ポレポレ隊が行く! 

ようこそポレポレワールドへ!
家族で歩いた山の報告です。
  ◆ポレポレとはスワヒリ語で 「ゆっくり」 の意。

▲神様が創った田んぼ 苗場山 <その1>

2009-11-13 06:00:00 | ▲2009年山行報告

歩いた日 2009年9月20日(日) 

シルバーウィークのお話。

『なぜ 苗場に行くことになったのか』

『なぜ レポのアップがこんなに遅くなったのか』

そういう諸々については 全て省略します。

 

それでは ポレポレ隊、出発しまーす!

 

 

 

 

 

 

 

 

真っ暗な中 登山口に到着。

その後、ちょっとだけ うつらうつらして朝食です。 (最近、ボケボケの写真ばっかり・・・私の頭と同じだ・・・)

 

 

 

 

 

 

 

苗場山に登るルートはたくさんありますが 

一番多く使われているのは 和田小屋からの祓川コース。

ポレポレ隊、初めての苗場ですが 今回は隊長の希望により

秋川郷から入る 小赤沢コースを登ることになりました。

車で三合目まで入れるので 楽チンです。

弱足なママにピッタリ。

トイレもしっかりあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

来た時は暗くてわからなかったけど こんなに奥まであったんだねぇ。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の手ぬぐい、 まろんちゃん。 

 

 

 

 

 

 

 

予報では良いはずなんだけど 上を見る限りそうは思えない・・・

最近、そういうのばっかりだね。 

 

 

 

 

 

 

 

登山届のポストあり。

ポレポレ隊は 毎回家で用意してくるので ポストに入れるだけ。

記入してる方の脇から入れさせてもらいました。

すみません、失礼しまーす。 

 

 

 

 

 

 

 

 

根っこの道を進むと 

 

 

 

 

 

 

 

すぐに三合目の道標。 

 

 

 

 

 

 

 

 

う~ん・・・青空は見えないなぁ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

気を落とさずに頑張ろう。 

 

 

 

 

 

 

 

グングン登る。 

 

 

 

 

 

 

 

今回 この苗場で、ポレポレ隊が試してみたことがありました。

ヤマケイの10月号に載っていた 『らくらくゆる登山』。

最初の1時間を ゆっくりのんびり歩く、というのもので、

”ゆる体操” の部と ”ゆる登山” の部があります。

”ゆる体操” の部も ①山に行く前 ②登り&休憩中 ③山小屋で休憩中 ④下り&休憩中

と4つに分かれておりまして

私はこの体操の部に関しては①のみ実行してみました。

で、今回はとにかく ”ゆる登山” の方に重点を置き、レッツ トライ。

『ゆる登山は歩き始めの1時間がとても大切。

 ここで身体を無理なくウォーミングアップすることで、疲れることなしに歩く能力をアップさせる。

 また、同時に休む能力もアップするので、その後は短時間の休憩でも疲れにくい身体ができあがる。 (休む能力って・・・)

 そして休むときは、ゆる体操をするなどして積極的に体をゆるませることも大切だ。』 (ヤマケイより)

具体的には 減齢四分割法 という方法で歩き出します。

11分歩いて4分休む。 (最初の15分)

12分歩いて3分休む。 (次の15分)

13分歩いて2分休む。 (その次の15分)

14分歩いて1分休む。 (これで1時間経過)

実際にやってみた感想としては 

●時計に集中しなくてはいけないので気を使う。

●指定の時間が来ても 道が狭かったり 後ろに人がいたりすると ピッタリその時間には止まれない。

なので あまり神経質にならずに アバウトな感じでやってみました。 (アバウトは私の特技の一つだ)

登山の時って普段から 最初はあまりスピードあげないで、ゆっくりね~って 声を掛け合っていましたが、 

歩き出してから11分で もう休む、というのは けっこうショッキングでしたね。 (笑)

でも 何となくこれが 後々良い風に作用したかも・・・って思いました。

あくまでも ”なんとなく” です。

これはこれから何回か試してみないとわかりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

いつものように 次々と抜かされて行く・・・。

どうぞどうぞ、お先にどうぞ。 

私たちは 今日は ゆる登山で参りますから。 (今日も、か)

 

 

 

 

 

 

 

 

この日は9月20日。

下界はまだまだ残暑が厳しいのに 山では着々と秋の準備が始まっているようでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

字が消えちゃって良く見えないけど ここは四合目。 

 

 

 

 

 

 

 

ゆる登山、私に合ってる。 

でも隊長には  「えー また休むの?」  って 何度も言われちゃいました。

 

 

 

 

 

 

 

わあっ

ツリーのデコレーションだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ほら こっちにも。 

楽しいね♪

 

 

 

 

 

 

 

苗場からの Autumn Gift 並べてみました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

丸太の真ん中に 滑らないように板を打ち付けてある。

至れり尽くせり。

 

 

 

 

 

 

 

 

五合目まできました。 

水分補給。 

 

 

 

 

 

 

 

 

たくさんの人たちにバンバン抜かれます。 

なんてったって ゆる登山ですから。 (何度も言うと 言い訳がましい)

 

 

 

 

 

 

 

ここを水場と言っていいのかどうか・・・・って疑うくらい

チョロッとしか流れてませんでした。

赤いのはコップです。 

 

 

                               <その2> につづく・・・

 

 

 

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▲神様が創った田んぼ 苗場山 <その2>

2009-11-13 05:00:00 | ▲2009年山行報告

    <その1> からのつづき

ロープ登場。 

 

 

 

 

 

 

 

ゆっくりいこう。 

 

 

 

 

 

 

 

倒れてるけど ここは六合目。 

 

 

 

 

 

 

 

 

青空見えた! 

 

 

 

 

 

 

 

またロープ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

よっこら よっこら。 

 

 

 

 

 

 

 

また倒れてる。

やっと七合目。 

 

 

 

 

 

 

 

 

今度は鎖。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八合目。 

隊長、いつも休憩の仕方が不自然なんだよね・・・・

カメラを避けてのことなんだけど。 (苦笑)

 

 

 

 

 

 

 

最初の1時間の ゆる登山のせいか 

いつもより疲れない感じがする。  (かも)

 

 

 

 

 

 

 

 

やっと歩きやすい道になりました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

と思ったら まだ岩がごろごろしてるね。

 

 

 

 

 

 

 

九合目に着きました。

頂上の一角みたいに見えるこの九合目は 坪場という所で

隊長、この坪場を通りたかったから このコースを選んだんだって。 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも 隊長の思いとは裏腹に ガスガス・・・・・

隊長の心中を代弁すると

「こんなはずじゃなかった・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山の上は 思ってたよりも ”秋” になってるみたいだね。

これは 想定外のラッキーな出来事かもしれない。

だって まだ9月の半ばだもの。 

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても まっしろけのけ・・・だ。

隊長の心中を代弁すると 

「こんなはずじゃなかった。(再び)

 

 

 

 

 

 

 

ママはこの時、一生懸命に隊長に向かって言ってました。

「絶対に大丈夫。 晴れるって! 今日はそういう予感がする。 諦めないで待とう。」 

 

 

 

 

 

 

 

ん? なんかちょっと明るくなってきてない? 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほんの ちょっとずつだけど 周りが見えるようになってきたよ。

 

 

 

 

 

 

 

やっぱり こりゃ ”秋” だ。 

 

 

 

 

 

 

 

わおっ!

もしかしたら ここ、すっごくきれいなのかもしれない。 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれれ? 一旦 湿原から離れて樹林帯に入るようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと気分を削がれた感じ・・・・。 

 

 

 

 

 

 

 

青空が見えたり消えたり。

こういう 出し惜しみの演出にも すっかり慣れたね。 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当の頂上はどこなの? 

 

 

 

 

 

 

 

 

きれい! 赤が目に飛びこんでくる。 

牛の気持ちがわかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

また湿原に出たよ。

ガスが消えてる! 

 

 

 

 

 

 

 

キャー! 赤だ! 赤だ! きれいだねー! 

弱足さん、大喜び! 

 

 

 

 

 

 

 

あっち見てキャー! こっち見てキャー! 

うるさいママとは違って黙々と歩く隊長。

私が騒ぐと すごく嫌がるの。

静かなのが好きなんだよね。

 

 

 

 

 

 

 

ん――

これで青空が出てくれれば 文句なしなんだけどねぇ。

でも、欲張り過ぎちゃあ いけないよ。 

 

 

             <その3> につづく・・・

 

 

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▲神様が創った田んぼ 苗場山 <その3>

2009-11-13 04:00:00 | ▲2009年山行報告

         <その2> からのつづき

すごくきれいじゃないの!

 

 

 

 

 

 

 

 

草紅葉の黄金色もいいけど

私は赤と緑の組み合わせが どうしようもなく好き。 

 

 

 

 

 

 

 

 

何撮ってるの? 

 

 

 

 

 

 

 

 

これです。 

なんかお墓みたいにも見えるけど・・・。

 

 

 

 

 

 

 

あらららら・・・・・・・・・・・・・・・!!!


これはいったいどういうことでしょう!!!

どこまで続いているんでしょう!!! 

なんて美しいのでしょう!!!

これが苗場山だったのかっ!

 

 

 

 

 

 

 

この先には 何があるの?

頂上だよ。 

あ、そうだった。 

頂上、まだ着いてなかったんだね。 

 

 

 

 

 

 

 

シルバーウィークということで メチャ混みを予想してたけど

余りの広さに人がばらけているみたいで のんびりマイペースで歩けました。

 

 

 

 

 

 

 

山頂はこっちだって。 

 

 

 

 

 

 

 

リンドウの紫が新鮮でした。 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても広いね。

あっちまで行けるのかな。 

 

 

 

 

 

 

 

!!!!!!!

 

どうだ参ったか! の景色。 ここらで見せちゃおう。

今回撮ってきた全ての写真の中で 私の一番のお気に入り。

撮影は隊長です。

白馬 でフィルムカメラを失くした隊長は その後 お小遣いで生まれて初めて自分のデジカメをゲットしました。

今回、そのデジカメデビューが この苗場となり、 いきなりこんな素敵な写真を撮ってくれました。

私もパパも同じ場所に居たはずなんだけど

こんな3段紅葉が写ってる写真は一枚もありませんでした。

隊長、ナーイス!

とっても気に入っちゃったので 今、我が家のPCの壁紙になってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

あれ~ またガスって来たよぉ・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局 この日は スッキリと晴れることはなく ガスが出たり消えたりを ずっと繰り返していました。 

 

 

 

 

 

 

 

そういえば まだ頂上には着いてなかったんだね。

この上がそうかな。 

 

 

 

 

 

 

 

もう少しだよ。 

 

 

 

 

 

 

 

あ、あそこが遊仙閣だね。

この時はお休みしてるようでしたが ”遊仙閣” っていう名前が素敵ですね。

仙人が遊ぶ場所・・・・・苗場の山頂は 本当にそんな感じだったもの。

そしてその遊仙閣の裏手が・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

 

頂上だー! 

 

 

 

 

 

 

 

 

湿原で すっかり満足しちゃってたので なんだか大きな感動はなかったのですが

それでも 一応・・・ね。 (苦笑)

日本百名山 苗場山 2145.3m ゲットしましたー!

おめでとう!

ありがとう。 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこら辺にいた方たちと 写真の撮り合いっこしました。 

ポレポレ隊、はい、チーズ!

青空もちょっとだけ 顔出してくれたよ。 良かった!

 

 

 

 

 

 

 

三角点ターッチ! 

お疲れ様でした。 

 

 

 

 

 

 

 

 

では お散歩しながら食事場所を探しましょ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当に広くて 本当に美しい! 

 

 

 

 

 

 

 

でも 風がけっこう吹いていて寒い・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のレポのタイトルにした 『神様が創った田んぼ』 ・・・

昔々、この苗場山に登った人が 頂上の景色を見て びっくらこいたそうです。 

「なんじゃこりゃ~! 山の上に田んぼがあるやん!」 (「あるやん」 と言ったかどうかはわからない。 いや、多分言ってない・・)

地塘に生えている ミヤマホタルイ  が 

お米の苗のように見えてそんな風に感じたのでしょうね。

その話がいつの間にか広まって 苗場山、と呼ばれるようになったそうです。 (かわみんちゃん、惜しい! ) 

で、この黄金色ではその雰囲気があまり伝わらないと思いまして探してみました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

これです!

ほら、こうやって緑の時期に見ると 本当に田んぼみたいに見えますよね!
(写真は 『minnieの登山ブログ』 の minnie さんにお借りしました。 minnieさん、ありがとうございました!) 

 

 

 

 

 

 

 

それでは また黄金色に戻しまーす。 

 

 

          <その4> につづく・・・

 

 

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▲神様が創った田んぼ 苗場山 <その4>

2009-11-13 03:00:00 | ▲2009年山行報告

        <その3> からのつづき

またの名を 苗場山頂ヒュッテ。  

トイレを借りて バッジを購入。

 

 

 

 

 

 

 

今日のランチ場所決定しました。

またガスが出てきたし 風が吹いて寒い・・・

でも食べればきっと温かくなるよね。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガスを使って山ごはん食べるのは すっごく久しぶりじゃないかしら。

今日は 豚汁にしてみました。 

 

 

 

 

 

 

 

おにぎりを巻いてるノリの端っこがギザギザなのと

羊羹の切り口を見ていただけると

私の大雑把な性格がわかると思います。 

それでは いっただっきまーす! 

 

 

 

 

 

 

 

景色、また隠れたねぇ。

寒さ、倍増だねぇ。 

 

 

 

 

 

 

 

食べてる時は身体が温まったけど じっとしているとすぐに寒くなるので

弱足さん、一人でウロウロして辺りの様子を観察中。 

 

 

 

 

 

 

 

 

あら、また青空が。

それだけで なんか寒さが遠のく。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆっくり戻ろう。 

結局私たちは一日中 ”ゆる登山” だね。 (笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたは だあれ? 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガスがないと 周りの山がすごく良く見えるはずなんだけど

今日は ちょっと残念でした。 

平標 から観た苗場に 今いるんだね。

こっちからも観たかったな。

 

 

 

 

 

 

 

 

でもほら、こんな素敵なプレゼント、もらったから。

そして

 

 

 

 

 

 

 

 

今、ここに居るってことが すごいことなんだよ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

隊長は 寡黙なカメラマン。

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても 今日は本当に変な天気だなぁ。

そう言ってたかどうかは覚えてないけど この写真からはそんな隊長の声が聞こえてきそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

天気は変でも 景色は最高。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほんとだ。 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱり 赤と緑の組み合わせ いいな。

秋だけど ちょっぴりクリスマス気分。 

 

 

 

 

 

 

 

赤倉山方面の道に少しだけ寄り道してみた。

ほんの少しだけね。

 

 

 

 

 

 

 

まっすぐな道の向こうには あなたが待っていてくれた。

なーんちゃって。 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は赤い色に誘われて歩く 牛女。 

 

 

 

 

 

 

 

 

この道は あんまり好きじゃないけど

ここを超えると また素敵な景色が待ってるから 頑張った。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほらね。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウホホホホ。

 

 

 

 

 

 

 

ウヘヘヘヘ。

感動が大きいと タガが外れるんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さんも そろそろお帰りのようですね。 

 

 

 

 

 

 

 

 

神様の創った田んぼ・・・・も そろそろ見納め。 

 

 

 

 

 

 

 

 

坪場が見えた。

あそこで湿原ともお別れです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

んー きれい、きれい。 

 

 

 

 

 

 

 

 

パパさん、歩いてると どうもスパッツが下がってくるみたいで・・・。 

気になって仕方がないらしいです。 

 

 

              <その5> につづく・・・

 

 

 

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▲神様が創った田んぼ 苗場山 <その5>

2009-11-13 02:00:00 | ▲2009年山行報告

       <その4>からのつづき

隊長、ザック置いて ちょっと寄り道。

ここから見える所までにしておいてよー。 

それにしても 朝通った時は何も見えなかったけど

こんな景色が広がっていたのね。

 

 

 

 

 

 

 

 

隊長の地点から写した写真。

さて、ママはどこにいるでしょう。 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、いたいた!

ここだよー! って手を上げてます。

その隣で パパはまだスパッツ直してます。 (汗)

 

 

 

 

 

 

 

 

さーてと 隊長も気がすんだみたいなので 下山しましょ。

朝は何も見えなかったけど 今は違う。 

 

 

 

 

 

 

 

わあ 遠くまで良く見えるね。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふむふむ・・・

同じ道なのに 初めて通るみたいだ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

景色に見とれてると 足元危ないよ。 

気をつけて。

あ、それ、私か。 

 

 

 

 

 

 

 

 

おっさんみたいだなー って パパに言われちゃった。 

確かに・・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

 

そろそろ急な場所じゃなかった? 

 

 

 

 

 

 

 

 

パパ、ストック危ないんじゃない? 

 

 

 

 

 

 

 

 

うん・・・・って言いながら そのままです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

平らになった。 

 

 

 

 

 

 

 

 

今、何合目あたりかな。 

 

 

 

 

 

 

 

 

かなり下まで来たと思うけど。

根っこの道は歩き辛い。 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうすぐかな。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ああ、この木、朝も見たね。

あと少しだ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

着いたみたい。 

 

 

 

 

 

 

 

 

駐車場に到着。 

お疲れsummer!

無事に帰ってこれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

今頃 こんな青空が。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて・・・それでは帰ります。

いや、帰りません。

 

 

 

 

 

 

 

ここはどこ? 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・って いう場所。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジオラマだー! 

十日町の皆さん、こんにちはー!

・・・・と思ったら ぐっちゃんさん から訂正がありました。

 

『十日町として写っている風景は十日町市側ではなくて、反対側の南魚沼市(旧塩沢町付近)です。

下に見えるゲレンデは上越国際スキー場、中央を走っているのは関越自動車道です。 』

 

おおおっ! そうでしたか!

すみません、これは大きな間違いでしたね。

ぐっちゃんさん、詳しい説明ありがとうございました!

私の記事って こういう間違いがけっこうあったりするので

お気づきの方は どんどんツッコミ入れてください。

この手のご指摘は大歓迎です!

大歓迎ついでに もう一つ ぐっちゃんさんから説明がありました。

とても興味深いので ここに続けて入れさせてもらいます。

 

『苗場スキー場と苗場山を混同していらっしゃる方が多いようですが、

両者は地理的には全く「赤の他人」です。

苗場スキー場のある場所は、苗場山でも、その麓でも中腹でもありません。

苗場スキー場のてっぺんは筍山(たけのこやま)と言い、別山です。

その筍山山頂に登ると、やっと苗場山が深い谷を隔てて見えます。

みつまた・かぐらスキー場は、苗場山へ続く山伝いにありますけどね。』

 

これを読んで、そうだったのかぁー! って思われた方、けっこういるんじゃないでしょうか。

勘違いとか 思い込みとか まだまだこういう事って いっぱいありそうですね。

ぐっちゃんさん、本当にありがとうございました!

 

 


 

           <その6> につづく・・・・ 次でおしまい。

 

 

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▲神様が創った田んぼ 苗場山 <その6>

2009-11-13 01:00:00 | ▲2009年山行報告

          <その5> からのつづき

さ、帰ろう。

いえ、帰りません。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこもかしこも天地人。 

 

 

 

 

 

 

 

 

カンパーイ!

今日3回目の お疲れさま~~!!

そう、今日はお泊りなのでした。  

うれし たのし 大好き、 な  お泊り。 

 

 

 

 

 

 

 

 

おっと ご褒美の冷たいスイーツを忘れてました。

今日はこれだ!

コシヒカリのアイスだよ。

お米の粒々が入ってました。 おもしろーい。 

 

さて、それでは お休みなさい。

いい夢見れるかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝です。

お部屋の窓からは 巻機山、八海山、 越後駒、大源太・・なんていう有名なお山がズラリ。

 

 

 

 

 

 

 

突然日本海。

見えるお山は弥彦山。 人気です。

 

 

 

 

 

 

 

 

佐渡も見えました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

パラグライダーが気持ち良さそう。

こんな所でテント張って過ごすの いいねぇ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

おーい!   

鳥の気持ち、わかりますか~?

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の私たちの目的は ここでした。

寺泊で ”海の幸いっぱい大作戦”。 

すぐ前が海です。

ここで海の幸をゲットして さっきの浜辺でBBQ・・・・

いいじゃないですか! (まずはテント買わないと。 )

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは 今度こそ帰ります。

バイバイ 新潟。 

 

 

 

 

 

 

 

冷たいスイーツ、昨日 既に頂いているけれど

日付が変わったからいいよね。 (塩沢石打SAにて)

 

そして 余裕の時間に自宅に到着。 

楽しい二日間でした。

でもこの時は これが今年最後の山になるとは思ってなかったんだよね・・・・。

 

 

今回会ったお花さんたち

お花の名前はパスします。 ごめんなさい・・。 

 

 

山バッジ 

詳細はバッジリストから

 

 

おみやげ 

バンダナです。 山頂ヒュッテにて。 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

VIVA! 秋山!

・・・ポレポレ隊の2009年秋山は 結局この苗場山だけになっちゃいました。

2ヵ月も経ってしまったお山のレポを作るのは大変かなぁ・・と思ったのですが

記憶のパズルを 1ピースずつ埋めていく作業は、やり始めると けっこう楽しかった。

「ねぇねぇ、ちょっと来て~~!」 

と 何度も呼ばれて質問攻めにされる隊長は少々うんざりしていましたが、

記憶する力が優れてる彼は 私の鋭い助っ人なのです。 (あ、でも興味ないことはダメだけど)

今年の紅葉は 想像してたよりもずっと早くて驚きました。

苗場以外のお山でそれを実感できなかったのは残念・・・。

  

さて・・・ポレポレ隊、年内のお山の予定はもうありません。

2009年、3人で頂上をゲットしたお山は全部で13座。

ちょっと不満。 でも・・・・

「数じゃない。中身の濃さだよ。」 

そんな声がどこからか聞こえてきそう。

良く、 ”山は逃げない” って言うけれど 問題はこっち側なんですよね。

確かに山は逃げません。 

だけど 登る側の環境や体力は 日々変化してるわけで・・・

無理はしちゃダメだけど やっぱり登れる時に登っておきたい、 

そう思うのもまた然り。

この話題も語れば尽きなくなりそうなので 今日はここまでにしときましょ。

 

しばらくは 隊長をなだめながら机上登山に徹します。

皆さんは まだまだ2009年のお山を楽しんでくださいね。

気を使って写メを遠慮している そこのあなたー!

隊長には見せられないかもしれないけど (暴れそうだし ) 

私はすっごく楽しみにしているので 送ってくださーい!

 

今年も大変お世話になりました。 (え・・もう?)

来年も 引き続きよろしくお願いいたします。 

感謝、感激 ポレポレ隊!

 

 

See you next year!  I love you! 

 

― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ― 

苗場山 (なえばさん)

新潟県  長野県  2145m

日本百名山  花の百名山  甲信越百名山  信州百名山

コース・・・・・・小赤沢コース3合目P(6:05) ~ 坪場(8:50) ~ 苗場山(9:55) ~ 坪場(12:20) ~ 3合目P(14:40)

全所要時間・・・8時間35分(含 昼食 休憩)

歩行時間・・・・・約6時間40分

メンバー・・・・・・隊長、パパさん、弱足ママ(いつものポレポレ隊メンバー3名)

      

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▲なんてったって宝永山・・・? <その1>

2009-09-23 07:00:00 | ▲2009年山行報告

歩いた日 2009年9月13日(日)

大御所、富士山の陰に隠れて ちょっと存在感の薄い宝永山。

富士宮口新六合目から いつもソッポを向かれてしまう宝永山。

私はそういう 日の目を見ないものに光を当てる行為がけっこう好きだったりするのであります。

このレポを読んで、 

富士山もいいけど

是非、宝永山に行ってみたい!」 

って 思ってくれた人が10人いたら・・・  

この上ない幸せを感じちゃうんだけどなぁ。

 

それでは出発しましょうか。

なんてったって富士山 へ!

・・・・・あ、 間違えた。  なんてったって 宝永山 へ! 

 

 

 

 

 

 

 

 

久々の首都高。 いつ走っても怖い。  

パパさんも嫌いみたいです。

私は助手席で メッチャ力が入ります。

写真にまで力入っちゃって大ボケになっちゃった。 

 

 

 

 

 

 

 

 

力が入らなくてもボケてるし・・・・ (気にしない 気にしない)

スカイラインをくねくね行くと 富士山が  「コンチャ!」  って顔出した。

ごめんね、今日の主役はあなたじゃないの。

でも 下からずっと見てるからね。 

 

 

 

 

 

 

 

富士宮口五合目に到着。

まずは朝食を済ませよう。

ポレポレ隊、実はここに来るのは初めてです。

で・・・ちょっと驚きました。

富士宮口と言えば、吉田口(河口湖口) と並んでポピュラーな登山口。

だけどその賑やかさは 全然吉田口と違うのですね。

売店&食堂&トイレがあるだけ。

全然予想してたのと違ってました。

そう広くはないこのスペース、最盛期にはとんでもないことになるのでしょうね・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

と思ったら・・・・

最盛期が過ぎたこの時期でさえ とんでもない状態になってました!

車の列は かなり下まで続いてましたよ。 

びっくりしたー!

 

 

 

 

 

 

 

売店の前のベンチからは 既にこのような雲海が。

さすが一番標高が高い登山口。 

 

 

 

 

 

 

 

上には さっき挨拶した富士山が

どっしり! 

って音が聞こえそうな風貌で私たちを見下ろしていました。

あ・・それと 今年、落石事故があったのは ここら辺のようです。

本当に怖いです・・・ 誰もが普通に車を停める場所ですから。

 

 

 

 

 

 

 

宝永山への道はどうなってるかな? 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんて大雑把・・・。  

 

 

 

 

 

 

 

さあ、それでは出発しましょう。

今日はお手軽ハイキング。 

でも 風が強い・・・

上はどうなってるんだろ。

弱足さんは 帽子が飛ばされると困るので、被らないで歩きました。

 

 

 

 

 

 

 

今日の手ぬぐい 桔梗です。 

 

 

 

 

 

 

 

標高 既に2400m。 高いっ! 

確かにここから富士山に登る場合は ゆっくりと高度順応させる必要がありそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんか富士山に登るみたいでワクワクするね。

・・・おっと ダメダメ・・・ 今日の主役は違うんだった。 

 

 

 

 

 

 

 

 

環境省が二億円かけて作ったハイテクトイレ、ってこれですか?

帰って来てから知ったので 下のトイレ利用しちゃった。 残念・・・。 

 

 

 

 

 

 

 

ここら辺は どうしても富士山を目指す形になっちゃいます。

まあ、ちょっとだけ浮気しちゃえ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

う~ん! 疲れ知らずでこれが見れちゃうのが 富士登山のいいところ! 

 

 

 

 

 

 

 

ここら辺は ”登山気分” 味わえるね。 

 

 

 

 

 

 

 

オンタデが色づいて秋の気配。 

 

 

 

 

 

 

 

 

雲海を背に進みます。 

 

 

 

 

 

 

 

この辺りはとっても歩きやすい。 

 

 

 

 

 

 

 

 

小屋が見えました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

雲海荘と 

 

 

 

 

 

 

 

 

宝永荘。 

どちらもまだ営業していました。

 

            <その2> につづく・・・

 

 

 

 

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▲なんてったって宝永山・・・? <その2>

2009-09-23 06:00:00 | ▲2009年山行報告

       <その1>からのつづき

新六合目までは けっこう人がいたのに

この分岐からは ポレポレ隊のみになっちゃった。

まだまだ富士山に登る人が多いのですね。

上の小屋はもう営業してないのに 皆さん、すごいなぁ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回の平標に続いて この日も予報とちょっと違う・・・・

朝から晴れマークのはずだったのに この時点では雲が多い。

でも、今日は隊長、文句言ってなかったよ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

富士山に登ってるわけじゃないのに

富士山に登ってるみたいな景色だね。 

でも 考えてみたらここも富士山の一部なんだから 

富士山登ってる景色と同じで当たり前か。 (何言ってんだかよくわからん)

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴツゴツした道なんかもあります。 

富士山の一部ですから。

 

 

 

 

 

 

 

やっぱりこっちには誰も来ないね。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポレポレ隊は マウント ホーエイ に向かいます。 

ホーイ! 

 

 

 

 

 

 

 

道標の写真を撮り忘れたのですが この少し下が第一火口分岐。

風が強い!

 

 

 

 

 

 

 

 

宝永山がドカン! と姿を現した!! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

す・・・すごいかも・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

 

正面に、”く” の字の道が見える。 

あそこを上がって行くんだね。

 

 

 

 

 

 

 

 

人間て小さいね。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほんとだね。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは大きい! フジアザミさん。

無機質な場面に突然登場。

存在感ありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

隊長とパパが 蟻さんみたい。

どこにいるかわかるかな? 

 

 

 

 

 

 

 

ほら、いたいた。 

 

 

 

 

 

 

 

 

荒涼としたこの雰囲気、 私は嫌いじゃない。

いや、むしろ好きかも。 

 

 

 

 

 

 

 

 

宝永第一火口の標柱。

1707年に富士山が噴火してできました。

すごかったんだろうねぇ。

ここに立ってると地球の息使いが聞こえるよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

風がピューピュー音を立てる中、進みます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

この威圧感はすごい。 

 

 

 

 

 

 

 

 

歩き辛い砂礫の道。

そういえば 2年前の御殿場口ルートもそうだった。

この感触、懐かしいね。 

懐かしいけど やっぱり歩き辛いね。

 

 

 

 

 

 

 

 

上へ行けばいくほど 風の音が大きくなる。

大丈夫かな。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハイキング気分のはずだったけど けっこうきつい。

やっぱりストック、ダブルにすればよかった・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

 

振り向けば雲海。 

これだよ、これ!

 

           <その3> につづく・・・

 

 

 

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▲なんてったって宝永山・・・? <その3>

2009-09-23 05:00:00 | ▲2009年山行報告

         <その2> からのつづき


モノトーンの感動。 

 

 

 

 

 

 

 

 

途中、道が二つに分かれますが

直登するより ジグザグに進んだ方が全然楽でした。

時間もそれほど変わらないと思うし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ママの顔が風で変形してる!

・・・え? いつもと同じ? (怒) 

 

 

 

 

 

 

 

 

隊長、もうすぐ馬の背に乗っかります。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ママはヨロヨロしながら 風と戦ってる。 

 

 

 

 

 

 

 

す、す、すごい風だー!!!!!!! 

 

 

 

 

 

 

 

 

展望はいいんだけど とにかく風が・・・・

冗談抜きで 吹き飛ばされそう・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

立てません・・・・

この写真見ただけだと それが全く伝わってませんね。

ただ、座って休憩してるみたいに見えるのが なんとも悔しい・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

富士さーん! ここまで来ましたー!!!!

でも、風が・・風が・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

風が弱まった瞬間を見計らって前に進む・・・・

ほんの短い距離なのに それを何度も繰り返しながら宝永山の頂上へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

この柱に沿って歩きました。

突風の時は しゃがんでこの柱につかまりながら。 

(asaさーん! こうなってましたー!これは人ではなく、柱です~!)

 

 

 

 

 

 

 

ここが宝永山の頂上部分。

なんだか荒れ放題です。

余りにも強い風のため、柱はなぎ倒されていました。

今日はポレポレ隊独占だ!

 

 

 

 

 

 

 

 

方位版もこの通り。 

 

 

 

 

 

 

 

 

三角点はなかったので これをゴールの証としました。

それと・・・山名板(柱?)があるはずなのにわかりませんでした。

どなたかのレポではあったのになぁ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

富士山の一部にいる! って実感する一枚。 

 

 

 

 

 

 

 

山中湖もハッキリ! 

 

 

 

 

 

 

 

ここでお茶飲みながら ゆっくりする予定だったのに

とてもじゃないけどそんなことしてられない。

パパさんは 「危ないからもう戻ろう」 を連発。 

 

 

 

 

 

 

 

 

っていうか もう一人でどんどん戻ってるし・・・・。 

 

 

 

 

 

 

 

 

隊長は名残惜しそう。 

 

 

 

 

 

 

 

 

せっかく三脚持ってきたのに それどころじゃない。

でも どうしても3人で撮りたいママは 無理やり地面にカメラを置いて撮影態勢。

隊長の歪んだ表情と ママの髪型で 少しでもこの時の風の強さが伝わればいいけど・・・。 (垂直に上がってる髪の毛にご注目ください・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

残念だけど戻ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

下山時は、ショートカットルートを使いました。

上の黄色い線がそれ。 

地図にはないけど ちゃんと ”道” ができていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

パパさん、どうした?

転んだのか? 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、違いました。

上ではカメラ撮ってる場合じゃなかったので

ここで初めてマイカメラを出したのでした。

富士山、はい、チーズ! 

 

 

 

 

 

 

 

 

では下りましょう。

 

            <その4> につづく・・・ 

 

 

 

 

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▲なんてったって宝永山・・・? <その4>

2009-09-23 04:00:00 | ▲2009年山行報告

      <その3> からのつづき

下山はまるで砂走りみたいに楽チン!

一歩が1.5mくらいで進めちゃうの。

弱足さん、楽しくってゲラゲラ笑いながら下りてました。

風に鼻水飛ばされながら。

今思うと この時の私は完全に女を捨ててたような気がする。

まあいいや、誰にも見られてないし。 

 

 

 

 

 

 

 

 

傾斜が緩くなってくると さすがに1.5mでは進めません。 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、第一火口まで戻ってきました。

それではここでティータイムにしましょう。

今日は時間が早いので 山ごはんは食べません。

第一火口にはベンチやテーブルもあります。

写真では ポレポレ隊だけに見えるけど 

けっこうたくさんの方が休憩してました。

新五合目から来て ここでUターンして行く人もけっこういたようです。

ここまでだと本当にお手軽に来れるし 十分宝永山のパワーを感じることができます。

 

 

 

 

 

 

 

では 宝永山のパワーを感じながら チーズケーキを召し上がれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ポレポレ隊3ショット イン ザ クレーター。

 静岡のKさーん! 以前、宝永山を薦めてくれましたよね。

あの時は、やっぱり富士山の事で頭が一杯で 心ここにあらずだったように思いますが

今回、Kさんが薦めてくれた理由を実感しました。

遅くなりましたが 本当にありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

すっかり青空になりました。

上には8合目 の小屋が見えてます。

こうやって見てみると すごい所に立ってるんだねぇ。 

 

 

 

 

 

 

 

雲海をバックに、また3人で。 

 

 

 

 

 

 

 

 

そろそろ戻りますか。 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは第二火口。 

 

 

 

 

 

 

 

 

真っ青!

月も見える。 

 

 

 

 

 

 

 

 

きれいだなぁ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

振り向くと

 

 

 

 

 

 

 

 

歩いてきた道が見えた。

まだ上は 風、強いのかな。 

 

 

 

 

 

 

 

朝歩いてきた道なのに 時間が変わると色味が全然違う。

 

 

 

 

 

 

 

 

団体さんが火口に下りて行きます。

ここが 第一火口分岐。

ここからは 行きとは違う道に進みます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

御殿庭方面へ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

宝永山の頂上から撮った ”富士山の一部にいる! って実感する一枚”  の逆向きバージョン。 

 

 

 

 

 

 

 

左側が宝永第二火口になってます。

ザレた道を下っていきます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

すごいぞ、富士山!

やっぱりあなたの存在感は本物だー! 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、ここから駐車場方面へ。

 

 

 

 

 

 

 

ここでまた カメラ on the 地面。

あーあ・・・斜めになっちゃったじゃん。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガスが上がってきた。

そしてその合間から 雲海荘と宝永荘が見えました。

 

 

 

 

 

 

 

宝永山とはここでお別れ。

いつものお山とは全然違った 不思議で大きくてドクドクした感動をありがとう。

ドクドクした・・っていうのは 毒々 って意味じゃなくて

なんていうんだろ・・ 

心臓の鼓動みたいな。 ドクンドクン・・かな。

人間なんて ららーらーららららーらー って歌いたくなったよ。

 

 

 

 

 

 

 

さて、最終章へ。 

 

           <その5> につづく・・・

 

 

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▲なんてったって宝永山・・・? <その5>

2009-09-23 03:00:00 | ▲2009年山行報告

       <その4> からのつづき

突然我に返ったみたいな感覚。

ん? 今まで私はどこに居たんだ?・・・みたいな。

樹木に囲まれて歩くって 今まで当たり前だと思ってたけど

そうじゃなかったんだね。

すごく懐かしい。

夢から覚めた? 

 

 

 

 

 

 

 

クンクン・・・・辺り一面 緑の匂いがする。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガスガス、いらっしゃーい。

今は何でも受け入れたい気分。

 

 

 

 

 

 

 

 

岩だってこれくらいならOKよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは溶岩が流れ落ちた後が すごくリアルに残ってました。

 

 

 

 

 

 

 

 

あら、突然こんな場所に飛び出した。

もう終わっちゃったのね。

ざんねーん! もうちょっと余韻を楽しみたかったのに。

 

 

 

 

 

 

 

 

相変わらずすごい車の数。 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰り道、驚いたー!

ずっと車の列が続いてる!

皆さん、やっぱり富士山、大好きなんだね。

お願い、宝永山も好きになって。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、道沿いの 水ヶ塚公園に寄ってみました。

本当ならここから富士山&宝永山の見事な姿が見えるはずなんだけど

残念ながら雲がかかってしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

が! トイレ休憩行って戻ってきたら 宝永山が !!

わーい! ありがとう!

ちょっと前まであそこに居たのがウソみたい。

風、少しは落ち着いたかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

金時山を見ながら次の目的地に向かいます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう我家の山レポに何度も登場してるこの場所。

次の目的地・・・っていうより、パパさんはここが本当の目的地だったみたい。 (苦笑)

ちなみに我家は、お正月のハムを 毎年ここからお取り寄せしています。 

この日もいろんなナンバーの車が買いに来てましたっけ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

それからこれが今日のご褒美スイーツ。

いつになく豪勢だ。(笑)

時間が早かったので 今日は最初から山でのランチは考えてませんでした。

下界で ごく一般的な和食屋さんで食事を済ませ、スイーツを待ってると

そこに写メが入りました。

ヤマ友さんの ほえっち からです。

  「どこの山だろうね」 って言いながら隊長に渡すと

 

「富士山じゃんか!」 

えええええっ!? やだ、ほんとだ!

私ったら富士山さえ識別できないなんて・・・

このバカ女が。

あ、でも・・・ 携帯のディスプレイってちょっとわかり辛かったりしませんか?

しますでしょ?

・・・・・・それにしても富士山は気づけよ、って感じですよね。

さんざん見てきたばかりなのに・・・。汗。汗。汗。

 

ほえっちとメールのやりとりがしばらく続き、

「もしかしたら 途中ですれ違うかもしれないよね!」 と

R138で、ドキドキしながらカメラを構えている私に向かって

「車種とか色とか知ってるの?」 と パパさん。

「知らない。」  と言い放つ私に 車中の二人から冷たい視線が注がれたことは言うまでもありません。

結局 ちょっと時間がずれていて バッタリは叶いませんでした。

ざんねーん!  

そして 焦らせてしまって ほえっち、ごめんなさいっ!

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな楽しいひと時を過ごしながら ふと、横を見ると

さっきまで隠れていた富士山が あざ笑うかのように、

もといっ!

実に優しい微笑みで その雄姿を見せてくれていました。 

 

 

 

 

 

 

 

富士山&宝永山、楽しい一日をありがとう。 

 

 

 

 

 

 

 

 

中央道を通りながら 隊長が 「三ツ峠だ!」 と叫んだので

パチッ! よしうまくいった。 (前にも撮ったような)

いつでもどこでも すぐにシャッターを押せる状態にしてますよ。

ナーイス。 

そんなこんなしながら無事におうちに到着しました。

この日は予定より少し早く着くことができたので

夕飯の支度はもちろん、洗濯や山道具のお手入れまで充分できちゃいました。

これくらいの余裕があると楽だねぇ。

 

 

今回会ったお花さんたち◆ 

 

 

山バッジ 弱足作。 いつかバッジにしまあす。 → しました!

<余談> 雲海荘と宝永荘でチェックするの忘れちゃって 
       帰りに水ヶ塚公園の売店で お店の人に 
       
「宝永山のバッジはないですか?」 って聞いたら
       「メジャーじゃないからありません!」 って キッパリ言われ言葉を失った私でした。  
       宝永山はメジャーじゃない・・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

宝永山・・・いかがでしたか。

全然興味がなかった人の中から 10人くらい 「行ってみようか」 って 思ってくれたらうれしいな。

まあ、7人でもいいか。 

いや・・・記事を読んでもらえただけでよしとしないと・・。 

と、とにかく・・・ほんとにいつもありがとうございます!

感謝感激 ポレポレ隊!

 

宝永山さま

初めての富士登山は 2007年8月でした。

無謀にも御殿場口から入った私たちは 登山口から ずーっとあなたを見ながら歩いていました。

ずっと見上げながら歩いたいたはずのあなたが いつの間にか下になり

砂走館から 「 わあっ! 宝永山があんなところに見えるっ! 」 と叫んだのが 

ついこの間のような気がします。

あの時は いろんな意味で富士山の存在感がとても大きく、あなたの事は あまり意識していませんでした。

ある時、どなたかの ”宝永山ハイキング” というレポを見つけ 

そうだった! 宝永山をゴールにする、があったんだ! って 急にあなたに会いたくなった。

その後も何度かチャンスを逃すも やっと やっと 会いに行くことができました。

実際のあなたは 富士山に負けずとも劣らない ものすごいインパクトのお山でした。

”メジャーな山じゃない” とか  ”富士山のおまけ” くらいに思ってる人たちに

ガツン! と一発くらわせてやろうじゃありませんか。

なんてったって宝永山!  てね。

 

 

 

  2007年8月12日 御殿場口からの富士山と宝永山。       

 

― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ― 

宝永山 (ほうえいざん)

静岡県  2693m 

コース・・・・・・富士宮口新五合目(6:30) ~ 第一火口分岐(7:05) ~ 宝永山(8:20)

        ~ 第一火口(9:05) ~ 富士宮新五合目(10:35)

全所要時間・・・4時間5分(含 休憩&ティータイム)

歩行時間・・・・・約3時間5分

メンバー・・・・・・隊長、パパさん、弱足ママ(いつものポレポレ隊メンバー3名)

 

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▲二つのゴール 平標山~仙ノ倉山 <その1>

2009-09-10 11:00:00 | ▲2009年山行報告

歩いた日 2009年8月23日(日)

こんな隊長初めて!

ってことで、思わずTOPに持ってきてしまいました。 

 

平標&仙ノ倉・・・・

このお山も かなり前からリスト入りしてたのに なんだか機会を逃してばかり。

隊長の強い希望により、今回やっと歩くことができました。

平標はお花の山としても有名ですよね。

なのでここが一番賑わうのは6月~7月じゃないでしょうか。

 

隊長は岩も好きだけど こういう女性っぽいお山も大好きなんです。

あ、結局は、山なら全部好きってことか。 (笑)

さて・・・

元気いっぱいの隊長に反して 今回不調だったのがパパさんです。

運転してる時から 生あくび連発。

駐車場に着いて 出発の用意してても 動作に全く覇気がない。 

「大丈夫?」 と聞くと

「大丈夫・・・」  と小さな声。

とにかくゆっくり行こう。

いつものことだけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も行程が長いので 山ごはんはコンビニで。

お店のガラスに へばりついていたカエルちゃん、思わずカシャ。

移動した痕跡が一目瞭然で いいっ!

なんだかわかんないけど 頑張って! って言ってしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ暗い谷川岳PAで朝食を食べ 

 

 

 

 

 

 

 

 

ながーいトンネルを抜けると 

 

 

 

 

 

 

 

そこは雪国だった。

・・・じゃなくて 元橋の駐車場だった。

(すごい端折ってますが 湯沢ICを降りてR17を南下します。)

 

 

 

 

 

 

 

立派なトイレあり。

熊の看板が目を引きます。

 

 

 

 

 

 

 

登山届出して 

 

 

 

 

 

 

 

 

トイレのすぐ脇の道からスタート。 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の手ぬぐい、クローバー 。 

ウェアの色に合わせてみました。 

 

 

 

 

 

 

 

さて、ここで道が分かれます。

松手山を経由する道と 上信越自然歩道を通って 平標山の家 経由の道。

ほとんどの方が 松手山の方に向かいました。

なので我々は 山の家経由で。 (出た! あまのじゃくチーム!) 

 

 

 

 

 

 

 

 

河内沢を見ながら進みます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

暗い中、お花を見つけて早速撮影。

中腰は疲れるのだ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

舗装道路と合流。

最初からこっちを歩けば良かったんじゃ? 

 

 

 

 

 

 

 

 

暗い・・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲートを越えて進みます。 

 

 

 

 

 

 

 

この道、岩魚沢林道っていうんだね。 

 

 

 

 

 

 

 

 

このまま進みます。 

 

 

 

 

 

 

 

さて、ここから平元新道に入ります。

駐車場を出発してから1時間ちょっと。

平らな道はここでおしまい。

 

 

 

 

 

 

 

 

すぐに水場があり、早速隊長は バシャバシャしてましたが

「あんまり冷たくない」 ・・・って言ってた。 

ここで  初めて他の登山者さんと会いました。 (ソロのおじさま)

実はこの方とは この先、何度も関わることになります。

 

 

 

 

 

 

 

階段です。 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっとずつ後ろの視界が広がってく。 

 

 

 

 

 

 

 

 

パパさん、辛そう。

ゆっくりでいいからね。

今日は 私がリードする形。 

 

 

 

 

 

 

 

 

山の家まで20分?

だいたいこういう表示って 私には余り参考にならない。

だってこの時間で着けたためしがないもの。 

でも、 次の目標物の目安にはなるかな。

頑張ろう。

 

             <その2> に つづく・・・

 

 

 

 

 

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▲二つのゴール 平標山~仙ノ倉山 <その2>

2009-09-10 10:00:00 | ▲2009年山行報告

        <その1> からのつづき

あれは 何山なんだろ。

全然わかんないや。 

 

 

 

 

 

 

 

 

引き続き階段上ります。 

 

 

 

 

 

 

 

パパ、大丈夫かな。 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれは 何山なんだろ。

全然わかんないや。 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、屋根が見えた!

ってことは・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

 

着きました!

平標山の家。

きれいな小屋ですねぇ。

 

 

 

 

 

 

 

 

先に着いていた隊長は

水場で出会ったおじさまと 展望台にいました。

 

 

 

 

 

 

 

あの稜線を歩くんでしょ?

気持ち良さそう! 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで少し休もう。 

 

 

 

 

 

 

 

 

シュークリーム休憩。 (お手製ではありません) 

これから先のエネルギー補給だ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは進みます。

先ほどのおじさまは 「遅いですから先にどうぞ」 って譲ってくださいましたが

そのまま同じ言葉を返したい気分でした。

でもまぁ、それでは 遠慮なくお先に行かせていただきます。 

 

 

 

 

 

 

 

小屋を背に登ります。 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日の天気予報、湯沢も水上も 雲ひとつないピーカンなはずでした。

が、実際来てみると 空は雲だらけ。

太陽は時々射す程度。

隊長は 

「全然予報と違うじゃん」  と 100万回の文句。

気持ち、すごくわかるけど もうちょっと柔軟になれないもんかね。

ずーっと聞かされるこっちの気持ちも考えて欲しい。

あ・・・・、それができないのが あなただったね・・・。 

じゃあ、視点を変えて・・・

白馬 の1日目と3日目を思い出して。

雨具を着ないで歩けるって こんなに身軽なんだってこと。

ほんの少しのお日様の存在が こんなに貴重だってこと。

 

 

 

 

 

 

 

あれは 何山なんだろ。

全然わかんないや。 

 

 

 

 

 

 

 

なんかこの立ち方、若さがないねぇ。

畑仕事して ヨッコラショって 立ち上がったおばあちゃんみたいだ。 

 

 

 

 

 

 

 

ま、若さが無いっていうより 実際に若くないんだから仕方ないか。 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても 緑が目に優しいね。 

 

 

 

 

 

 

 

木の階段、頑張って上ろう。 

 

 

 

 

 

 

 

 

山の家が真下に見える。

ヒューンと飛んだら 落っこって行きそう。  

 

 

 

 

 

 

 

あのテッペンが平標かなぁ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

パパさん、頑張ってー!

でも・・・・・この時 パパさんは決めていたのでした。

隊長とママが考えてるゴールとは 別のゴールを。 

 

 

 

 

 

 

 

何も知らない弱足さんは 一人で

「きれいだね~! 気持ちいいね~!」 って はしゃいでいました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうちょっとで頂上だ! 

 

 

 

 

 

 

 

パパ~! もうちょっとだよー! 

 

 

 

 

 

 

 

あと一息! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パパー! 着いたよー! 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の一つ目のゴール、平標山!

1983,7m ゲットしましたー!

おめでとう!

ありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

三角点 ターッチ! 

 

            <その3> につづく・・・

 

 

 

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▲二つのゴール 平標山~仙ノ倉山 <その3>

2009-09-10 09:00:00 | ▲2009年山行報告

          <その2> からのつづき

頂上はこんな感じ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

仙ノ倉への稜線!

なんてきれいなんでしょう!

今からあそこを歩くんだね! 

 

 

と、思ったら パパさんが静かに言いました。

「パパは行かない。 ここを今日のゴールにしたい・・。」

「えっ・・・・・・・・・・うそでしょ?」

でも・・・ なんとなく そんな予感がしてました。

今日のパパは 本当に疲れているみたいで

いつも炸裂する親父ギャグが一つも出なかった。

全然楽しそうじゃなかったし 顔色もイマイチだった。

そうだね、そうしよう。 無理は禁物だもんね。

ここを今日のポレポレ隊のゴールにしよう。

隊長も ちょっとピクピクしながらも 「いいよ。」 と言いました。

が、パパさんが

「隊長とママは仙ノ倉まで行っておいで。 パパはここで待ってるから。」

「えー! だって 標準CTだと行きが50分で 帰りは45分だよ。

 まして、私が歩いたら 絶対にその時間じゃ無理だよ。 

 2時間もここで一人で待ってるの? そんなの気になっちゃって嫌だよ。

 隊長はどう? 一人でも行きたい?」

「・・・・・行きたい。」

「そっかぁ・・そうだよね。 そのつもりで来たんだもんね。 

 隊長一人なら早いし、 じゃあ、そうしよう、一人で行っておいで。 

 パパとママは待ってるから。」 

そんなこんなで 急遽 隊長のみ進むことに。

 

 

 

 

 

 

 

母 「必要ない物は置いていっていいよ。」

母 「もしお腹が空いたら 一人でどこかでお昼食べていいんだからね。」

母 「携帯持った? あ、でも電波悪いか・・ 何かあったら そこらへんの人に助けを求めるんだよ。」

母 「とにかくあなたが帰ってくるまで ずーっとここで待ってるから。 大丈夫だから。」

母 「μ君(いつもパパに渡してあるコンデジ)、渡すから頂上の写真撮ってきて。(チャッカリ) 

母 「気をつけてね。 とにかく絶対無理しないで!」

 

 

 

 

 

 

 

「隊長~~~~~~~!!! 」    

 

 

 

 

 

 

 

こうして隊長は ”もう一つのゴール” に向かって歩いていったのでございます。 (大河のナレーション風に)

 

 

 

 

 

 

 

心の底では ちょっとだけ (一緒に行きたかったな) って思ったママだけど

パパの事を気にしたり、隊長に遅れまい、とゼーゼー歩いてる自分を想像すると

やっぱりここに居て正解だった、って 思い直したのでした。

で、 携帯で山頂メール送ってみたり、

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなブリッコポーズしてみたりして 過ごしてました。 

 

 

 

 

 

 

 

パパは苗場を写してます。 

 

 

 

 

 

 

 

そして写された苗場さん。 

 

 

 

 

 

 

 

 

手持ち無沙汰で 山の家を見下ろしてみたりしながら

隊長が向かった稜線のところに戻ると 

 

 

 

 

 

 

 

 

わああああ! 

大変!

仙ノ倉方面がガスで覆われちゃった!

隊長大丈夫かなぁ~~

真っ白けで何も見えないよ。

でも一本道だから迷うことないよね、 大丈夫だよね。 

 

 

 

 

 

 

 

 

母はただじっとしているのも心配なだけなので

途中までお散歩に行ってみました。

パパ、待っててね。

あら、ガスがまた晴れてきた。 

 

 

 

 

 

 

 

 

パパー! ここだよー!

 

 

 

 

 

 

 

 

お花がたくさん咲いてました。

この時期のお山は ちょうど夏のお花から 秋のお花へと

バトンタッチしてるらしい。 

 

 

 

 

 

 

 

ほら! ガス、全部飛んでった! 

良かったー!

 

 

 

 

 

 

 

足元はこんなです。

ちょっと歩きにくいです。 

 

 

 

 

 

 

 

ねえねえ、バッタさん。

隊長は 元気にここを通っていきましたか?

 

 

 

 

 

 

 

 

あの赤い米粒みたいのはパパか? 

 

 

 

 

 

 

 

 

パパだ。(笑)  

 

 

 

 

 

 

 

 

もうちょっと下まで行ってみよう。 

 

 

 

 

 

 

 

 

鞍部にあるベンチに座ってたら どこからともなくやってきた男性が

この栞をくれました。

ゴミの持ち帰りを促しながら 配ってるみたいです。

思わぬプレゼントに 大喜びしてしまった。 

 

 

 

 

 

 

 

 

この方が配ってました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

それと・・・実はこの方・・・

行きの水場と 山の家で一緒だったおじさまです。

六日町から来てて、もうこのお山も5回くらい登ってるそうです。

私がベンチに一人で居たら そばに来て話相手になってくださいました。

いろーんな話をしました。

山の話はもちろんのこと、隊長の障害の話まで。

「確かにちょっと無口だな、とは思ったけど そんな風には全然見えなかったなぁ。」

と 言ってくださいました。

そうなんです。 

彼のハンディキャップは、目に見えないものだから 

説明しないとわかってもらえない。

でも あっちぶつかり、こっちぶつかりしながらここまで来れたってことは

きっとこれからも そうやって生きていくんだろうな。

「家族でこうやって山に登れるなんて すごく素敵なことだよ。 ずっと続けてくださいね。」

六日町のおじさまは そう言って 平標に戻って行きました。

 

 

           <その4> に つづく・・・

 

 

 

 

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▲二つのゴール 平標山~仙ノ倉山 <その4>

2009-09-10 08:00:00 | ▲2009年山行報告

           <その3> からのつづき

さて、私もパパの所へ戻ってきました。

「歩くのが早い隊長だから そろそろ帰ってきてもいいのにねぇ。 どうしたんだろう、遅いよね。」

冷静なパパとは違って 一人で 心配する母。

そう、こういう時の私は 弱足ママではなく、 ”母” になってます。

ママ 「先にごはん食べちゃう?」 

パパ 「もう食べちゃった。」 

ママ 「えええええええっ!!!!!! 何それ!!!」

パパ 「だって、下に行ったきり、なかなか帰ってこないからさ。」

ママ 「普通、待ってるでしょ、二人でここに残ったんだから。」

パパ 「だって お腹空いちゃったんだもん。」

ママ 「パパってさ、熊とか出たら 絶対自分だけ先に逃げるタイプだよね。」

パパ 「それとこれとどういう関係があるの?」

ママ 「あるじゃないの! せっかく一緒に食べようと思ってたのに、先に一人で食べちゃうなんて!」

パパ 「だからって 熊が来て逃げることと関係ないでしょ。 そんなに言うなら食べたもの出そうか?」

ママ 「汚いなあ。 いいよ、もう!」

 

 

 

 

熊も食わない・・・じゃなくて 犬も食わない夫婦喧嘩は ほっといて

時間を少し戻してみることにしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

隊長は一人で出発したあと・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな道を通り、 (隊長 撮影) 

 

 

 

 

 

 

 

こんな道も通り (隊長 撮影) 

 

 

 

 

 

 

 

こんな景色を目にしていました。 (隊長 撮影) 

 

 

 

 

 

 

 

 

同じように見えるけど 決して同じではない こんな道を抜け、 (隊長 撮影) 

 

 

 

 

 

 

 

こんな風な所も通って、 (隊長 撮影) 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな素敵な道を歩いていたのかぁ。 (隊長 撮影) 

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても いったいどこが仙ノ倉の頂上なんだ? (隊長 撮影) 

 

 

 

 

 

 

 

 

なるほど・・・

あれは何山なんだ?

全然わからないや。 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ! これは平標方面を見た写真だね!

このどこかにパパとママがいたんだわ。 (隊長 撮影)

 

 

 

 

 

 

 

うーん・・・・こっちは 谷川方面かな? (隊長 撮影) 

 

 

 

 

 

 

 

そろそろ頂上? (隊長 撮影) 

 

 

 

 

 

 

 

 

当たり! 頂上に着いたんだね!

谷川連邦の最高峰、仙ノ倉山 2026、2m ゲット!

隊長、おめでとう!

 

 

 

 

 

 

 

三角点もバッチリ! 

 

 

隊長の写真はここまで。

山名板だけ、って思ってたのに こんなにたくさん撮ってきてくれました。

いつか、パパとママも二つ目のゴールを踏んで 実際にこの風景を目にしたい! 

 

 

 

 

で、こちらは平標山。

夫婦喧嘩も収まって、六日町のおじさまに梨のおすそ分けなんかしてたら・・・

見えました!

 

 

 

 

 

 

 

「隊長~~~~~~~!!! 」 

 

「遅くなってごめんね。」

・・・これが彼の第一声でした。

正直びっくりしちゃった母です。

そんな言葉が自然に出るなんて・・・

なんかすごくうれしかった。

普通の人が聞いたら 何でもない、当たり前の言葉かもしれないけど

今までその当たり前の成長をしてこなかった彼だけに

こういう何気ない言葉に すごく敏感に反応しちゃう母なのです。

ああ、もう少しで泣いちゃうところだった・・・。

 

想像してた時間より遅かったのは 

仙ノ倉の頂上で 一人でお昼を食べてたからだそうです。

うんうん、すごい!

今日は隊長にとって すごく有意義な山行だったね。

パパとママもそれなりに 楽しく過ごしていたから大丈夫だよ。 (苦笑)

 

 

 

 

 

 

 

さあ、それでは下山するとしましょうか。 

帰りは松手山経由で戻ります。

 

 

 

 

 

 

 

清清しい気持ちで下山開始。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガスで良く見えないけど なんかこの道もすごく楽しそうじゃない? 

 

 

 

 

 

 

 

 

けっこう高度感もある。 

 

 

 

 

 

 

 

 

すごい傾斜! 

 

 

 

 

 

 

 

 

わおっ! 後ろもすごい!

 

         <その5> に つづく・・・

 

 

 

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