ピリカヌプリ

喜登牛山

喜登牛山
陸別と足寄に跨る喜登牛山は、登山道も無く、もちろんガイドブックにも記述の無い山であり、どこからどうやって登ろうか?
と、計画の段階から楽しませてもらった。
ガイドブックを読んで、「本と同じ岩がある」「書いてあった通りの眺めだ」「コースタイム通りだ」と言うような人は山に登りに行ったのではなくガイドブックの内容を確認しに行ったのだと思う。
 
土曜、ペケレに登ってた僕と南ペトウトルに登ってた岳友、待ち合わせは鹿追
岳友に指定された待ち合わせ場所がココ
「蒸気機関車が目印なんて、ロマンチック~❣️
とはならんやろ。
 
岳友と揃えば 始まるわけだ。
 
ヨコザワテッパン
 
今日の楽器はジャンベ
静かに、熱く、配慮を、情熱的に!
 
とっとと寝て
朝焼け、晴れは約束されたね。
 
気がついたら同じナンバーの車が3台いてビビる。
もう20年来の友人、今日はこの3人で登りまーす。
 
林道突入
ボンネットに付けたスコップは飾りじゃないのよ。
あ! 飾りじゃないのよショベルはha ha〜♪ 
 
林道を行けるトコまで行って喜登牛山突入
東西南北、様々な方向から検討し、水量の少なそうな沢からアプローチする事とする。
目指すルートはかなりの急斜であり、滝を覚悟してザイルを2本持ったが、ルート取りを上手く出来、登りも下りも使わずにすんだ。
 
まずは林道を歩く。
ここは十勝の山だねぇ!十勝と言えばドリカムね!
と、スマホでドリカム流してイントロクイズしながら歩く図

ヘルメットいる山でそりゃないだろ!
まあ、全問正解しましたよ。
 
あの辺が喜登牛山だねー
 
林道から入って直後
実に良い雰囲気
入ってすぐに両側が滝の二股
カッコいい形にStairway to Heaven
を発想する同年代3人
 
滑る岩を登る僕
 
ヤブの薄い良い登路
 
沢形を行く
 
時に崩壊、雪崩斜面
 
針のむしろの様な枯れ笹急登
 
頂上台地が見えた!
めっちゃテンション上がって、ちょっと踊った。
イカン、イカン
「浮かれない秋🍁2022キトウシ山」のテーマを忘れない。
 
頂上台地は真っ平ら
まさにテーブルマウンテン
 
 
ピークは絶景
薄曇りの空が日高の山々を隠していたが十勝の広大な様子を楽しむことができた。
居辺や白糠丘陵の様子が指呼の間である。
流石は一等三角点の山だ。
 
一等三角点周りを笹刈りする岳友
三角点撮影に余念のない岳友
それを撮る僕
みんな思い思いに登頂を楽しむ。
 
すっかり綺麗になりました。
次行く人は見つけやすそう。
 
頂上台地の北端まで行ってみた
東三国方向の展望は得られない。
 
ちなみに喜登牛山はだいだいがこんなヤブ
 
車まで帰ってきた。なんだかそういう団体みたい。
 
時間に余裕があったので、お隣のピークの小坂山へ
 
2座目
小坂山を登る僕
ヤブに始まり
ヤブを漕ぎ
ヤブに終わる
小坂山から。
十勝の景色は素敵
 
 
看板あってビックリ
 
ここ、実は二等三角点名が「袖鬼頭牛」
カンの鋭い人なら分かるであろう「ソーキトウシ」なのだ。
喜登牛山は「行者ニンニクの多い山」が語源なので、ソーキトウシは「滝のある行者ニンニクの多い山」だ。
この2山をセットで考えていたので同日に登頂でき、満足だった。
 
小坂山下山時に見つけた落葉キノコ
 
喜登牛山と小坂山が思いの外、短時間で登れたので欲張って3山目へ
 
植坂山も足下にし満足して帰路へ。
 
帰り道、ビジターセンターへ。
(鹿追ジオパーク)

山だけで帰るのもったいないから、つい行っちゃう。
 
ちなみに土曜のペケレベツ岳
 
厳冬期にアイゼン・ピッケルをきしませながら登頂した事はあるが登山道は初めて。
明瞭だかヤブ被りな登山道だが、途中途中に大きな岩があったり、十勝の雄大な流れを俯瞰したり、十勝平野の農業の様子を遠望したりしながら、のんびりと飽きることの無い変化に富んだ山路
 
ピークは期待通りの絶景で日高山脈の脊梁たる国境稜線が足元から南北に走る様子は鳥肌たつほどのカッコ良さ。
大雪の山なみや夕張山地もハッキリ見え、労力の割に楽しめてしまう、有り体な言い方ではあるけれど、お買い得な山でオススメです。
 
土日、遊びまくったなぁ
夕日が沁みるねぇ。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事