ポレポレ隊が行く! 

ようこそポレポレワールドへ!
家族で歩いた山の報告です。
  ◆ポレポレとはスワヒリ語で 「ゆっくり」 の意。

▲とうとう来たよ!プチポレ再結成 両神山 <その1>

2008-11-28 06:00:00 | ▲2008年山行報告

歩いた日 2008年11月23日(祝)

 

11月後半の3連休。

いつもの通り、どこへ登るかと すったもんだした挙句、 

隊長がかなり前から行きたがっていたお山 両神山に決定しました。

 

 

 

 

 

 

 

2006年2月 堂平山から。 

 

 

 

 

 

 

 

 

2006年10月 霧藻ヶ峯 (初めてのプチポレ隊) から。

 

 

 

 

 

 

 

2007年2月 武甲山から。

 

 

 

 

 

 

 

2007年12月 南天山から。

 

 

 

 

 

 

 

2008年2月 城峯山から。

 

 

 

 

 

 

 

2008年4月 二子山から。 

 

 

 

 

 

 

 

2008年9月熊倉山から。
(実際には見えなかったか 見逃したか・・・ なのでこの写真はasa0110さんからお借りしました。asaさん、ありがとうございました!) 

 

 

こんな風に両神山は 富士山や槍みたいな派手さはないけれど 

秩父の山々の頂上から ギザギザの山容を誇らしげに見せてくれるお山です。

隊長はこのギザギザを見る度に いつか自分もあのテッペンに・・・と少しずつ想いを膨らませてたみたいです。 

 

一部のヤマ友さんはご存知の通り、 頂上へ上がる幾つかのルートの中で

隊長は 「八丁尾根」 を通る道を登りたいと 最初から言っていました。 (asaさん、ひろさん、あっこちゃん、その節は色々ありがとう。)

しかしこのルートは岩に慣れた中級以上の人向き。 

登山口からテッペンまで 鎖場が連続するコースです。

実は今年の3月、所属している山岳会の総会で 隊長がここを通って両神に登りたいと言ったら

「じゃあ、僕たちがご一緒しましょう」 と 名乗りを上げてくれたメンバーさんがいました。

自信がなかった私とパパさんは 会のベテランさんが一緒なら・・・と 挑戦する気持ちを強くし、

4月の二子山もその練習を兼ねてのつもりだったのですが

その後、お仕事が忙しいのかメンバーさんから一向に連絡が来ず・・・。

清掃登山で行った熊倉山でも 何気なく催促してみたのですが 

その後もなかなか予定が合わなくて、今年はもう無理だねぇ・・・と諦めていました。

でも隊長はどうしても今年中に両神のテッペンに立ちたかったらしく、その気持ちを私たちに伝えてきました。

しかし、凍結も考えられるこの時期に 一番難しいコースを3人で行くなんて絶対にダメ、と パパさんからNG。

来年のベストシーズンまで待って八丁から目指すか 

どうしても両神に登りたいのなら危険の少ないルートを通って上がるか・・

その選択を隊長に任せました。

彼が選んだ答えは 「違うルートでもいいから今年中に両神の頂上に立ちたい」 という方でした。

そしてコースは 一般的な日向大谷ではなく なんと 白井差コースからと言い出しました!

・・・っと ここでこのコースの説明をしなければなりません。

長くなりそうなのですがこれを端折るわけにはいかないので ちょっとお付き合いくださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

これはヤマケイの2006年1月号に掲載された特集記事です。

当時すごく気になった内容だったので 切り取ってファイリングしておいたものです。

両神山は、白井差登山道、梵天尾根の大峠ともに 登山口から山頂までの全体を含む750haが私有地で、

登山口近くに住む山中さんという方の所有になります。

最短距離で頂上に行ける白井差コースは 当時も人気があり たくさんの登山者が利用していたそうです。

しかし諸々の理由から環境庁及び公園事業を執行する埼玉県との間に溝が入り

2000年4月29日、白井差登山道が閉鎖という結果になりました。

諸々の理由から・・・・の 『諸々』の中には 山中さんの個人的な問題もあるのでここには詳しく触れませんが 

百名山ブームで人が押し寄せ 山が荒れたことや、

登山者のマナーの悪さに頭を悩ませていたことも登山道閉鎖の一因となったそうです。

これに伴い 両神神社上の休憩舎と白井差登山口にあった 白井差小屋も撤去されました。

(この件に関しては当時(2000年12月) のNHKクローズアップ現代でも取り上げて放送されたそうです。)

 

 

 

 

 

 

それから5年。

両神山への最短コースである白井差から登りたいという登山者が多いことから

山中さんは白井差に新しい道を作りました。

以前の旧道を再開させるには 国や県と利用計画を立てて協定制度を結ぶ必要があるので

中山さんの采配でできる新道を開通させたのです。

上の図の赤い波線の道がそれです。

旧道のような岩場を通らず、事故のおそれもないルート。

距離も旧道より600mほど短くなっています。

通行には次の10項目が求められています。

 

①必ず予約をし、許可を受ける事。

②山は危険な場所と認識し、自分で事故やケガの責任は負う事。

③環境整備料(協力金)一人1000円。

④動植物、魚、昆虫、鳥など自然を大切にする事。

⑤必ずピストンとし、日帰りにする事。

⑥タキ火、タバコ、ストック、犬は禁止。

⑦山や川を汚さない事。

⑧岩登りや沢登りは禁止。

⑨土地所有者の指示に従い、無謀な入山は止める事。

⑩無許可の入山は違約金を戴きます。(原文まま)

 

文面だけを読んで想像する山中さんのイメージは、実際にお会いすると絶対に変わると思います。

ストックがダメと書いてありますが これも柔軟な対応をしてくれます。

プロテクターをはずすのはNGですが 私は下山時に膝が痛むことを伝えたら快く了承してもらえました。

 前置きがとんでもなく長くなりましたが とにかく今回の山歩きはなんだかいつもとはちょっと異なるものとなりました。

 

あっ! そうだ、忘れてた。

タイトル見てお気づきの方もいると思いますが なんと実は出発の前日にパパさん、仕事になってしまい

結局この日は 隊長と私の二人・・つまり 久々のプチポレ隊での山歩きとなったのでした!

山中さんに予約人数の変更の連絡を入れ、車ではなくて公共の乗り物で行く旨を伝えたら

電話で親身になって対応してくれ、『ちょっと偏屈で怖そうな人』 (山中さん、ごめんなさいっ!)

・・・という私の勝手な思い込みは 少しずつ溶けていったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

やっとここにたどり着いた。 (^_^;)

東武伊勢崎線車内。

ほぼ貸切。  

隣の車輌にザックを持って登山靴をはいた年配の男性がいました。

「山ですね。」 「はい山です。」

・・・みたいな山々光線を暗黙のうちにお互いに飛ばしあってました。 (笑)

 

 

 

 

 

 

 

人が少ないのをいいことに 早速朝ごはん食べ始める弱足さん。

 

 

 

 

 

 

 

羽生駅で秩父鉄道に乗り換えます。 

 

 

 

 

 

 

 

武州荒木駅で空が赤くなりました。

予報では曇りのち晴れ。

秩父鉄道っていうくらいだから 秩父へ行く電車ですが

一駅毎に ザックを背負った人たちが乗り込んできて

1時間経った頃には 乗客のほとんどが登山者になりました。

隊長と 「かなり混みそうだね・・・全員が両神に行くように思えちゃうね。」

なーんて話してたら なんと ほとんどの人が 「御花畑」 と 「浦山口」 で下車しちゃいました。

おー!そうか! 皆さん、武甲山に登られるんですね。

武甲山、人気だなー。

 

 

 

 

 

 

 

そして終点の三峰口到着。 (写真撮り忘れました。これは霧藻ヶ峯の時に撮ったもの。)

多分、ここまで来たのは5~6人だったと思います。

さて・・・三峰口から両神に行く場合、足はバスとタクシーしかありません。

バスは途中で乗り換えなくてはならず、接続がうまくいかないと長時間待つことになります。

この日も下調べしたら うまい時間のがなかったので前日にタクシーを予約しておきました。

改札出たら 「○○さんですか?」 とドライバーさんから聞かれ すぐに乗ることができました。

白井差まで35分くらいでした。

 

 

               <その2> につづく・・・

 

 

 

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▲とうとう来たよ!プチポレ再結成 両神山 <その2>

2008-11-28 05:00:00 | ▲2008年山行報告

       <その1> からの つづき

白井差に着くと タクシーの音に気付いて 山中さんが出てきてくださいました。

あの(!)山中さんといよいよご対面・・・と思うとちょっとドキドキしてしまいましたが

実に気さくな方で もう何年も前から知り合いのような雰囲気。

ほっと一安心です。

自宅前に用意されている登山者ノートに名前、住所等を書き込み 

地図を渡されて、ルートの説明を受けます。

下山時にこの地図を返し、その時に環境整備料として一人1000円払います。

「生きて帰ってきた人からしかお金もらわないから後から徴収してるの。」 と笑いながら話してくれました。

 

 

 

 

 

 

 

アカヤシオの頃が一番いいよー。 と言いながらその季節に撮った写真も見せてくれました。

あと、本当は隊長が八丁から登りたかった話をすると

その写真を指しながら 「ここを登るんだよ」 と八丁のコースの説明までしてくれました。

私が 「でもそっちは怖いですよね・・・鎖ばっかりで」 と言うと

「鎖を離さなけりゃ落ちないから平気だよ。」 って・・・・そりゃそうですけど。 (^_^;)

 

 

 

 

 

 

 

隊長の右に写ってる木板に 先ほどの通行項目が書いてあります。

さて、それでは出発です。

「俺も途中まで一緒に行くよ。」 と 山中さん。

「えー! いいんですかー?」 と驚く私を置いて 軽い足取りでドンドン前を歩いて行きます。

 

 

 

 

 

 

 

お天気も思ったより良さそうで 快調なスタートとなりました。

パパさんは来れなかったけど 何故か写真には二人の後姿。

実に予想外でおもしろい展開だ。 

 

 

 

 

 

 

 

両神は山中さんの庭も同然。

小さい頃はこの山の中で鬼ごっこやかくれんぼなんかして遊んだそうです。 

 

 

 

 

 

 

 

道もとても歩きやすいです。

山中さんが作った新道・・・一歩一歩噛みしめて歩きましょう。 

 

 

 

 

 

 

 

歩いているうちに 私が遅いことに気付いたようで 少し速度を緩めてくれました。

隊長はコミュニケーションを取るのが苦手なんだけど

どうしても私が遅いので後になってしまい、山中さんとの会話が隊長の仕事になってしまいました。

母は後ろで心配してましたが(山中さんに対して粗相がないかどうか) これもいい勉強になるかな、と見守っていました。

隊長の軽度発達障害についても一応話しをし、それについても広い心で受け止めてくれたようです。

「全然普通じゃん」 と言ってくれましたが その普通に見えるところが実は一番難しいところだったりします。

でもその話題を取り上げると 私は10時間くらい説明に費やしそうなので

そのままニコニコしながら流しました。

  

 

 

 

 

 

 

昇竜の滝。  

 

 

 

 

 

 

 

滝壺は2・5メートルくらいとのことでした。

すぐ近くまで降りて行けますが私たちはスルー。 

 

 

 

 

 

 

 

いつもパパさんに渡して撮ってもらってる μクンを 

「景色とか適当にバンバン撮っていいから。」 と今回は隊長に渡してありました。

山容と頂上しか撮らない彼なので 多分、そのままポッケの中かな、って思ってたら

何枚か撮ってくれてたようです。

これもその一枚。

 

 

 

 

 

 

 

歩き安い道が ずっと続きます。 

 

 

 

 

 

 

 

山中さん、地下足袋で歩いてます。

後で見せてもらったんだけど 底に小さなスパイクがついてる特殊な地下足袋。

いろんなものがあるんですねぇ。 

 

 

 

 

 

 

 

大又到着。

ここまで30分。 

 

 

 

 

 

 

 

こちらが旧道。

確かに岩がたくさんありますねぇ。

新道はこれを右に見ながら 歩き安い道を上がっていきます。 

 

 

 

 

 

 

 

歩いて来た道を振り返る。 

 

 

 

 

 

 

 

川を何度か渡ります。

もちろんこの木の橋も山中さんが作られたもの。 

 

 

 

 

 

 

 

スタート地点では手ぶらだった山中さん。

いつの間にかザック持ってます。

マジシャンだ。 (笑) 

 

 

 

 

 

 

 

歩きながら ず―――――――――っと いろんなお話しをしてくれました。

実に興味深い話がたくさん! 

 

 

 

 

 

 

 

こちらが質問することに100%きちんと回答してくれます。

本当に両神山に詳しい。 いや、両神だけじゃなくて お山全般に詳しい。

だって山中さん、自分も登山の愛好家で、環境省自然公園指導員としても

また、埼玉県山岳救助隊隊員としても活躍しているのですから!  

 

 

 

 

 

 

 

両神山の名前のいわれや (イザナギ、イザナミ両神様の話のほかにも諸説ある等)

税金の話からお花の話。 

動物や魚の話。

一番すごかったのは やっぱり救助活動の話かな。

そしてウェアの話になった時 

「上に着るものはともかくとして  アンダーウェアはケチらないでちゃんとした物を着た方がいいよ。」  と。

遭難した時に それで生死を分けることがあるそうです。

「そうなった場合、男性より女性の方が強いんだよね。 皮下脂肪があるからさ。」

「じゃあ、私は3日くらい大丈夫かもしれません。 人よりいっぱい付いてるから。」

って言ったら笑ってました。 否定せずに・・・・・(^_^;)

 

 

 

 

 

 

 

ケルンに木漏れ日。 

 

 

 

 

 

 

 

どんどん二人に離されていく。 

 

 

 

 

 

 

 

本当に気持ちのいい道です。 

 

 

 

 

 

 

 

 

水晶坂って場所だったんだー。

その時は気付かなかった。

水晶でも取れたのか?  

 

 

 

 

 

 

 

のぞき岩が見えてきた。 

 

 

 

 

 

 

 

影がいい味出してます。 (隊長 撮影) 

 

 

 

 

 

 

 

ブナ平到着。 

ここまでで 約1時間半。 

 

 

 

 

 

 

 

この上が稜線だよ。

まだちょっとあるけど。 

みたいな会話だったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

のぞき岩の全貌。 

 

             <その3> に つづく・・・

 

 

 

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▲とうとう来たよ!プチポレ再結成 両神山 <その3>

2008-11-28 04:00:00 | ▲2008年山行報告

            <その2> からの つづき

山中さんに 「あの山わかる?」 と何度か聞かれた隊長。

全問正解で 「すごいなぁ。良く知ってるなぁ。」 と誉められ ちょこっと恥ずかしげに微笑んでました。 

それを見て 微笑みの連鎖反応。

やったね、隊長。

 

 

 

 

 

 

 

途中でロープワークやエイト環のレクチャーまでやってもらっちゃいました。

前に山岳会で教わったはずなのに なーんにも覚えちゃいない。

やっぱり実践が伴わないとダメだなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

ずっと肩のワッペンが気になってた私・・・。

思わず写真撮らせてもらっちゃいました。

なかなかこんな風に見ることってないですもんねぇ。

バックが両神山になってたんだー! (今気付いた!)

救助隊もそれぞれ受け持ちの範囲があるそうですが 山中さんは もちろん両神を中心にした周辺の山々。

実は私達が登った前夜にも4名のパーティーの遭難事故があったそうで(両神で)大変だったようです。

 

 

 

 

 

 

 

貴重な話を聞きながら 前に進みます。 

 

 

 

 

 

 

 

「お母さん、あと少しで稜線だから頑張って。」 と 声がかかります。

今日は余裕の歩きしてたはずなんだけど 外からはそうは見えないのかな。汗。 

 

 

 

 

 

 

 

「はい、食べてごらん。」 と渡されたのは山ぶどう。

すっぱくておいしかった! 

 

 

 

 

 

 

 

どうやら稜線に着いたらしい。 

 

 

 

 

 

 

 

頂上まであと少しだ。 

 

 

 

 

 

 

 

両神には 色々道がありますが 禁止されてる道でも歩けないことはないそうです。

ただ、正規のルートじゃない道で何か事故にあっても 保険がおりないから気をつけて、とのことでした。 

なるほど・・・。

 

 

 

 

 

 

 

ここでメインの日向大谷からの道と合流します。

にわかに人が多くなってきました。

 

 

 

 

 

 

 

そして本来の両神らしい岩場が現れました。 

 

 

 

 

 

 

 

隊長と山中さんは一足早く頂上へ向かったようです。 

 

 

 

 

 

 

 

頂上直下の鎖場。 

 

 

 

 

 

 

 

手を合わせます。 

 

 

 

 

 

 

 

思った通り、狭い頂上。

でも展望は最高!

 

 

 

 

 

 

 

まずは山頂の標柱を。

念願の両神山 1723・5m ゲットしました!

おめでとう!

ありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

山中さんも一緒にタッチしてもらいたかったんだけど

ルートのチェックや 登山客の様子を観察したり携帯で話したりと 

忙しそうにしてたので 二人でタッチ。

隊長、おめでとう、やったね。

 

 

 

 

 

 

 

パパさんが一緒ならなお良かったけど・・・。 

 

 

 

 

 

 

 

方位盤の近辺もすごい人・・・。

この上に乗って写真撮ってる人もいて 驚きました。 

 

 

 

 

 

 

 

ほおら 富士山も見えたよ!

頭だけだけど はっきり見えてました。

この日は あちこちで同じ富士山を見てた人がいますねぇ。

みなさーん! ヤッホー!!

両神からの富士山も 小さいけどきれいですよー! 

 

 

 

 

 

 

 

 

いろんなお山が見えますねー。 (全くわかってない。汗) 

 

 

 

 

 

 

 

おっと南天山が。 懐かしい~!  

あの時頂上から恨めしく見てた両神に 今立ってるよー!

後方には雪をかぶった八ツも見えています。

浅間が大きく見えてたのに どうやら写真撮り忘れたみたいです。

 

 

 

 

 

 

 

隊長も大満足の展望。

 

 

 

 

 

 

 

皆さんも それぞれの頂上を楽しんでおられました。 

 

 

 

 

 

 

 

そして・・・彼は 「次こそ八丁から」 の想いを強くしたようでした。 

 

 

 

 

 

 

 

 

両神の岩の上で。 

 

 

 

 

 

 

 

さて、本来なら山ごはーん! の時間ですが

今日はプチポレで 帰りの時間のことや 頂上が狭いこともあって

おにぎりとお茶のみの実に質素なお昼になっちゃいました。

救いは マルセイバターサンドかな。

 

 

 

 

 

 

 

「途中まで一緒に行くよ」 と言いながら とうとう頂上まで来てくれた山中さんに

帰りは来た道を戻るから二人で大丈夫です、と告げると

「わかったー」 と返事して下山して行きました。

お忙しい中、本当に貴重な時間をありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

ここからは プチポレ隊でがんばりまーす! (隊長、指が写ってるんですけど・・・。) 

 

 

 

 

 

 

 

下りの道も楽しもう。 

 

 

 

 

 

 

 

正面に武甲山。

朝、秩父鉄道で一緒だった方達、楽しんでいるかなー。

ヤッホー! プチポレ隊は両神にいますよー! 

 

                <その4> につづく・・・

 

 

 

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▲とうとう来たよ!プチポレ再結成 両神山 <その4>

2008-11-28 03:00:00 | ▲2008年山行報告

          <その3> からの つづき

隊長も景色を楽しんでるみたいです。

 

 

 

 

 

 

 

ギザギザの一角。

やっぱり存在感あるねぇ。 

 

 

 

 

 

 

 

今頃、パパさん頑張ってるかな・・・。

私たちだけ楽しんじゃってごめんね。 

 

 

 

 

 

 

 

っとここで山中さん、みっけ。

途中の指導標の薄くなった文字を書き直しているようでした。

でも 私はわかってました。

心配して何気なく待っててくれたんだと。

ありがとうございます。 

 

 

 

 

 

 

 

ここからまた3人で歩きます。

下山中も いろーんなお話しを聞きながら。 

 

 

 

 

 

 

 

熊の爪痕や 鹿が剥がした木皮など 一つずつ説明してくれました。 

 

 

 

 

 

 

 

突然 「ご主人はお酒飲む?」 と聞きながら 一本の木の所で止まり

ベリッと剥がしてくれたのがこれ。

真っ黄色をしていてびっくり!

キハダという木なのだそうです。

乾燥したものは黄柏といって 殺菌作用や整腸作用もあっていろんな薬に利用されてるとか・・。

「二日酔いも これをなめれば治っちゃうよ。 苦いけど。」

ワーイ!パパさんへのお土産だー。 (笑)

 

 

 

 

 

 

 

高山植物の写真も 携帯で見せてくれました。

実に珍しいものがたくさん!

全て両神山中で写したものということですが

普通の人は入れないような場所に ひっそり咲いてるようです。

お花たちも 山中さんに守られて安心していることでしょう。 

 

 

 

 

 

 

 

歩きながら いつもルートを気にかけて 岩があれば横へどかしたり

枯葉で段差が見えない場所は 枯葉をのぞいたりと

とにかく キョロキョロと全てに気を配っていました。

 

 

 

 

 

 

 

両神山を、そして自然を とっても愛しているんだなーってことが ヒシヒシと感じられました。

隊長にも そんな想いが少しは伝わったかなー。 

 

 

 

 

 

 

 

昇竜の滝まで戻ってきました。 

 

 

 

 

 

 

 

はい、終点。

「今日は本当にありがとうございました」 と言うと

「タクシーがくるまで お茶でも飲んでいきなよ。」 との 暖かいお言葉・・・・。

実は帰りのタクシーも予約しておいたのですが ちょっと余裕を持ちすぎて伝えてしまいました。

なので お言葉に甘えてお邪魔することに。

奥様とおじいちゃまを交えて 皆でお茶飲み話。

みかんも頂いちゃいました。 おいしかったー!

皆さん、本当にいい方達でとても居心地が良かったです。

ご自宅のトイレまで借りて1時間近く休ませてもらっちゃいました。 (外にもトイレあり) 

ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

最後は またロープの講習会。 (笑)

今日一日、写真をバシバシ撮ってしまってたので ブログに載せていいか聞くと

「見られて悪いことは何一つやってないから 構わないよ。」 との返事。

よかった・・・・。 

そうこうしてるうちに タクシーが到着し お別れとなりました。

山中さん、本当にお世話になりました。

「今度はご主人も一緒にいらっしゃいよ。」

「はい、そうします。」

そんな会話をしながらタクシーに乗り込んだのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

お天気にも恵まれて とっても有意義な一日だったね。

隊長はちょっと疲れたみたいでしたが 彼にとっても忘れられない初めての両神になったのではないでしょうか。 

三峰口に到着したら ちょうど電車が来てて 慌てて飛び乗りました。

登山客でほぼ満員。

そういえばタクシーの運転手さんが 「今日は雲取もすごかったですよー。」 って言ってたっけ。

皆さん、それぞれ楽しい思い出に浸りながら家路に付いたようでした。

めでたし、めでたし。

 

今回会ったお花さん

イブリゼリモドキ・・??

ポツンと一つだけ咲いてました。  山中さんもビックリ。

プチポレ来るの待っててくれたの? ありがと。

 

山バッジ 

下山後、環境整備料 を払うと 山中さんからもらえます。 (ひとり一個)

「1000円取っても バッジのお金を引いたら半分くらいになっちゃうじゃないですかー。バッジのお金は別に払いますよ。」 

って言ったら 

「つべこべ言わずにもらっていきな。」 って。 (^_^;)

それでは ありがたく頂戴いたします。 チョーうれしいー!

 

 

 

 

 

 

今日はパパさんがいないので 最後の締めの冷たいスイーツがありません。

なので帰りに最寄駅で買って帰りました。 (カル2さ~ん! 買っちゃったー! 笑) 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こんな風にして プチポレ隊の4つ目のお山 (霧藻ヶ峰、鳴虫山、高尾山に続き) 無事終了しました。

プチポレ・・と言っても 今回は山中さんという最強のリーダーが付いていてくれたので

全く不安なく 頂上をゲットすることができました。

実は正直言うと、下山後の今も 「本当にあの両神に登ったのか」 という実感が持てない状態のままでいます。

それは今回歩いた白井差新道が あまりにもいい道でハイキング気分で歩けたからです。

ギザギザ イワイワ の両神のイメージとは全く違う、優しくて暖かい部分も持っているお山なんだなーと・・・

だから尚更パパさんが一緒に歩けなかったことが残念です。

今回、三峰口からの往復のタクシー代、13000円ほどかかってしまいました。

パパさんからも 「3回山に行けた分を1日で使ったってことをよく頭に入れておくように」 

って言われちゃいました。

ちょっと豪華な山行になっちゃったけれど それに値する貴重な経験をさせてもらったと思っています。

 

最初に紹介した 2006年のヤマケイの記事の中で

記者に同行した方が こう書いています。

「入山料1000円を払うと聞いて 山中さんを 『がめつい』 と 思ってしまったが がめついのは私の方だった。 

 登山=無料だと思い込んでいたが 人が入れば自然がこわれる。

 登山を楽しめるのは、偉大な大自然と、その自然を守るために多くの人が努力してくれているおかげなのだ。

 そんなあたりまえのことを自覚していなかった自分が恥ずかしい。」

 

「当時いろんな意味で世間を騒がせてしまったけど こんな変なオヤジが山に居るってことを知ってもらっただけでも良かったと思ってる。」 

そう言った山中さんの顔を 私は一生忘れません。

一人一人の意識を高めれば 私たちにだってできることがあるはずです。

今回のレポは そんな意味も含め、いろんな思いを込めて書きました。

尚、山中さんの連絡先は 昭文社の両神山の地図の最新版に載っています。

登山予約は ある程度余裕を持ってした方がよいと思われます。 (前日とかじゃなくて)

白井差からの入山は一日30名ほどで様子を見てるようですが 相談すれば 色々と柔軟な対応をしてくれるはずです。

*白井差は 「しらいさ」 ではなく 「しろいざす」 と読みます。

 

自然と真摯に向き合う姿勢を教えてくださった山中さんに感謝。

 

― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―

両神山 (りょうかみさん)

埼玉県  1723m  日本百名山 関東百名山 新・花の百名山

コース・・・・・・白井差登山口(9:00) ~ ブナ平(10:35) ~ 両神山(11:55)

        ~ 白井差登山口(14:35)

全所要時間・・5時間35分 (含 昼食 休憩)

歩行時間・・・・約4時間50分

メンバー・・・・・隊長、弱足ママ(プチポレ隊) + 山中さん。 計3名。

 

             両神山 <その1> に戻る。

              ポレポレ隊が行く! TOPへ戻る。

 

~◆ジュリアちゃんの方から来てくれた方々へ◆~

   というわけでした。 遭難したわけではありません。

お騒がせしましたー!

 

 

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▲足尾で全員集合! 備前楯山 <前編>

2008-11-07 05:11:50 | ▲2008年山行報告

歩いた日 2008年11月2日(日)

 

備前楯山。

この山の名前を偶然知ったのは 2年くらい前だったでしょうか。

びぜんたてやま・・・

その美しい響きが 私の心の奥底にすーっと入り込んで忘れられなくなりました。

いつか訪れるその日がくるまで 私の記憶の小部屋に大切にしまっておこう・・・

「その日」 が どんな日なのかはわからないけど なんだかそんな風に思わせてくれる印象深い山名でした。

 

ポレポレ隊が意識して山に向かうようになってから 約3年半。

プロフィールにも書いてますが、

「長男も交えていつか4人で山を歩きたい」 

これが弱足ママの 小さいけれど熱い夢の一つでした。

今までも何度か誘ったことがあるのですが  

「そんな疲れること嫌だね」 と 一蹴され続け。

離れて暮らしているし、仕事も忙しいみたいだし まあ仕方ないか。

でも いつかきっと・・ って 叶いそうで叶わないこの想いをずっと持ち続けてきました。

 

2008年の年頭に 「今年は節目がいっぱいあるなぁ」 と思いながら 私の脳裏に この山の名前が閃いた。

そうだ! それにひっかけて誘い出すことはできないか?

けっこう義理堅いところがある長男なので 案外すんなり付いてくるかもしれないぞ。

恐る恐る誘ってみました。

「今年はパパとママ、結婚25周年なんだけど・・・ つまり銀婚式。 

 何もお祝いいらないからさ、一緒に山に行ってよ。 すっごく簡単な、ハイキング気分で歩ける山だから。」

少し間があったけど 「わかった。」 と 渋々承諾。

やったー! 作戦成功!

『秋に皆で備前楯山』 ・・・・ 年明けからずっと反芻してきた言葉です。

そして

そして

そして・・・ 

とうとうその日がやってきました!

 

 

 

 

 

 

 

筑波山に程近い場所に住んでる長男、前日から我が家に泊まって 車2台で出発。

備前楯山は足尾にあります。 

昔は銅山で栄えた場所です。

位置が微妙なので 今日は高速を使わないで一般道で行くことにしました。

3連休の中日。 

帰りの渋滞は避けられないだろうけど とにかく歩く時間が少ないので気が楽です。

 

 

 

 

 

 

 

6時に自宅を出たので お山に行くにしては珍しく出発前に朝ご飯食べました。

国道ワンツーツーをひた走り 栃木県に突入。

袈裟丸山、庚申山 等 この辺りには魅力的なお山がたくさんあります。

本来車で備前楯山に入る場合、わたらせ渓谷鐵道 原向駅 の先から庚申山公園線に入るのだけど 

ガイドブックによると、舟石林道から山容がよく見えるって書いてあったので 

そのまま分岐を通り越し、間藤駅も通り越して  舟石林道へ向かいました。

 

 

 

 

 

 

 

おお、見えてきた 見えてきた。

あれが 備前楯山だね。

朝日が当たって 私たちを呼んでるみたいだ。

ワクワクするね。 

 

 

 

うん、ワクワク。

 

 

 

ワクワク・・・・・・

 

 

 

 

 

 

( ̄Д ̄;)    ワクワクするけど通れない・・・・ね・・・

 

工事のため、12月26日まで通行止だって・・・

仕方ない。 戻ります。

我が家と同じはめにあった車 (しかも団体さん) が他にもいました。

 

 

 

 

 

 

 

来た道を戻って庚申山公園線に乗っかります。

写真、ちょっと見にくいですが 急角度で右折する分岐に 『備前楯山』 の看板あり。 

 

 

 

 

 

 

この道でいいのかー? って不安と共に進むと、舟石峠到着。 

 

 

 

 

 

 

 

すごく立派・・・っていうか 広い駐車場です。

ただしトイレはありません。 

 

 

 

 

 

 

 

こんな気持ちのいい場所です。

 

 

 

 

 

 

 

 

男体山、おはよう!

今日はいつもより1人多い4人で来ました!

どうぞよろしくお願いしまーす! 

 

 

 

 

 

 

 

舟石峠の由来。 

 

 

 

 

 

 

 

と、その石。

本当に舟みたいだね。 

 

 

 

 

 

 

 

いつもは ファインダーのぞいても二人分の後姿しか見えないのに

今日は三人いる・・・・・

不思議だねぇ~   そして うれしいねぇ~。 

頂上まで あっという間に着いちゃう距離だけど 1分1秒を噛みしめながら出発します。

 

 

 

 

 

 

 

余りにも歩行時間が短くて 汗も出ないかな。 でも一応ね。

今日の手ぬぐい。 柿。 

 

 

 

 

 

 

 

逆光の中、進みます。 

 

 

 

 

 

 

 

ん? 頂上まで何キロですか?  コンマ4?5? (笑) 

 

 

 

 

 

 

 

紅葉の感じはこんなです。

優しい色合い。 

 

 

 

 

 

 

 

そよそよ揺らぐススキの道。 

 

 

 

 

 

 

 

お兄ちゃん、もちろん山道具も山ウェアも持ってません。

今日は登山じゃなくて 簡単ハイキングなので Gパンとかでも全然OKだと思うのですが 

せっかくなので 3人のあれこれを貸してあげました。

一番問題なのはシューズ。

彼が我が家にはいてきたのが あまりにも底がツルツルの靴だったので

隊長のハイキングシューズを貸してあげました。

二人共28cmで同じサイズ。

ちなみに隊長は 普通の運動靴はいて歩いてます。 (笑)

 

 

 

 

 

 

 

指導標はたくさんありました。

迷う道はないのですが やっぱりあると心強い。 

 

 

 

 

 

 

 

お兄ちゃん、 軽い足取りの弟に 「すげえなあ」 を連発してました。

だって今日は・・・・山ノボリとは言えないような道じゃん。

大丈夫かい、長男よ。 

 

 

 

 

 

 

 

私が 「いい道だねぇ~」 って言ったら

「どこがいい道なんだよっ!」 と 突っ込む長男。

「いい道じゃないのよ。 気持ちいいでしょう?」

「全然よくないよ。 もう疲れた。」

「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

「わー! なんだよ、この登りは! 聞いてないし」  (長男)

「あんたさー ハイキングって言ったって山は山なんだからさー。 少しくらいは傾斜あるんだよ。 平な山がどこにあるかね。」 (母)

「それより あんたのかぶってるその帽子はなんだよ。 いつからマジシャンになったんだ? 変なのー。 ガハハハハ!」  (長男)

「ひ、ひどい・・・ あたしはマジシャンじゃなくて主婦だよ。」 (母)

 

頂上に着くまで ずっとこんなやりとりでした。 (恥)

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほら、ほんのり優しい木々の色を楽しみなさいよ。」 (母)

「ただの枯れた木じゃん。」 (長男)

(ノ_-;) ハア…   (母)

 

 

 

 

 

 

 

途中、ベンチもありますが スルーします。

だって まだほんのちょっとしか歩いてないもん。 

 

 

 

 

 

 

 

あと1キロだよー。

もう着いちゃうよ。 

 

              <中編> につづく・・・

 

 

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▲足尾で全員集合! 備前楯山 <中編>

2008-11-07 04:26:36 | ▲2008年山行報告

            <前編> からの つづき

「階段かよー! 山にも階段あるのかよー!」 (長男)

「いいからだまって登れ。」 (母) 

 

 

 

 

 

 

 

疲れて死にそうだ、と連呼する長男に 呆れる母。

たった45分の歩きなのに・・・。

(ノ_-;) ハア…  

 

 

 

 

 

 

 

パパさん、なんとか言ってケロ。 

 

 

 

 

 

 

 

笑ってる場合じゃないっしょ。

運動不足なんとかしな。

昔は陸上部でブイブイ言わしてたのにねー。

同じ人間とは思えないねー。

人間、退化するのは早いねー。 

ママも気をつけよっと。

 

 

 

 

 

 

 

そう思うでしょ? 葉っぱさん。 

 

 

 

 

 

 

 

こんないい道なのになー。 

 

 

 

 

 

 

 

ほら、あんたの得意な階段だよ! さっさと登りな!   ・・・・なんだかだんだん拷問みたいになってきてないか?・・・汗。 

 

 

 

 

 

 

 

実は正確に言うと、この4人で山を歩くのは今回が初めてではありません。

まだ隊長が山に目覚める前に 観光で那須の茶臼岳に行ったことがあります。

その頃の私は100mも歩かないうちにバテて、 

「もう無理。 帰る。」 と泣き言をいい、 それに対して長男が

「これくらいでもう疲れたのかよ。 信じられねぇ。 ちょっと考えた方がいいぞ。」

と 呆れられたものでした。

隊長は小学生で 長男は高校生だったかなあ。

あれから月日は流れました。

今は、その言葉 そっくりそのままあなたにお返しいたします。

 

ヾ(  ̄▽)ゞ オーホホホホホ

 

 

 

 

 

 

最後の登りに喘ぎながら 彼は言いました。

「もう絶対に来ないから。 今日が最初で最後だぞ。」

( ノД`) そ、そんなぁ~  逆効果になってもうた。

 

 

 

 

 

 

 

ほら、着いたってば。 良かったねぇ。 ヾ(;´▽`A`` 

 

 

 

 

 

 

 

マイナーな山の割には混んでました。

しかも頂上狭い・・・。 

 

 

 

 

 

 

 

備前楯山、ゲットしました! しかもこのメンバーで!

おめでとう! 

ありがとう。 

 

 

 

 

 

 

 

4人で三角点ターッチ!

これも長男、 「なんなんだよ、これ・・・ 恥ずかしいじゃんか」 

うるさい! 黙って従いな。

 

 

 

 

 

 

 

ほらあ~! どうよ、この景色!

素晴らしいでしょう?

「・・・まあね。」   よおし! その調子! 

 

 

 

 

 

 

 

しばし展望を楽しみます。 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱり男体山が一番目立ってました。

隣にはチラッと 女峰山 が見えます。 

半月山も社山もこんにちは。

 

 

 

 

 

 

 

袈裟丸さんも元気そう。

いつかお邪魔しますから~! 

 

 

 

 

 

 

 

すぐ近くには庚申山。 

そしてチラッと見えてるのは・・ 

 

 

 

 

 

 

 

隊長が以前から気にかけている皇海山。 

 

 

 

 

 

 

 

こんなに短時間で登れるのに これだけの景色。

なんてお徳な山なんだ! 

 

 

 

 

 

 

 

もう見れない? 3ショット。 

私はマジシャンじゃありません。

 

 

 

 

 

 

 

足場がちょっと不安定ですが とことん展望を楽しみます。 

 

 

 

 

 

 

 

なんだかんだ言いつつ 景色を写メする長男。

どこに送るんでしょ。 

 

 

ちょっと早いけどそろそろ山ごはんにする~?

本当は頂上で食べたいけど 4人で、しかもガスを炊くと けっこう場所取っちゃうよねぇ。

どこか別の場所を探しましょ。

 

 

っとその前に せっかくだから 本当のポレポレ隊、全員集合!!

 

 

 

 

 

 

 

Now, we are here!

We did it!

My dream has fulfilled!
 
My dream came true! (結局全部使っちゃった。 shuさん、アフーさん、ありがとう!)
 
 
 

 

 

 

 

 

 

さて、それでは来た道を戻ります。 

 

 

 

 

 

 

 

ほんといい道だよねぇ~。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ママ、3人の後姿を見てすごく喜んでいたんだよ。 

一人で静かにね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この時間がずっと続くといいのにな。

 

 

 

 

 

 

 

「今日が最初で最後だから。」 (長男)

母の想い 子知らず。

「そんなに何度も言わなくてもわかったってば。」 (涙目母)

 

 

                <後編> につづく・・・

 

 

 

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▲足尾で全員集合! 備前楯山 <後編>

2008-11-07 03:52:46 | ▲2008年山行報告

           <中編> からの つづき

お腹空いてきたね。 

 

 

 

 

 

 

 

どっかいい場所ないかな。 

 

 

 

 

 

 

 

っと、先頭を歩いていた隊長から 「ここは~?」 との声が。 

 

 

 

 

 

 

 

うん! いいかもしんない! 

っというわけで 場所決定。 

準備しまーす。

 

 

 

 

 

 

 

食べまーす。 

 

 

 

 

 

 

 

今日はキムチ鍋です。

そろそろお鍋の季節になりましたね。 

お鍋をつつきながら 普段なかなか会話することができない長男と

ゆっくりいろんな話をしました。

そんな時間を持てただけでも 今日来た甲斐があったと思う。

よかった・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

あっという間に具が売り切れて 最後はご飯と卵でキムチ雑炊。

これがまたうまいのだー! 

 

 

 

 

 

 

 

デザートはシュークリームね。 (残念ながら手作りではありません) 

 

 

 

 

 

 

 

さっきまでいた備前楯山の頂上が見えてました。 

 

 

 

 

 

 

 

食べ終わって遊ぶ4人。

・・・ていうか正確には遊んでるのは1人だけ。 

 

 

 

 

 

 

 

そうだ、そうだ。

今日も一応 VIVA!秋山だったんだ。

紅葉、そろそろ終盤のようですね。 

 

 

 

 

 

 

 

下山しまーす。 

 

 

 

 

 

 

 

午後になるとお山も暖かくなって気持ちいいね。 

 

 

 

 

 

 

 

鼻歌でも歌いたくなる道。 

 

 

 

 

 

 

 

ススキがいっぱい。

 

 

 

 

 

 

 

最後の紅葉を楽しみます。 

 

 

 

 

 

 

 

はい、到着しました。 

 

 

 

 

 

 

 

ただいまー! 

 

 

 

 

 

 

 

男体山、さようなら。

またどっかのお山から声かけるね。 

 

 

 

 

 

 

 

国民宿舎 かじか荘。

いっぱい車が停まってました。 

 

 

 

 

 

 

 

今日は寄り道します。

往きと同じ林道を通って着いたのは・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

足尾銅山の跡地です。

連休ということもあり びっくりするほどの人でした。 

 

 

 

 

 

 

 

入抗券を買い、トロッコに乗って出発しますが

まるでディズニーランドのアトラクション待ちみたいに長蛇の列。

30分くらい並んだでしょうか。 

 

 

 

 

 

 

 

トロッコ来ました。 

 

 

 

 

 

 

 

乗車しました。 

 

 

 

 

 

 

 

トンネルに突入します。 

 

 

 

 

 

 

 

中は徒歩での見学になります。

時代毎の銅山の歴史を垣間見ることができます。

計り知れない苦労があったんだろうな・・。

備前楯山・・・なんで栃木なのに備前なのかな、って思ったら

備前の国出身の農夫がここで銅の露頭を発見したことかららしい。

楯山の 「楯」 は 露頭のことなんだって。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『銅もありがとう』 ・・・・・ 

見学されてた皆さんが ふっと見せた笑顔。  いいね。

 

 

 

 

 

 

帰りに草木湖のドライブインに寄り、ちょっとしたお土産を買い、ここで長男とさよなら。 

今日は付き合ってくれてありがと。

最初で最後なんて言わないで また一緒に行こうよ。

「いや、それはない。 (キッパリ!) 」  

( ̄Д ̄;;

帰りは思った通り 渋滞に巻き込まれましたが それでも7時前には家に着きました。

長男は8時頃になっちゃったみたい。

母はとっても満足だったよ。 ありがとね。

 

 

山バッジ◆ (弱足作)

 

いつかバッジにしまーす!   → しましたー!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

本当のポレポレ隊での山歩き。

備前楯山で 夢の一つが叶いました。 (ほえっち、大正解!)

今回の山が 次につながればいいな、って期待したけど

今の段階ではどうやらそれは厳しいみたいです。 

 

長男が小学生の低学年の時、夏休みに上高地に行きました。

その時彼は ものすごーく感激して 「また来たい」 と何度も何度も言いました。

あの頃のあの感動は 月日の流れとともに どこかへ飛んでっちゃったのかなぁ。

でも、ま、いいや。

自然の中で4人が集まって いっぱい話しが出来たってだけで 母は大満足なのでありました。

大きくなっても 離れていても ずっと家族には変わりない。

そして、忘れた頃に きっとまたこんな日がくるって キラリと光る予感もしてる。

備前楯山は その名の印象通り 優しくて易しいお山でした。

楽しかった秋の一日に 『銅もありがとう』 

・・・・ じゃなくて  『どうもありがとう』  

 

 ― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―

備前楯山(びぜんたてやま)

栃木県  1272m  栃木百名山

コース・・・・・・・舟石峠(9:25) ~ 備前楯山(10:10) ~ 舟石峠(12:35)

全所要時間・・・3時間10分(含 昼食)

歩行時間・・・・・約1時間15分

メンバー・・・・・・隊長 パパさん 弱足ママ 特別隊員 (本当の?ポレポレ隊メンバー4名)

 

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