねられます。本数は少なくても、殺傷力のあるアタックですね。ゴールを割らせなかったのは、ひとえに今日の権田がスーパーだったから。権田様ですよ。神。神。この試合、”負けなかった”のは権田のおかげです。

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東京も指をくわえていたわけではありません。アーリアと梶山がポジションチェンジします。ゼロックスに続きアーリアをトップ下で起用します。ゼロックスのときよりも高く位置取りしていて攻撃に絡めたような気がしますけど、まだまだコンペティティブではないですね。どうしても後ろや横にパスを捌いてしまうんです。ワンタッチでプレーしようという意識はいいのですけど、トップ下でプレーするなら、前を向かなきゃ。もしくは、アーリアが簡単に捌くことを前提とするなら、周囲がアーリアを追い越す動きが必要なのと、アーリアとルーカスとの距離をもっと近くしないといけません。現状では、アーリアのところでノッキングをおこしていますから、もうちょっと時間が必要なんでしょう。梶山がトップ下に入り、東京の攻撃がコンペティティブになりました。今日の梶山も神。梶山様。権田が守りの神なら、梶山は攻めの神でした。八幡大菩薩。

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配置は同じなのに大宮が梶山を抑えられなかったのは、ポジショニングの巧みさと1on1の強さです。コンディションがいい梶山がいる東京は、とても面白いサッカーをします。梶山に預けておけば攻めの形をつくってくれますから。なにより、ひたすら縦を意識しているのがいいです。トップ下なら、これがないとダメですね。もうひとつ梶山の長所は、正確で速い長短のパスです。パススピードは徳永とならびチームトップクラスでしょう。パスがいいと攻撃がノッキングしません。プレーしていても楽しいでしょうし、観ていても気持ちいいです。大宮のバイタルエリアを梶山が征してくれるので、大宮のコレクティブな守備が逆にあだになります。全体が下がる。だから東京ボランチがボールを持ったときに余裕ができる。アーリアや秀人がフリーでパスを供給できるようになります。これでSBがどんどん攻撃参加でき、東京の攻撃に厚みがでる。

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前半30分のCKは、流れが変わった兆候でした。前半のうちに修正し、ペースを奪うことができるようになったんですね。開幕でこれですから、この先が楽しみです。

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後半16分、パスをつなぎ前線に。羽生が粘って梶山に渡します。梶山はアーリアとのタベーラからルーカスにラストパス。ルーカスは華麗にトラップしてボールを浮かし、ノーステップシュート。1-0東京。

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終盤、大宮の攻勢がありましたけど、やっぱり権田が神セーブを連発し、結局これが決勝点。

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ポポさんの選手交代が合理的です。コンディション重視のようですね。谷澤→ナオ、羽生→千真(ルーカスが左メイヤ)、アーリア→草民。交代選手は、ゼロックスとACLに参戦したか、スタミナに難がある選手。考えてみると、選手の質よりもコンディションを重視できるってことです。それだけ、誰が入っても一定以上のクオリティを保証できるということ。たとえば谷澤とナオはスタイルが違いますから、同じ役割をするということではなく、戦い方をチューニングできるということです。それだけ、ピッチ上の選手とベンチスタッフのコンセンサスができているということですね。ポポさんは実にいい準備をしてきました。

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この試合、両チームともイエローカードがゼロだったことが示すように、とてもクリーンな試合でした。ゼロックスの柏も、ACLのブリスベンも同じくクリーンでした。つまり、ガテン系の守備をするチームにあたっていないということ。もともと東京の弱点ですから、ガッツリあたってこられた時にどうするのか、確認したいところです。

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大宮。とてもいいチームです。チョ・ヨンチョルだけでなく、ボランチのカルリーニョス、菊池とヨングォンのCBコンビ、下平と、新戦力が多くスタメンにいます。チームが熟成するのはまだまだこれからでしょう。開幕戦はポテンシャルを見せてくれましたけど、コンディションを含め、これからもっとよくなってくると思います。まず1勝ですね。自信をつけることが大切なんじゃないかなと思います。

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2012シーズンの東京は、とてもいいスタートをきれました。同じく好スタートをきった名古屋、神戸のほか、ACLで蔚山との対戦があり、難敵が続きます。東京はすばらしいコンディションでシーズンに臨むことができましたから、ここを乗り切り、一気に波に乗りたいですね。


2012FUJI XEROX SUPER CUP 柏レイソルvFC東京@国立20120303

2012-03-03 22:57:28 | スポーツ

ひなまつり。桃の節句でございます。桃ではないですけど、梅。

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開幕ましておめでとうございます。Jリーグの2012年シーズンが始まりました。シーズン幕開けは、毎年恒例のゼロックス スーパーカップです。昨シーズン天皇杯王者FC東京のシーズンスタート。通例ですと開幕前週はPSMをやるんですけど、公式戦が見られるって嬉しいです。ご褒美みたい。

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那須やリカルド・ロボが加入した柏ですけど、スタメンはお馴染み去年のレギュラー(そもそもレギュラーという概念がない柏ではありますけど)でした。「春先ということでフィットしていない」とか、「一発勝負を勝つ確率が安定している」といった理由だと思います。

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一方の東京は、フォーメーションこそ去年と同じ4-2-3-1でしたけど、新加入の太田宏介とアーリアを起用し、スタイルはリニューアルしようとしていたと思います。太田がいち早くフィットしたことに加えむっくんが好調なので両SBが決まり、モリゲのパートナーに徳永を入れることができたのでしょう。徳永のベストポジションがCBとは思えないのですけど、プレーは安定していますから、いずれもまだフィットしていない加賀、丸山、チャン・ヒョンスを無理に使わずに済んだことは大きいですね。中盤から前線をひと括りにみると、アーリアのポジションがポイントになっていました。

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東京の試合の入り方は素晴らしかったです。そうそうに主導権争いを制し、攻勢に出ます。どちらかというと柏のコンディションの問題かもしれないですね。それから柏の守り方。最終ラインの前に小箱を置くように、中盤と前線の6人がコンパクトなスクエア(というより円)を作ります。中央を抑える意図だったんでしょう。これが中途半端でしたね。中盤のサイドが開きますから、太田とむっくんがかなり高い位置をとることができます。さらに、コンパクトな柏ディフェンスを煙にまくように、最終ライン+秀人からロングフィードを送ります。もうひとつ。柏の中盤はコンパクトなんですけど、ど真ん中がぽっかり開くんです。そこを梶山、アーリア、谷澤がリンクマンとして利用してました。最後は純粋に柏のコンディション。1on1の局面で東京の選手が優勢でした。そんなわけで、東京の攻撃が機能します。

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目立ったのは太田宏介。もうフルネームで呼んじゃう。デビューとしては100点満点だったんじゃないでしょうか。なんといってもディフェンス面を賞賛したいのですけど、ほぼ太田ひとりでレアンドロ・ドミンゲスを制してました。もちろん、Jリーグ現役最強プレイヤーのレアンドロを完封するまでには至らなかったけど、最後まで柏らしいスピーディな攻撃のリズムを作らせなかたのも、太田がレアンドロを抑えたことに要因があると思います。それから攻撃。前半にアーリアと絡んでゴール前に進出し、強引なドリブルでDF二人を抜き去ろうとしてFKを獲得したシーンが印象的でした。SBは攻撃の特長で3つのタイプに分類できると思います。酒井宏樹のようにクロスが得意な選手。長友やむっくんのようにミドルシュートが得意な選手。それと、北斗のようにドリブルで局面を打開できる選手。太田はどうやらドリブラータイプのようですね。そうすると、サイドハーフ(谷澤、アーリア、草民、羽生、大竹、河野)や流れてきたFW(ルーカス、千真、平山)とのタベーラで、インサイドに落としてもらったボールを受け、ゴールエリア侵入からシュートっていうようなプレーを見せてくれるかもしれません。

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前半20分ころまで何どもあった決定機をひとつでも捉えていたら、今日の結果は反対になっていたかもしれませんね。ナオのオープニングショット、谷澤のFK、秀人のミドル、モリゲのFK。などなど。ゴール数。やっぱり今年も課題です。

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注目していたのは2点。最終ラインの位置取りと、ルーカスの有効性。最終ラインを低めにするんじゃないかと思ったんです。そこから豊富な運動量で繋いで繋いでフィニッシュに至るようなサッカーをするのかと想像していたのです。違いましたね。とてもモダンでした。センターラインを中心にコンパクトにするため、最終ラインも高い位置を取ります。バイタルを消すチョイスですね。当然いわゆる相手アタッキングサードにスペースができます。スピード系や裏をとることが得意なFWがいるチームとの対戦はスリリングでしょう。中盤を含めたディフェンスは、それほどコレクティブではないです。どちらかということ、局面を1on1、2on1で守ることの繰り返し。能力が高い選手が集まっているからこそできる守り方です。去年と同じディフェンススタイルなんですけど、J1の今年もやるんですね。注目です。

ルーカス。機能していました。天皇杯の大活躍は、生涯最高の確変かなと思っていたんですけど、どうやら標準仕様だったようです。ガンバ移籍前のルーカスではなく、バージョンアップしたんですね。だから、ルーカスが安定して攻撃に基点になります。ここが計算できると、優勝争いに向けてとても大きいです。課題は二つ。ひとつはルーカスのコンディションです。ただでさえ、1年を通して仕事することは難しいでしょうし、ましてACL、ナビスコがあることを考えると、ルーカスがいない場合のオプションを用意しておきたいところです。もうひとつは、ルーカスの相棒です。ルーカスがすごいと言っても、レアンドロ・ドミンゲスのように一人で攻撃をオーガナイズできるような異次元の人ではないです。だからルーカスが作ったチャンスを具体的な形にする相棒が必要です。パートナーだけじゃなく、フィニッシュに至る攻撃プロセスをいくつか探すということです。去年は草民のドリブルが号砲でした。きょう見た限りだと、まだまだいろんな可能性を試してみてもいいかな、と思いました。

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前半26分。増嶋のクリア(これが、ジョルジをちゃんと狙っていたのなら、スーパープレー)が、中盤を通過して一気にジョルジ・ワグネルに渡ります。太田が前線にフィードを送ったタイミングだったので、ジョルジを抑えるべき秀人は攻撃に備えて前目につき、むっくんも攻撃参加しようとしていました。二人の間の空白地帯にいたジョルジにボールが渡ったのが不運でした。田中順也のダイアゴナルな動きを徳永とモリゲがケアに入ったため、ジョルジが一瞬フリーになりました。それにしても、20mくらいありましたから、ゴラッソです。1-0柏。ちなみにこの試合のチーム初シュートが、このジョルジ・ワグネルのゴールでした。

前半41分。柏追加点。モリゲが北嶋とロビングを競り合ったときのプレーがPKと判定されました。リプレイをみる限り、正当なショルダーチャージのような気がします。ちょっと説明が欲しいですね。レアンドロ・ドミンゲスがなんなく決めて、2-0柏。ただ、PKに至るFKのとき、ジョルジ・ワグネルをフリーにしてしまいました。そもそもむっくんがついてたことがミスマッチではないかなと思います。

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後半に入り、ナオに替え千真を投入。ルーカスを一枚下げ、千真をポスト役にします。ポポさんは縦関係のFW配置を志向するんでしょうか。千真投入が機能したのが後半20分。柏のクリアを太田がセンターライン付近で拾い、ワンタッチで谷澤に。谷澤はシンプルに千真に入れます。千真が溜め、オーバーラップした秀人にあずけます。秀人が丁寧に折り返したところにアーリアが走り込み合わせます。いったんは菅野にはじかれますが、ロブになったボールをアーリアが押し込み、1-2東京。今シーズンの初ブラボー。

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以降は東京がイニシアティブをとり、柏がカウンターで応酬するという展開が続きます。谷澤に替わって入った羽生が2度の決定機を外して残念でしたけど、いずれもポポさんがブラボーの拍手を送ってました。このまま試合終了。東京1-2柏。柏レイソルが今シーズンの公式戦初タイトルを征しました。えっと。ちなみに後半5分の谷澤のプレーはシミュレーションでOKw。もうちょっと上手にしようね。体を内にひねるとか。

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東京の選手はコンディションがよかったです。いい仕上がりができたんだと思います。梶山が再三ピンチの芽をつんでました。去年までは梶山のパートナーが担っていた仕事ですけど、梶山が走れるようになったということですね。度々の怪我に悩みましたけど、ついに飛躍のときがくるのかもしれないですね。試合前に、Jリーグを代表して東日本大震災に被災されたかたに向けたスピーチも。

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秀人が攻撃のタクトをふってました。長短の正確なパスを前線に配球します。それができるのは、視野はもとよりポジショニング取りがいいんです。アーリアに左サイドの深いエリアからアシストを送ったように、攻撃参加も効果的でした。

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むっくんがオーバーラップするタイミングがすごく良くなってます。気が付けばむっくんが攻撃参加していて、ほとんどノッキングがなかったです。もう一味、シュートかクロスに磨きがかかれば右サイドを任せられるかもしれません。

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最後にアーリア。トップ下→右SH→ボランチと、複数のポジションをこなしてました。アーリアの特長。得点した2列目の位置が一番いいかもしれません。トップ下では、バックパスなど無難なプレーが多く、あまり脅威になってませんでした。いろんな局面でパス交換に絡んでいたことは、ポゼッションを円滑にする役を担う選手としてのポテンシャルを感じさせてくれましたけど、なんていうか部分最適なんです。ストーリーのない攻撃プロセス。2列目から得点に絡む嗅覚に優れているんだから、そこにフォーカスしてみてもいいかもしれないと思いました。いろんなことがそれなりにできる選手って、案外コンペティティブななかでは使われないことが多いですから。

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柏。強いですね。けしてコンディションはよくなかったと思います。だけど勝っちゃった。リーグ戦で優勝するチームには、調子良くないときでもなんとか勝ちを拾うようなしたたかさが必要なんでしょう。まあ、これも経験則でしょうから。東京はこれから積み重ねていけばいいのです。レアンドロ・ドミンゲスとジョルジ・ワグネル。反則です。おもしろすぎ。Jリーグでプレーしてくれてありがとう。レアンドロの低重心で突っ込むようなドリブルと、ジョルジのミドルショットが見られて、素直にうれしかったです。

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楽しかったー。負けましたけど、2,000万円いただきました。FW買ってきてw。

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Jリーグファンの皆さんにはお先にですけど、長く楽しい10ヶ月が始まりました。今シーズンがどんな経験をさせてくれるのかな。そんなことを考えながらワクワクできるって、サッカーって素敵ですね。

今シーズンも、どうぞよろしくお願いします。