新・カメの菊五郎の独り言

多摩市在住のカメ育てに苦労中の普通の会社員。×1です。

「モモ」を読みました

2009-05-31 09:58:36 | 本と雑誌
ミヒャエル・エンデ著の「モモ」をこの歳で初めて読んだ(^^ゞ。
私の年齢は、”プロフィール”やこのブログの記事から推理してみて下さい(笑)。

この本は学校の図書室で見かけたり、夏休みが近くなると夏休みの宿題の読書感想文を書くための課題図書(社団法人 全国学校図書館協議会(外部リンク)が主催している青少年読書感想文全国コンクール用の)と並んで平積みされているのを何度も見ていたわけだがなんとなく読む気が起きないでいた。

2009/02/22の「「余命」感想」の記事にあるように”余命”という映画を観たわけだがこの中で、松雪さん(役名:百田 滴)が自分が勤めている病院の入院患者の子供に名前が同じだから”モモ”を読まないか?というシーンがありそう言えばそんな本を過去に何度も見かけていた事を思い出し、今回読んでみる事にした訳である。
まぁ、私らしい単純な理由である。

有名な本なので読んだ方も多いと思うが本の構成は、
 ・主人公モモの説明、女の子
 ・時間泥棒の暗躍
 ・時間泥棒との戦い
となっている。

この本は”耳の痛い本”である。
最初のモモの説明の部分で作者が色々な書き方で強調しているのが、
 ・モモは人の話が聞けたのです!
 ・これでもやっぱり、人に耳をかたむけるなんてたいしたことではないと思う人がいますか?
といった文章で、”人の話を聞く事”の難しさです。
確かに、黙って相手の話を最後までただ聞くだけでも難しい。
内容によってもウンザリするし、同じ事を繰り返し話されるとこれまたげんなり
諺に「賢者は長い耳と短い舌を持つ」とあるようにやっぱり人の話を聞く事は難しい。
学生の頃に比べれば人の話を聞けるようになったと自分では思っているが、この手の事は他人の評価で決まる事なのでどうなんだろうな?
でも、私の中に”モモ”的素養があって、色々な人が色々な話をしてくれるようになったらそれはそれで嬉しいのだが、他の人に言えない話を内緒にし続けれるかというと少々自信がない。
そんな時は、床屋さんのように大きな穴を掘って”王様の耳はロバの耳”と叫びたくなる(イソップ寓話)。
という事は私は、”モモ”にはなれないネ。

次に耳が痛いのが効率を追求し過ぎると・・・というのを”時間泥棒”を登場させて私たちに伝えている部分。
ジジもベッポも別人になってしまった。
やっぱり、効率だけは駄目ですよ。”人間らしく”の”らしく”ってどうすれば手に入るんですかね?大人になると失うものなのかもしれません?

で最後にはモモとカメのカシオペイアによってもとの世界に戻るというお話。

半年後ぐらいにまた読み返そうと思ったそして、これを中学生時代に読みたかった思った次第である。
EPOさんの楽曲、”私について”ではないがと15歳の私に手紙を出せるのなら、一言””モモ”を読むように”書きたい。そして15歳の私からの返事を読んでみたいものである。
なんて書いてあるだろうか?

カメの菊五郎でした。

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「天使と悪魔」感想

2009-05-30 20:00:00 | 映画
今日、ワーナー・マイカル・シネマズ 多摩センターで映画「天使の悪魔」を会社の同僚と見に行った。
久しぶりに1,800円支払っての観劇でした。







前作の「ダ・ヴィンチ・コード」は、映画は見なかったが原作は単行本では読んだ(関連記事123)。
なかなか面白かった。

で同僚と話し合った結果、満場一致で「天使と悪魔」に決まった。

さて、映画の方だったがテンポがよい映画だったので見ていた飽きる事がなかった。
因みに、字幕翻訳は戸田奈津子さんでした。

物語は、
とある研究所で反物質を作る事に成功した科学者の元から反物質が奪われた。
ローマ法王が死に、次期ローマ法王候補の有力枢機卿4名が何者かに誘拐され1時間おきに一人ずつの殺されて4人の枢機卿が殺された1時間後に反物質を使った爆弾が爆発するとの脅迫状がバチカンに届く。
それを阻止する為に、ロバート・ラングドン教授が調査に乗り出す。
脅迫者は、伝説的な秘密結社・イルミナティを名乗っていた。
そして犯人は・・・
てな感じ。

Wikipediaで調べると原作とは色々と違うらしいが、推理冒険活劇として、非常に楽しめた
犯人は同僚ともども推理間違いをしていた・・・、あの人だったとは。

また、独身時代に大学の友人達とローマとバチカンに行ったので今回の舞台が少しは見知った風景があったので余計に楽しめたのだと思う。
二人の枢機卿がサン・ピエトロ広場で殺される場面などはあの広場に行った時の事が思い出され懐かしかった。
でも床のレンガの彫刻には気が回らなかったなぁ・・・。
確か、サン・ピエトロ広場の近くのお店でピザを食べたはず、懐かしいなぁ。

細かな部分で???という部分があるので原作を読んですっきりしようと思いました。
特に日記の内容とか、秘密結社・イルミナティを利用した理由あたりなど。
それからタイトル”天使と悪魔”が意味するもの、これが一番分からなかった・・・。

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Milk tea

2009-05-29 12:19:42 | 多摩市
多摩市のピューロランドの裏にあるネコカフェ「たまねこ」のある建物の1階に空きスペースがある、以前は歌舞伎役者の市川左團次さんがイメージキャラクターとして使っていた健康食品を扱う店舗が入っていた(噂によると悪徳商法のお店らしい)。

その空きスペースに1ヶ月ぐらい前からなにやら荷物が搬入されていた。
空きスペースの横がクリーニング屋さんなのでクリーニング屋さんの倉庫かなって?思いながら毎回その前の道を歩いていた。

Milkteaでも今朝前を通ったら、ガラスの扉にお店の名前とURLが書かれた紙(シール)が貼ってあったのでとりあえず携帯電話のカメラで撮影した。

はっきり言って、見難い写真だが紙(シール)に書いてある店名は、

 ・Milk tea


です。

自宅に帰ってから調べてみたら、楽天に出店していた、こちら(外部リンク)。
そのお店が扱っている商品はなんと、
 ・授乳服
 ・マタニティー服
のお店だった。

私が最初に頭に浮かんだ、「クリーニング屋さんの倉庫」説は全くの見当違いであった・・・
あまりにもお粗末な推理であった。

楽天のページを見ると開店して1周年だそうだ。
これからも頑張って下さい。


2009-05-28 23:09:00 | 日記・エッセイ・コラム
今日(2009/05/28)の午前中の雨は凄かった。午後に入って少し止んだがまた21時ごろは雨が激しくなった。

おまけに風が吹いて傘が意味をなさい・・・。

こんな日は、雨音を楽しむか、雨音を無視して他の音で楽しむか?だと思うのだが。

しかし、雨音を楽しむには心に余裕がないとなかなか難しい。
もし心に余裕がある時に、雨粒がぶつかる箇所が
 ・土
 ・アスファルト
 ・落ち葉
 ・石
 ・木の幹
などの違いを聞き分けれたら幸せなんだと思う。

それには、まだまだ修行が必要なのだろう。

さて、雨音を楽しむ時に読む本は、ヘッセ詩集あたりか?
BGMは、小林麻美がカヴァーした”雨音はショパンの調べ(原題:I Like Chopin)”か?タイトルだけって話もあるが・・・(^^ゞ。


カメの菊五郎でした。


ラッキー

2009-05-27 13:47:28 | 多摩市



今日(2009/05/27)、たまたま京王百貨店 聖蹟桜ヶ丘店に入ってるユニクロに買い物に行った。
今回購入したのは、半袖のシャツ2着。
まずまず満足の行くものが見付かりました。

で館内をうろついてB館2階中央のエスカレーター付近にきたら、なにやら人が集まっている特設カウンターを発見
特設カウンター周辺に貼ってあるポスターを見ると、5月27日(水)~31日(日)の期間限定で京王グループ共通ポイントを200ポイントくれるというキャンペーンである事が分かった。
詳細は、こちら(外部リンク)。

200ポイント貰う条件は、
 1:京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンター内の
     ・京王百貨店
     ・京王ストア
     ・京王アートマン
   のいずれか1店舗でお買い物
 2:せいせきの京王グループ共通ポイントサービス加盟店1店舗以上をご利用
 3:集めたレシートの合計4,000円以上
というもの。

たまたま、ユニクロで半袖シャツを2着購入していて殆ど4,000円近い金額の買い物をしていたので後は、”条件1”を満たせば200ポイントゲットだったので、地下の食料品売り場で適当に買い物をして条件を満たして目出度く、200ポイントゲット!!。

いやー、このようなキャンペーンをしている事する知らずに夏に向けて不足していた服を購入しに行っただけだったのだが、ラッキーであった。

丁度、2009年04月01日(水)から、京王グループ共通ポイントが翌年度に繰り越しされるようになったし。





あれは、本当に・・・

2009-05-27 13:09:30 | 日記・エッセイ・コラム
個人的に凄く疑問に思っている事がある。
それは、路線バスのアイドリングストップ機能というかエンジン停止装置に関してである。

例えば10~30分程度、駐車場に車を止めている間中エンジンをかけていれば、お金ももったいないし、不要な排ガスを出す事になるのでそのような場合にエンジンを切るのは分かるし、当然だと思う。

又、都心部の開かずの踏み切りの所で踏切が開くまでの間エンジンを切るのも理解出来る。
あと、あるバス停で乗降客があわせて50人とかいて全ての乗客をさばくのに5分ぐらいかかるのならその間エンジンを切るのも分かる。

だが、たかだか多摩市内の路線バスでもちろん時間帯や路線によって事情は異なるだろうが、
 ・赤信号
 ・停留所への停車
の度にエンジンを切るのが本当に、環境に優しいのだろうか?

バスに乗っていると、エンジン起動の度にセルモーターを回すのだからあんな事をしていると、
 ・寿命が縮む
 ・故障の原因
になるのではと思えてしょうがない。

確かにエンジンを切っている間は排ガスが出ないのは分かるのだがバスの一生までをトータルで考えて本当に環境に優しいのかというとどうも、疑わしいと思ってしまう。
エンジン停止装置?を装着すればその分だけ車重が重くなり燃費に悪影響を与えるわけですから、もっとも悪影響といっても微々たるものなんでしょうけど。

ぐたぐたと色々書いたが、私が疑問に思っている事は、
 ・小まめにエンジンを入り切りする事が本当にECOなのか?
 ・路線バス全部に自動停止装置を装着する必要があるのか?
 ・エンジンを停止させるのは、路線や時間帯に応じて異なってもいいのでは?
 ・エンジンの入り切りは、ある部品の寿命を縮めたり、故障率をあげないのか?
という事。

専門家の方がもしこの記事をお読みなったら、事の真偽をご教授願いたい、カメの菊五郎でした。


工事経過(その5-2)

2009-05-26 17:40:28 | 公共交通機関
2009/05/22の「工事経過(その5)」とほぼ同じ状態に素人には見えるので、角度を変えて撮影した。

Nagayama090526_2

今まで、駅の改札側からばかり撮影していたが今回は、タクシー乗り場側から撮影してみました。

左側が京王相模原線の高架橋。右側が小田急多摩線の高架橋。
ちょうど、高架と高架の間の屋根が無い部分にエレベータとエスカレータを建設中。

この写真でははっきり言って分かりませんが、エスカレーターはエレベータの右側に建設中です。
そしてエスカレータの乗り口は、道路側(写真手前)なので雨の日は少々、利用し難いかもしれません。

もっとも完成してみなければ確かな事は分からないわけですが、屋根がつく気がしないカメの菊五郎でした。


”永山駅前雑木林保全育成の会”の総会に出席した

2009-05-26 13:43:43 | 永山駅前雑木林
2009年05月16日(土)に東永山複合施設 永山団地自治会集会室で行われた、”永山駅前雑木林保全育成の会”の第3回の総会に出席した。
昨年は、体調不良で欠席したので2年ぶりに総会に出席した事になる。

総会の詳細に関しては、さえずりの森ブログの該当記事(外部リンク)を参照して頂くとして個人的に難しいな?と思った事を書く。

それは、会の広報活動に関する話題が出た時の事。
会の活動内容を伝える掲示板が永山駅の改札口付近にあれば、もっと多くの人に会の事を知って貰えて尚且つ、会員が増えるのではという話になり、会としては発足当時から議題になっており
 ・駅前交番の裏側の掲示スペース
 ・グリナード永山との交渉
 ・小田急との交渉
を行ってきたが何れも不調だったと説明した際に、総会に出席されていた市議さんが”市からも話をしてみましょう”と発言されたのを受けて色々と考えてしまった。

先に断っておくが、この発言をされた市議を非難するつもりもないし、その市議さんの後援者でもない。

で何を考えた方というと、
 市民活動と政治家(市議)と自治体との距離、関係
である。

確かに、市議さんにお願いしなければ駄目な時は確かに有る。
だから、市議さんにお願い事をする事自体は全く悪い事ではない。

でも市議さんや市の担当部署から話があったら簡単に実現してしまうのも何だか癪だし。
市議や市からの話ならそれに従う企業の態度も気に入らないし・・・。

個人と企業と自治体と政治家。

どんなバランスで相手に対してどんなスタンスで接して行くの良いのかちょっとだけ気になったカメの菊五郎でした。

でも、永山駅前に会の情報を掲示出来る場所が確保出来ればこんなに嬉しい事に違いはないのだが。


電車内で立っているお年寄りを見かけたとき、あなたはどうしますか?

2009-05-25 12:43:03 | ブログ
さて、今週のブログ人投票箱は、”電車内で立っているお年寄りを見かけたとき、あなたはどうしますか?”という事で、
 ・席を譲る
 ・寝たふり
の選択です。

母方の祖母が元気で歌舞伎を鑑賞しに東京によく来ていたころに、山の手線などに乗ると周りの人が祖母に対して席を譲ってくれるのだが、私としてはその気持ちが必ずしもありがたくなかった。
その理由は、
 ・乗っても2駅(東京都心の電車)
 ・降車時に椅子から立ち上がったりしていると扉がしまる(この辺は田舎のローカル線なら融通が利く)
 ・孫として、祖母の足腰が弱まるのは困る(祖母は実家では車移動ばかりで運動らしい事をしていない)
などである。
席を譲ってくれた人の好意は尊重したいが、何でもかんでも譲れば美談みたいな風潮は勘弁して欲しい。
当時の祖母は歳は食っていたが足腰はまだしっかりしていたので、余計に譲って欲しくなかった。

まぁ、人間がみんな超能力者ならテレパシーが使えて必要な人に適切に席が譲れるのだろうが、超能力者ではないのでそれは無理なので致し方ないのだが、断ったら素直に”断れた事実”を受け入れて座っていて欲しいものである。

さて、そんな事を書いた私が今日のお題の状況に遭遇したらどうするかだが、卑怯な答えだが”ケース・バイ・ケース”である。
私が絶対に席を譲るのが、
 ・妊婦
 ・けが人(ぱっと分かる骨折系、松葉杖を使っている人)
 ・70歳以上と判断したお年寄り
である。
60歳台の人に譲ると、場合によっては逆切れされる場合があるので正直、躊躇するというか席を譲らない。

まぁ私の祖母の例のように今の人達は素直じゃなくなって来たのだろう。
それと、リハビリで電車を使ってわざと立っているなんて場合、判断出来ないし・・・。
世の中も複雑になっているし。

でくだくだと書きましたが、今回の答えは、”寝たふり”にします。

ブログ人投票箱Vol.223」にTB。

カメの菊五郎でした。