ポレポレ隊が行く! 

ようこそポレポレワールドへ!
家族で歩いた山の報告です。
  ◆ポレポレとはスワヒリ語で 「ゆっくり」 の意。

▲こんなレポでもいいですか 白馬岳撤退 <前編>

2008-08-19 04:39:41 | ▲2008年山行報告

歩いた日 2008年8月14日~15日 (撤退)

 

お久しぶり~のポレポレ隊。

イエ~イ! 今年の夏山は 白馬だぜ~~!   

・・・のはずでした。

お花にまみれ、連なる山々に感動し、おいしい山ごはんでまた体重増やしちゃおう!

・・・のはずでした。

悲劇はどこから始まったのか。

ちょっと時間を戻してみましょう。

こんなレポでもいいですか。

ポレポレ隊の山に登らなかった報告、 始まり 始まり~。

 

 

 

 

 

 

 

 

8月14日から2泊の予定で小屋を予約してありました。

頂上宿舎、大池山荘、両方から登山カード、宿帳、パンフレット等

見てるだけで夢心地になるようなものが届いてて

毎日眺めてはニヤニヤ・・・

なのに 弱足さん、出発の3日前の朝、腰が痛くて顔も洗えない・・・

慌てて近くの整形に行って 薬や湿布やコルセットをもらう有様。

少しずつ回復はしていたけれど 当日の朝もやっぱり違和感あり。

おまけに大きな低気圧が迫ってて 山の予定の3日間、全て傘マークがついてました。

オーマイガッ・・・

 

 

 

 

 

 

 

それでも この夏は白いお馬さんに懸けてきたポレポレ隊。

夜中の1時に予定通り出発しました。

千曲川さかきPAで朝食を。

腰が痛くても食欲はバッチリ。 

 

 

 

 

 

 

 

猿倉に到着しました。 すごい車の数!

そりゃそうだわね。 お盆休みの真っ只中ですもん。

それでもなんとか置く場所を確保。

早い時間から係の方がいて驚きました。 

 

 

 

 

 

 

 

この時点では 青空なんかも見えていて

気持ちはそれほど暗くなかった。 

 

 

 

 

 

 

 

雲は厚いけど 稜線もなんとか見えていました。 

 

 

 

 

 

 

 

出発です。 

 

 

 

 

 

 

今日の手ぬぐい。 花火です。  

 

 

 

 

 

 

 

猿倉荘到着。 

 

 

 

 

 

 

 

ここで しーばさん に教えていただいた車の回送の手続きをします。 (しーばさん、ありがとうございました!)

今回のポレポレ隊は 猿倉から上がって 栂池に下りる予定だったので

車を下山日に栂池に回してもらうことにしたのです。 (回送料4500円 スペアキーがないと500円アップ) 

 

 

 

 

 

 

いつもはポストに入れる登山届も ここでは1パーティずつチェックが入ってました。

保険の加入代行も行っていましたよ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

猿倉荘の脇から歩き始めます。 

 

 

 

 

 

 

 

落石事故があったばかりだったので

看板見て 身が引き締まる思いでした。 

 

 

 

 

 

 

 

弱足さん、荷物持って歩けるかドキドキしてました。

立って歩いている分にはなんとか平気。

でも立ったり座ったりは やはり辛いので 

今回はお花の撮影は自重しないといけません。 

 

 

 

 

 

 

 

ゆっくりお願いしまーす。 

 

 

 

 

 

 

 

鑓温泉への分岐。

白馬三山を周回する人たちは 帰りにここから下りてくることになるのですね。 

 

 

 

 

 

 

 

遠くの方で雷の音が聞こえました。

空もどんどん暗くなってきます。

お天気が下り始めるのは予報では午後のはずだったのに

こんな時間から雷・・・・!?

隊長、青ざめてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして・・・・

とうとう降り出しました。

慌てて雨具を着る3人。 とりあえず上着だけ。  

白馬尻まで頑張ろう。

 

 

 

 

 

 

 

おつかれさん! の文字が心に沁みます。

だって・・・ここまでで けっこう疲れてしまっていたから。

腰の不安とお天気の不安。

雨はどんどん強くなり、 雷が鳴る間隔も短くなってきました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで皆さんも待機。

登る人 戻る人 考える人 色々です。

そして・・・ポレポレ隊が下した決断は

・・・撤退。

最初に言い出したのは もちろん私です。

今後の予報がいいならば 無理しても登るけれど

明るい予測ができないのに この雷雨の中 何を目標に歩けばいいのでしょう。

「やめよう」 と 恐々提案した私に

隊長は 「そうしよう」 と即答。

・・・・・そう。 実は隊長が世の中で一番嫌いなものが雷なのです。

両耳を押さえたまま動けなくなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなワケで 楽しみにしていたポレポレ隊の2008年夏山遠征は

白馬岳の玄関口 白馬尻にて終了。

大雪渓よ、いつかきっとリベンジに来ますから! 

 

 

 

 

 

 

 

そうと決まったら早いです。

戻ります。 

 

 

 

 

 

 

 

車の回送を頼んであったので慌てましたが キャンセル間に合いました。 (ヨカッター!)

小屋は白馬尻荘で大池山荘のキャンセルをしてもらい

頂上宿舎に関しては猿倉荘でお願したのですが (経営の関係で)

「今日はこんな天気だから 特にキャンセル入れなくても大丈夫ですよ。」

との答え。

えー! そんなもんなの?

でも一応予約してあったんだし、しかも個室だし・・・・と 

携帯の電波の調子がいい場所まで下りてからキャンセルの連絡を入れました。

 

 

 

 

 

今回会ったお花さんたち 

白馬尻までの間にも 色々お花さんたちが咲いていて応援してくれてました。

でも 座っての撮影はしんどいので 

立ったままでも撮れる位置に咲いていたお花のみアップします。

 

 

            撤退したのに <後編> につづく・・・

 

 

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▲こんなレポでもいいですか 白馬岳撤退 <後編>

2008-08-19 03:45:49 | ▲2008年山行報告

    

               <前編> からの つづき

 

すみません・・・

お山に登ってないのに なぜこんなに長くなっちゃうのか。

パパさんも呆れています。

でも 一連の流れを記録しておきたいので

もうしばらくお付き合いくださいませ。

 

・・・というわけで 白馬岳への登頂を断念したポレポレ隊。

この後 どうすんべえか・・という話になりました。

せっかく遠路はるばる来たのに このまま高速で埼玉に戻っては

あまりに悲しすぎる・・・。

全然地理がわからない私を無視して

隊長とパパさんが今後の予定について話しています。

「日本海が近いから そっちに行ってみれば?」 の隊長の提案に

パパさん、大喜び!

そう、パパさんの頭の中には 瞬時に海の幸の映像が浮かんだようです。

「えー!? ここから日本海って近いの?」 という おバカ発言のママをまた無視して

二人はどんどん話を進めていきます。

たまたま猿倉荘に置いてあったパンフレットに 

周辺の観光協会の連絡先が載っていたので連絡してみることに。

ここからは外商担当のママの出番。(笑)

「お盆で難しいと思いますが どこでもいいので泊まる場所を紹介してもらえませんか」

と、すがるような声に (女優弱足)  相手の方も色々手を尽くしてくださり

なんとか糸魚川の民宿が取れました。

もちろん 『海の幸がおいしい』 という一言を忘れず伝えましたよ。 (^_^)v

 

 

 

 

 

 

 

いや~ 宿が取れたのはよかったのですが チェックインは午後3時。

道の駅を何軒が回り 時間をつぶしても まだまだ3時まではかなりある。

隊長は 「とにかく海の方へ進もうよ。」 というので

それに従うことにしました。

糸魚川への道は ほとんどがこの写真の洞門になってました。 カルディナさーん!こんなですー!)

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・いきなりカメさん。

日本海沿いの道をドライブして たどり着いたのがここ。

親不知海岸です。

 

 

 

 

 

 

 

糸魚川から富山にかけての海岸は ヒスイで有名だそうですね。

ヒスイ館(だったかな) に入ったら 管理人さんがそう教えてくれました。

「海岸に普通に落ちているんですか?」 と聞くと 

「はい、落ちてます。」 だって!!

そりゃすごい!

早速海岸に出て ヒスイ探し。

どれがヒスイかはわかりませんでしたが おもしろい柄の石がたくさん落ちていて

とっても楽しかったです。 

 

 

 

 

 

 

 

海は広いな大きいな。

この日の日本海は思ったよりも静かでした。

今回、パパさんと隊長は 「日本海」。

ママは3回目となります。 (能登、越前 どちらも独身時代に観光で行きました)

 

 

 

 

 

 

 

 

ワタシタチハ  ナゼ  ココニイルンダロウ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

本当なら山小屋で夜を迎えていたはずなのに

海の幸を肴に乾杯してるポレポレ隊。

不思議だねぇ。

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日は朝から大雨。

早々に引き上げます。

突然だったのに 暖かく迎えてくださった民宿 楽々荘さん、 ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

糸魚川 ICから北陸自動車道に乗ります。 

 

 

 

 

 

 

 

高速もすごい雨。

スピード出さないでね。

 

 

 

 

 

 

 

忘れものに気付き 妙高SAで停車します。

そう、冷たいデザート!

妙高山は残念ながら雲に隠れて見えなかったけど

高原ソフトは とってもおいしかったです。

午後1時半くらいに自宅に到着。

関東はいいお天気だったようで この日も30度を軽く越えていました。

車内でずっと同じ姿勢だったので またまた腰痛がひどくなりましたが

とにかく無事に帰って来れて良かった。

パパさん、長時間の運転、お疲れ様でしたー!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ポレポレ隊の夏山遠征は、 終わってみたら

「日本海で海の幸を食べようツアー」 に変わっていました。

白馬岳に登るのをずーっと楽しみにしていた3人でしたが

白馬尻で撤退を決めた時、 正直私はホッとしてました。

やはり腰が不安だったから。

あそこから頂上宿舎まで、標準のコースタイムでも4時間半はかかります。

重いザックを背負っての登りが どれだけ腰に負担をかけるのか

猿倉を出た時から 「大丈夫かな」  と ずっと心の中でもやもやしてました。

だから隊長が苦手な 雷の音が聞こえてきたとき、

「もしかしたら登らなくてすむかも・・・」 と 思ったりしてたんです。

お天気が最高だったならば そんな不安を吹き飛ばしてくれたかもしれません。

でも あの状態で上がるのは やっぱり疲れを倍増させるだけのような気がしてた。

「戻ろう」 という言葉に 隊長とパパさんがすぐに同意してくれて本当によかった。

硫黄の撤退の時、隊長はすごく反発し、

その後のリベンジまで何百回もその想いを私にぶつけてきました。

でも今回は実におとなしい。

隊長を黙らせてしまう雷の威力、すごいです。 (笑)

 

 

 

 

 

 

白馬岳・・・・・

昨年の立山と共に ポレポレ隊リベンジリストに入りました。

絶対に絶対に絶対に 今度こそ今度こそ今度こそ

頂上に立つからねー!!! 

 

 

 

 

 

ウリャ~~~~~!!!!

 

最後にカニだー! 

 

 

*今回はコースタイム等、省略させていただきます。

*山レポブログなのに山データがなくてすみません。
  最近 白馬に行かれてる ヤマ友さんのレポ&写真を紹介します。

 ▲7月下旬    ぽてと。さん

 ▲7月26日~8月1日  しーばさん

 ▲8月2日~4日 きゅうちゃんさん

 ▲8月5日~9日 heppocoさん

 

こんなどうしようもないレポを最後まで見てくださってありがとうございました。

来週より帰省するため、今月はもう山の計画はありません。

8月はとうとう一度も山のテッペンに立つことができませんでした。(涙)

この想い、秋につなげます。 (闘!)

今回(も) 白馬登山に関しては たくさんの方から情報やアドバイスを頂いていました。

いつも本当にありがとうございます。 

それから撤退を知って優しい言葉をかけてくださった皆さんにも・・・・

感謝感激ポレポレ隊! 

(漏れがあると困るのでここでは個々のお名前は割愛させていただきます。ごめんなさい。そして 本当にありがとうございました!) 

 

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▲バースデー山行2008 八ヶ岳 <その1>

2008-08-01 10:00:00 | ▲2008年山行報告

 歩いた日 2008年7月26日(土)~7月27日(日)

7月は家族内でバースデーを迎える者が3人います。

長男、二男 (隊長)、 それに、毎年二十歳の弱足さんです。

昨年は、私(7/25) と 隊長(7/27) は 立山 と 唐松岳 でそれぞれバースデーを迎えました。

今年から パパさんの会社の夏休みの取り方が変わったため

土日にぶつからないと バースデー登山は無理だと思ってたのに

隊長のバースデーがちゃっかり週末にぶつかりました。

生まれた日を山の上でお祝いできるなんて こんなに幸せなことはありません。

いくつも候補が上がった中から いろいろ迷った末に

山登りを始めた当初から隊長が憧れていた 八ヶ岳の主峰、赤岳に決定。

今まで何度も隊長からリクエストがあったのに 私が踏み切れずにいたお山です。

北横蓼科硫黄・・・ ちょっとずつ足を踏み入れて下地を作り、

天狗を制覇したら挑戦しようと思っていた場所ですが

今回 その天狗を飛び越えて登ることになりました。

実は今年は節目が三つ重なった年。

そのうちの一つは 隊長が高校生になったこと。

思い出深い記念の年だから ここらでイッチョ気張って見るか、と 

弱足さん、勇気を振り絞って挑戦することに決めました。

前置きがいつも長くなっちゃうので 今回はここら辺でやめときます。

が・・・・!

レポ、かなり長いです。

富士山と燕を抜かして すごいロングレポになっちゃいました。

ご迷惑をおかけしますが興味があったらのぞいてみてください。

それでは バースデー山行2008 八ヶ岳レポ はじまり はじまり~!

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・いやはや出足から一騒動ありました。

自宅前にお隣さんのお客様の車が止まってて出られない・・・!!

夜中の2時に ピンポン鳴らすわけにもいかず

隊長と私とで 車の左右に立ち 声掛け合ってなんとか出庫させました。 

あと数センチずれていたら 出ることができなかった・・・・

この時点で3人とも汗だく。 ふぅ~。

 朝食は 八ヶ岳PAで。

手前に見える黒い大きな物体は

なんとクリームパン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

諏訪南ICで下ります。 

 

 

 

 

 

 

 

八ヶ岳ズームライン。 

お天気はイマイチ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

美濃戸口を通り越し 林道を進んで登山口のある美濃戸に行くつもりが

なんと道に迷ってしまいました・・・・!!

別荘地を抜け、ダートな道に入った途端 タイヤが空回りして 全く前に進めない!

「おかしいよ」  「この道じゃないよ」 

と 結局戻ることに。

今日は アクシデント続きだねぇ。

 

 

 

 

 

 

 

美濃戸口まで戻ってきました。

ここで矢印の左方面に入って行かなくちゃいけなかったのに

まっすぐ進んでしまったんです。 はぁ~。 

 

 

 

 

 

 

 

無事、赤岳山荘の駐車場に到着。

時間は5時半くらいでしたが 管理人さんがいました。

駐車代金2000円(二日分) を払い、

領収書をフロントガラスの見える部分に置いておきます。 

 

 

 

 

 

 

 

歩き出します。 

 

 

 

 

 

 

 

今日の手ぬぐい ほおずき。

 

 

 

 

 

 

 

線香花火を見ながら進みます。

 

 

 

 

 

 

 

すぐに美濃戸山荘到着。

 

 

 

 

 

 

 

 

登山届出します。 

 

 

 

 

 

 

 

山荘のすぐ前が登山口。

ここで北沢コースと 南沢コースに分かれます。

私たちは行きと帰りを違う道で歩きたいので

往路はこの先の北沢コースから入ることにしました。 

 

 

 

 

 

 

 

シモツケさん、行ってきます。

無事を祈っててくださいね。 

 

 

 

 

 

 

 

行きますよー。 

 

 

 

 

 

 

 

地図上に 林道をショートカットする道が記されていたので

そっちに行ってみることにしました。 

 

 

 

 

 

 

 

が・・・

勾配があり、岩ゴロゴロで 歩きにくい!

隊長はちょっとでも早く進める、と 満足してるようでしたが

あのまま林道を歩いた方が楽だったような・・・。 

 

 

 

 

 

 

 

ここで林道と合流。

果たしてどれくらいの時間が短縮されたのか・・・。 

 

 

 

 

 

 

 

ここら辺は 傾斜もなく歩きやすい。 

 

 

 

 

 

 

 

北沢を通る人が多かったように思います。

皆さん、硫黄経由で行かれるんでしょうね。

どんどん抜かれますが 気にしない 気にしない。

 

 

 

 

 

 

 

ここら辺りが 

 

 

 

 

 

 

 

堰堤広場ってとこかな。 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤岳鉱泉目指して進みます。 

 

 

 

 

 

 

 

水の音が気持ちいい。 

 

 

 

 

 

 

 

ボケボケすみません。 

 

 

 

 

 

 

 

登山口から けっこうお花が咲いていて楽しめます。

ムカゴトラノオさん こんにちは。

お花の先っぽが ハナネコノメさんに似てるような。 (今年もまた会えなかった・・・涙)

 

 

              <その2> に つづく・・・

 

 

 

 

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▲バースデー山行2008 八ヶ岳 <その2>

2008-08-01 09:00:00 | ▲2008年山行報告

          

            <その1> からの つづき

滑らないように気をつけて。 

 

 

 

 

 

 

 

隊長が見つけてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

クルマユリさん。

ご無沙汰してました。  会えてうれしい。 

 

 

 

 

 

 

 

どんどん進むよ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

薄日も射すのに 上の方はガスってるねぇ。 

 

 

 

 

 

 

 

あら、ヤマハハコさんも こんにちは。

開花まであと一息かな。

花期の長いお花です。 

 

 

 

 

 

 

 

いったいいくつ橋を渡ったんでしょう。

さあね。

 

 

 

 

 

 

 

汗、ダラダラ。 

 

 

 

 

 

 

 

20日ぶりのご無沙汰でした。

黒斑で会ったハリブキさん。

相変わらずトゲトゲしてる。 

 

 

 

 

 

 

 

そうこうしてるうちに 赤岳鉱泉に着いたみたいですよ。 

・・・・っとここで メールが入りました。

あっこちゃんからです。

「もしや 八ツですか?」   だって。

「そうでーす!」  と返信。

それっきり途絶えました。

どういう意味だったんだろ?

まさか・・・近くにいるとか?

 

 

 

 

 

 

 

赤岳鉱泉到着です。

そこそこ賑わっていました。

 

 

 

 

 

 

 

硫黄方面に行かれる人はここで分かれるのかー。

我々の今回の目的は 赤岳のみ。

行者小屋に向かって慌てずゆっくり進みます。 

が・・・・

ここでまた道を間違え 小屋のお兄さんに

「登山道はそっちじゃないですよ。」 と言われてしまった。

アチャー  今日はミスが多いなぁ。 

しっかりしないと。

 

 

 

 

 

 

 

また樹林の中へ入っていきます。 

 

 

 

 

 

 

 

ベニバナイチヤクソウ。

可愛い~~っ! 

 

 

 

 

 

 

 

さて、次に向かうのは・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地図に書いてあったこの場所。

中山乗越展望台。 

素晴らしい眺めってどんなかな。 

 

 

 

 

 

 

 

あ、ここですね。 

 

 

 

 

 

 

 

「展望台ってことは登るんだよね・・・」 って

ブツブツ文句を言うパパさん。

5分だからガマンしてちょうだいよ。 

 

 

 

 

 

 

 

ほら、もう着いちゃった。

さあ、どんな展望かなー!? 

 

 

 

 

 

 

 

 

あらら・・・・・。

残念ながら 上の方はガスガスで見えません。 

 

 

 

 

 

 

時々 大同心が見え隠れ。

本当なら ぐるーっと稜線が見えるはずだったのに・・・。

 

 

 

 

 

 

 

あ~あ・・・・

 

 

 

 

 

 

 

向こうに見える街並みは・・・・小淵沢方面かな? 

 

 

 

 

 

 

 

木々の間から行者小屋が見えます。 

そろそろ行きますか。

 

 

 

 

 

 

 

先ほどの分岐まで戻ってきました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして もう行者小屋が見えてきました。

 

 

 

 

 

 

 

賑やかです。

 

 

 

 

 

 

 

ここにテントを張って赤岳への基点にする人も多いようですね。

・・・・と その時・・・

 

「ママさーん!!!!!」

 

と 左上の一段高くなっているテン場から呼ばれました。

それは・・・・・!!!!

 

 

 

 

 

 

なんと、ひろさんとあっこちゃん でした!!

びっくりした~~~!!!

実は 朝 駐車場で ひろさんは私達を発見していたそうです。

駐車場の写真に なんとひろさんの車が写っていました。

その時は もちろん知るはずもありません。

赤岳鉱泉の近くで あっこちゃんから来たメールは

その確認だったのですねー!

しかし どういうルートで回るかお互いに知らないわけだし

ここで会ったのは すごい確率!

よくぞ見つけてくれました。

あっこちゃんたちは これから阿弥陀をゲットするそうです。

「ほんじゃ バイバーイ!」 と ここでお別れしたのでした。

 

          <その3> につづく・・・

 

 

 

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▲バースデー山行2008 八ヶ岳 <その3>

2008-08-01 08:00:00 | ▲2008年山行報告

 

          <その2> からの つづき

それまでガスガスだった山の上が

急に晴れてきました!

晴れ男のひろさん、さすがっ!!  

いやいや それだけではないようです。

フーフー隊の皆さんの思いが通じたに違いない!

皆さん、ありがとうございます!

すごいです、どんどん晴れてきました!

うれしい~~~っ!!

白馬に行ってる しーばさんの所にも 届け~~~!!

(後から ぽてと。さん も白馬だったことが判明。)

他にも誰かお山に行ってたっけ? 

皆さんのお山が晴れますように! 

 

 

 

 

 

 

 

さ、太陽が出てきて気分上々。

どんどん進むとしましょう。 

 

 

 

 

 

 

 

わおっ! 展望荘も見えました! 

 

 

 

 

 

 

 

赤岳の頂上も!!

テンションが上がってきたよー!

 

 

 

 

 

 

 

横岳のギザギザもはっきり見えます! 

 

 

 

 

 

 

 

パパさんもカシャカシャ撮ってます。 

 

 

 

 

 

 

 

今歩いているのは中岳道。

隊長は文三郎を行きたかったようですが

コマクサを見たかった私のリクエストを聞いてもらいました。 

 

 

 

 

 

 

 

さっきまでのガスガスが嘘みたい。

ああ、今 中山展望台に居れば きっとすごい眺めだっただろうになぁ。

でも わがまま言ってはいけませんね。

今が良ければ全て良し! 

 

 

 

 

 

 

 

赤岳でかっ! 

本当にあのテッペンに登れるのかなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

隊長も静かに想いを膨らませているようです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

景色を楽しみながら ゆっくり進もう。 

 

 

 

 

 

 

 

 

っと 紫色が目に飛びこんできました。

タカネグンナイフウロです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

お次は タカネコウリンカ。

黒っぽく見えますが この中からやがて黄色いお花が現れます。 

 

 

 

 

 

 

 

ミネウスユキソウも咲いていました。

そう・・・この中岳道は お花がいっぱい!

やっぱりこっちから来て良かったー! 

 

 

 

 

 

 

 

もう少しで稜線かな。

 

 

 

 

 

 

 

その前に もうちょっと頑張りましょ。 

 

 

 

 

 

 

 

崩壊してるけど しっかり足場を補強してあります。 

 

 

 

 

 

 

 

ヨッシャー! あそこが稜線だ! 

 

 

 

 

 

 

中岳のコルに到着。

阿弥陀がものすごい存在感でそびえています。

写真だと威圧感が伝わらない。

すごい~~!!

 

 

 

 

 

 

 

私たちは 阿弥陀に背を向けて 赤岳に進みます。 

 

 

 

 

 

 

 

しかし もう限界。

お腹が空いて ぶっ倒れそうです。

つまり シャリバテ。

 

 

 

 

 

 

 

隊長はこのまま赤岳まで行こうって言ったけど

とてもじゃないけど無理です。

中岳頂上でゴハンにするぞー! 

ほら、パパさんもお腹空いたって言ってるし。

 

 

 

 

 

 

 

手前のとんがってるピークが中岳です。

なんとかあそこまでは頑張ります。 

っていうか 隊長はやっ!

真ん中へんに見える白い粒が隊長です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ママはもうお腹がペコペコで 怒りまくってます。

そう・・・お腹が空くと すごく機嫌が悪くなるママさん。

だから皆、私から離れます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

行者小屋があんなに下に。

 

 

 

 

 

 

 

今頃 あっこちゃんたちは おいしいゴハン食べているのかなー。

それとももう食べ終わって出発したのかなー。

・・・って人のゴハンのことはいいから 早く前に進むのだ。

 

 

 

 

 

 

 

隊長、あと少しで中岳に到着します。

 

 

 

 

 

 

 

チシマギキョウさん、おいしそう・・・・   えっ・・

 

 

 

 

 

 

 

あと少しかな。

 

           <その4> へ つづく・・・

 

 

 

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▲バースデー山行2008 八ヶ岳 <その4>

2008-08-01 07:00:00 | ▲2008年山行報告

 

                     <その3> からの つづき

パパさんも頑張ってます。 

 

 

 

 

 

 

上を見ると この空の青さに感激。 

一瞬だけ空腹を忘れさせてくれる。

 

 

 

 

 

 

 

権現岳~編笠も見えてます。

あっちもいつか行ってみたいね。

ここでまた空腹を一瞬忘れられた。 

 

 

 

 

 

 

 

ほら、足元には ミヤマミミナグサのお花さん。

健気に咲いてる様子を見て また一瞬の幸福。

こうやって一瞬が積み重なって 時間が過ぎていくんだなぁ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも 一瞬が積み重なっても空腹は埋まらない。 

 

 

 

 

 

 

 

到着~~~!!!!

倒れこむようにして場所を確保。

中岳の頂上は あまり広くありません。

でも今日は絶対にここで食べるぞー!

隊長、早く 湯を沸かせ!  (また人格が変わった)

 

 

 

 

 

 

 

せこっ・・・・

お腹空いてる割には質素です。 

・・・・我々は泊まりの時は 荷物を少なくするために

なるべく簡単に済ますのです。 

いや、実際にはもうちょっとあったのですが とにかくお腹空いてたもので

写真撮るより先に胃袋へ。(^_^;)

 

 

 

 

 

 

 

ガツガツと ものも言わず食べました。 

 

 

 

 

 

 

 

これからあそこを登っていくんだね・・・

アハハハハハハハハ・・・

思わず笑っちゃいたくなる。

実物は ものすごい傾斜ですが

この写真からは そんな風に見えないのが なんとも悔しい。 

 

 

 

 

 

 

 

横岳~硫黄の稜線もクッキリハッキリ。

硫黄もいい山だったなぁ。 

 

 

 

 

 

 

 

さて、それじゃあそろそろ出発だ。 

 

 

 

 

 

 

 

前回の黒斑~仙人岳の稜線の感じと ちょっと似てるね。 

こっちの方がスケールが大きいけど。

 

 

 

 

 

 

 

ほうら! 会えた!

女王コマクサさんです。

ここはロープがないので すぐ近くで見ることができました。

ピークは過ぎているようですが まだまだその美しい姿を保っています。 

 

 

 

 

 

 

 

そこでずっと見守っててね。 

 

 

 

 

 

 

 

ヨッシャー! 行くぞー! 

 

 

 

 

 

 

 

あんまり人がいないね。 

 

 

 

 

 

 

 

 

また咲いてた。

踏まれないように 誰かが岩で囲ってくれたんだね。 

 

 

 

 

 

 

 

う~ん!!

何て気持ちいいんでしょう!

・・・お腹が満腹になったので 人格も穏やかになった弱足さん。 

 

 

 

 

 

 

 

いくら穏やかになっても この傾斜を登るのは ちと辛い。 

 

 

 

 

 

 

 

ま、のんびり行きましょうや。  (いつもだけど)

 

 

 

 

 

 

 

来た道を振り返る。

やっぱり阿弥陀すごい・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてまた前を見て歩きます。 

  

 

 

 

 

 

 

 

分岐に出ました。

ここで文三郎と合流。 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと表示が剥げてますが 赤岳山頂に向けて

ガンバルぞー! 

 

 

 

 

 

 

 

隊長は実にクール。

息も全く上がってません。

あんたの心肺機能は どうなっているのかね。 

 

              <その5> に つづく・・・

 

 

 

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▲バースデー山行2008 八ヶ岳 <その5>

2008-08-01 06:00:00 | ▲2008年山行報告

 

              <その4> からの つづき

その時、轟音と共にヘリコプター登場!

「おーい! 上まで乗せてってくださいよぉ~~~!!」

・・・・・。

予想通り、応答なし。

 

 

 

 

 

 

 

上から赤岳さんが見ています。

自分の足で登ってくるのじゃ。 (赤岳って じいさん?) 

 

 

 

 

 

 

 

ほんとは パパさんも乗りたかったよね。

ヘリコプター。 

 

 

 

 

 

 

 

えっちら おっちら。

急勾配を登ります。 

 

 

 

 

 

 

 

 

だんだん岩が多くなってきました。

 

 

 

 

 

 

 

そろそろストックしまった方がいいかもね。 

 

 

 

 

 

 

 

 

また分岐です。

権現からの道とぶつかります。  (文字が消えてて見えません) 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、ここから先は完璧岩場です。

三点支持で落ち着いて。

それほど危険な箇所はありませんでしたケド。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ファイト! ファイト! 

 

 

 

 

 

 

 

あれぇ~? そっちじゃないんじゃないの~?

ルートはずれてます。

進めなくなって戻ってきました。

「ねえ! 後ろにいるんだから 間違ってたら教えてよ!」

と 自分の間違いをパパさんのせいにしてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

不気味な薄笑い やめてください。 

いや・・そうじゃなくて。

疲れると 全ての感覚が緩くなるのですよ。

別に意味はありません。

 

 

 

 

 

 

 

さ、行くよ。 

 

 

 

 

 

 

 

ヒィー ヒィー。 

 

 

 

 

 

 

 

ハァー ハァー。 

 

 

 

 

 

 

 

隊長は 全く変わらず 自分のペースで登って行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

上に道標が見えるぞ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤岳頂上まであと5分だって! 

 

 

 

 

 

 

 

弱足さん、どこ行くの。

こっち こっち。 

 

 

 

 

 

 

 

わかってるわい!

お花が咲いてたから撮ってだだけ。

チョウノスケソウさん、初めまして。

私はあなたの葉っぱに とても興味がありました。

会えてとってもうれしかった。 

 

 

 

 

 

 

 

ほうら 見てごらんなさい。

どんな有名なフラワーアーティストが作るアレンジメントより

ずっとこっちの方が素敵! 

 

 

 

 

 

 

 

って ここでハシゴかい。

もう少しだから気をつけて

 

 

 

 

 

 

 

 

弱足さんも 

 

 

 

 

 

 

 

登っちゃうよ。 

 

 

 

 

 

 

 

そして とうとう 着いたらしい! 

 

 

 

 

 

 

 

おー! 着いたー!!!!!!!!! 

 

 

 

 

 

 

 

八ヶ岳主峰 赤岳 2899メートル

登頂 おめでとう!

ありがとう。 

 

 

 

 

 

 

 

ではいつもの 三角点 ターッチ!!

・・・・・!?

ありゃ 手がいっぱい。

そう、実は・・・!!

ここで また あっこちゃんたちに会いましたー!

っていうより、我々が来るのを待っててくれたようです。

遅くて待ちくたびれたんじゃないでしょうか。

ごめんねー。

そっか・・・あっこちゃんとひろさんのサイボーグコンビは

行者小屋から地蔵を登って赤岳ゲットしてから

阿弥陀に縦走、というコースだったのねー。

私たちには考えられない・・・

だって私たちは人間だから。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと時間を戻してみると

あら、ほんとだ。

ここに居たんだー。

 

           <その6> につづく・・・

   

 

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▲バースデー山行2008 八ヶ岳 <その6>

2008-08-01 05:00:00 | ▲2008年山行報告

 

             <その5> からの つづき

というわけで、 改めて全員集合!

ひろさん、あっこちゃん、待っててくれてありがとう。 

 

 

 

 

 

 

 

そしてサイボーグたちは この後 阿弥陀へと向かったのでした。

気をつけてね~!! 

 

 

 

 

 

 

 

さて、私たち人間チームは 北峰に向かうとしましょう。 

 

 

 

 

 

 

 

 

その前に 赤岳神社の祠に手を合わせます。

いっぱい伝えたいことがあったから。 

 

それと・・・・

赤岳登頂については 数年前からたくさんの方達に

アドバイスや情報をいただいていました。

未熟な私に いつも丁寧に色々教えてくださった皆様、

本当にありがとうございました。

弱足の私が こうやって赤岳の頂に立つ事ができたのも

みなさんのおかげです。

とっても とってもうれしいです。

一人一人の名前は挙げませんが 心の底から感謝します。

本当に本当にありがとうございましたー!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは移動! 

 

 

 

 

 

 

 

ミヤマダイコンソウがいっぱい咲いてた。 

 

 

 

 

 

 

 

あっという間に赤岳頂上山荘がある北峰へ来ましたよ。 

 

 

 

 

 

 

 

さっきまで居た南峰は こんな感じになってます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして 今日のポレポレ隊のお宿である展望荘が下に見えます。

その先は 横岳へと続く稜線が。 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは中岳経由で 阿弥陀に続く道。

あの二人はここを通って行くんだねー。

頑張れ~!  (私が心配しなくてもサイボーグだからへっちゃらだけど) 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく休んでから展望荘に向かいました。 

 

 

 

 

 

 

 

この下り、ちょっと大変だよ、と

二人に言われたので 弱足さん、ビビリまくり。

でも下らないと宿に着けないから がんばります。 

 

 

 

 

 

 

 

お花に励まされながら。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほら、ここまで下りてきた。

頂上山荘があんな所に。 

 

 

 

 

 

 

 

ガスが出たり消えたり。

でも 午後になってもまずまずのお天気です。

フーフー隊の力 持続してます! 

 

 

 

 

 

 

 

今日のゴールはすぐそこだから

慌てないで行きましょう。 

 

 

 

 

 

 

 

誰かが登ってくるあの道は 県界尾根ですね。

若いグループのようでしたが

こちら側の稜線に居た年配のオジサンと

「ヤッホー!」 の交換してました。

おもしろーい!

同じ景色を共有してると 年齢の枠を飛び越えちゃうんだね。

 

 

 

 

 

 

 

あっこちゃんたち どの辺りかな~

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、私たちも あと一息。 

 

 

 

 

 

 

 

ゆっくり ゆっくり・・・。

しかし 残念なことに パパさん、この辺りでシリモチ着きました。

ふぅ。 

 

 

 

 

 

 

 

ガレ場はキライ。

岩を落とさないように気をつけよう。

 

 

 

 

 

 

 

パパさん、もう転ばないでね。 

 

 

 

 

 

 

 

お花さんが出迎えてくれました!

 

  

 

 

 

 

 

いい眺め~。

無事にここまで来ましたね。

 

 

 

 

 

 

 

今日 お世話になる 赤岳展望荘です。

正面に見える場所は談話室。 

まずは受付を済ませましょう。

 

              <その7> に つづく・・・

 

 

 

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▲バースデー山行2008 八ヶ岳 <その7>

2008-08-01 04:00:00 | ▲2008年山行報告

 

               <その6> からの つづき

ここが小屋の正面。

こんにちは! 

 

 

 

 

 

 

 

受付を済ませ、お兄さんにお部屋を案内してもらいました。

こんな地下トンネルを通って 

 

 

 

 

 

 

 

個室棟に到着。

そう、今日は個室を予約してありました。

この日は大部屋は少し空きがあったようですが

個室は満室だったそうです。

やっぱり個室の方が気が楽ですものねぇ。

料金は一人12000円。

大部屋は一人9000円。

どちらも2食付の場合です。

 

 

 

 

 

 

 

ここがポレポレ隊の今日のお城。

狭いけれど着替え等を考えると やっぱり個室がいいなぁ。 

 

 

 

 

 

 

 

受付と同時に渡されたのがこれ。

カップに名前を書き 食事の時に食堂に持って行きます。

それ以外の時間も このマイカップを持って行けば

コーヒー飲み放題。 (時間限定) 

 

 

 

 

 

 

 

夕食までの時間、小屋の前でくつろぐ皆さん。 

 

 

 

 

 

 

 

 

小屋の前は コマクサの群生地になっています。

ただ 近くに寄ることはできません。

お花の終わったウルップソウもありました。

いつか会いたいなぁ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日下山予定の地蔵尾根の向こうには 横岳への稜線が。

隊長、本当は行きたかったみたいだけど

今回は赤岳のみってことで。

いつもママの脚力に合わせちゃってごめんね。 

 

 

 

 

 

 

 

小屋の後ろには 赤岳。

さっきあそこから下りてきたんだもんねぇ。

人間てすごいなぁ。 

 

 

 

 

 

 

 

空を見ていると 数秒毎に様子が変わる。

午後6時前の 一瞬の青空。

雲がすごい。 

 

 

 

 

 

 

 

お待たせしました。  (待ってました!)

夕食の時間です。

こちらの山荘はバイキング形式。

こんな山の上で 料理作るの大変だろうな。 

 

 

 

 

 

 

 

バイキングですから もちろんお変わり自由です。 

 

 

 

 

 

 

 

さて、食事も終わり、また皆さん外へ出て 

夕暮れの一時を楽しんでいらっしゃいます。 

こんな時間がたまらなく好き。

 

 

 

 

 

 

 

行者小屋が見えます。

あっこちゃん達は もう夕食終わったかなー。 

 

 

 

 

 

 

 

楽しかった一日が終わろうとしています。

帰る時間を気にしなくてもいい この開放感がたまりません。

明日も素敵な一日になりますように。

おやすみなさい。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

翌朝。

 いやー ぐっすり寝ました。

朝4時前。 部屋の窓から見る外はまだ真っ暗。

夜は雷が鳴り、雨もかなり降ったようです。

しばらくしてから 外に出てみました。

どんな朝の景色が見えるかな!

 

 

 

 

 

 

 

 ( ̄ロ ̄lll) ガーン  ナニモミエナイ・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

こっちも・・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

アハハハハ・・・

山の朝なんて だいたいこんなもんでしょ。

寒いので 一旦お部屋に戻ります。 

 

 

 

 

 

 

 

なんとなく落ち着かなくて また外に出てみました。

ほかの方達も ヘッデンつけて 出たり入ったりしています。

日の出の時刻を少し過ぎたくらいに

空の一部がオレンジ色に輝きだしました。 

 

 

 

 

 

 

 

さっきまで全く見えなかった赤岳の姿が

シルエットみたいに少しだけ見え始めましたよ。 

 

 

 

そして・・・・・

なんと・・・・・!! 

 

 

 

 

 

 

 

富士山が!!!!!!! 

 

うれしいーっ!

絶対に見たかった富士山!

会いたかったよー!

 

 

 

 

 

 

 

ほら! 赤岳もこんなに見えてきました!

朝日に当たってますます赤く染まっています! 

 

 

 

 

 

 

 

ここで隊長から 「お願い」 されてしまいました。

どうしても もう一度赤岳の頂上を踏みたいと。

テッペンで16歳を迎えたいと。

そう、今日は隊長の誕生日です。

始めはちょっと心配だったのですが 

パパさんと相談し、時計と携帯を持っていくことと

危ない箇所には絶対に近づかないことを約束させ

朝食後に一人で赤岳に向かう許可を出しました。 

 

 

 

 

 

 

 

朝の食堂はごったがえしています。

なんとか場所を確保して チャッチャと食べました。

 

 

 

 

 

 

 

朝も やっぱりバイキング。

早出をする方達は お弁当を用意してもらって

もう出発しているようでした。

 

            <その8> に つづく・・・

         

 

 

 

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▲バースデー山行2008 八ヶ岳 <その8>

2008-08-01 03:00:00 | ▲2008年山行報告

 

                  <その7> からのつづき

さて、それでは隊長、一人で赤岳の頂上を目指します。

昨日 一度歩いているので どんな道かはわかっているはず。

富士山も応援してくれてるよー。

気をつけてね。

行ってらっしゃい!! 

 

 

 

 

 

 

 

なんとなく心配で ずっと見てる母。

かなり上まで歩いて行くのが見えそう。

こりゃいいね。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ズンズン進んで行きます。

天気も上々! 

 

 

 

 

 

 

 

途中からパパさんも来て 望遠で撮ってもらいました。

すごいスピードで上がっていく。  

 

 

 

 

 

 

 

もうあんな上まで行っちゃった!  

 

 

 

 

 

 

 

ほとんど頂上に着いたみたい。

肉眼では全く見えません。 

 

 

 

 

 

 

 

 

16歳 おめでとう。

全然見えないけど・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

心配症の母も戻ってきました。 

やっぱり一緒に行けばよかった。

でも 倍の時間かかるよね、きっと。 

 

 

 

 

 

 

 

隊長が戻るまでに 出発の準備をしなくちゃね。

ちょっと回りの様子なんかも写しながら。

雲海の向こうには 奥秩父の山々が。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギリギリで頂上山荘と富士山を一緒に写すことができました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

要領が悪いママさん、お部屋の片付けとパッキングに時間がかかり

慌てて外に出たら 隊長は もうすぐそこまで戻ってきていました。

やっぱり早い! 

 

 

 

 

 

 

 

 

オンボロのフィルムカメラで隊長が撮ってきた写真です。

スキャンしてみました。

「昨日は全然見えなかったけど 南アがすごかったよ!」 と

珍しく興奮して話してくれました。

南峰の方は誰もいなかったんだね。

あ~あ・・・やっぱり一緒に行けば良かったな。 (時間かかって無理)

 

 

 

 

 

 

 

 

3人そろったところでパチリ。

今回 三脚忘れ、大失敗。 

やっぱり人に撮ってもらうと あまり注文出せませんから。

 

 

 

 

 

 

 

さて、それではそろそろ出発します。

展望荘さん、お世話になりました。

団体さんが体操してる中を 通らせてもらいます。 

 

 

 

 

 

 

 

今日の手ぬぐい 朝顔さん。

 

 

 

 

 

 

 

 

地蔵尾根に向かいます。

風が強くて帽子が飛ばされそう。 

 

 

 

 

 

 

 

名残惜しいね。

赤岳さん、さようなら。 

 

 

 

 

 

 

 

地蔵の頭。

よくガイドブックで見るお地蔵様です。

どうか無事に帰れますように。

あなたはここで いったい何人の登山者を

迎えたり見送ったりしてきたのでしょう。 

 

 

 

 

 

 

 

地蔵尾根、下ります。 

 

 

 

 

 

 

 

赤岳を写真に収める16歳の隊長。 

 

 

・・・と、

 

 

 

 

もう半世紀も生きてるママ。

そろそろ年齢を考えた行動をしよう。 (何気なく二つ目の節目公開)

 

 

 

 

 

 

 

 

お山も呆れてます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マジにふざけてる場合じゃありません。

ここの下り、怖いです。

今回の行程の中で 一番難儀しちゃいました。

だって 前夜に降った雨で すごく岩が滑るんだもの。

気を引き締めてまいりましょう。

 

 

 

 

 

 

 

ゆっくりでいいからね。

言われなくても そうします。

 

 

 

 

 

 

 

ガスが出てきたね。 

 

 

 

 

 

 

 

赤岳からの下りよりも こっちの方が怖かった。

落ち着いて。 

 

 

 

 

 

 

 

滑るから いつもよりいっぱいゆっくりね。

 

 

 

 

 

 

 

おーっと! 何やってるんですかっ!

こんな風に 鎖に全体重を預けてはいけません。

悪い例なので 絶対に真似しないでください。 (みんな知ってる)

 

             <その9> に つづく・・・

 

 

 

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▲バースデー山行2008 八ヶ岳 <その9>

2008-08-01 02:00:00 | ▲2008年山行報告

 

             <その8> からの つづき

ビビリまくり。 

 

 

 

 

 

 

 

なんとか難関を突破。

そこには バイケイソウの花が迎えてくれていました。

コバイケイソウは何度も会ってるけど バイケイソウは初対面。

けっこう存在感ありますね。

有毒なので注意。 

 

 

 

 

 

 

 

引き続き 下っていきます。 

 

 

 

 

 

 

 

広場でホッと一息。

暑くなったので上着も脱ぎます。 

 

 

 

 

 

 

 

正面には昨日通った中山が見えます。

そう、残念ながらガスガスだった あの中山展望台のあった場所。

 

 

 

 

 

 

 

行者小屋に着きました。

今日も賑わっています。

そして!!!

なんと!!!

ここでまた サイボーグ・・・じゃなくて

ひろさんとあっこちゃんに会いました!

ちょうど準備が終わり、出発するところでした。

私たちが横岳、硫黄を回ってくるものだと思ってたみたいで

顔を見るなり 「はやっ!」 とか言われちゃった。 (笑)

全然早くなんかありません。

だってそのまま下りてきただけだもの。

 

 

 

 

 

 

 

それじゃあまたね!

バイバイ! 

 

 

 

 

 

 

 

朝はあそこのテッペンから行者小屋を見てたのに

今度は下から見上げています。 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、それでは私たちも出発しましょう。

帰りは南沢を通ります。 

 

 

 

 

 

 

 

GO!GO! 美濃戸。 

 

 

 

 

 

 

 

ヘリポートを見ながら 

 

 

 

 

 

 

 

傾斜の緩い道を進みます。 

 

 

 

 

 

 

 

行きに通った北沢コースの方が お花がたくさん咲いてたね。 

 

 

 

 

 

 

 

 

後を振り返ると大同心が見送っていてくれました。

またいつか必ず来ます! 

 

 

 

 

 

 

 

空が青い!

 

 

 

 

 

 

 

下って 下って。

 

 

 

 

 

 

 

弱足さん、もの思いにふけってるわけじゃございません。

おやつ食べてるとこ。 

 

 

 

 

 

 

 

渡りまーす。 

 

 

 

 

 

 

 

美濃戸まで40分。

よし、がんばろう。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうゴールはすぐそこ。

 

 

 

 

 

 

 

岩の上を通過します。

滑らないようにね。 

 

 

 

 

 

 

 

渋滞だ。 

 

 

 

 

 

 

 

そして・・・・

登山口に戻ってきました。

南沢と北沢の分岐地点。 

お疲れ様~!!

美濃戸山荘で休んでいたら お漬物を出してくれました。

これが とってもおいしかった!

 

 

 

 

 

 

 

駐車場到着。

よく頑張りました!

 

 

 

 

 

 

 

帰りはそのまま 「もみの湯」 へ寄って 汗を流しました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして 今回、絶対に寄りたかった ピッコ へ。

以前 ヤマ友さんに教えてもらってから 大ファンに。

霧ヶ峰 の帰りに寄った 「もうもう」 もいいけど 

ピッコの 「搾り立て牛乳」 (←ジェラートの種類) も メッチャおいしいです!

 

 

 

 

 

 

 

うー 幸せ~!!!!!! 

 

 

3人で食べてたら そこに・・・・ なんと・・・!!

 

 

 

 

 

 

 

また ひろさんとあっこちゃんが来ましたー!

二人は 「もうもう」 に寄る予定だったみたいですが

行者小屋でピッコの話をしたら こっちに食べに来てくれたみたいです。

お味はどうだったかな?

さて、ここで本当にお別れ。

何度もバッタリして楽しかったね!

元気でね~!

 

 

 

 

 

 

 

高速から八ツに最後のお別れ。

二日間、楽しい思い出をありがとう!

途中、談合坂近辺ですごい雷雨、そして雹に打たれたりしましたが

しっかり夕飯の準備までには帰ることができました!

パパさん、お疲れ様でした~!!!

 

      <その10> につづく・・・・・ いよいよ最終章。あと少しの辛抱です。

 

 

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▲バースデー山行2008 八ヶ岳 <その10>

2008-08-01 01:00:00 | ▲2008年山行報告

 

                <その9> からの つづき

今回会ったお花さんたち

  

アカツメクサ                       シロバナノヘビイチゴ 

 

  

トリアシショウマ                       ミヤマシオガマ 

 

  

ヒメジョオン                          ミヤマキンポウゲ 

 

  

ゴゼンタチバナ                        ネバリノギラン 

 

  

ハクサンシャクナゲ                    コバギボウシ 

 

  

コケモモ                           タカネグンナイフウロ 

 

  

オオヤマフスマ                          イワベンケイ 

 

  

シモツケ                             キツリフネ 

 

  

チョウノスケソウ                        ミヤマウツボグサ 

 

  

オオイタドリ                           イチゲフウロ 

 

  

イブキジャコウソウ                      ムカゴトラノオ 

 

  

ベニバナイチヤクソウ                     ミヤマダイコンソウ 

 

  

ミヤマオトギリ                        イブキゼリモドキ 

 

   

リンネソウ (夫婦花) いい名前だ              ヨツバヒヨドリ (白花)

 

   

ヤマホタルブクロ (隊長お気に入り)                     タカネニガナ      

 

   

タカネコウリンカ                         バイケイソウ 

 

  

ヤマガラシ                             ハリブキ 

 

   

ヤマハハコ                           ミヤマコゴメグサ 

 

   

ミヤマミミナグサ                           クルマユリ 

 

   

オンタデ                             オサバグサ (オバサングサじゃないよ)     

 

  

テガタチドリ                           チシマギキョウ 

 

    

ミネウスユキソウ                     マイヅルソウ 

 

  

ヤグルマソウ                         キバナノヤマオダマキ 

 

  

カラマツソウ                          サワギク 

 

  

ハクサンイチゲ                      女王 コマクサ 

 

山バッジ 

詳細はバッジリストから 

 

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こんな風にして 隊長とママの合同バースデー山行は終わりました。

隊長がずっと憧れていた八ヶ岳の主峰赤岳に

なんとか私も登頂することができて とってもとってもうれしいです。

横岳~硫黄の岩場は またいつかのためにとっておきます。

天狗も、そしてすごい存在感だった阿弥陀も まだまだ八ツは楽しめそう。

お花もいっぱい咲いてました。

ここに載せたのが全部ではありません。

見逃したのや 撮ったつもりなのになかったものもあります。

こんな充実した山でバースデーをお祝いできたこと、幸せに思います。

お山でバッタリ! も初めての経験で 

いつも笑顔で接してくれた ひろさんとあっこちゃんにも感謝。

 

今回、ワケあって丸坊主の隊長でしたが、次のお山では もう少し髪が伸びてるかな。 (笑)

今までで一番長いレポになってしまいました。

自分たちの記録のための記事なので 本当に自己満足としか思えない内容ですが

最後までお付き合いいただいて恐縮です。

まだまだ暑い日は続きます。

皆さんも どうか有意義で 元気一杯の夏をお過ごしください。

ありがとうございました!!

 

― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―

八ヶ岳(やつがたけ)  赤岳(あかだけ)

長野県  山梨県  2899m

日本百名山  甲信越百名山  山梨百名山  信州百名山

コース・・・・・・・・<1日目> 赤岳山荘P(5:40) ~ 赤岳鉱泉(8:20) ~ 

          行者小屋(9:25) ~ 中岳(11:20) ~ 赤岳(12:50)

          ~赤岳展望荘(14:10)    

          <2日目> 展望荘(6:50) ~ 行者小屋(8:10) ~

           赤岳山荘P(10:30)

全所要時間・・・・・<1日目> 8時間30分(含 昼食 休憩)

           <2日目> 3時間40分(含 休憩)

歩行時間・・・・・・・・<1日目> 約7時間15分

            <2日目> 3時間10分 

メンバー・・・・・・・・・・隊長 パパさん 弱足ママ (いつのもポレポレ隊メンバー3名)

 

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