ピリカヌプリ

まぼろしの町 キラク

今日は記録のほとんど無い場所への探検でした。
幻の町キラクへ
野付半島の先端に江戸時代「キラク」と呼ばれる歓楽街があり、灯りが消えることがないほど賑わっていたと言うのです。
にわかには信じ難いですね。
野付半島と言えば砂嘴ですから、細長い砂浜ですもん。
ここにはは国後島への中継基地である、アラバマワンドと呼ばれる浜や野付通行屋と呼ばれる武家屋敷、それに遊郭までもが並ぶ歓楽街があったという伝説があり、
さらにはその町はある日忽然と姿を消したと言うのです。
新沼謙治はズバリ「まぼろしのキラク」と言う歌を歌っており、その中では一夜で砂に消えた街と歌われています。
キラクとは気が楽になる場所との説あり、
また、北方民族のウィルタ族の言葉だったという説もあるようです。
もう、全てが謎、全てが伝承と言う探検心をくすぐって止まない場所
温めていたネタを探ってきました。
そして、見つけました。
もう訳わかんないくらい感動、そして歴史ロマンに浸りました



遥々やってきたよ野付半島!
車は立ち入れないから歩いて行くしか無い
ホントに見つかるかこの時点では不安



半島の先端部へ行くよー!!



ここがアラバマワンドですね!
国後との交易の重要な拠点の船着き場
見れてよかったぁ!



アラバマワンドで見つけたキレイな石
メノウですねー



ウンランいっぱい咲いてた。



アラバマワンドのある一番外側の砂嘴からキラク方向を見る
あれかぁ・・・
ホントに行けるのか?



なんとか頑張って大迂回しながらキラクへの砂嘴に乗ったとこ
入り組んだ海が邪魔して到達困難
地図は全く当てにならない
道なんて一切ない(地図にはある)
そもそも海抜ゼロに近い平坦地形なので目標となるものも無い。
経験とカンが物を言う探検世界



ヤブこぎしながら歩き続け、見えてきた
あの木のあたりがキラクかな?



いきなりヤブの平原に石碑が!
キラク先住慰霊の碑と書いてある
ここがキラクだ!!



読み取りづらいけど、しっかりキラクの文字が




ヤブに隠れていてなかなか探せなかったお墓
少し綺麗にしておきました。

すごい寂しいとこに朽ち果てたお墓



キラクの辺りで発掘されたモノ
野付半島ビジターセンターにて



同じくビジターセンターのパネルにて
江戸時代は村だったんだねぇ。


セワャ鴻高ソゃん
ウィルタの神
こういう北方民族との交流が盛んだったのでしょう。

キラクとはウィルタの言葉だったとも言われています。
歴史ロマンを目の当たりにできて充実の一日となりました。
遥々と遠い野付半島まで行って良かった〜!

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