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ガンプラステップアップ(3)-HGファルシア作成【下地処理、補修編】

2012年09月06日 15時56分07秒 | ガンプラステップアップ

またまた、間が空いてしまいました。申し訳けありません。
さて、前回で全ての工作が完了しましたので、今回は下地処理を行ないます。
なお、ここから先は写真が少ないので、駆け足になるかもしれません。

それでは、作業に移ります。
工作した時に全ての部品を組み立てましたが、一度分解して中性洗剤(食器洗い用の洗剤など)で洗いましょう。
なぜかというと、削ったり触ったりしていますので、部品の表面には皮脂や削りカスが付着しているはずです。これらは、塗料の密着性を妨げますので、折角キレイに塗装してもポロポロと剥がれてしまう原因にもなります。

全部の部品を洗ったら、きちんと乾かしましょう。水分も塗料の密着性を妨げます。

さて、部品が乾いたらサーフェイサーを全部の部品に吹付けます。
吹きつけてサーフェイサーが乾いたら、部品をチェックします。
何をチェックするかと言うと、

①部品の表面にサーフェイサーで消せないキズがないか
②消しきれていない合わせ目はないか
③プラバンで延長したところに不備はないか
  (不必要な段差や接着が不完全な箇所など)

の3点をチェックしましょう。特に、②、③はプラスチックの成型色の状態では判別が難しくて気付かないことが多々あります。

ということでチェックしたら、いつも通り悪い見本がありました。
Imgp2612 Imgp2613
ヒザ下の部品でスネをプラバンで延長したところに、穴があいています。

おそらく、接着が不完全でプラバンが浮いていたのだと思います。

こんな感じで途中では気付かなかった不備がよく見えるようになりますので、塗装前にはかならずサーフェイサーを吹き付ける様にしたいです。

さて、こんな穴があいていると作品の完成度は下がってしまいますね。ということで、穴を埋めて補修ましょう。

途中の写真を取り忘れてしまいましたが、穴埋めには瞬間接着剤を使いました。素早く作業が出来るのが魅力です。あと、瞬間接着剤はサーフェイサーを溶かしてくれるので、埋めた穴に色がついて分かりやすいというのもあります。

なお、あまりにも穴が小さくて瞬間接着剤もパテも充填しにくい(出来ない)場合があります。その場合は一度ナイフなどでほじって穴を少し大きくしましょう。

そして、充填した瞬間接着剤などをヤスリで削って、右上の写真の様に平らに出来たらもう一度サーフェイサーを吹付けます。そこでチェックしてOKなら下地処理は完了です。

穴やキズなどがまだあったら、もう一度やり直します。

さて、全ての部品の下地処理、補修が出来ましたので、いよいよ次回は塗装して完成です。


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