沢登りか山登りか、はたまた探検か。
水の中ジャブジャブ歩いて、激ヤブ漕いで、遺跡や遺構見つけた1日
【恵庭には記録に出ているシラッチセが4つある。】
なんだよ、この心揺さぶる、探検心くすぐるフレーズ
そりゃ探すわな。
シラッチセとはアイヌや狩猟者が使っていた岩宿、(シラル・チセが転訛)
先週見つけた三俣のシラッチセは凄かった、ヒグマの頭骨に保存された食料まで見つけることが出来た。
今週もその勢いに乗りたい!

今日の探検の舞台は、こんな美しい渓谷から始まり。

ここを歩けるだけで心躍る
更に目的があるなんて、素敵すぎる
とにかく癒される
ここに居るだけで心地よい。
更に目的があるなんて、素敵すぎる
とにかく癒される
ここに居るだけで心地よい。

開けて明るく快活な流れだ。
ここにシラッチセがあったら快適だろうなって思える場所

こういう岩宿が随所にある
千歳~恵庭にかけては岩宿天国だよ。
千歳~恵庭にかけては岩宿天国だよ。
身長180センチの友人との比較

まずは金山沢のシラッチセへ
こいつも例によって資料の地図が間違ってて、全然違う場所にあった。
こいつも例によって資料の地図が間違ってて、全然違う場所にあった。
普通にGPSだよりなら、まずたどり着くことは困難
地図ですら頼れない。

大きいねー
熊送りしてたんだろうな。
そんな事を思いながら隅々まで見て歩く。
熊送りしてたんだろうな。
そんな事を思いながら隅々まで見て歩く。

何に使われてたモノだろう?
切られた木に想像を巡らせる
切られた木に想像を巡らせる

プクサ(行者ニンニク)調達の様子

本流のシラッチセと見つけて、島松沢のシラッチセへ。
とにかく奥深く、ヤブ深く、目印の溶結凝灰岩が見えず苦労した。
とにかく奥深く、ヤブ深く、目印の溶結凝灰岩が見えず苦労した。

高巻いたり、懸垂したりして、なんとか、それらしき岩屋を見つける。

おもしろーい!

岩屋の中でアイヌの人もそうしたであろうと、まったり寛いでいると、友人がごはん作ってる…

エッ?
これ、鹿肉?
まさかのユック、オハウ(鹿汁)??
これ、鹿肉?
まさかのユック、オハウ(鹿汁)??

採ったばかりのプクサ(行者ニンニク)も入れられ、食べれるオソマに生姜とニンニクで味付け…
スゲー!まじモンだ!!
スゲー!まじモンだ!!
そして、何故かアイヌ料理って味は微妙だ…
アイヌは元はアムール川流域の民族なので大陸的な薄味なのか?
遊牧民などの料理もこんな味なんだそうで、食のルーツと味付けの民族性を討論するシラッチセ こんなところで食文化について語るときがくるとは・・・

シラッチセについては、なかなかに満足いく成果を得たので、次は恵庭森林鉄道の遺構を探しに廃線跡を歩く。(よくばり)
インクラインと言われるつるべ式索道鉄道で有名(道内唯一)
ちなみにインクラの滝の語源もインクライン
インクラインと言われるつるべ式索道鉄道で有名(道内唯一)
ちなみにインクラの滝の語源もインクライン

恵庭森林鉄道6号橋を見つけて橋好きの僕は感動
なんて美しいプレートガーター橋だろう。
なんて美しいプレートガーター橋だろう。

橋桁の形が秀逸で、令和の現代ではちょっと考えが至らないだろうデザイン。

トドメにツリークライミング(ちょーよくばり)

クライミングの技術を応用して、木登りしてみました。
ロープ使って、一本の木を登ったり降りたり。
今日は充実とかそんな言葉じゃ生ぬるい。
ロープ使って、一本の木を登ったり降りたり。
今日は充実とかそんな言葉じゃ生ぬるい。