ポレポレ隊が行く! 

ようこそポレポレワールドへ!
家族で歩いた山の報告です。
  ◆ポレポレとはスワヒリ語で 「ゆっくり」 の意。

▲将門伝説の山 城峯山 & 春の使者に会いに <その1>

2008-02-28 06:00:00 | ▲2008年山行報告

 

歩いた日 2008年2月23日(土) 

時は平安時代。

下総の戦いに破れた平将門は藤原秀郷に追われ 秩父の城峯山に逃げのびた。

しかし将門に仕えていた桔梗に密通され捕らえられてしまう。

激怒した将門は家来に桔梗の首をはねさせ、自分も秀郷によって処刑される。

その後亡霊は城峯山にとどまり 以来、秋になっても城峯山に桔梗の花は咲かなくなった・・・

 

そんなわけで、将門とは何の関係もないポレポレ隊、秩父の城峯山に行ってきました。

今回、弱足隊員は、他にも目的があったのですが

トップで写真載せてるから 思いっきりわかっちゃいましたねぇ。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

今日は近場ということもあり 6時に家を出発。

こんなに明るくなってからお山に向かうのは久しぶり。

サイドミラーで朝日をつかまえ 関越道を走ります。 

 

 

 

 

 

 

 

花園インターで下車。

今日は高速かなり混んでて 花園から先、渋滞9キロでした。

スキーに行く皆さん、朝からご苦労様です。 

 

 

 

 

 

 

 

最近 ヤマ友さんたちがこぞって出かけている宝登山を見ながら走ります。

蝋梅、きれいだもんね。 

 

 

 

 

 

 

 

今日はお山の前に 弱足隊員の希望をかなえるべく寄り道します。

まずはここ。 道の駅 龍勢会館。

ここに行きたい、と二人に言ったら

「龍勢って あの手作りロケット花火で有名な!?」

と口を揃えて返ってきました。

え・・・そんなに有名な場所だったの?

隊長の話では 学校でも話題に挙がってるらしい。

知らなかったのは私だけか?

ほんと無知なんです。 お恥ずかしい。

このように何にも知らない弱足隊員ですが

今日知ることができたんだから 良かった良かった。

こうやって人間は成長していくのだよ。 

ほんじゃまあ、トイレ休憩も兼ねてちょっと散策してみましょ。 

 

 

 

 

 

 

 

裏手にね、咲いてるんです。 

 

 

 

 

 

 

 

フクジュソウが!

まだ霜をかぶってお休み中らしい。

そーっと そーっと。 

 

 

 

 

 

 

 

フクジュソウさん、会いに来たよ。

小さい声で  「おはよ・・。」 

 

 

 

 

 

 

 

こちらはオレンジ色。

秩父紅という品種です。 

秩父・・・というくらいだから ここでしか見れないのかなぁ。

だとしたら尚更うれしいなぁ。

実は弱足隊員、お正月用に作られた鉢植えでしか福寿草を見たことありませんでした。

だから今日はすんごくハッピー!

ハッピーついでに もう一箇所、寄り道しちゃいます。

 

 

 

 

 

 

 

吉田町の石間沢口。

普通の民家の裏山にフクジュソウとセツブンソウが自生してるんだって。 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当に普通の家の庭を横切って入っていく感じ。

おはようございます・・・・お邪魔しまーす。

ちょっと気が引けますが一般公開してるようなのでそのまま歩かせてもらいました。 

 

 

 

 

 

 

 

のどかだねぇ。

でも住めない、きっとここには・・・。 

 

 

 

 

 

 

 

今年は寒くって まだちょっと早かったみたいです。

でも・・・・ほら! 

咲いてる、咲いてる!

わかるかなー? 

 

 

 

 

 

 

 

ここだよ。 わかった? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セツブンソウです! やっと会えたね!

なんて可愛い!!!  

恥ずかしがって下を向いてましたけど

弱足さん、大感激!!!!! 

まるで鏡を・・・・

・・・・やめておこう。 

 

 

 

 

 

 

 

もうちょっと先に行ってみます。 

 

 

 

 

 

 

 

ここは民家の敷地というより

勾配もかなりあって 思いっきり山歩きの気分。 

 

 

 

 

 

 

 

グングン上って・・というより登って行きます。 

 

 

 

 

 

 

 

あっ! 黄色いのが見えた! 

 

 

 

 

 

 

 

まだこんな蕾の状態。 

龍勢会館より遅れてるみたいです。

でもなんかこう・・・一生懸命春を伝えようとしてくれてる感じ。

いいなあ。 

 

 

 

 

 

 

 

本当は更に奥に群生地があるようでしたが

雪に埋まっててダメでした。

やっぱり今年は遅れているようです。

でも目的達成できたし、満足満足。 

 

 

 

 

 

 

 

途中にも黄色い帽子があちこちに見えてました。 

 

 

 

 

 

 

 

また民家のお庭を通らせてもらって 

 

 

 

 

 

 

 

車の所へ戻ります。

そう、ここには駐車場がありません。

道もかなり細いので先客さんがいたら ちょっとキツイかも。 

 

 

 

 

 

 

 

ここらの地区は 秩父事件が起きた場所なんだそうです。

明治17年に不況に苦しんだ農民達が、

役所や高利貸し相手に 武装蜂起したとか・・・。

将門伝説といい、秩父事件といい、いろんな争い事があった土地なのですね。

 

                <その2> に つづく・・・

 

 

 

 

 

 

 

 


▲将門伝説の山 城峯山 & 春の使者に会いに <その2>

2008-02-28 05:00:00 | ▲2008年山行報告

 

            <その1> からのつづき

さて・・・・

実は今日の城峯山は 車でくると頂上のすぐ近くまで上がれるのです。

頂上まで15分という地図上の歩行時間で 

ポレポレ隊はかなり甘く考えてました。

前回の甲州高尾は甲信越ということで 

多分、雪がけっこうあるだろうと 予想してました。

が・・・家からそれほど遠くない県内のこの地。

秩父と言ってもそう高い山じゃないし大丈夫だよね、と

チェーンも持ってきませんでした。

道路の状態は思った以上に悪く 途中何度もヒヤヒヤする場面も。

もうこれ以上は無理、という所で車を置くことにします。

 

 

 

 

 

 

 

こんな場所に置き去りにしてごめんよー。

ノーマルタイヤのリミットはここまで。

すぐに帰ってくるからおとなしく待っててね。 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず今日の手ぬぐい。

もうすぐ雛祭りだから。 

 

 

 

 

 

 

 

なんか寂しそう。 

 

 

 

 

 

 

 

もしかしたら今日も誰にも会わなかったりして。

静かな林道を歩きます。

最近、林道歩くの多くない? 

 

 

 

 

 

 

 

陽が当たってる所は雪ないんだけどねぇ。

って当たり前のこと言いながら歩く3人。 

 

 

 

 

 

 

 

分岐に出ました。

左に行くと城峯神社。

帰りはこちらから下りて来る予定。

そう、小さな周回コースになってるみたいです。 

 

 

 

 

 

 

 

この当たりはとても気持ちがいい道でした。

車でサーッと通らず正解だったかも。 

 

 

 

 

 

 

 

途中で見晴台みたいなのがありましたが

副隊長が、

「ママの体重には耐えられないかもしれないから入らない方がいい」 って・・

くっそー! (まあ、お下品) 

 

 

 

 

 

 

 

山並みがきれいだけど なんとなーく弱足してる。

(弱足してる = ボケーっとしてる) 

 

 

 

 

 

 

 

石間峠に着きました。

本来ならば ここまで車で上がってくる予定でした。 

 

 

 

 

 

 

 

ここにはトイレと東屋があります。 

 

 

 

 

 

 

 

北側の林道は通行止めになってました。

 

 

 

 

 

 

 

 

石間峠から城峯山の頂上への道と 鐘掛城というピークとに分かれますが

最初にまず鐘掛城に行ってみることにしました。

・・・が この雪!

びっくりしたなあ もう! 

 

 

 

 

 

 

 

弱足隊員がびっくりしてる間に 二人はどんどん進んで行きます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなに雪があったとは!

今日はなにしろ頂上まで15分・・・というのが頭にあり

ストックも持って来てないし なんと靴もハイキングシューズできちゃいました。

あらら・・・。

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと開けた場所に出たもよう。 

 

 

 

 

 

 

 

 

いい眺めだ。 

 

 

 

 

 

 

 

あの山は・・・えっとぉ・・・あの、その・・・・

全然わからない弱足隊員。

いつものことです。 

 

 

 

 

 

 

 

面倒くさがらないで地図を見りゃあいいのに それもしない。

山が見える・・・それだけでもう満足しちゃう単純な女。 

 

 

 

 

 

 

 

すごい急な道。

どうやら木の階段になってるみたいです。 

 

 

 

 

 

 

 

息が切れたら後を振り返る。

・・・・あれ、 どっかで聞いたことある台詞だね。 

 

 

 

 

 

 

電波塔を従えた城峯山の頂上が向こう側に見えました。 

後で伺いまーす!

 

 

 

 

 

 

 

まずは鐘掛城へ。 

 

 

 

 

 

 

 

はい、到着。

鐘掛城の頂上ゲット。

おめでとう!

ありがとう。 

鐘掛城・・・・

武田軍の秩父侵略を防ぐために作った山城だそうですが

秀吉による天下統一で存在の意義がなくなり廃城になったとか。

城峯山の将門伝説とは全く関係がないわけですね。

 

 

 

 

 

 

 

では 今度はその将門の方の城峯山へ参ります。

途中、眺めのいい場所では ちょっとまた足を止めながら。 

 

 

 

 

 

 

 

一応お守りアイゼンは持ってきたので 弱足隊員のみ装着します。

でもハイキングシューズだから フィット感がイマイチ悪い・・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪の上をサクサク踏みながら 歩くと

 

 

 

 

 

 

 

先ほどの石間峠に到着。

 

                  <その3> へつづく・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▲将門伝説の山 城峯山 & 春の使者に会いに <その3>

2008-02-28 04:00:00 | ▲2008年山行報告

 

                 <その2> からのつづき

今度はここから城峯山頂を目指します。 

 

 

 

 

 

 

 

上って上って 

 

 

 

 

 

 

 

もっと上がって

 

 

 

 

 

 

 

展望台が見えた! 

 

 

 

 

 

 

 

電波塔を兼ねた展望台に到着。

早速上に行ってみよう! 

 

 

 

 

 

 

 

っと、その前に・・・・

城峯山頂上ゲットおめでとう!

ありがとう。 

 

 

 

 

 

 

 

一等三角点を グーチョキパータッチ! 

 

 

 

 

 

 

 

展望台です。

360度ぐる~り 見渡せます。

関八州 自分のもの! 

また天下取っちゃった気分。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは山の名前がわからなくても こうやって説明板がついてるので

すっごく助かります。 

でもせっかくの360度の景色が 今日は春霞でよく見えない

どこを見ても弱足してる・・・ (=ボケーッとしてる)

同定ができない弱足隊員でも 両神山はわかります。

あのギザギザ・・・

2年前からリストに入っていながら 未だにゲットできてません。

お正月から隊長が 「今年は絶対に行くからねっ」 と 怖い顔で脅します。

弱足隊員、岩が苦手なので 夢にまで出てくる始末。

あの頂上に今年、立てるのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

遠くの山はボヤ~ン・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

 

谷川や日光まで見えるはずだったのに。 

残念です・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

っとここで、な、なんと!!!

カルさんズ が伊豆ヶ岳にいることが判明!

おおっ! カルさんズ! 彩の国へようこそ!

伊豆ヶ岳、うっすらだけど見えてますよ~!! 

ヤッホー!!!!!!

なんか楽しいねぇ。 

ヤマ友さんとのこういうつながりって すっごくうれしくなる。

同じ空や風を共有してる感じ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

隊長はやっぱり両神に釘付け。 

 

 

 

 

 

 

 

さきほどまで居た 鐘掛城も見えます。 

 

 

さてと、ここらで山ごはんと参りますか。

そろそろお腹も減ったことだし。

展望台の脚の部分に陣取って用意します。

 

 

 

 

 

 

 

今日の山ごはんは これ。

養々麺。

今は子育てでちょっと山をお休みしてる ささのはさん から教えてもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

麺と一緒に具までセットになってます。 

 

 

 

 

 

 

 

まずは丼に麺とネギ等を入れます。 

 

 

 

 

 

 

 

そこに沸騰したお湯をかけ蓋をして3分待ちます。 (この時はなんと座布団を蓋代わりに・・!)

そう、チキンラーメンの要領です。 

しかし麺はラーメンとは全く異なります。

一番近いのは素麺かな。

 

 

 

 

 

 

 

3分経ったらスープときのこと七味を入れて出来上がり! 

チョーおいしい! 

おうちでも既に食べてますが 山で食べるともっとおいしい!

手軽で簡単。 

実はカロリーがすごく少ないので ダイエット中の私にもバッチリ!

ただ、山ごはんという点から考えると 

しっかりエネルギーを取らねばならない長時間の歩行には向かないのかなぁ。

今日みたいなお手軽山歩きには 問題なし! すごくいいです!

ささのはさん、いいもの紹介してくれてありがとう!

メッシーさん も思わずラップ調で歌っちゃった養々麺。 あなたもいかが? 

「HEY men♪ Yo Yo men♪」 (笑)

 

 

 

 

 

 

 

今日はこれに加えて 雛祭り御膳てことで。

一応これでも女の子ですから。 (ツッコミ厳禁)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ごはんの途中で 急に突風が吹いたと思ったら

黒い雲がモクモクと出てきました。

不気味~  そろそろ戻ろう。 

 

 

 

 

 

 

 

この後は晴れたり曇ったり。

なんだか風が急に冷たくなってきたね。

下に見えてる城峯神社目指して下ります。 

 

 

 

 

 

 

 

道の真ん中から雪と枯葉に分かれてる。 

 

 

 

 

 

 

 

雪もサクサク 枯葉もサクサク。 

 

 

 

 

 

 

 

分岐に出ました。

左に下りて行くと城峯神社。

しかしポレポレ隊は真っ直ぐ行きます。 

 

 

 

 

 

 

 

隊長のリクエストで天狗岩へ。 

 

 

 

 

 

 

 

また登りだー。 

 

              

    

 

 

 

 

 

しかも歩き辛い・・・ 

 

               <その4> へ つづく・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▲将門伝説の山 城峯山 & 春の使者に会いに <その4>

2008-02-28 03:00:00 | ▲2008年山行報告

 

              <その3> からのつづき

すっごく狭そうなので 弱足隊員は下で待つことに。

眺めはどうってことなかったみたいです。

さっきの展望台の方が100倍良かったらしい。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ま、それでも隊長は一応満足したらしく。 

 

 

 

 

 

 

 

城峯山の頂上がよーく見えました。

ちょっとの距離なのに なんかすごく遠く感じる。 

 

 

 

 

 

 

 

分岐から今度こそ神社へ。

実は帰ってからわかったことなのですが

隊長が行きたかったのは 将門の隠れ岩、と呼ばれる場所で

そこは天狗岩の下の道を行かなければならなかったようです。

本当はそこの鎖場を登りたかったみたい。  (行かなくて良かった・・・・)

 

 

 

 

 

 

 

城峯神社。

予想してたより立派でした。

 

 

 

 

 

 

 

ここで副隊長が見つけちゃったんですよね。 

 

 

 

 

 

 

 

灯篭に鹿の絵。

 

 

 

 

 

 

 

こっちは狐・・・。

残念ながら鼠はいませんでした。

マキメファンならわかるはず。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

トイレあり。

男性用は将門。

女性用は桔梗。

桔梗に入ろうとしたけれど 冬季は使用不可とのこと。

近くの冬用トイレを使いましょう。 

 

 

 

 

 

 

 

すっごい杉の木。

ミニ杉並木になってます。

大きさをアピールしたかったのですが

弱足隊員のデカ尻のせいで 杉の大きさが目立たない・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

狛犬まで笑ってるし。

ひどいじゃないの~! あっこちゃん風に) 

 

 

 

 

 

 

 

気にしないで進もうっと。 

 

 

 

 

 

 

 

杉といえば・・・

花粉症の隊長・・・そろそろ始まってます。

この日も鼻シュッシュと目薬持参。

 

 

 

 

 

 

 

さて、車を置いた場所まで戻ります。 

 

 

 

 

 

 

 

 

来た時に通った分岐です。 

 

 

 

 

 

 

 

あとは林道を戻るだけ。 

 

 

 

 

 

 

 

武甲山がうっすらと。 

 

 

 

 

 

 

 

お留守番ご苦労様。

帰ってきたよオ。 

 

 

 

 

 

 

 

来る時タイヤが滑った場所に 滑り止めの砂利を撒きます。 

なんとか無事に通過。

 

 

 

 

 

 

 

林道を戻り、宝登山が見えた頃には 空はまた不気味な色に変わってました。

カルさんズ、大丈夫だったかねぇ・・・・などと話しながら通過。

この後、高速に乗ったら急に雨が降ってきて 

途中から雨が雪に変わり、強風と雪で一時は吹雪状態になりました。

家に着いたのは3時半くらいでしたが 義理ママの話では

平地でも空が真っ暗になって 雨が降ったと言ってました。

ああ、無事に着いて良かったね。 

 

今回会ったお花さんたち 

 

フクジュソウさん、ありがとう。             秩父紅もありがとう。

 

           

           そしてそして ちょっと早かったけどセツブンソウ。
          初めて見ることができました。 咲いててくれてありがとう。

 

 

バッジ風絵      

いつか本物のバッジにしまーす。 (弱足作)    ⇒ しました!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回は アマーイ! と言われちゃうミスがいっぱい。

まずはチェーンを持ってこなかった。

ストックも持ってこなかった。

そしてなんと雨具も持ってこなかった・・・・!!!

駐車場から15分で頂上ということで 本当に油断しました。

こんなに雪があるとは思ってなかったし

予報は見てたけど 我々は早い行動だから大丈夫だよね、

・・・と勝手に判断し 軽く考えていました。

低山を侮ってはいけません。

歩行時間をそのまま鵜呑みにしてはいけません。

結局は林道を歩くことになったわけだし。

山の基本を忘れてはいけないなーと ものすごく反省した一日でした。

もう少し遅かったら 完全に雨風にやられてたことでしょう。

ポレポレ隊、(っつうか弱足さん) 、山ごはんばっかり力入れすぎじゃないの? って怒られそう。

今回ばかりは どんどんツッコミ入れてください。

全て厳粛に受け止めたいと思います。

今回は関東百名山ということもあってか 10名ほどのハイカーさん達と会いましたが

マイカー登山のお気楽パーティは我々だけみたいでした。

皆さん、えらい・・・

 尚、ヤマ友さんの 山塔花さん が 下からのコースを紹介してくださってます。

ああ、この記事をもっとちゃんと読み込んでいれば 

雪のことも書いてあったのに・・・ますます反省。  

 

この日は2月23日。

そう、富士山の日でした。

でも残念ながらその雄姿を見ることができなかった・・・

よおし! 次は絶対に富士山見に行くぞー!

 

 

― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―

城峯山 じょうみねさん 

埼玉県  1038m  関東百名山  日本の山1000

コース・・・・林道途中(9:50) ~ 石間峠(10:20) ~ 鐘掛城(10:35)

       ~ 城峯山(11:10) ~ ゴール(車)(13:05) 

全所要時間・・(フクジュソウ等は含まない) 3時間15分 (含 昼食、休憩)

歩行時間・・・・約2時間15分

メンバー・・・・・隊長、副隊長、弱足隊員 (いつものポレポレ隊メンバー3名)

 

 

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▲駅から歩ける展望の山  甲州高尾山  <その1>

2008-02-14 11:00:00 | ▲2008年山行報告

 

歩いた日 2008年2月11日 (祝日)

3連休の最終日、2008年二つ目のお山に行ってきました。

高尾山です。

高尾は高尾でも 山梨県の高尾山。

東京の高尾山は 富士山と共に

ミシュランの観光部門の三つ星にも選ばれてる人気のお山ですが

今回ポレポレ隊が登った甲州高尾山は

あまりガイドブックにも取り上げられていない・・・

つまり あまりメジャーではないお山のようです。

なんでかなー どんなお山なのかなー。

それではポレポレ隊が その辺を詳しく調べてきます!

前回の 伊予ヶ岳 で 義理ママから雪山ダメ宣告されたと書きました。 

連休初日にまた雪が降ったこともあり、ピクピクしてる義理ママを後に

ひたすら笑ってごまかしながら出発しました。

アハハハハ・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

圏央道から中央高速。 

ほんと便利になったよねえ~ と通る度に何度も言っちゃう。

路肩には一昨日降ったと思われる白いラインができてました。

辺りのお山もやっぱり白い。

義理ママのピクピクした顔が一瞬脳裏を横切ります。 ・・・(゜_゜i)タラー・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

初狩PAでトイレ休憩。

高速に乗っかって朝食を。 

 

 

 

 

 

 

 

勝沼ICで降ります。

南アが 「いらっしゃい!」 の大歓迎。

ワクワクするねー。 

 

 

 

 

 

 

 

さて、甲州高尾山をマイカー登山する場合、

菱山深沢林道を通って大滝不動尊まで上がってしまう人が多いようです。

雪の心配さえなければポレポレ隊もそうしたかったのですが

高速でさえ路肩にあれだけの雪があったのだから 林道の凍結が気になります。

無理はしない、のポレポレ隊。

今日は下から歩くことにしました。

大善寺の駐車場に車を置かせてもらいます。

しかしここは 参拝する、という形でしか中に入ることができません。

受付のインターホンを鳴らし その旨を伝え、(時間は6時40分くらいでしたが平気でした)

一人400円の拝観料を払って中に入らせてもらいます。

ここ以外では路駐しかないと思われます。

ポレポレ隊は1200円 (400円×3人分) 払ってここに置きました。

尚、大滝不動尊まで上がる場合は山門前に5,6台の駐車スペースがある模様です。

カルディナさん、こんな説明でわかりますか? すみませーん。)

 

 

 

 

 

 

 

今日の手ぬぐい・・・・椿です。 

 

 

 

 

 

 

 

さて、ここ大善寺は国宝です。

薬師如来象や月光菩提像などの重文もあります。

坐禅修行もできるし おまけに史蹟民宿としても受け入れてます。

時間があればゆっくり観たかったけど

今日の目的はお山なので ごめんなさい。

本来は一度20号線に戻り、標識に沿って登山道に行くところですが

せっかく拝観料払ったことだし、山門だけでも通ってみましょ。 

 

 

 

 

 

 

 

立派な山門。

気持ちがキュッと引き締まる。

 

 

 

 

 

 

 

仁王様にご挨拶。

素通りでごめんなさい。 

 

 

 

 

 

 

 

陽が当たらない場所には 平地でもけっこう雪が。

ぶどう畑を見ながら行者堂方面へ。 

 

 

 

 

 

 

 

えっと実はこの写真は帰りに撮りました。(いかにもこれから登るぞ!っていう雰囲気で撮りました。笑)

山門を通って登山口へ行く場合の道を 行きに撮り忘れたので。

行者堂と鐘楼の間の道を右に折れるとすぐに二股に分かれます。

登山道は右の道へ。

 

 

 

 

 

 

 

細い道を進むと開けた場所に出ます。

五所神社前の広場です。

大善寺の駐車場から 山門を通らずに一度20号線に出てから進むと

階段を上ってここで合流することになります。 

 

 

 

 

 

 

 

ここで既にこの景色。

感動の始まり始まり。 

 

 

 

 

 

 

 

五所神社の右側にある道を進みます。 

 

 

 

 

 

 

 

ここが登山口だぜ! っていう表示はないけれど

ごく自然に山道になっていきます。 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっとだけサバイバル気分を味わいながら 

 

 

 

 

 

 

 

まるで晩秋・・・って感じの風景の中に吸い込まれていく。 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初からけっこうな登りでした。

雪は所々残ってる感じ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のルートは 南アと甲府盆地がもれなくセットでついてきます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほらね。 

 

 

 

 

 

 

 

 

グングン高度を稼ぎながら上を目指します。 

 

 

 

 

 

 

 

そして後を振り返って息を整える。

この連続。 

 

 

 

 

 

 

 

送電線が立ってる最初の休憩場所。

ここからちょっと逸れると柏尾山なのかな。

 

 

 

 

 

 

 

雪の量がちょっとずつ増えてきた。

アイゼンはつけてません。 

 

                <その2> につづく・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▲駅から歩ける展望の山  甲州高尾山  <その2>

2008-02-14 10:00:00 | ▲2008年山行報告

  

                <その1> からのつづき        

明るい尾根道を進みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

また一つのピークに。

 

 

 

 

 

 

 

こんなです。 

感動しちゃおうか。 

 

 

 

 

 

 

 

登っては立ち止まり、振り返る。 

これを100万回続けます。 

 

 

 

 

 

 

 

そしてまた平らな道。

明るくて気持ちいい。 

 

 

 

 

 

 

 

雪の量は場所によって 増えたり減ったり。 

私の体重は増える一方。

 

 

 

 

 

 

 

すごく暖かくて、駐車場を出発してから 

隊長も副隊長も 上着、帽子、手袋を次々取っちゃいました。 

野球拳状態だよ。 (笑)

 

 

 

 

 

 

 

下ってはまた登り。

その度に 副隊長が文句言ってます。

「せっかく登ったのにまた下るんかい。」

お気持ち、お察しします。

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても弱足隊員、遅すぎ。

どうしても下りは慎重になるので 二人に置いていかれちゃうの。 

 

 

 

 

 

 

 

けっこうな傾斜ですが ここは雪が融けてて良かった。 

 

 

 

 

 

 

 

不自然に立ってる木。 しかも半分だけ・・・。

実はこのお山、1997年に大規模な山火事にあってるんです。

斜面一帯の樹林が焼失してしまったそうで

その後に植林された苗木が1m前後に育ってました。

 

 

 

 

 

 

 

 

この景色が見られるのは 火事によって樹林が燃えてしまったから、

っていうのがなんとも皮肉なことです。 

 

 

 

 

 

 

 

越えてきた山の向こうに広がる景色。 

 

 

 

 

 

 

 

そして行く手に連なる山々。 

何番目のピークが頂上なのだ?

 

 

 

 

 

 

 

遠くに見えてた山が だんだん近づいてくるのは

とってもうれしい。 

でも歩いても歩いても着かない時は

ちょっと悲しい。

 

 

 

 

 

 

 

一つずつ丁寧にピークを頂きます。 

 

 

 

 

 

 

 

疲れたらまた振り返ればいいんだから。

 

 

 

 

 

 

 

ここにも火事の傷跡が。 

 

 

 

 

 

 

 

二人はいいねぇ。

弱足が追いつくまで 休憩できて。 

 

 

 

 

 

 

 

私は何度も言ってるように 全然山の同定ができない女ですが

副隊長も負けず劣らずでございます。

この日も何度も隊長に聞いてました。

甲斐駒だけで何度確認してたことか・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしてもきれいだなぁ。

粉砂糖をパラパラ撒いたみたいにポワーンと白い。

それがなんだかとっても心地いい。 

 

 

 

 

 

 

 

と・・・・・・前を歩いていた隊長が

「ママー! 来て! なんだろう、これ! もしかしたら アフーさん じゃない?」

え? アフーさん?

『A F -』

おおっ! 確かに アフーと読めるかもしれない!

ひょっとして来てるのか? 頂上にいるのか?

暗号でそっと知らせてくれたのか?

よし! ここからのテーマは 

 

アフーさんを探せ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

アフーチームを探してどんどん進みます。 

 

 

 

 

 

 

 

相変わらず上ったり下ったり 平らだったり。 

 

 

 

 

 

 

 

しっかりした踏み跡はあるものの

全然人の気配がないねぇ。 

本当にアフーさん、いるのかねぇ。

 

 

 

 

 

 

 

道標がしっかりしてるので 迷うことはありません。 

 

 

 

 

 

 

 

ゼーゼー言いながら登り

 

 

 

 

 

 

 

この世の終わりのようにして止まる。 

 

 

 

 

 

 

 

あっ! あれはっ!!!!!!! 

 

「北岳?」  と副隊長。

ガクッ・・・・・・・・

ちょっとちょっとぉ・・ 副隊長さんよぉ・・

せっかく元気百倍になりかけたのに

一気に脱力させないでちょうだいよぉ。

 

               <その3> へ つづく・・・・     

  

 

 

 

 

 

 

 


▲駅から歩ける展望の山  甲州高尾山  <その3>

2008-02-14 09:00:00 | ▲2008年山行報告

 

                 <その2> からの つづき

いきなり林道に出ました。

大滝不動尊とつながっている道です。

やっぱりけっこう雪あったね。

車で上がらなくて正解だったね。 

 

 

 

 

 

 

 

林道を横切ってまた山道へ入ります。 

 

 

 

 

 

 

 

どんどん高度を上げていきます。

剣ヶ峰まではあと少し。 

 

 

 

 

 

 

 

ほら、着いた。

ここはまだ頂上ではないのです。

甲州高尾山は この剣ヶ峰と、山名板がある頂上と、

東峰の3つに分かれているらしい。 (ガイドブックにそう書いてあった)

 

 

 

 

 

 

 

三等三角点があるのは ここ剣ヶ峰。

はい、それでは グーチョキパータッチ。 (今回から新採用)

甲州高尾山、剣ヶ峰登頂 おめでとう!

ありがとう。 

 

 

 

 

 

 

 

ほらっ! さっきよりももっと頭を見せてくれた!

弱足隊員の元気の源。

 

 

 

 

 

 

 

副隊長は ここが終点でも良かったみたい。

でも本当の頂上はまだ先だよ。

レッツゴー! 

 

 

 

 

 

 

 

こんな気持ちいい道なら どんどん歩けちゃう。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここから先もアップダウンの連続。 

 

 

 

 

 

 

 

それが終わるとまた平らの道。 

繰り返してるようでも 回りの景色はちょっとずつ違ってる。

だから全然飽きないよ。

 

 

 

 

 

 

 

また登る。

しかも雪いっぱい。 

 

 

 

 

 

 

 

今度は本当に頂上かあ? 

 

 

 

 

 

 

 

そうでした。

ここが甲州高尾山の頂上です。

標高1106って書いてあるね。 

昭文社の地図とちょっと違うけど ま、いっか。 (大菩薩嶺の地図だよ) 

 

 

 

 

 

 

 

ふぅ~・・・ 

いっぱい深呼吸。

ずっと見てきた景色だけど 頂上からだと尚更うれしい。 

 

 

 

 

 

 

 

今日の一つ目の目標は一応ゲット。

実は、もし行けたら山梨百名山の棚横手山まで行ってみよう、と思ってました。

でも予想してた以上に雪があって けっこう時間がかかってしまった。

副隊長と弱足隊員はもう満足だけど 

隊長は 先に進みたい光線バンバン出てる・・・。 、

帰りの時間もあるし、行けるところまで行くってことで出発。

隊長もそれで合意。 

 

 

 

 

 

 

 

アフーさん、いないねぇ。

どっかに隠れてるのかもよ。

 

 

 

 

 

 

 

ストック、ここまで入っちゃうくらいの雪。

ズボッ ズボッ ってしながら進みます。

これが時間かかるんだあ。 

 

 

 

 

 

 

 

特にこの人が・・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

分岐に出ました。

大滝不動尊から来るとここで合流。

展望台と書いてあるのは甲斐御岳神社のことみたいです。

不動尊から上がる場合は是非寄ってください。

我々はずっと展望台を歩いてきたようなものなのでパス。

 

 

 

 

 

 

 

 

富士見台まで行けたらいいけど  

 

 

 

 

 

 

 

ここは夏には向かない山だね、って言いながら歩いてました。

今日は本当に気持ちいいです。

 

 

 

 

 

 

 

もしかしたら ここが東峰なのかな。

なんの表示もありませんでしたけど。

 

 

 

 

 

 

 

ザックを置いて休憩します。

白峰三山もガッツリ見えてます。 

 

 

 

 

 

 

 

ほおら、見えた!

随分頭を出してくれました。

今更ですが 富士山です。 

北岳ではありません。 

 

 

 

 

 

 

 

ねえねえ、富士見台まで行かなくてもここでいいんじゃないの?

多分、ここと景色変わらないよ。

ここをゴールにしたいよねぇ。

っと、副隊長と弱足隊員。

 

 

 

 

 

 

 

ほら、この先の道もかなり急だし、雪も深そうだよ。 

 

 

 

 

 

 

 

納得いかない隊長に 無言の圧力をかける母。 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも この先の道の様子を見に行った隊長、

途中で雪にはまって転んだらしく

「やっぱりいいや、ここまでで。」 と折れました。 

 

 

 

 

 

 

 

イェーイ! それじゃここが今日のゴールってことで。

題して 『ポレポレ富士見台』

  

                   <その4> へ つづく・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▲駅から歩ける展望の山  甲州高尾山  <その4>

2008-02-14 08:00:00 | ▲2008年山行報告

 

               <その3> からの つづき

そうと決まったら山ごはん!

お腹空いた~!

でも隊長が ここじゃなくて ちょっと戻った場所で食べたいと。

よおし。 棚横手行けなかったし ごはんの場所くらい選ばせてあげる。

でも ちょっと待って。  そんなに下に行くと帰りが大変だってば。

しかもルート逸れてるし。

もうちょっと戻ってきて。

 

 

 

 

 

 

 

場所も決まり早速ごはんと参りましょう。

隊長と副隊長は久々ラーメン。 

 

 

 

 

 

 

 

弱足隊員は 昨晩の我が家のおかずだったロールキャベツを持参。

一日経つと また味がしみておいしいのだ。 

楊枝に気をつけて食べないとね。

 

 

 

 

 

 

 

だーれもいない場所を貸しきって こんな感じで食べてました。 

 

 

 

 

 

 

 

さて! 今度はデザートいきます。

まず牛乳を温め、 

 

 

 

 

 

 

 

その中に 小さく割ったチョコレートを 少しずつ加えていきます。

ゆっくりかきまぜながら 弱火でね。 

 

 

 

 

 

 

 

そう、チョコレートフォンデュでした!

バレンタイン大作戦。

ウフフフフ。 オホホホホ。

おいしくて思わず笑っちゃう。 

いちごよりバナナの方がおいしいね。

そういえば縁日でチョコバナナって売ってるもんね。

 

 

 

 

 

 

 

お山でチョコレートフォンデュ。

これ最高! またどっかでやろうっと。 

 

 

 

 

 

 

 

余ったチョコに牛乳を混ぜて温めれば

ホットチョコレートの出来上がり。

これまたグー! 

隊長がほとんど一人で飲んじゃった。 

 

 

 

 

 

 

 

さて、お腹がいっぱいになったら

今度は五感全部をいっぱいにしよう。 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回の伊予ヶ岳では会えなくて残念でした。

でも今日はあなたに会えてよかった。

本当に本当にうれしかった。

 

 

 

 

 

 

 

さ、戻るよ。 

 

 

 

 

 

 

 

来た時と同じように 下って上って平らになって・・・を繰り返すわけですが

ここで隊長と副隊長から提案。

途中まで林道を通って行こう。

その方が絶対に早いよ。

ちょっとズルしちゃうみたいだけど 

違う景色が見られるかもしれないから弱足隊員も賛成しました。

いや、実はその方が全然楽だからさ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

雪の上を無理やり林道めがけて下りていきます。

ここで全員が尻餅つきました。 

 

 

 

 

 

 

 

着地成功。 

 

 

 

 

 

 

 

全然雪がない所と けっこうある所と。 

 

 

 

 

 

 

 

ストックで遊びながらテクテク歩きます。

 

 

 

 

 

 

 

左手はずっとこんな景色。

そして行きに歩いてきた稜線も全部見える。 

 

 

 

 

 

 

 

ごはん食べたあと、怖いから一人だけお守りアイゼンつけちゃった。

途中からまた山道に入るので えーいこのまま歩いてしまえ。

だから一人だけ雪の上。

 

 

 

 

 

 

 

ここから甲府盆地を見ていると 

なんか天下取ったみたいな気持ちになる。

じゃあ、今日の私は三条夫人・・・・!?

いや、彼女は悲運の人だから やっぱり油川夫人にしておくか。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

そんなバカな妄想しながら歩いていると 無線アンテナの立つ分岐に出ました。

ここからは行きに通った道を戻ることになります。 

 

 

 

 

 

 

 

雄大な景色の中グングン下って行きます。

 

 

 

 

 

 

 

靴紐を直す隊長の後ろにも絶景が。 

 

 

 

 

 

 

 

上ってくる時は振り返らなくちゃ見えなかった景色が

今度はただ歩いているだけで全部自分のもの。 

 

 

 

 

 

 

 

眺めのいい場所で止まってる二人を抜いて

めずらしく先を歩く弱足隊員。

 

 

 

 

 

 

 

 

あら、見てたのね。 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっとだけ赤岳も見える。 

金峰山も乾徳山もみんな元気かーい!

粉砂糖の景色が午後になって ますますボンヤリしてきた。

誰かさんのボンヤリ加減とよく似てる。

この粉砂糖が春になると 桃の花でうっすらピンクに染まるんだって!

それもまたきれいだろうなあ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

一人で休憩。

一瞬だけソロ気分。

 

 

 

 

 

 

 

もうきちゃったか。 

ソロ終わり。

この辺りは火事の焼け跡が 一番痛々しい場所でした。 (行きも書いたっけ)

 

               <その5> へ つづく・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▲駅から歩ける展望の山  甲州高尾山  <その5>

2008-02-14 07:00:00 | ▲2008年山行報告

 

                <その4> からの つづき

そろそろ今日の山歩きも終盤。

名残惜しいねぇ。 

 

 

 

 

 

 

高度を落としながら町並みに近づいていく。 

 

 

 

 

 

 

 

ほんと、名残惜しいねぇ。 

 

 

 

 

 

 

 

植栽された木々がお行儀良く並んでます。

早く大きくなるんだよー。

次に来た時は どれくらい伸びているかな。 

 

 

 

 

 

 

 

最後の最後まで堪能しよう。 

そしてさよなら、また会う日まで。

 

 

 

 

 

 

 

結局アフーさんはいなかったね。

いや、アフーさんどころか 今日は登山者一人も会わなかった。

こんなにいいお山なのに なんで誰もいないんだろう。 

 

 

 

 

 

 

 

最後の最後は道がザレて滑りやすいので気をつけて。 

 

 

 

 

 

 

 

ああ、五所神社の屋根が見えた。

 

 

 

 

 

 

 

大善寺の境内に到着です。

 

 

 

 

 

 

 

 

階段を下りて山門をくぐれば 

 

 

 

 

 

 

 

駐車場です。

ガラ~ン・・・・ 

朝と同じ。

今日は山も駐車場もポレポレ隊が独占しちゃいました。 

お疲れ様。 楽しかったね。

最寄駅である勝沼ぶどう郷駅まではここから約1時間ほど。

時刻によっては市営の循環バスが出てるようです。

ポレポレ隊はこれから副隊長のリクエストの場所へ寄って帰りまーす。

 

 

 

 

 

 

 

はい、着きました。

その場所とは・・・もっちろん ぶどうの丘。 (asaさん、アフーさん、ひろさん、大当たり!)

そう、瑞牆山 の帰りに寄った場所です。

なんと甲州高尾山は ぶどうの丘の真正面にあったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

ドッカーン! 

ちょっと前まで居た山が目の前に。 

 

 

 

 

 

 

 

ソフトクリームはなかったので カップのアイスを食べました。

味は・・・・。 

 

 

 

 

 

 

 

副隊長ワイン3本お買い上げ。

ワインを選んでる時の副隊長は すっごく楽しそうで

それを見てるとこっちまでうれしくなる。 

 

 

 

 

 

 

 

行きと同じ道を通って、無事 我が家に到着。

3連休の最終日だけど 高速に乗ったのが3時前だったからスイスイでした。 

なんとかギリギリで夕飯の準備に間に合ってよかった~。 

 

 

バッジ風絵 

近いうちに本物のバッジに変身させます。 → しました! 詳しくはバッジリストへ
(弱足作)
 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いいお山じゃないですか!

とってもとってもいいお山でしたよ。

なのに何故に誰もいない・・・・

もったいない。

駅からも歩けるし あの展望だし 富士山も南アも見える。

火事で焼けちゃったのは辛かったけど 少しずつ再生しています。

棚横手山と一緒に歩けば尚楽しいと思います。

我が家にたくさんあるガイドブックの中で

甲州高尾山を紹介していたのは たった1冊だけでした。

お付き合いさせて頂いているヤマ友さん達はどうだろう。

山リストをチェックしてみたら・・・ いたいた!

asa0110さん! 行ってましたねー。

さすがです。

展望はご覧の通り文句なしですが 静寂の山 とは言えません。

途中までは高速をかっ飛ばす車の音も聞こえるし

山を巻く林道もあの通り。

でも、それを差し引いても 弱足隊員はとっても気に入りました。

是非、あなたにも天下を取ってほしいです。(笑)

結局 あの 「A F -」 の意味はわからず。

副隊長は 「オートフォーカス」 じゃないの?

じゃ、最後の 『-』 は?

「オートフォーカスー」 かい?

ますますワケわからないけど ま、いいか。 (アフーさん、いっぱい名前出しちゃってごめんね。)

 

 最後に一つだけ気になったことを書きます。

この日、登山者に一人も会わなかったと書きましたが

登山者じゃない人には会いました。

かなり下った場所に 犬を連れた男性がいました。

猟銃を持ってました。

イノシシ狩りをしている、ということでしたが

こんな場所で?

すぐ近くに人家があるのに?

確かに山の上には獣の足跡があって 

副隊長と これ何の足跡だろうね、って話しながら歩いてたんです。

その人たちとすれ違ってから 副隊長は 「三人固まって歩こう」 と言いました。

万が一ってことがあります。

歩く時はできれば明るい色のウェアがいいかもしれませんね。

余計なお世話かもしれないけど。

長くなっちゃってごめんなさい。 

おんなじような写真ばっかりでごめんなさい。

最後までお付き合いありがとうございました。

感謝感激 ポレポレ隊!

 

― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―

甲州高尾山 (こうしゅうたかおさん)

 山梨県  1027m (頂上板より)

 コース・・・・・・・大善寺駐車場(7:10) ~  甲州高尾山(9:30) ~  

         ポレポレ隊認定富士見台?(10:30) ~ 林道分岐(12:20) ~

         大善寺駐車場(13:55)

全所要時間・・・6時間45分(含 昼食 休憩)

歩行時間・・・・・約5時間30分 (雪がなきゃこんなにかからないと思います。)

メンバー・・・・・隊長、副隊長、弱足隊員 (いつものポレポレ隊メンバー)

 

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