ミヒャエル・エンデ著の「モモ
」をこの歳で初めて読んだ(^^ゞ。
私の年齢は、”プロフィール”やこのブログの記事から推理してみて下さい(笑)。
この本は学校
の図書室で見かけたり、夏休みが近くなると夏休みの宿題の読書感想文を書くための課題図書(社団法人 全国学校図書館協議会(外部リンク)が主催している青少年読書感想文全国コンクール用の)と並んで平積みされているのを何度も見ていたわけだがなんとなく読む気が起きないでいた。
2009/02/22の「「余命」感想」の記事にあるように”余命”という映画を観たわけだがこの中で、松雪さん(役名:百田 滴)が自分が勤めている病院の入院患者の子供に名前が同じだから”モモ”を読まないか?というシーンがありそう言えばそんな本を過去に何度も見かけていた事を思い出し、今回読んでみる事にした訳である。
まぁ、私らしい単純な理由である。
有名な本なので読んだ方も多いと思うが本の構成は、
・主人公モモの説明、女の子
・時間泥棒の暗躍
・時間泥棒との戦い
となっている。
この本は”耳の痛い本”である。
最初のモモの説明の部分で作者が色々な書き方で強調しているのが、
・モモは人の話が聞けたのです!
・これでもやっぱり、人に耳をかたむけるなんてたいしたことではないと思う人がいますか?
といった文章で、”人の話を聞く事”の難しさです。
確かに、黙って相手の話を最後までただ聞くだけでも難しい。
内容によってもウンザリするし、同じ事を繰り返し話されるとこれまたげんなり。
諺に「賢者は長い耳と短い舌を持つ」とあるようにやっぱり人の話を聞く事は難しい。
学生の頃に比べれば人の話を聞けるようになったと自分では思っているが、この手の事は他人の評価で決まる事なのでどうなんだろうな?
でも、私の中に”モモ”的素養があって、色々な人が色々な話をしてくれるようになったらそれはそれで嬉しいのだが、他の人に言えない話を内緒にし続けれるかというと少々自信がない。
そんな時は、床屋さんのように大きな穴を掘って”王様の耳はロバの耳”と叫びたくなる(イソップ寓話)。
という事は私は、”モモ”にはなれないネ。
次に耳が痛いのが効率を追求し過ぎると・・・というのを”時間泥棒”を登場させて私たちに伝えている部分。
ジジもベッポも別人になってしまった。
やっぱり、効率だけは駄目ですよ。”人間らしく”の”らしく”ってどうすれば手に入るんですかね?大人になると失うものなのかもしれません?
で最後にはモモとカメのカシオペイアによってもとの世界に戻るというお話。
半年後ぐらいにまた読み返そうと思ったそして、これを中学生時代に読みたかった思った次第である。
EPOさんの楽曲、”私について”
ではないがと15歳の私に手紙
を出せるのなら、一言””モモ”を読むように”書きたい。そして15歳の私からの返事を読んでみたいものである。
なんて書いてあるだろうか?
カメの菊五郎でした。
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2009/02/22の「「余命」感想」の記事にあるように”余命”という映画を観たわけだがこの中で、松雪さん(役名:百田 滴)が自分が勤めている病院の入院患者の子供に名前が同じだから”モモ”を読まないか?というシーンがありそう言えばそんな本を過去に何度も見かけていた事を思い出し、今回読んでみる事にした訳である。
まぁ、私らしい単純な理由である。
有名な本なので読んだ方も多いと思うが本の構成は、
・主人公モモの説明、女の子
・時間泥棒の暗躍
・時間泥棒との戦い
となっている。
この本は”耳の痛い本”である。
最初のモモの説明の部分で作者が色々な書き方で強調しているのが、
・モモは人の話が聞けたのです!
・これでもやっぱり、人に耳をかたむけるなんてたいしたことではないと思う人がいますか?
といった文章で、”人の話を聞く事”の難しさです。
確かに、黙って相手の話を最後までただ聞くだけでも難しい。
内容によってもウンザリするし、同じ事を繰り返し話されるとこれまたげんなり。
諺に「賢者は長い耳と短い舌を持つ」とあるようにやっぱり人の話を聞く事は難しい。
学生の頃に比べれば人の話を聞けるようになったと自分では思っているが、この手の事は他人の評価で決まる事なのでどうなんだろうな?
でも、私の中に”モモ”的素養があって、色々な人が色々な話をしてくれるようになったらそれはそれで嬉しいのだが、他の人に言えない話を内緒にし続けれるかというと少々自信がない。
そんな時は、床屋さんのように大きな穴を掘って”王様の耳はロバの耳”と叫びたくなる(イソップ寓話)。
という事は私は、”モモ”にはなれないネ。
次に耳が痛いのが効率を追求し過ぎると・・・というのを”時間泥棒”を登場させて私たちに伝えている部分。
ジジもベッポも別人になってしまった。
やっぱり、効率だけは駄目ですよ。”人間らしく”の”らしく”ってどうすれば手に入るんですかね?大人になると失うものなのかもしれません?
で最後にはモモとカメのカシオペイアによってもとの世界に戻るというお話。
半年後ぐらいにまた読み返そうと思ったそして、これを中学生時代に読みたかった思った次第である。
EPOさんの楽曲、”私について”
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なんて書いてあるだろうか?
カメの菊五郎でした。
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