ポレポレ隊が行く! 

ようこそポレポレワールドへ!
家族で歩いた山の報告です。
  ◆ポレポレとはスワヒリ語で 「ゆっくり」 の意。

▲楽して絶景! 金冠山 <前半>

2007-02-14 19:40:46 | ▲2007年山行報告

 

歩いた日 2007年2月11日(日)

天城から下山し、 (天城レポは こちら)  お次は達磨山に登るぞ~!!

・・っと息巻いていた弱足隊員ですが 下山途中で余計なことばっかやってたのと

元々軟弱な脚力、体力のため 駐車場に戻る時間が予定より遅くなってしまいました。

おまけにバッジを売ってる場所を探したり、一番予想外だったのは渋滞!

修善寺近辺で渋滞にとっつかまり、戸田峠に着いたのが3時近くになっちゃった。

最初、達磨山~金冠山 を縦走する予定だったのですが

メインの達磨をピストンしただけでも5時を回っちゃいそう。

それだと民宿着いても ご飯の前にゆっくり温泉つかる時間がなくなっちゃう。

う~ん・・・・どうする?  ここで隊長と相談。

隊長は標高が高い方の達磨だけでも行きたいと言う。

 「走って登れば間に合うよ。」

 「走って登る・・・・・!!!? あんたバッカじゃないの?

   競争してるんじゃあるまいし、そんなの何のために登るのかわかんないじゃん」

 「達磨の頂上に行くために登るんだよ。」

 「そんなのわかってるわいっ! そういう意味じゃなくて 楽しめないってこと!」

 「登ればそれなりに楽しめるよ。」

 「無理だね。 もう天城一つ登ってんだよ。 ママ、疲れちゃったよ。」

 「それはママが体力ないからじゃん。 オレは全然疲れてないし。」

ここで副隊長 登場。

 「無理なことはしない。 パパの今日のメインは山じゃなくて海の幸と温泉だから。」

 ( ̄◇ ̄;) 「・・・・・・・達磨山の立場っていったい・・・・」

 

結局 この後もあーだ こーだ 意見が出たのですが

全く登らないで宿に行くのは悔しいので 楽チンな金冠山のみゲットすることになりました。

すみません、説明が長くて。(;´▽`A``     

 

 

 

 

金冠山へは だるま山高原レストハウス から登るのが一般的。

でもこの戸田峠には駐車場があり、予定ではここからまず達磨山に登って

続けて金冠山に縦走する予定でした。 

今回はそんなワケで、金冠山のみ。  

ま、仕方ないね。

 

 

 

 

 

正面に見えるのが金冠山。 

 

 

 

 

 

芝の道がとっても気持ちいい。

山から下りて来られたご夫婦が 「上はすごくいい眺めですよ。」 って

教えてくれました。   

ワクワクするね~♪ どんなだろうね~♪ 

 

 

 

 

 

なんか弱足好みの道だわ~ 

 

 

 

 

 

進め、進め。 

 

 

 

 

登れ、登れ。 

 

 

 

 

あら? もう着いたのか? 随分早いな~。

上から副隊長の 「おおっ!すごい~~!!!!」 の声が響いてくる。

え!? すごいの? どんな風にすごいの?

 

 

 

 

ここが頂上。   こっちは戸田方面。

 

 

 

 

 

副隊長 「素晴らしいっ!」 と声を上げています。

副隊長は感動すると 「素晴らしいっ!」 を連発します。

日本人で  「素晴らしい!」 って言葉がすぐ出る人ってあんまりいないよねぇ。

だいたい 「すごい!」 とか 「きれい!」 とか 「わあっ!」 とかが自然 に出てくると思うんだけど

日本語を覚えたばかりの外人さんみたいに 

「スバラシイッ!」 っと発するのがポレポレ隊の副隊長です。

 

その 「素晴らしい!」 景色とは こちら。

 

 

 

 

ねっ? 確かに 「素晴らしい!」 でしょ。

Kさんからこの写真の説明をいただいたので そのまま貼り付けさせてもらっちゃいます。

海(駿河湾)の右端に浮かぶ島は淡島マリンパークのある淡島(あわしま)。
そのうしろ、海岸線に沿って連なる低山の山並みは沼津アルプス。
その背後は金時山も含まれる箱根の山々。
中央の平野部は沼津市街。富士山の手前の山は愛鷹山(あしたかやま)です。

Kさん、ありがとうございました~!!
 

 

 

 

 何度見ても 「素晴らしい」 景色です。

 

 

 

 

 

相変わらずカメラ構えて 「素晴らしい!」 を連発する副隊長。 

 

 

 

 

 

頂上の標柱。 

普通に撮っても富士山が写ります。 

 

 

 

 

 

立って見ても ・・・

 

 

 

 

 

座って見ても・・・・

本当に素晴らしい景色でした。 

 

 

 

 

海もきれいだぞ~!

下に見える港が今日の宿がある 戸田漁港。

・・・ってこの写真では漁港は見えてなかった。 

スミマセン・・・現場では見えてたもんで。 ヾ(;´▽`A``

 

 

 

 

 

 

最後にもう一回富士山を拝んで そろそろ下山しましょうか。 

 

 

 

 

こんなに楽して絶景が見れて すっごく得した気分でした。

Kさん、いいお山を教えてくださってありがとうございました~!! 

 

 

 

 

これが 本当は登るはずだった達磨山。

あの稜線を歩きたかったなあ。 

ここは 「ついで」 じゃなくて 今度メインで絶対に来よう!

その時まで待っててね。 

 

 

 

 

 

副隊長、あんなに 「素晴らしいっ!」 を連発してたのに

心はもうすっかり海の幸に向かってます。 ( ̄_ ̄ i)

 

 

 

 

 

駐車場到着。 

 

            <後編> につづく ・・・・

         

 


▲楽して絶景! 金冠山 <後編>

2007-02-13 19:46:43 | ▲2007年山行報告

 

         ~ <前編> からのつづき ~

 

ここが戸田漁港です。

さっきまで上から見てた景色が もう目の前に。

なんか不思議~ 

 

 

 

 

 

さて、宿に無事到着し、ひとっ風呂浴びて汗を流したあとは

お待ちかねの夕食です。

いつもなら山に登っても夕飯の時間を気にして 慌てて帰るポレポレ隊ですが

今日はそんな心配は一切なし。 

なんて幸せ♪   毎回これがいい。 (無理)

義理ママ、ありがとうございました~!!

帰ったら家事、それなりにガンバリマース! 

 

 

 

 

 

 

くぅ~~~っ!!!! たまりませんな。

すみません、こんなのまで載せちゃって。

山レポなんだから山だけに留めておけばいいものを つい自慢しちゃいました。

副隊長大喜び!

「山に登ったのに海の幸が食べられるなんて こんな贅沢なことはないっ!」

この言葉10回以上言ってました。  かなり酔いが回ってきた様子。

そういう弱足隊員も アルコール弱いのについ調子こいてビール飲んだので

もうヘロヘロで この後すぐにバタンキューしちゃいました。

翌日は朝風呂入って おいしい朝食を食べて (朝からご飯おかわりしちゃった)

渋滞に巻き込まれないうちにサッサと帰ります。 

連休最終日だから混むかなぁ。

帰りは沼津インターから東名で。

 

 

 

  

8時半頃宿を出発。

ずっと海沿いを走るのでもう絶景だらけ。

ちょっと走っては車を止め・・・・・・が続き、全然進まない。 

 

 

 

 

 

わー! いいね、いいね!

またちょっと止めちゃおう。

と、すぐに撮影大会が始まっちゃう。

 

 

 

 

 

何度見ても飽きないよね~ 

 

 

 

 

 

海の中からひょっこり出てきたみたい。

う~ん。 きれいだな~。 

 

 

 

 

 

南アルプスもうっすら見えてました。 

 

 

 

 

 

ほらほら、出発しよう。   キリがないもんね。 

 

 

 

 

 

って言ったばかりなのに 10分も走らないうちにまた止まります。

今度こそここが最後にしよう。 

 

 

 

 

 

富士山、さようなら。 素敵な時間をありがとう。

ポレポレ隊、今年はあなたのテッペンに登っちゃうよ。

待っててね。 

 

 

 

 

 

帰りの高速からは 隊長が 「あ、金時だ!」   

 

 

 

 

 

「今度は 丹沢!」 と 解説してくれました。

言われなければ全くわからない弱足隊員。 

 

 

 

 

 

雲ひとつない空でした。

わかるかなぁ・・・・左の方にハングライダーが飛んでたの。

車の中から撮りました。

「高速の上に落っこちてくることないのかね」  ってちょっと不安になりながら。

埼玉の我が家には午後1時半には着いてました。 

これなら副隊長も 明日からの仕事に差し支えないでしょう。

お疲れさま~!!!!!

 

金冠山バッジ風絵  詳しくはバッジリストへ

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、今回の天城山と金冠山・・・・

全く異なる雰囲気の山でしたが どちらもとっても素敵な時間を過ごすことができました。

二日間、お天気もバッチリ。 

モンてる君、お努めご苦労様! いつもながらすごいパワーだ!

そして 静岡のKさん にも もう一度・・・・・ありがとうございました!

2007年初めての山は金時山でしたから 今年は本当に静岡に縁がありそうです。

達磨山は見るからに私好み・・・・今回は残念でしたが いつかきっと行きますよ~!

今回こんな楽しい思いしちゃったから しばらくはお山はお休みかな。 (多分)

みなさま、いつもポレポレ隊のユルユルで長々のレポ読んでくださって

ありがとうございます。

今年もこんな感じで 引き続きのんびり歩きたいと思いますので 

変わらずよろしくお願いしまーす。

 

― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―

 金冠山 (きんかんざん)

 816m 静岡県

 コース・・・・・戸田峠P(14:50) ~ 金冠山(15:05) ~ 戸田峠P(15:50)

         
 全所要時間・・・1時間 (含 休憩) 

 歩行時間・・・・・30分!!

  メンバー・・・・・・ 隊長、副隊長、弱足隊員 (いつものポレポレ隊)

                   

                続・ ポレポレ隊行く へ

 

 

 


▲あなたと越えたい天城山 <前編>

2007-02-13 13:14:04 | ▲2007年山行報告

 

歩いた日 2007年2月11日(日)

最高峰万三郎岳を従えた 伊豆半島を東西に貫く山脈の総称・・・

それが天城山。

ポレポレ隊、この天城山が今年初めての日本百名山となりました。

 

 

 

 

 

日の出前、途中のスカイラインに車を止めて観た景色です。

相模湾の上がオレンジ色に染まってきました。

あ、結局心配していた雪や凍結、箱根越えでも全く問題なしでした。

せっかくチェーン用意してきたけど使わずに済んじゃった。

今年は本当に暖冬なんだなーって実感した行程でした。

 

 

 

 

 

展望スペースからは まだ月がはっきり見えました。

ここは 「滝知山」 というピークになってるらしい。 

 

 

 

 

 

そうこうしているうちに 天城高原ゴルフ場のパーキングに到着。

ハイカー専用ってなってます。 さすが百名山。

立派なトイレがありましたが 冬季は使用不可。

ものすごい勢いで駆け込んできた男性・・・

トイレが使えないことを知り 慌てて車に戻ってどこかへ行ってしまいました。

大丈夫だったでしょうかねぇ・・・。  

 

 

 

 

 

かなり広いです。

奥の方ではテントが張ってあったし、

なにやら立派なカメラを持った方達が 大勢陣取っていました。 

 

 

 

 

 

ここが登山口。 

駐車場にも登山口にも Kさんが教えてくださった通り、全く雪はありませんでした。

 

 

 

 

 

出発しまーす。 

 

 

 

 

 

おっと忘れるところだった。

今日の手ぬぐい。 梅です。 

 

 

 

 

 

岩がゴロゴロしてる場所もあるけど全く問題なし。 

 

 

 

 

 

歩き始めはやっぱりちょっと寒い。

でもお天気、良さそう。  モンてる君 のおかげかな。 

 

 

 

 

 

ちょっと歩くとこんな看板がありました。

「ひとり一石運動。ボッカのお願い。」

そして こんな説明書きが・・・・

岳友へ
天城山の登山者が増えるに連れ、
登山道のあちこちに土砂流出が見られ、
そこを避けて歩くため植生に多大な被害が出いています。
現在何とか縦走路を外さずに歩ける縦走路の修復を
ボランティアで図っておりますが 
石を山中にボッカする人力が不足しています。
どうか山を愛する皆様の力を貸してください。
無理をせずに自分の体力に見合った石を
所定の場所まで運んでいただけますようお願い申し上げます。
天城山「ひとり一石運動」実行委員会

なるほど・・・これは是非とも協力しようじゃありませんか!

一人の力は小さくても三人でやれば三人分の力になる。 (当たり前)

弱足隊員は弱足のため、申し訳ありませんが1.5キロくらいの小さい石に

させてもらいました。

隊長と副隊長にも説明しなくちゃ。 

「ねえねえ・・・・・・」

ありゃ、もういないっ・・・・・(; ̄Д ̄)

仕方ない、私だけ持つことにします。

ごめんなさい。

 

 

 

 

全然知らない二人は ちょっと広い場所で待ってました。

私がボッカのことを話すと、もうここまで来ちゃったからいい・・って。 

(  ̄д ̄;) またまたごめんなさい。

 

 

 

 

 

オーイ! 待ってちょーだいよ~! 

石持ってよ、石!!

 

 

 

 

 

石持って撮影もしてる弱足隊員。

何事もトレーニングの一環と思ってがんばるのだ。 

 

 

 

 

 

ちょっと休憩。

天城山はとってもいろんな木がはえていました。

中でもこのヒメシャラは副隊長がとっても気に入ったようです。

ヒメシャラいいな~ ヒメシャラいいな~って 何度も言ってましたっけ。 

 

 

 

 

 

ボッカしてきた石を置く最初の場所がありました。

ほら、こんなにたくさん!

みなさん、ちゃんと協力しているんですね。

この先にも置き場所があるようですが

私は近いここに置かせてもらうことに・・・・。 

 

 

 

 

 

ずっと樹林帯の中を歩いていますが 木々の間から万三郎岳が見えました。

あそこまで行くのね。  頑張ろう! 

 

 

 

 

 

はい! ここは万二郎岳。 展望はありません。

すぐに出発。 

 

 

 

 

 

一旦下ります。 

 

 

 


 

急に開けたところに出ました。

万二郎から万三郎へ向かう途中で 唯一展望がきく場所。 

副隊長、ザックの中からカメラを出します。

 

 

 

 

 

わあ~! きれいだね~!

 「正面の山はなんていう山だろうね」

 「達磨山だよ、多分。」

 「えっ!? 達磨山? ほんと? やだ~! 見えるんだ! うれしい!」

何故うれしいかは今は書かない。 後ほどね。

 

 

ここで訂正があります。 写真の山は達磨山ではなかったようで・・・。
すみません、またやっちゃいました。 山塔花さん、ご指摘ありがとうございました。
隊長によーく言っておきます。(っていうか自分も勉強しろ)
そうですよね、達磨じゃ近すぎますよね。 三筋山・・・なるほど・・・確かに。

 

 

 

あれまっ! 富士山まで見えるじゃん!

やっぱり富士山が見えると すっごくうれしいよね。

なんでだろうね。 日本人だからかな。

でももしここで急にチョモランマが見えたとしても 

それはそれでびっくりしてうれしいよね。 

結局は何でもいいってことか。

 

 

 

 

う~ん、たまんないっす。 

 「あれはどこの海かね。」

 「え? わかんないの? 駿河湾に決まってるじゃん。」

 「あ、そうか、駿河湾か。」

 「 ママってほんと何にも知らないよね。 よくそれで生きてるよね。」

 「・・・・一応 生きてる・・・・。」

 

 

すみません。 またまた訂正です。 先ほどの続き。
これも駿河湾ではないですね。 太平洋です。 
オーイ!隊長! あんたはまだまだ勉強不足だよ!
母に向かって よくぞ生きてる発言、撤回してもらいますからっ!!
山塔花さん、本当にありがとうございました。 これからもよろしくお願いいたします。

 

 

 

前のこんもりしたのは 馬の背。

その向こうにちょっぴり見えているのが頂上の万三郎です。 

 

 

 

 

 

進みまーす。 

 

 

 

 

 

おおっ! これが有名なアセビのトンネルかぁ。

花の時期はきれいだろうな。

ほんじゃ くぐりまーす。

 

 

 

 

 

花はないけど あるかのように喜ぶ弱足。 ちょっと変。 

 

 

 

 

 

なんで上に向かってるのに こうやって下りなきゃいけないのかねぇ。

登ったり下ったりしないで 一気に登りゃぁいいのにねぇ。

ってずっとブツブツ文句言ってた副隊長。 

 

 

 

 

 

すごいです。 

下る時にきっと皆がこの木を持つんだろうな。 磨かれて光ってました。

天然の手摺状態。 ごめんなさいねー。

でもほんといい場所にあるんです。  弱足もつかまらせてもらいました。 

 

 

 

 

天城山中には本当に色々な種類の木がありました。

スギ、ヒノキはもとより、リョウブ、ヤシャブ、さきほどのアセビ、

副隊長が気に入ったヒメシャラ、ブナ、マメザクラ、トウゴクミツバツツジ、

アマギツツジ、マユミ・・・・

シャクナゲも有名で、4月、5月にはこの山は花の百名山にふさわしく

たくさんの花で溢れそうです。

本当はその時期に来たかったけど ものすごく混雑するらしく

自分のペースで気ままに歩きたい弱足のリズムとは合いそうにありません・・・・。 

 

 

 

 

 

これは何の木だったかなぁ・・・・ 

 

 

 

               <後編> につづく ・・・

 

 


▲あなたと越えたい天城山 <後編>

2007-02-13 10:24:31 | ▲2007年山行報告

 

           ~  <前編> からのつづき ~

 

 

どんどん進みます。 

 

 

 

 

 

ずっと雪はなかったけど このあたりまでくると ちょっとだけありました。 

 

 

 

 


 

ちっちゃなはしごを登ると・・・・ 

 

 

 

 

 

はい、着きました。

ここが天城山最高峰 万三郎岳。

それにしても 万二郎と万三郎があるのに 万一郎はどうしちゃったんでしょうかね。

 

 

 

 

 

頂上の標柱。 

 

 

 

 

 

一等三角点もしっかりありました。


 

 

 

 

 

万二郎に続いて万三郎の頂上も樹林帯の中ですが

一方には少し見通しがいい場所があります。

ほら、ここからは富士山も微笑んでいてくれました。

(o^∇^o)ノ ジャクアシサン、イラッシャイ!  

 

 

 

 

天城縦走路のルート案内板。

一部のガイドブックや地図では

周回コースは通れないようなことが書いてあったので、

ここからピストンする予定でしたが 隊長が案内板をみて 

「大丈夫そうだよ」 と言うので涸沢分岐を通るコースで戻ることに。

 

 

 

 

 

 

頂上はあまり広くないし 人もけっこう居たので

ランチは別の場所を探すことにして とりあえず下り始めました。 

 

 

 

 

 

歩きやすい道だね~ なんて言いながら下っていくと 

 

 

 

 

 

全然歩きやすくなかった・・・・。

こちらは陽が当たらないのでけっこう雪が残ってました。

多分、普通の人ならなんてことはない道でしょうが

これは雪というより氷です。

弱足は一歩足を出すたびにツルッと滑り、ものすごい恐怖感が・・・・

このままで行くと下まで戻るのに10時間くらいかかりそうなので 

「アイゼン、つける!」 と宣言して用意を始めました。

実は今までポレポレ隊は4本爪のミニアイゼンしか持ってませんでした。

そもそも雪の山なんて歩くことはないだろう、と思ってたのでそれにしたのですが

先日コージツさんでお店の方といろんな話をしてるうちに アイゼンの話になり

「4本爪のアイゼンは実用性がない、これはまあ お守りの代わりですね。」 

なーんて言われちゃったものだから 買っちゃったんです、6本爪のアイゼンを。

3人分だからけっこうなお値段になっちゃったけど

やっぱりお守りだけで歩くのは心配ですからね。

そんなわけで 隊長と副隊長も 「ニューアイゼンの練習しよう!」 ということになり

3人でアイゼンつけて歩きました。

 

 

 

 

 

ジャーン!  ニューアイゼン。

アイゼンつけたからには 木の根っこを踏まないように雪の上を歩きましょ。

 

 

 

 

 

あら? どうしました? 

うまくいかないようで 副隊長に見てもらう隊長。

手先が不器用なんですよねぇ。 私に似ちゃったのかな。 

一応2007年モデルで 装着が楽なタイプなんですけど・・・。

 

 

 

 

 

木々の間からちょっとだけ海が見える場所があったので

ここでランチにしまーす。 

 

 

 

 

 

今日の山ごはんは 金峰山以来の登場。  ナンちゃんです。 

ウッちゃんはいないよ。

 

 

でも今日はカレーじゃなくて ビーフシチュー。

「前回の武甲山の時みたいにシェラカップ落とさないようにね」

って二人から言われちゃった。  

デザートは苺と生チョコプリン。 バレンタインも近いことだし。

 

 

 

 

 

いちご娘。 

娘?   図々しいにもほどがあるってあちこちから聞こえてくる・・・・。 

 

 

 

 

 

さて、時間が押してるよ~ 早くしないと!

下山開始!  アイゼンはもう必要ないのでしまいました。

 

 

 

 

 

どんどん進みます。 

 

 

 

 

 

途中、何人かの人に抜かれながらも 気にせず進みます。 

 

 

 

 

 

2003年7月の豪雨によって何箇所かの道が崩壊したそうですが

その名残か? って場所が1,2箇所ありました。

ゆっくり通れば問題ないですけど。 

 

 

 

 

 

はい、どんどん行きますよ~。 

 

 

 

 

 

こういう木とか岩とか見つけると絶対やっちゃう弱足隊員。

もう、しょうがないなぁ・・・って言いながら副隊長 付き合ってくれました。 

 

 

 

 

 

ちょっと休憩。

やっちゃった。

天城山で天城越えを歌うオオバカモノ。

誰か止めないと 続けて津軽海峡行っちゃうよ~! 

 

 

 

 

 

ほらほら! そんなことしてる暇ないんじゃないの?

いいのか? 予定時刻よりかなり遅くなってるよ。

副隊長のご機嫌がちょっと怪しくなってきた。

急げっ! 

 

 

 

 

 

なんか帰りはすっごく長く感じたんですけど。 私だけか?

なんとか到着。

「おつかれさまでした」  なんて書いてあるのも 百名山ならではですね。 

 

 

 

 

 

駐車場は朝より大分車が増えていました。

この時期でこんなってことは やはりお花の時期は大混雑だろうな。 

とりあえず無事に到着。 

おめでとう! ありがとう。

 

 

 

 

 

これが天城山のバッジです。

 

そのバッジですが このルート近辺ではここでしか買えないそうです。

駐車場から少し下った場所にある ベゴニアガーデン。

あとは淨蓮の滝近くの みちの駅まで行かないとないらしい。

 

 

今回会ったお花さん 

 

春の便りがいっぱい聞こえてるのに 全然お花さんに会えず寂しい思いをしてたら
やっと今回は会えました。
ツルシキミの蕾ちゃん。 うれしかった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さてっと・・・ 本来ならばこれにてまとめに入るところなのですが

実は今回はまだ続きがあります。

万二郎岳の先の開けた場所で 達磨山に反応した弱足隊員を覚えていますか?

何故 達磨に反応したのか・・・・・その謎がまだ解けていません。

それはですね、実はこのあともう一回登っちゃう予定だったのです!

そうです。 天城のあとに続けて達磨に登っちゃうの。

初級の天城にかなりお疲れの弱足隊員、大丈夫か? 

とりあえず天城はこれで締めます。

天城山・・・展望はきかないしお花にも早かったけど 

やっぱり3人で歩くお山は楽しい!  

今年最初の百名山 無事制覇しました~!

あ、それともう一つ・・・・

実は弱足隊員、今回の天城では おニューの登山靴履きました。

今までのシリオは下山時にどうしても足が痛くなり もうちょっと軽いのはないのかな、って

先日コージツさんで相談したところ ハンワグを薦められ買っちゃいました。

これ、実に歩きやすかった。  初めて履いたのに問題なく馴染んでくれました。

弱足の足はダンビロ、甲高、そしてかなりの外反母趾。

おまけに巻き爪まであってほんと厄介なんです。

ハンワグ気に入った! 

副隊長に内緒で買いました。 ごめん! 副隊長! ・・・ってもうバレバレだよね。

 

― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―

天城山 (あまぎさん) 1406メートル 静岡県

 日本百名山 、 静岡百山 、 花の百名山

 コース・・・・・・天城高原ゴルフ場P(7:30) ~ 万二郎岳(8:45) ~ 

         万三郎岳(10:05) ~ 涸沢分岐を経てゴルフ場P(13:20)
                                           周回コース

 全所要時間・・・5時間50分(含 休憩、昼食) 

 歩行時間・・・・・約5時間

   メンバー・・・・・・ 隊長、副隊長、弱足隊員 (いつものポレポレ隊)

 

                     続きのレポへ行く