goo blog サービス終了のお知らせ 

アンサンブル・ド・ミューズ バレエ

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

呼吸するようなアームス…♪

2018-10-11 09:03:36 | Weblog
10月28日のミニ発表会のための作品はずいぶん好い感じに仕上がりつつあります。
レッスンのたびに、細かいところを修正したり、びみょ~なところに手を加えたりしています。
やっぱり、どうにも、気になるなぁ~…、なのは…。
ちょっとした“間”のときのアームスの動きです。
たとえば、なにかのパがあって、そのあと5番ドゥミ・ポワントしてポゼ、なんていうときのアームスの動き。
ポゼではあるもののストップモーションではない、そういうときの呼吸のような動き。
それがみんなうまくないんだなぁぁ…
とはいえ、そういうものは長年の積み重ねとか経験とかによって身に付いていくものでもあって、そう簡単にはいかないわね。
となるとよ…、手っ取り早くソレを“様になる”ようにするにはよ…。
“振り”にしてしまえ…って
微妙な、呼吸とともにあるようなアームスの動きを練習。
肩から動かさないこと、末端から動かす
手首・肘にキツイ角度をつけない、自然に流れるままのラインで
肘の内側の窪みのところを押し上げられるイメージでアームスを上げていく
肘がドゥミ・スゴンドの位置にきたら、肘から下をそっと煽るように
まずは片腕ずつ、それから両腕。
音楽に合わせて…。

ユリさんハナちゃんでは骨格も違うしクセも違う。
それぞれを修正しながらキレイなラインを見つけていく。
「…あ…ふ…
ナニ?
腕が痛くなった?
「… …」
よぉし、この際だ…
「アームスの動きのラインを完コピしてごらん」
彼女たちの真後ろにかわるがわる立って一緒にポール・ドゥ・ブラ。
鏡に映るラインがぴったり重なるまで繰り返し。
ドゥミ・スゴンドできっちり練習したあと、アン・オーのアロンジェまで上げる練習も。
最後にタン・リエしながらアロンジェまで引き上げる練習。

ただ単に腕をあげるんじゃないのよ。
空間を広げていくの
ふたりとも腕が細くなったんじゃない ってくらい繰り返し繰り返し練習しました。
それが功を奏したのか、続くポワント・レッスンではふたりともコントロールが良かったねぇぇ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3位、おめでとう…♪

2018-10-09 09:51:07 | Weblog
高橋大輔選手、ショート・プログラムは首位発進でしたがフリーの結果、最終的には3位でした。
おめでとうございます
夕方のニュースで、4分間のフリープログラムをノーカットで放映したので見たのですが、素敵でした。
お…っ
と目を引く手の動きは、さすが大ちゃんって感じでしたし…。
しょっぱなの3回転&3回転のコンビネーションを見事にキメて
大ちゃんといえばステップ・シークエンス、高得点だったようですね。
でも、試合勘をまだ取り戻せていないということもあるんでしょうけど、後半はジャンプの転倒があったり着氷が乱れたりしてちょっと惜しかった。
スタミナ切れかな、っていう面も見えたし…。
それでも若手を抑えて堂々の3位ですからね
つぎは11月01日からの関西選手権(?)です。
ここで上位11位以内に入れば12月(?)の全日本です。
まぁ、よっぽどのことがない限り、11位以内は確定でしょうよね…、そう思いたい
試合後のインタヴューで本人が言ってましたけど
ここが最低でこれから上げていく
って…。
だから期待大ですよね。
大ちゃんに限らず、四大陸選手権での織田クンも良かった
ジャンプを確実に決めて、最後はYMCAの曲にノリノリ、満面の笑顔で
結果、1位宇野クン、2位織田クンでした。
織田クンも一度引退して復帰したんですよね、たしか。
一度引退して、試合とは違う世界を見て経験することで得るものは大きいんだと思う。
織田クン、大ちゃんをはじめとして、これからフィギュア・スケートの選手層が厚くなるといいなぁと思います。
ソチ以降、オリンピックのフィギュアは団体戦もありますからね。
選手層の厚いロシアやUSAは、個人戦とは別の選手が団体戦に出場するということも可能。
その分、個人戦を戦う選手の負担が軽くなる。
日本もそうなったらいいのにな、と思ってます。
北京では、個人戦で羽生クン&宇野クン、団体戦で大ちゃん&織田クンなんて面子が揃ったら、オイシイだろうなぁぁ…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

去りゆく者、帰りきた者…♪

2018-10-08 09:14:43 | Weblog
一昨日の土曜日、フィギュアスケートの四大陸選手権(?)が放映されてました。
日本、ヨーロッパ、北米の3チーム、各々男子2名と女子2名の得点合計で競うチーム戦。
…の、その前に…。
町田樹クンのラスト・ランというかラスト・ダンスというか、が披露されました。
彼、プロ・スケーターからも引退するんですね…
氷上の哲学者と評されたマッチーが私は好きでした。
印象に残っているのは、オリンピックをはじめ数々の競技会で披露されたプログラムの内容ではなくて、彼の腕の動きです。
腕の動きだけでなく、トップバストから上、顔の角度、それらが描き出す空間が豊かだった
ポール・ドゥ・ブラと、バレエ用語で表現してもいいくらいに洗練された腕の動き。
クラシック・バレエでは、アティチュード・デリエール・クロワゼに対するアームスはコレ、デヴロッペ・エカルテ・ドゥヴァン-ルルヴェの場合はコレ、ピルエット・アン・ドゥオールのプレパラシオンではコレ、アン・ドゥダーンならこっち、アラベスクなら1~4番があって…、という具合に基本の≪基≫はほぼ全て決まっているから、そのポジシオンに至るまでの通り道も決まっている。
バレエダンサーの場合、長年のレッスンによってそうした腕の動きの軌道は身についているから、いちいち考えて動かしてはいません。
クロワゼであれエファセであれアン・ファスであれ、自然に、敢えて言うなら必然的に基本の≪基≫の動きをしてしまう。
マッチーの演技を見ると、いつもバレエのアームスだよな、と思ってました。
無駄がなく、不自然さがなく、乱れがない、美しい動線…、男子選手には珍しい、伸びやかな腕の動き。
そして、演技を終えたあとオーディエンスに向かって礼をするときの、客席を見渡す大らかな空間の捉え方。
それもまた私が彼を好きな理由の一端です。
ラスト・ランとなったプログラムも素敵でした。
バレエでいうならチャルダッシュ風の、片手を頭に付けたポーズから始まるんだけど、そのポーズもね、さすがマッチーって感じ
最後の最後までマッチーでした。
銀盤を下りて、彼が何を追い求めていくのかは分からないけれど、幸多かれと祈りたい
で、マッチーは銀盤を下りましたが、高橋大輔選手は戻ってきたわけで…。
近畿大会男子ショートプログラム、首位発進だそうです
だろうなぁ~…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

理屈も大事…♪

2018-10-07 11:03:59 | Weblog
バットマン・タンジュのアンシェヌマンの終盤部分。
エカルテ・ドゥヴァンのポワン・タンジュを4回終わったら右脚前5番。
右脚ルティレ-ルルヴェ→右後4番ドゥミ・プリエ・エファセ→右にピルエット・アン・ドゥオール→右後4番ドゥミ・プリエ・クロワゼ→右脚ポワン・タンジュ・デリエール→4番ドゥミ・プリエ→右にピルエット・アン・ドゥオール→右後5番⇒左脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→…………
はじめのピルエットは1回転と4分の1
下りる方向をきちんと定めてね。
ではどうぞ

ん~…、そつなく纏まってはいるんだけどさぁぁ…。
あとほんのちょっとのことで、もっとキレイになるし、もっとシャープな動きが出来るハズよ。
まずエカルテ・ドゥヴァンのアームス
アン・オーのアームスの肘を曲げすぎないこと。
ロマンティック・スタイルだったら肘を曲げて曲線を大きくするのもありだけど、そうじゃないから。
コントロールに慣れるまでは直線的に伸ばしきってもいいくらいよ
ア・ラ・スゴンドのアームスとアン・オーのアームスが描く高い3番の空間をいかに大きくみせるか
それを大事にするといいわね。
せっかく長い手脚を持ってるんだから、十分に活かさないともったいないわよ。
ポゼのとき、何かのプレパラシオンのとき、自分が作ってるラインが美しいかどうかにもっともっと関心をもってみたら…?
「… …」
ルティレ-ルルヴェから4番ドゥミ・プリエに下りたところと、ピルエットのあとの4番ドゥミ・プリエ
アイさんの癖なんだけど、骨盤が若干前傾するのよ。
そのせいでピルエットのときに軸が真っ直ぐに伸びてないの。
ルティレ-ルルヴェから4番ドゥミ・プリエに下りるとき、お尻を引いておりないこと
そこ、ちょっとやってごらん

あぁっとぉぉ…、4番が広すぎ…、バーでグラン・プリエをするときの間隔でいいのよ、それ以上ひろくなったら
もう一度

ん~、それじゃぁコントロールしてるとはいえない。
運よく正しい4番に下りられればラッキーってワケにはいかないのよ。
自分の4番の間隔はどれくらいなのかしっかり覚えてコントロールするのよ。
それからね、大きい4番と4番ドゥミ・プリエのどちらでもない曖昧なポジシオンていうのは本来ありえない。
基本の≪基≫においては、
ピルエット・アン・ドゥオールのときは4番ドゥミ・プリエ
ピルエット・アン・ドゥダーンのときは大きい4番
そのどちらかでなければならないの。
そのこともしっかり理解してコントロールしないとね
はい、もう一度、今度はピルエットの部分、アンシェヌマン通りに続けてごらん

よぉし、そうです、それでいいの
「んふふ~、理屈が分かれば出来る…、たぁのしいぃぃ~…
うん、確かにね、理屈というか理論は大事
それはそうと、さっきのピルエットを見る限りでは、アイさん、ドゥー・トゥール回れるハズよ。
来週からはドゥー・トゥールで練習しましょうね
「ん~、コントロールの仕方とか、説明してもらえれば、出来るような気がする
よし、楽しみだ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バー・レッスンの前に…♪

2018-10-06 09:51:24 | Weblog
金曜日、バー・レッスンのその前に…。
「アイさん、ちょっとだけ体幹強化のエクササイズしよ
仰向けに寝て、膝を90度に曲げて脚の裏を床に付ける
膝の間隔は肩幅くらい
右手の指を右肩に
「右肘と左膝を引き寄せるように、右半身を起して~、ワン・ツー・スリー・フォー…エイト、はい戻る~」
1回→2回→3回→4回→5回→6か…?
ひきききぃ~…
7回→
「ふくくくぅ…」
8回→はい、リラックス~。
「でぇぇぇ…
はい、左側
「え゛~…
1回→2回→3回→4回→5回→6回→7か…?
「うぅっっっふぅ…」
8回→はい、リラックス~。
「っくぅ~っ…
「どぉ?」
「お腹の…、この辺に…、けっこうキツイ…
いまやったのはね、腸腰筋強化のためのエクササイズ。
こう、肋骨の裏あたりから大腿骨に繋がってる筋肉、脚を上げるのに重要な筋肉だね。
じゃ、つぎ。
今度は腹斜筋強化のためのエクササイズを。
これがしっかりしてないと、トルソーを捩じるようなポジシオンをとるときに片側が縮んだり歪んだりするからね
仰向けに寝て、膝を90度に曲げて足首を伸ばす
腿を股関節に対して直角に、膝下は床に水平に
両肩を床に付けたまま、膝を倒していく
「左から~ワン・ツー・スリー・フォー……スリー・フォー、ファイヴ、はい戻る~」
右に→左に→右に→左に→右に、
「こらっ、そそくさと戻るんじゃない…っ
「ぅけけけけ~…
左右交互に8回、これで1セットね。
お家でもやってごらん
はじめにやった腸腰筋強化のは
右側8回+左側8回=1セットを2セット
腹斜筋のは
左右交互に計8回=1セットを2セット
ゆっくり呼吸しながらね。
「ちょっとずつでも…」
「そうそう、無理にギンギンやることないから…
これからは、バー・レッスンの前にこうしたエクササイズをちょっとずつ採り入れようかなと考えてるの。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アンボワテの練習…♪

2018-10-05 10:23:42 | Weblog
アレグロというほどのテンポでもないアレグロの練習のあとに…。
アンボワテの練習を
まずは見本を…、
アティチュード・ドゥヴァンで4回、アティチュード・デリエールで4回

…、とテンポよく前進。
分かったね…
「…ん?…ん?前で4つ行って…、それで…?」
「4つ目のドゥヴァンの脚にひょん と飛び移る…
「おぉ… ふん、ふん…」
はい、いきますよぉ

おいおいおいおい…。
コンコンコンコン…と軽快に前に進むんだよぉ…。
あのね、大事なことを言っておきます。
アティチュード・ドゥヴァンでもデリエールでも、空中で脚を入れ替えます
つまり空中で両爪先がすれ違うの
そして
重心はあくまでも空中にあります
いちいち重心を落っことさないこと
「むかぁしの佐川急便のトラックって知ってる…?昔はさ、江戸時代の飛脚さんの絵が描いてあったのよ」
「あ、分かる…、知ってるぅ~…
ふふん…。
ちゃぁんと重心を引き上げて、空中で脚を動かして、アティチュードのターン・アウトを守らないと、飛脚みたいになっちゃうよん
「昔は言われたもんですよ…、なんだそれは…っ、佐川急便か…っ、…てね
「かはは はは…
はい、もういちど
軽快に、宙を走るように

ん~…、まぁ、けっこうです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

通常レッスン…♪

2018-10-04 09:00:00 | Weblog
センター・レッスン。
バットマン・タンジュのアンシェヌマンはいつもと同じ。
今回は、エカルテ・ドゥヴァンのときの、アームスの引き上げ方に気を付けましょう。
キレイに見える通り道ってのがあるからね、ソレをはずさないように
では、エシャッペとエシャッペ・ソテのシンプルなアンシェヌマンを
右脚前5番→エシャッペ→エシャッペ→エシャッペ→2番ドゥミ・プリエ→左前5番ルルヴェ→エシャッペ→エシャッペ→エシャッペ→2番ドゥミ・プリエ→右前5番ルルヴェ→エシャッペ・ソテ→エシャッペ・ソテ→エシャッペ・ソテ→2番ドゥミ・プリエ→右にパ・ドゥ・ブーレ・ドゥシュ→エシャッペ・ソテ→エシャッペ・ソテ→エシャッペ・ソテ→2番ドゥミ・プリエ→左にパ・ドゥ・ブーレ・ドゥシュ
順番は大丈夫だね…
でさ…、
「エシャッペ・ソテは、足首も伸ばさず床から3cmで跳んだつもりになってんじゃないよ… 完全に足首を伸ばしきって、最低でも爪先が床から10cmな…
はい、どうぞ

「… …」
ははぁぁん…、そぉりゃ疲れるわねぇぇ…
前半部分はまだしも、後半のエシャッペ・ソテで2番ドゥミ・プリエに下りる度にトルソーを脱力してたんじゃねぇぇ…。
トルソーが沈んじゃったら、つぎのエシャッペは跳び上がれないでしょ。
プリエは下にトルソーは上に、ベクトルは引っ張り合う のよ。
そのあとアレグロのシンプルなアンシェヌマン、ま、アレグロといえるほどのテンポではないが…相変わらず…
右後5番→右アッサンブレ→右前5番タン・ルヴェ→左アッサンブレ→左前5番タン・ルヴェ→右にグリッサード・ドゥシュ→右アッサンブレ→右アッサンブレ・アン・ナヴァン→左にパ・ドゥ・シャ⇒左アッサンブレ→…………
え~っと、音は…、コレはどうかな…けっこうノリのいい曲なんだよね…。

「… …」
あ、そぉ…、じゃ、こっちは…?

「…くぅぅぅ… …」
よし、コレだ
はい、一人ずつどうぞ

ん、ユリさん、いいプリエが出来てるわね、いいわよ
ハナちゃん、アッサンブレのあともタン・ルヴェのあともプリエはしてるけど、そのプリエを抑えきれてないわよ。
プリエがすぐ浮いちゃってるから、つぎの跳躍のための“バネ”を貯めきれてない。
ジャンプ力がないわけじゃないのに、そのせいで跳びきれないのよ
最後にもう一頑張り、アンボワテの練習しましょ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アタマの体操?アタマの筋トレ?…♪

2018-10-02 10:03:40 | Weblog
年齢が上がるに従って会話に指示代名詞が多くなる、ようですね。
アソコのアレがさぁぁ…。
ソコはアレでしょ…。
みたいに…。
ドコのナニが、ナニがドウなんだよ…っ
と突っ込みを入れたくなる。
身近なところにも何人かそういう人はいる。
早い人は40代半ばくらいから指示代名詞が多くなっているみたい。
あ゛~、出てこない…
で会話が途切れる。
あぁいうのって、自覚症状はあるのかね…。
私の場合、バレエ教師という職業柄、指示代名詞では話にならん。
たとえば…
今のアンシェヌマンだけど、アソコのとこをアナタはコウ動いたけど、ソコはアレなのよね。
なぁんて言っちゃった場合、
はぁぁ~…っ、ナニぃ~…
って生徒が混乱しちゃうでしょ。
今のアンシェヌマンだけど、“グリッサード”のところをアナタは“ドゥス”で動いたけど、“本来”は“ドゥシュ”なのよね。
くらいに、明確に注意してあげないとレッスンにならないでしょ
普段、気にしてもいないし気を付けてるワケでもないけど、テレビを見ていて私と同世代の出演者が指示代名詞を繰り出すと、アラ…と思う。
まぁ、脳の老化なんだろうなぁとは思うけど、予防法なんかあるのかねぇ…。
私はクイズ番組を見るのが大好き。
問題が出るといかに早く正解するか、なぁんか自分とのタタカイみたいに楽しんでいる。
今のところ、知らない知識や情報以外はすんなり答えられている。
新しい知識も得られるし、クイズ番組は面白いと思う。
あとは、そうだねぇ…、相変わらずの百人一首の暗記くらいか…。
百人一首を覚えようと取り掛かった頃は1日おき、つぎに3日おき、それから週に1回のペースで100首書きだしてちゃんと覚えられているかチェックしてた。
先々月からは月1でチェックしてるけど、いまのところ覚えている
レッスンや筋トレでボディのシェイプも大事だけど、それと同じくらい脳の筋トレも大事よね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本舞踊を見ると…♪

2018-10-01 09:17:23 | Weblog
昨晩はNHKで『古典芸能への招待』という番組をやっていて、舞踊尾上流の公演だった。
尾上流宗家の尾上菊五郎丈を筆頭として、次期宗家の尾上菊之助丈、家本の尾上墨雪氏、尾上菊之丞氏など錚々たるメンバー勢揃いって感じでした。
幕開けは菊之助丈と菊之丞氏による『式三番』
三番叟を紋付袴姿の素踊りで見せる。
音楽は義太夫。
菊之助丈のあえかな微笑みというのかなぁ、表情が好いなぁ
けっこうな長丁場だねぇ。
その次は小品集というのかな、コンサート風に何曲か。
尾上流の名取さんたちで。
その中で印象に残ったのは、『鳥辺山心中』のお染&半九郎の死出の道行の場面で…。
お染役も半九郎役も新橋の芸者さんが舞った。
半九郎役の舞手は、男役の扮装をしているわけじゃないのよ。
ごく普通のお座敷着、おはしょりをとった当たり前の着付け。
お染役のほうも殊更な扮装もなく、ま、裾を引いているくらいだね。
ふたりとも、とくに目に立つような芝居がかった大袈裟な所作があるわけでもなんでもないのに、ちゃんとお染&半九郎に見えるんだよね。
そういうところが、“やってるつもりの自己満足”“表現”の違いなんだろうな、と思う
それから『四季の雨』という新作(?)舞踊になって、家元の尾上墨雪氏と東西のお姐さん方との競演。
西からは京都先斗町の芸妓衆、東は新橋の芸者衆。
まあ艶やか、素敵…。
さすがに御座敷の客前で踊りを披露することに慣れているお姐さん方だから、見せ方を知っているというか、きれいに揃っている。
最後は新作の舞踊劇。
静御前と3人の子供たちが逃避行の途中で生き別れになり、鞍馬山の大天狗に助けられてめでたしめでたし…と。
鞍馬の大天狗を菊五郎丈、静御前を菊之助丈、3人の息子は菊之助丈の子息と甥っ子、菊之丞氏の娘。
ほかに雪の精とカラス天狗に尾上流のお弟子さん達。
鞍馬山の山中で雪の精に襲われて親子がはぐれるシーン。
雪のシーンは『胡桃割人形』の雪の景が美しいけどさ
日本舞踊だと、雪の精でも黒い帯を締めてんのね
雪のシーンに黒という色があっても違和感を感じないな…。
それからお能の『隅田川』をイメージしたような菊之助丈のシーンがあって…。
で、大天狗の菊五郎丈が登場して大団円、と。
日本舞踊とクラシック・バレエ、一見して共通点はなさそうだけどね…。
でも、“見せる”ということでは同じ、音楽があるということでも同じ、表現するということでも同じ、なんといっても人間の身体運動だということでも同じ、だと私は考えている。
諸々、違いはある。
ターン・アウトは絶対条件であるか否かとか、技法とか手法とか…。
でも、見るといつも思うんだけど、名手と言われるほどの人は軸がブレない、腰が決まっている。
日本舞踊のように、華やかなグラン・ジャンプもなく、目覚ましい回転技もない抑えに抑えたバレエで表現してみたいものじゃなぁぁ…
と思って気が付いた…。
そんなことはとっくの昔にニジンスキーがやっちゃったんだよな…
これもまぁ、言っても仕方のないことなんだけどさ…、日本舞踊って、どうやってカウント取ってるんだろうってふと思っちゃった…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする