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HGUC Vガンダム製作中(その3)

2013年12月11日 17時58分20秒 | プラモライフ

そこそこ作業が進みましたので、続きです。

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まずは胴体の仕上げです。

MG Vガンダムを参考にスジボリを入れました。胸部の黄パーツの後ハメは簡単なのですが、マスキングも簡単なので何もせずに合わせ目消しをしています。

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次に頭部はさすがに後ハメしました。ホビージャパンの作例を参考に写真のようにトサカ部分を切断して成形しています。

そして、一番の難関の腕部です。

とりあえず、肩パーツから。

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肩は前後のパーツを0.5mmずつ幅詰めします。

この場合、ノギスを使うのが正道だと思いますが、別の方法も紹介します。

まずは、左上の写真をみてください。厚めのプラバンに幅詰めしたいパーツを瞬間接着剤で貼り付け、プラバンをガイドにして”BMCタガネ0.5mm”でグルリと一周スジボリします。そして、プラバンからパーツを剥がして、そのスジボリを参考にヤスリで成形します。作業が完了したのが右上写真中の右側になります。

この方法の何が良いかというと、当然ですがノギスで当たりをつけた場合は側面に当たりがあります。ということは作業中に視線を何度も変更して確認しなければなりません。これに対して、タガネを使用すると当たりは正面にできますので視線の変更回数を減らすことができ失敗を少なくすることができます。ただし、事前準備に時間がかかりますので、自分に合った方法でやるのが一番だと思います。

ちなみに、このやり方ではBMCダンモにないサイズの段落ちモールドを加工することも出来ます。それから、プラバンに接着するときは必ず瞬間接着剤を使用しましょう。その他の接着剤ではプラバンからパーツを剥がすのに苦労します。

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幅詰めしたパーツの下側は可動のために切欠かれていますので、段差をプラバン、パテで埋め表面を成形しました。右上写真の右側が完成品です。

最後に、これまで見て見ぬふりをしてきた、前腕と上腕のバランス調整です。

ずっと気になっていたのですが私好みにするためには、上腕が短い、前腕が長い、他キットと部品共通化のために肘関節が大きいので、バランスを調整します。

まず、肩と上腕部のつなぎ部から。

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  • 肩パーツの形状変更により上腕をねじることができなくなっていますので、肩パーツよりも低い位置で可動するように2.5mm長くました。これによって上腕の可動を取り戻せ、長くすることが出来ました。
  • 続いて、肘パーツです。

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    思い切って、上腕側の可動を殺しました。そして、上腕側のストッパー部を1mm下に下げることで肘関節を1mm短くしています。

    なお、前腕側にプラバンの突起をつけていますが、これはビームシールド部(赤いブロック状のパーツ)を後ハメするためのものです。ビームシールドは中がくりぬかれていますので、このプラバンの突起に差し込んで固定します。(右上写真の青丸部分を赤丸部分に差し込む。ビームシールドの突起は削り落とします。)

    なお、自由に動かすこともできます。ホビージャパンや電撃ホビーの作例の後ハメ加工と比べて簡単ではないでしょうか?

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    前腕は単純に1.5mm幅詰めしています。ノコギリでスパッと切っちゃいました。

    現状は側面のディテールが合わずチグハグですが、腕は今後全体的に修正する予定です。

    肘関節等もこのままだと色気が足りませんから。

    そして、現在の全体的なバランスです。
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    バランス的にはこれで良い気がします。つま先の延長はしなくても良いかもしれません。

    もうそろそろ完成が見えてきました。


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