”エフエム多摩”閉局

エフエム多摩のホームページに”リスナーの皆様へ重要なお知らせ”が出ています。

その重要なお知らせの内容は、

エフエム多摩は、諸般の事情により、平成22年3月31日をもって、放送を終了し、閉局することになりました。

と言う事。
平成7年5月に開局して16年目に入る目前での決断です。

2009/09/20の「平成21年9月定例会　決算特別委員会2日目」の記事にある様に
　・平成19年度までは毎年単年度赤字(約300万円ぐらい)
　・累積赤字あり
　・平成20年度は、単年度黒字を達成
という話は知っており尚且つエフエム多摩から多摩市に対して
　・放送設備の更新への援助
の申し込みがあった事は知っており多摩市としては安易にお金は出せないという所までは把握していた。

しかしいきなり平成21年度末をもって閉局とは全く以て思いもよらなかった、ビックリ。

エフエム多摩と言えば、
　・2009年11月04日には、エフエム多摩で収録を受け(こちら)その模様は2009年11月11日(水)の10時からの「たまたまウォッチング」のコーナーで放送されました。
　・アンケートに答えた事(こちら)
などが思い出されます。

15年間、ご苦労様でした。
ですが、よく考えれば単年度赤字が続いていれば当然累積赤字があるのは当然。
出資母体には、多摩市、多摩市商工会議所と地元企業が含まれていますがエフエム多摩はあくまでも一民間企業。
いつ頃から知りませんが、単年度赤字が発生し続けていて15年も存続してこられた事自体が奇跡かもしれません。
いずれにせよ、エフエム多摩の閉局により
　・エフエム多摩への市から出費が減る
　・エフエム多摩が今まで15年間担ってきた重要な”何か”があればその代替方法の構築
という少なくとも2点が発生することは想像に難しくありません。
でも重要な”何か”ってあるのかな？

カメの菊五郎でした。