ポレポレ隊が行く! 

ようこそポレポレワールドへ!
家族で歩いた山の報告です。
  ◆ポレポレとはスワヒリ語で 「ゆっくり」 の意。

▲やっと来たよ! 天狗岳 <その1>

2010-11-23 06:00:00 | ▲2010年山行報告

歩いた日 2010年9月19日(日)



「えーっ! ポレポレ隊って まだ天狗に登ってなかったの~?」

今回、たくさんの山仲間さんから 同じ言葉をいただきました。

そうなんです。

天狗はかなり前からリストの上位に来ていたのに いっつもチャンスを逃してまだ未踏だったんです。

今年は絶対にゲットしたいと思っていたので 目標が達成できて大変うれしく思っています。

しかも薬師に続き、今回も好天に恵まれました。

そんなラッキーを生かせるような 充実した山歩きができたかな。

それではポレポレ隊の八ヶ岳天狗岳。

出発進行~~!

・・・・って・・・・・どんだけレポ遅れてるんだ。 

すみません、2ヵ月も前の話ですが 良かったらこのままお進みください。


















八ヶ岳PAで朝食を。 まだ暗い。


















諏訪南ICで降ります。

















シルエット、いただきました。  

おはようございます。  これからお邪魔します。
















桜平までの道、パパは嫌いみたいです。

でも、来ました。

メチャ混み。 こんなの初めてってくらいごった返していました。

停める場所を確保するのに かなり苦労しちゃった。
















ここを通るのは3回目。

前の2回は硫黄が目的でした。

1回目は撤退。 2回目は満足。

3回目の今日は やっと天狗。
















今日の手ぬぐい。 葡萄さん。

















うん、知ってる、知ってる、この道。


















ここは右でも左でも同じ所に出るんだけど なんとなく私たちは左から。


















いつもと同じく どんどん抜かされていきます。

どうぞ、どうぞ。
















トリカブトさん、ご無沙汰でした。

せっかく久々に会えたのに ピントがパパに合っちゃった。 ごめんね。
















夏沢鉱泉が見えてきた。

















この前を通るのも3回目。

















進みます。















一度通ったことがある道は 懐かしさいっぱい。

でも毎回新しい空気を感じる。


















この日は9月の3連休の中日。

夏の喧騒と秋の閑寂の間。

紅葉には早い中途半端な季節。

でも私、嫌いじゃない。


















今回の目的の一つでもあったオーレン小屋到着。

でもまずは天狗ゲットしてから。

また帰りに寄りまーす。
















ポレポレ隊が硫黄に登った時、帰路は夏沢峠経由でここに戻ってきたんだった。

今日はここから天狗を目指すよ。



















初めての道だね。

















ここら辺、ロスロリアンの空気が漂っていました。

北八ツ、一度ゆ~っくり歩いてみたいなぁ。

















小広い場所に出ました。


















箕冠山です。

みかぶりやま と読みます。 

展望はないけど 許してやってください。
















三角点はしっかりありました。 

通過点だけど やりました。 

箕冠山登頂 おめでとう! 

ありがとう。
















箕冠山から少し歩くと 突然視界が開けます。

こういうサプライズ、大好き!

歓声、出ちゃいますよね。


















ここからは その歓声がずっと続く道です。

うわ~っ! とか すっご~い! とか ひょえ~っ! (これはなかったか) とか 

いろんな声が出ちゃいます。


















さあ、あなたも一緒に歓声を御唱和ください。

わ~~~~い!!

・・・ありがとうございました。

















いいなぁ~ この感じ。

でも急に風が強くなりました。

ここは風さんの通り道みたい。 

邪魔しないようにしないと。


















ヘリが何度も飛んできました。

根石山荘は改装中なんですね。


















なんかスタッフの方達、バタバタしてましたが バッジは買えました。

 

 

 

 

 

 

 

Rikaさんのおうちはどの辺りなのかなぁ~。

Rikaさ―――ん! 来ました~~!

 

 


                  <その2> につづく・・・






▲やっと来たよ! 天狗岳 <その2>

2010-11-23 05:00:00 | ▲2010年山行報告

  <その1>からのつづき

根石岳に向かって進みます。
















山頂に到着。









 




根石岳 2603m ゲットしました!

おめでとう! 

ありがとう。

三角点はありません。














ここから天狗の双耳峰が良く見えます。









 




硫黄の爆裂火口がドカン!

その後ろには赤岳と阿弥陀が。














ほんと良い天気~~!















根石山荘が下に。














それでは天狗に向かいます。










 





ずっと眺めのいい道が続きます。









 




目の前の岩山は巻きます。















写真撮ってばっかり。













でも微妙に角度が変わっただけで 広がる景色は全然違う。

それが楽しくて何度も何度もシャッター押しちゃうの。















ここから白砂新道を下って行くと本沢温泉。

白砂って名前通り、足元は白いです。









 



その白いザラザラした道を 一歩一歩踏みしめて進んで行きます。









 






特に危険な場所はありません。

 

 

 

 

 

 

 

パパのキュートなお尻を見ながら登れる幸せ。

 

 

 

 

 

 

 

正面の、人が集まっている場所が最初のピーク、東天狗だね!

 

 

 

 

 

 

 

ちょっとだけドキドキしながら補強道を渡ると

 

 

 

 

 

 

 

あとちょっと・・・!

 

 

 

 

 

 

着きました~!

東天狗は岩々の頂上でした。

それほど広くはないけれど 休む場所はそこそこあります。

 

 

 

 

 

 

 

まずは東天狗、2646mゲット おめでとう!

ありがとう。

 

 

 

 

 

 

画像が粗いですが 北アも肉眼ではっきり見えました!

槍も穂高もキレットも!!!

 

 

 

 

 

 

 

はちみつレモンで小休止。

気持ちいいでーす。

 

 

 

 

 

 

 

さっきの根石頂上からと ほぼ同じ角度で見える八ツの山たち。

ヤッホー!

 

 

 

 

 

 

これから向かう西天狗。

頂上はどんなかな。

 

 

 

 

 

 

さ、行きましょう。

 

 

 

 

 

 

ワクワクする稜線。

 

 

 

 

 

 

 

近づいてきた。

 

 

 

 

 

 

 

最後の登り。

期待でいっぱいの登り。

 

 

 

 

 

 

 

もうちょっと!

 

 

 

 

 

 

 

また八ツの仲間たちが見えてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 着きましたよ~!

 

 

 

 

 

 

 

こっちは広いね。

 

 

 

 

 

 

 

西天狗 2646m とうとう来たよ!

おめでとう!

ありがとう。

 

 

 

 

 

 

グーチョキパー タ~ッチ!




          <その3> につづく・・・・







▲やっと来たよ! 天狗岳 <その3>

2010-11-23 04:00:00 | ▲2010年山行報告

<その2> からのつづき

なんとなくピリッとしたキレがない3人。 

残念です。















振りかえるとさっきまで居た東天狗が。










 





眺めのいい場所を確保して山ごはん。











 



今日はコンビニのおにぎりでござんす。







 

 






思わず買ってしまったこれ。 〝風″ ってのがちと気になるけど。









 





・・・・・・やはり 〝風″ は〝風″ であって そのものではないのであった。










 


目に見える山たち、ごはんと一緒に全部いただきまーす。 うまっ!














また撮っちゃった東さん。








 






ズーム イン! 

カラフルな ありんこさんいっぱい。










 



うわぁ~~~~ 

こうやってみると 根石山荘ってものすごい場所に建ってるんだね・・

 

 

 

 

 

 

 あ~~ う~~~

つまり、いろんなお山たち。 

 

 

 

 

 

 

 

 それではまた東へ戻ります。

 

 

 

 

 

 

 

ザレてるので気を付けて。

 

 

 

 

 

 

 逆向きに歩くも また楽し。

 

 

 

 

 

 

まだまだ私、八ツの初心者ですが 今後ともよろしくお願いいたします・・・みたいな。

 

 

 

 

 

 

 

 自分たちも 今からありんこの一部になる。

 

 

 

 

 

 

 こうやって見ると、ほんとすごいなぁ。

根石岳が硫黄に飲みこまれそう。

 

 

 

 

 

 

西から見ればすでにありんこの一部になってるかしら。

 

 

 

 

 

 

 

 こういう場所を歩く時、いつも思うのは

「地震がきませんように」

 

 

 

 

 

 

 

 懐かしき東の頂上。

 

 

 

 

 

 

 

今度は西を振り返る。

 

 

 

 

 

 

 

そして、ズーム イン!

西の頂上はなだらかだな~。

 

 

 

 

 

 

このあたりはゆっくり歩こう。

あ、いつもゆっくりだったね。

 

 

 

 

 

 

来た道を戻る場合、人工物は大きな目安になります。

こんなとこ通ったっけ? ってすぐ忘れちゃう私だけど

そういう時、人工物は記憶を呼び覚ますいい材料になる。

そうそう、この緑の道、渡ってきたよね。

こんな風に。

 

 

 

 

 

 

左側は切れ落ちてます。

 

 

 

 

 

 

 

隊長と硫黄。

 

 

 

 

 

 

弱足さんと・・・・八ツの山々。

 

 

 

 

 

 

ここから辺からまた感じ始める。

エピローグへの歩み。

 

 

 

 

 

 

 

振り返っていつも思うのは

私、本当にあそこ歩いてきたの? ってこと。

そこを歩いてる自分を 遠くから見てみたいよなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

なあんて 下山時は ちょっとおとなしくなって

いろんな事考えながら歩いてる私。

だから よくつまずく。

 

 

 

 

 

 

もう ここまできちゃったか。

 

 

 

 

 

 

喜怒哀楽のない隊長も けっこう 楽しんでたんじゃないですか?

 

 

 

 

 

 


この人の喜怒哀楽は とってもわかりやすい。

 

 

 

 

 

 



パパもそんなママにだいぶ感化されてしまったよね。




                   <その4> につづく・・・







▲やっと来たよ! 天狗岳 <その4>

2010-11-23 03:00:00 | ▲2010年山行報告

 <その3>からのつづき

この二人だと実に静か。















そうこう言ってるうちに また根石の頂上に戻ってきました。

最後の最後まで景色を満喫。















下りまーす。















登りまーす。

歩きにくいけど こう言う場所は集中するので つまずかないの。









 




とうとう展望がなくなりました。

ここは箕冠山。 さて、何て読んだか覚えてますか?

 

 

 

 

 

ピンポーン!

〝みかぶりやま″ でした。












 



樹林が懐かしい。










 


苔がロスロリアンの記憶を呼び戻す。









 




戻ってきました。 オーレン小屋。







 

 





岳さーん、ただいま!

今日のもう一つの目的は岳さんとおしゃべりすることでした。








 

 



バッジ展の事で色々とお世話になった岳さんです。

6月のピラタスでのバッジ展は、岳さんがいなかったら実現しなかった。

「天狗に行く時は オーレンに一泊させてもらいますね~」 って言ってたのに

結局日帰りになってしまいました。 ごめんなさい。

お泊りはまた次の機会ってことで。

お忙しいのに 外のテーブルを陣取って 長々と喋りこんでしまいました。

すみませんでした 

忘年会で会えたらいいですね。 

では また必ず来ます!








 

 



 上から硫黄も 「また来いよ~!」 って言ってるみたい。

 

 

 

 

 

 

 

さて、ここからはちょっとスピードアップして。

 

 

 

 

 

 

でも転ばないように。

 

 

 

 

 

 

 

夏沢鉱泉スル―します。

 

 

 

 

 

 

 

なんかこれと同じシーン、前に見たような気がする・・・

 

 

 

 

 

 

戻ってきました。

 

 

 

 

 

 

実は・・・・ここで天国から地獄の光景を目にしました。

やっと天狗さんに会いに来れて 素晴らしい展望をもらって

岳さんとも楽しいおしゃべりしてきたばかりなのに。

本当にショックでした。

でも詳細は伏せます。

なら、書くなよ、って言われそうですが 後で読み返した時に

そうだった、そうだった、って忘れないようにしたいので こんな書き方をさせてもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

すっかり落ち込んだ3人。 

最後の目的地 ピッコでジェラートを食べて何とか気を取り直そうとしましたが

心から 「おいしい~!」って言えなかった。 ごめんなさい。(こちらの気持ちの問題で)

 

 

 

 

 

 

 

帰りの車内は ドヨ~ン とした雰囲気が続きました。

 

 

 

 

 

 

 

でも・・・ほら!

富士山が 「元気出して」 って言ってるみたい。

この人(!?)の力って ほんとすごい。

そういえば、今年はお山からあなたのこと、まともに見てなかったね。

いつか、またあなたに会いに行きます。

・・・ということで 無事に自宅に到着したのでありました。

 

 

今回会ったお花さんたち◆    まだこんなに待っててくれた!

 

 山バッジ  いっぱい買っちゃった。   詳細はバッジリストから 

 

 

 おみやげ  手ぬぐいは勘違いしてまた同じの買っちゃった~! ま、色違いだからいいか。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  

天狗は何年も前からリストに入ってるお山でした。

硫黄に登った時、 「次は天狗」 って決めていたのに

隊長の強い希望で階段飛び越えて赤岳に登ってしまった。

その後も なんだかおいてけぼりにされ続けていたけれど 今回、とうとう登ることができました。

最初、天狗に行く時は 唐沢鉱泉から、って決めてました。

距離的に一番近い、って思い込んでいたから。

だけど岳さんから 桜平から上がった方が楽、って聞いてそっちに変更。

西尾根は転落死亡事故も起きてるような 岩岩の道らしい。

私には無理だったかもしれないな。

そんな険しい唐沢鉱泉からの天狗、なんとポレポレ隊が登った前日に かわみんちゃん一家が登頂してました

すごいです、かわみんちゃん!

 

八ツは本当に素敵な山域! って 初心者の私が言っても全然伝わらないけれど

もっともっと通って いっぱい八ツのこと知りたいな。

また是非是非お邪魔したいと思います。

こんなにレポが遅くなって 季節感が全然リアルに伝えられないけれど

今回も最後まで読んでくれたあなたに心からの感謝を。

本当にありがとうございました。

 

「行ったんだね、天狗」 by mizさん

「行っちゃったよ、天狗」 by 弱足ママ

 

 ― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―   

天狗岳 (てんぐだけ)

長野県 2646m

日本二百名山 、 甲信越百名山 、 信州百名山

コース・・・・・桜平P(6:40) ~ オーレン小屋(8:00) ~ 根石岳(9:35) ~ 東天狗(10:05) ~ 西天狗(10:40) 

        ~ オーレン小屋(13:20) ~ 桜平P(15:20)

全所要時間・・・8時間40分 (含 昼食 休憩 岳さんとのおしゃべり)

歩行時間・・・・・約6時間10分

メンバー・・・・・・隊長、パパさん、弱足ママ(いつものポレポレ隊メンバー)

 


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